<3rd June Sun>
家に籠ってブログの書き溜めとかしようとしてるのに、あいにくのピッカピカの好天気。どうしようかな・・。
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5月30日、そこそこ暑い日に着物でROHに行きました。
単衣は選択の余地が少ないので困った結果、椿のつけ下げに。柄が下にいくに従って大きくなるので、全身で見ないと良さがわからないですね。 私の着るものに全く興味のないトーチャンにすら「又この帯なの?」と言われてしまった登場機会の多い便利な黒地の名古屋帯で。
写真はクリックで拡大します。
新しいバルコニーがこの日からオープンしたようです。ROHはopen upというコンセプトで大改装中で、9月から新装お目見えらしいですが、オペラやバレエの切符を持ってない人にも利用してもらうのが目的のようなので、そうなるのか怖れています。
胡蝶蘭さんがお召しのグレーの単衣は、私が知り合いから頂いたものですが、去年ご一緒した時に(→こちら)とても気に入って下さったのでお嬢りしました。上品で格調ある帯とも組み合わせもお上手で、思った通り私よりお似合いで嬉しいです
不定期に時折行われる資金集めのガラ公演で、ディナー付きだと1,500とか2,000ポンドだったかも。 ご飯無しの席でもちょっとお高目で、しかも大した歌手は出ないので、切符代をケチってupperslipの割と舞台に近い方にしたら、舞台は半分しか見えないは、声が割れて聴こえるはで、二度とここには座るもんか。あ、upperslipの同じ列でも舞台から遠い方だと音が良いので悪くないのですが、切符ゲットで出遅れたので残ってませんでした。
舞台が縦半分しか見えないという点でも悲しい席でした。16ポンドだから仕方ないのですが。
いつものように、バレエは素晴らしくて、オペラはしょぼかったです。一番良かったのは上半身裸で踊ったムンタ君(ヴァディム・ムンタギロフ)
赤いドレスはプリティ・ヨンデ。この4日前のヴィースバーデンはキャンセルしたのに、ここには出るのね・・。
パンツ一丁の平野亮一さんが目立ってますが、残念乍らムンタ君は私からは見えない側に立ったので全く写真撮れず。
なので、友人の写真を拝借。後ろにいるブライアン・ハイメルの顔がムンタ君より大きい(彼が出るから高い切符買いたくなかったのだ)
終演後のディナーの設え。今回は盛会のようでテーブル数も多かったし、カラフルで美しいポール・ハムリンホールでした。
ディナーの有無に拘わらず正装の方がたくさんいて華やかなROHでしたが、雰囲気に便乗できたし着物で行けたし、まあ良しとしましょう。