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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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ローエングリンのまとめ

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<9th July Mon>

私と同じ誕生日のルイ王子の洗礼式。ジョージ王子似の可愛い顔立ちみたい照れ

日本は大雨で大変なことになってるそうですが、イギリスは珍しく連日のカンカン照り。二階の寝室はクソ暑くて寝苦しいので、昨日までの三晩は少しは涼しい一階の居間のソファで寝ました。となると、つい遅くまでYoutube三昧だ。どんどん新しい映像がアップされてるヒデキを見出すと止まらなくて、昨夜も3時間以上。うんと若い頃のヒデキしかリアルタイムで知らなかったけど、30代、40代もそれぞれ素敵だったのね。嗚呼、また涙・・しょぼん

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BBC3で土曜日に放送された7月1日のローエングリンをiPlayerで聴きながら(→こちら)、ローエングリン祭を振り返ってみましょう。ここでプロダクション写真もたくさん見られます(→こちら)。

 

ローエングリンってどんなお話かというのは、以前の記事でご覧下さい(→こちら)。先回の古めかしいプロダクションもご覧頂けます。

 

昨日はミュンヘンのパルシファルのライブストリーミングをパソコンで観ましたが、そうよね、やっぱりワーグナーの英雄にはヨナス・カウフマンのような野太い声でなくちゃと思ってる人が多いのも理解できます。私はボーイソプラノのように清らかなクラウス君(クラウス・フロリアン・フォークト)の声の方が好きだけど。

 

そのクラウス君がやっとロンドンに主役として来てくれたわけですが、飛行機代もホテル代も要らないわけだから、奮発してオーケストラストールの最前列に座ろうかしらと散々迷った挙句、遠征だと折角だからと奮発するのに、ロンドンだとオペラ観賞は日常生活と思うせいか270ポンドが出せず(一番高い切符はもっと高い)、その代わり、リーズナブルな舞台脇の席で行ける日は全て行くことにして、6回分確保しました(枚数制限で全部で4枚しか買えなかったので、友人のフレンズ枠を使わせてもらったり、不要の切符を譲ってもらってトーチャンの分も要るので7回分ゲット)。安いと言ってもワーグナーは高いので、95ポンド、75ポンド、58ポンドで合計398ポンド。

 

一応切符は買ったものの、果たして全部行くかなあ?と自分でもわからなかったのですが、始まったらすぐに「行ける日は全部行く!」という気になり、結局、風邪ひいて一回諦めた以外は、6月7日(→こちら)、6月10日(→こちら)、6月17日(→こちら)、6月28日(→こちら)、7月1日と5回行きました(出待ちは6月10日と28日の2回)。

 

誰もキャンセルせずに無事終わりましたが、オポライスが降板して代役となったワーグナー経験ゼロの無名の新人ジェニファー・デイヴィスは不安材料と思われてましたが、蓋を開けたら素晴らしかった上に回を重ねる毎に良くなって、立派なロールデビューでした。

 

4月に日本で2回聴いたし、今年はすっかりローエングリン・イヤーになってますが、これまでのクラウス君追っ掛けローエングリンはこちら↓

(タイトルをクリックするとブログ記事に飛びます)

ローエングリン 2012年11月 ミュンヘン KFフォークト、Eハレ、Eニキーシン、Mシュスター 

ローエングリン 2013年3月 ベルリン KFフォークト、Rメルベス、Cゴルケ

ローエングリン  2015年4月 ベルリン KFフォークト、Aハルテロス、Wマイヤー

ローエングリン  2016年5月 新国 KFフォークト、Pラング

ローエングリン (コンサート)  2018年4月 上野文化会館

ローエングリン(コンサート) 2018年4月 上野文化会館

 

追っ掛けは全て正面の舞台近くの席を奮発したこともあり、どれもビジュアル的にもうっとりでしたが、全体としてベストだったのはやっぱり3年前のベルリンかな。なんせ共演がハルテロスとマイヤーだし、大きな白鳥の翼を背負ってるクラウス君が素敵なんだもの。今回のロンドン版も悪くないプロダクションで、白い麻のスーツが似合ってたけど。

 

変わり映えしないけど、最終日のカーテンコール写真。

 

 

 

 

 


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