<23rd Dec Sun>
天皇陛下の最後の誕生日会見の御スピーチは感動的でしたね。85歳でお元気そうなのも安心しました。これからは皇后様とゆっくり過ごして頂けますよう・・。
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今回の旅行で、3ケ国4箇所でクリスマス・マーケットに行きました。
写真で見るとどれも同じに見えますが、マーケットの規模や周りの建物によって雰囲気も異なり、それぞれ興味深かったです。イギリスでもこの頃はクリスマス・マーケットが盛んですが、私はほとんど行かないし、どうせヨーロッパ大陸の真似してるだけなので、本場でクリスマス気分を味わえて嬉しかったです。 どこも気温が1、2度でしたが、風もないし全然寒いと思わず、理想的なクリスマス・マーケット見物でした。
マーストリヒト (オランダ) 12月10日
少し雨が降ってて時間も早かったので人がうんと少なくて、風情ある建物に囲まれて静かでしっとり。石畳は雨に濡れてた方が絶対に美しいですしね。
街の飾りも統一されてて、落ち着いた雰囲気。とても美しいお顔のマリア様。
エッセン(ドイツ) 12月12日
エッセンはかつて鉄と石炭で繁栄した工業都市。 今でもお金持ちが多く文化施設が充実してて、私たちはオペラが目的でした。
特に観光する所は無さそうですが、大規模なクリスマス・マーケットは有名のようで、新しくて味気ない建物に囲まれてる路面マーケットは可愛い雰囲気はないですが、幾つもの通りに延々とマーケットが続き、道に迷ってしまったほど。屋台や施設も大きくて立派なのが目立ちました。
沢山の屋台の中には外国のストリート・フードもあり、オペラの前の腹ごしらえにハンガリーのランゴスLangosという揚げパンを揚げたての熱々で頂きました。 ブダペストに出稼ぎ中のムスメも「ランゴス食べたよ」って言ってました。
デザートはチェコの筒型の焼き菓子Trdelnikトゥルデルニーク。これはプラハで何度か立ち食いしたっけ。 実はロンドンでも見つけた。
観覧車に近くには立派な大聖堂があり、黄金の聖母子像が売り物のようです。
クリスマス・マーケットと言えばグリューワイン。 珍しい白グリューワインを探して、オペラの前に軽く一杯。
アントワープ (ベルギー) 12月13日
半日観光もしたアントワープ。 美しい建物に囲まれたグランプラスは本当に絵のようなクリスマス・マーケットでうっとりでした。
修復中の市庁舎に掛かるカバーも青い照明がされて幻想的。 コンサートの開演が遅いのでゆっくりレストランでちゃんと夕食する時間があるので、マーケットは見学だけ。
アーヘン(ドイツ) 12月14日
この日は一人でアーヘン劇場のオペラに行ったのですが、2年前に温泉に行きがてらしっかり案内して頂いて街の様子はわかっていたので、方向音痴の私でも大丈夫でした。
中も見学した壮麗な市庁舎は夜も綺麗。やっぱり、古くて立派な建物があるとマーケットもゴージャスな雰囲気に。
市庁舎のバルコニーから眺めるマーケット。
パリパリして薄いアルザス風ピザの屋台があるといいなあと歩き回って探したら、ヤッホー!、ありました。 これがオペラの前の今夜の夕食。
飲む温泉もあるのですが、熱くて、手ではすくえません。