<26th July Thus>
今年一番暑い日になった今日、5時に帰宅したら都心よりは少し涼しい筈の我が家の外で35度。 湿気はないので外はカラッとして不快感はなく、通勤者にとって明暗を分けるのは電車や地下鉄で冷房が効いてるかどうかなのですが、幸い私はこれに関しては勝ち組なので、「地中海のリゾートみたいで良いかも」、と余裕で笑ってられるわけです。
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7月19日に続き(→こちら)、20日はオランダからのお客様レイネさんと又グラインドボーンオペラに行きました。ヘンデルのジュリオ・チェーザレですが、レイネさんの帯の南蛮船は、オペラに出てくるクラシックな船とそっくりで、まさにぴったり。モノトーンの絽の着物も粋で素敵。大きなスーツケースに着物3枚、帯3本を持ってきて下さってご苦労様でした。二人であれこれ迷うのも楽しかったです。
私は市松の洗える絽と、4月に名古屋で買った藤色の夏帯。後ろから見たら年はわからないでしょってことで派手な髪飾りも。うそつき襦袢と薄い着物だけだったので外ではちょっと寒かったくらい。
ビクトリア駅で合流した日本からのオペラ仲間さん3人も夏物と単衣で涼しげ。残念乍ら、時折ちょっとだけ雨も降る生憎のお天気で、初めてここにいらした母娘さんはお気の毒でしたが、うんと涼しくて楽でした(これなら袷でも大丈夫だったわね)。 あちこちに置いてあった緑の雨傘5人着物グループは目立ったでしょうね
オルガンルームでも勢揃い。この日の方がロングドレスの女性が多かったです。
オルガンルームの反対側。
雨天の場合は、オペラハウスの建物の三層の半円形テラスでピクニック。 今年はお庭に大きな小屋も出来てました。
私たちは無難にレストラン。昨日と同じMildmayですが、昨日は開いてた庭に面したガラスのドアが今日は閉まってました。寒いくらいでしたから。
前菜は麦のリゾット。 メインは冷たいビーフ。
デザートはピーチメルバ。コーヒーも付いて3コースで59ポンド。
昨日とは反対側の隅っこ近くでしたが、昨日はキンキンに冷えてた客席が今日はそれほどでもなくちょうど良かったです。
というわけで、暑過ぎたら困るわと心配してた2日間の着物お出掛けは、ほとんど苦しまずに楽しめて良かったです。