<7th June Thus>
今夜はローエングリンの初日。待ちに待ったクラウス君のROH初主演(ルルの脇役では出たことけど)で幸せな私ですが、生クラウス君が初めてのオペラ仲間たちも皆さんにも彼の良さがわかって頂けたようです。
オハコですからクラウス君が素晴らしいのは言うに及ばずですが、オポライスの代役の新人ジェニファーも期待通り歌も演技も立派にこなして文句なし。テルラムント役だけが迫力不足だったけど、他は皆さん上手で盛り上がりました。
暗い色調のプロダクションですが、演出チームにブーイングは出ず、ということは個性に欠けて話題性には乏しいかもしれませんが、ストーリーがわかり易く、音楽の良さが引き立つプロダクションだと思います。
Music Richard Wagner
Libretto Richard Wagner
Director David Alden
Set designer Paul Steinberg
Costume designer Gideon Davey
Lighting designer Adam Silverman
Movement director Maxine Braham
- Conductor Andris Nelsons
- Lohengrin Klaus Florian Vogt
- Elsa von Brabant Jennifer Davis
- Ortrud Christine Goerke
- Friedrich von Telramund Thomas J. Mayer
- Heinrich I Georg Zeppenfeld
- Herald Kostas Smoriginas
演出家のディヴィッド・オルデンと。
クラウス君のローエングリンは何度も聴いてるし、至近距離で観た先月末のヴィースバーデンのタンホイザー(→こちら)ほどの感激はありませんでしたが、ロンドンでは知名度の低いクラウス君の実力をわかってもらえて嬉しいです。白い麻のスーツ姿も格好良いし
何度行くかわかりませんが(切符持ってる日に全部行くとあと5回)、とりあえずこの日曜日には又行きます。