Quantcast
Channel: 着物でオペラ in ロンドン
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3001

着物でアフタヌーン・ティ(カフェ・ロイヤル)とオペラに

$
0
0

<18th Sept Mon>

日本は台風で大変だったようですね。ロンドンは既に晩秋の雰囲気で寒いです。

---------------------------------------------

     

9月12日、我が家にお泊りになってオランダのレイネさんと、前日に続いて着物でお出掛け。

レイネさんの華やかな総柄小紋のとは対照的になるように水色の無地と白い可憐な帯を候補にしていたんですが、手持ちの着物や帯をいくつかおご覧頂いて相談した結果、似た感じのコーディネートに変更。 私は着物も帯も流水柄で、どちらも知り合いに頂いたもの。

 

       

 

  

前からロンドンでアフタヌーン・ティがご希望だったレイネさんが選んだのは、ピカデリー・サーカス近くのカフェ・ロイヤル。ちょっと前に5ツ星ホテルHotel Café Royal(→こちら)になりましたが、ここに有名なオスカー・ワイルド・バーthe Oscar Wilde Barがあります(→こちら

かつてはレストランでオスカー・ワイルドが足しげく通い、有名なおホモ達のLord Alfred Douglas(映画→こちらではジュード・ロウでしたが実物も美貌→こちら)と出会ったのもここだったそうです。

 

       

暗くてキンキラキンで四方が鏡の怪しげな雰囲気は、アフタヌーン・ティ向けのイギリス風でもお花畑風でもないですが、ユニークで1865年からの歴史があり、有名人客もたくさん来てるようですから、変り種アフタヌーン・ティの場所としては面白いかも。

 

 

 どこまで行ってもずーっと鏡 

 

         

  

          

肝心の食べ物が上手く撮れませんでしたが、先にサンドイッチが出て、その後甘いケーキと スコーンが出てきました。 甘さ控え目だったので、甘いものが苦手は私でも頑張れば全部食べられそうだし(少しトーチャンのお土産にしたけど)、 どれも美味しかったです。  Afternoon Tes Award 2017(→こちら=このリストは役立ちそうです)を取ったそうですが、きっと味も評価されたんでしょう。 って、その割にはいつ来てもガラ空きなんですが。

 

私は2年前に一度来たことがあるのですが(→こちら)、胡蝶蘭さんとPrimroseさんはここは初めて。ロンドン在住者はアフターヌーン・ティには滅多に行きませんからね、海外からのお客さんが希望して下さったからこそ来られたわけです。 ピアノ演奏が多過ぎたし少々うるさかったのがナンでしたが、前回みたいにオスカー・ワイルドの言葉を時々朗読するという余興は廃止されてたのは救い。

税金とサービス入れて47ポンドちょっとというのも、リッツとかに比べればうんと安いです。

 

           

カフェ・ロイヤルで3時間くらいいてから、私とレイネさんは前日に続いてロイヤル・オペラ・ハウスへ。 ステージドアでマリインスキー初の英国人プリンシパルのザンダー・パリッシュにばったり。 舞台だとぱっとしないのに(→こちら)、素顔は素敵で背も案外高いじゃないの。 出身バレエスクールの公演のためにイギリスに来てたようです。

   

折角ですから、あちこちで写真撮りましょう。

 

モーツァルトの魔笛の初日でしたが、有名歌手は出てなかったのに、これが意外に良くて、更にこの日の満足度アップ。レイネさんはこのプロダクションをご覧になるのは初めてで、お得な舞台脇の席が直前に放出されたのも幸いして、充分楽しんで頂けたようです。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3001

Trending Articles