<2nd December (Fri)>
おわっ!気が付いたら12月になってて、今年ももうすぐ終わっ!
久し振りの着物記事です。
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10月は月間着物お出掛け回数新記録(11回)を打ち立てたのに、その達成感の後は一気にやる気が失せたか、11月は僅か2回。いずれもご一緒して下さる方がいてコミットできたからでしょう。
11月10日は、日本からいらした方とベッリーニのオペラ「夢遊病の女」へ。ブログをご覧下さって連絡下さったその方はオーケストラストールにお座りになったので、うんと安い切符のビンボー人とは席は別々でしたが、オペラハウスの中を案内しながら、ロンドン在住のご友人にあちこちで写真を撮って頂きました。
Iさんは着物には珍しいジャガード織ですが、色は地味なのに陰影のある織りと上品なシルバーが夜の照明に映えてとてもゴージャスですよねえ
同系色の帯と小物でドレス感覚の上級者コーディネートは私にはなかなかできない芸当ですが、今度マネしてみようかな。着物と帯でメリハリをつけた組み合わせにすることがほとんどなんですが、たまには全く違うコンセプトで考えるだけでも新鮮でしょう。
私は小さな薔薇の地紋の小紋に黒地の菊の帯という、いつものメリハリ重視のやぼったさ。帯は前回と同じですが、季節限定の菊柄ですから、冬になる前にもう一度登場させましょう。
Iさんがどういう着物と帯をお召しになるのか事前に伺っていたので、私の方が合わせたつもりですが、いかがでしょうか?
事前に相談するという点ではあーだこーだと打ち合わせに余念のないA先生と私のコンビで、11月30日、ロイヤルフェスティバル・ホールのLondon Philharmonic Orchestraのコンサートに行きました。
しかし、当日になって諸事情で先生が突然全てを変更なさってしまい、前日に準備せざるを得ない私は対応できないので、思い浮かべたイメージとは違ってしまいましたが、それでもなんとかサマになったでしょうかしら?
明るい色の小紋にすると先生が仰ったので私は対照的にダークにしたのですが、結局先生もダークになさったので二人で黒っぽいいでたちになってしまい、夜のお出掛けにはちと華やかさ不足だったかもしれません。でも、コーラス席の私たちはきっとそれなりに目立ったでしょうし、写真ではよく見えないでしょうが、全身ラメでチカチカの先生は近くで見るとゴージャスなんですよ。
ホールの外のクリスマス・イルミネーションともぴったりの先生のお着物ですから、寒いけど外で写真も撮りましょう。
あっ! 風が吹いて先生可愛い襦袢の袖がよく見えます。私はそこまで手が回らないのでいつもつまんない襦袢なんですが、ちらっと見える部分が着物には大切ですよね。
先生とご一緒の時はなるべく今までお見せしてなかった着物にしようと思うのですが、度重なると段々それが難しくるわけで、今回はかなり苦肉の策。でも、数少ない残りの中から選んだ黒地の小紋をとても気に入ってくださったようで、いつかこれを先生がお召しになって下さるかもしれません
というわけで、二人着物は学ぶことも考えることも多く、楽しみは一人の時より5倍増くらい
で、
これでやっと今年48回(一覧は→こちら )ですが、折角ですから50回にはしたいところ。幸い先生が12月に2度付き合って下さる予定なので、目標は達成できそうです。