<4th Aug Fri>
今夜のマリインスキー・バレエのアンナ・カレーニナの帰り道、ステージドアがある通りで若い男性二人とすれ違った時、暗かったけど、一人は東洋人だったので、「あっ!キミン・キム君だ」とすぐわかりました。そして、すれ違いざまにわかった連れが誰かと言うと、あのかわゆいウラジミール・シャクリャーロフじゃないですか。若い二人は話しながらでも歩くのが早い! それでも彼らが誰だか知ってる女友達と一緒だったら追いかけたかもしれないけど、トーチャンは反対方向にどんどん歩いてっちゃうし・・。 ま、マリインスキーの花形プリンシパル二人とすれ違っただけでもラッキーってことで。 尚、後姿を目で追ったところ、二人はほぼ同じ背丈でした。
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7月29日、マチネの白鳥の湖に着物姿が6人揃いました。
4月にハーリンガム・クラブHurlingham Clubという名門クラブに着物でご一緒した時と同じ顔ぶれですが(→こちら 、その時のことはクラブ会報誌に載せて頂いたんですよ)、その時に話が決まってから皆さんとても楽しみにして下さってたらしく、悪天候にも拘わらず、脱落者ゼロ(雨に怖気づいて化繊の着物にした私が一番手抜き・・)。
訪問着2名、小紋2名、絽2名と日本ではまずお目に掛かれないごちゃ混ぜグループですが、海外での着物お出掛けはこれが楽しいんですよね。 開演前に初めてもしくは久し振りの方をざっとご案内してオペラハウス中を駆け回りましたが、たくさんの方に褒めて頂きました。 沢山いた少女たちの視線も熱かったですが、アニメやゲームでお馴染みの日本の違う面に接して何かを感じてもらえれば嬉しいです。
席は舞台横のストールサークルで、片側5席しかないのでそれぞれ3人づつ座りましたが、「あはは、ステレオ着物集団がいる~」、と微笑んで下さった方もきっといることでしょう。
Kさんの薄色の総絞りの訪問着は最近里帰りでゲットなさったうちの一枚。着物に興味を持つと里帰りも楽しみが増しますよね。A先生の絽も品の良いお色目で素敵。
バレエ自体も、マチネということもあって誰もプリンシパルが出てないのでレベル低いかもと心配でしたが、私が3回観た中ではベストで、皆さんに楽しんで頂けたようです。特に若くて可愛い王子様がうんと年上のオデット姫に惚れるシチュエーションってなんか嬉しかいじゃないですか(→こちら)。
5時過ぎに終わったら外はかなりの雨で困りましたが、着物をたくしあげたりして対処し、予定通りちょっと歩いたサボイ・ホテルのアメリカン・バーへ。 午後の早い時間だといつもガラガラですが、この日は夕方のせいか満席だったので、優雅にお茶頂きながらここでもたくさんの方に着物を見て頂けました。
私のオヘソのアップ。 ブローチを帯留にする金具を使えば、この通り、洋服ではサマにならない七宝の大きめのブローチも使えます。
これが7月の着物お出掛け6回目となり、6月に続きよく頑張りました。今年通算では26回目(一覧は→こちら)。