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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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アディーナ @ロッシーニ劇場 in ペーザロ

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<11th Sept Tue>

明日は会社休んでROHの切符争奪に参戦するのですが、オペラはぱっとしないので、バレエの方が多くなるかも。バレエは控え目にと思ってるのに、「ドン・キホーテ」があるのよねぇ。

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ロッシーニ・オペラ・フェスティバル(→こちら)が目的だったイタリア旅行、8月21日はサンマリノ共和国を観光し(→こちら)、夜はロッシーニ劇場(→こちら)でAdinaを観ました。

↓ 予定通りの歌手が出ました。

 

 

Conductor DIEGO MATHEUZ

Director ROSETTA CUCCHI

Settings TIZIANO SANTI

Costumes CLAUDIA PERNIGOTTI

Lights DANIELE NALDI

 

Califo VITO PRIANTE

Adina LISETTE OROPESA,

Selimo LEVY SEKGAPANE

Alì MATTEO MACCHIONI,

Mustafà DAVIDE GIANGREGORIO

CORO DEL TEATRO DELLA FORTUNA M. AGOSTINI

Chorus Master MIRCA ROSCIANI

ORCHESTRA SINFONICA G. ROSSINI

New co-production with Wexford Festival Opera

 

こっそり録音したと思われる音声がYoutubeに通しで投稿されてます(→こちら)。

 

オペラの詳しい内容については→こちらをご覧下さいですが、要するに、バグダットの太守が、若い婚約者アディーナには恋人がいて、二人で後宮から逃亡しようとするのを発見して死刑を言い渡すが、彼女は実は自分の娘だと言うことがわかり、めでたし、めでたし、という単純な話で、インターバルなしで一時間20分の短い作品。残念ながら駄作で、今回3つ観た中でも断トツにつまらなかったです。

 

それでも、パフォーマンスが良ければ、まだ楽しめたでしょうが、アディーナ役のリゼット・オロペーサは可愛いけど去年秋のROHのルチア(→こちら)の時ほど声が澄んでなくて魅力なかったし、ROHにも結構出る太守のヴィート・プリアンテは歌は悪くないけど喜劇は目が笑ってなくて下手だし、唯一良かった南アフリカ人テノールのレヴィー・セクガパーネは出番が極端に少なくて、ヴィースバーデンの愛の妙薬では素敵なネモリーノだったのに(→こちら)、ここでは見せ場がほとんど無し。 

セットは可愛くて、コーラスの人達が奮闘したのにも拘わらず退屈だったので、短いのが救いでした。 まあ、この日はロッシーニ劇場で観ること自体が目的だったし、幸か不幸かあてがわれたのが安い席(50ユーロ)だったので、行けてラッキーだったと思ってます。

 

ウエディングケーキの中は3階とも部屋です。

 

 

 

    

 

 

 

 

ハイヒール履いてるテノールは上手だったし、有名じゃなくても脇役が充実してるのがこのフェスティバルの良い点かも。

 


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