<17th July Mon>
急遽、明日から3日間会社休めることになり、午後と夜は色々あって出掛けるるのですが、少なくともこれで午前中は空いたので、一気に溜まってるネタを片付けけなくっちゃね まずは先月からの残り。
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随分前のコンサートを今頃アップするのは気が引けますが、高い切符代を払ったコンサートだし、写真も撮ったので一応記録しときます。
6月24日はチェチリア・バルトリとフィリップ・ジャルスキーのコンサートに行きました。
写真でおわかりのように、いつものかぶりつき席ではなく、遠い二階のバルコニー。もちろん前の方の席をリクエストしたのですけどね、Wigmore Hallはフレンズ予約で席が選べないのが問題で、超人気の二人ですからこんな席でも取れただけありがたいと思わないといけないのでしょう。 リターンを狙ったけど駄目だったし、こんな席でも行く価値あるのかなあ・・、とぶーたれながら、まあ一応ホットなコンサートだし、席が取れたんなら行かなくちゃね。
Cecilia Bartoli mezzo-soprano
Philippe Jaroussky countertenor
Ensemble Artaserse
で、どうだったかと言うと、
いくつかの違うオペラからのアリアを繋げて歌い、内容に脈拍はなくても、さすが芸達者な二人のこと、表現力豊かに歌い上げてくれて、アンサンブル・アルタセルセの演奏も素晴らしく、とても水準の高い良いコンサートだったのはわかるのですが、遠くから眺めてるだけという感じ
遠くの音源が壁に反射して届く声よりも、私はやっぱりストレートに富んでくる生の声が好きなので、コンサートホールとしては音が良いと評判のWigmore Hallの方が良い筈なのでしょうが、席が選べるバービカンでやってくれる方が私にとってはマッチベター。
今回のWigmore、ジャルスキーはまだしも、バルトリの声は近くで聴くのとは全く違って聴こえ、バルトリを聴いたとはとても思えなくて、やっぱり行かなきゃ良かったとすら思いました。 これからは二階席から女性歌手を聴くのは止めます。 それを学ぶために75ポンド(2番目に高い値段)も払ったのは高いレッスンだったこと(一番高い席は100ポンド)。
そう言えば、バルトリは去年11月にバービカンをドタキャンしちゃったよね(→こちら)。その一年前はヴィラゾンという余分なオマケ連れだった上に散々だったし(→こちら)、これで3回続けてコケてしまったって、あんまりだわ・・。
Wigmore Hallは雰囲気も客筋も良いし大好きなんですが、ちょっと人気のあるアーチストだと希望通りに取れなくてイライラすることが多いので、年間100ポンド払ってたWigmore Hallのサポート会員は辞めました。 その代わり、一般で好きな席選んだり、直前にリターン狙うことにします。
クラシックコンサートやオペラは席によって音の聴こえ方が随分違うので苦労するわけよ