<20th Mar Wed>
明日はいよいよカウフマンとネトレプコ共演の「運命の力」の初日。今シーズンはこれしか威張れるものがないんだから、ROHの威信にかけても、ちゃんと二人揃って出て下さいよね。 ブダペスト旅行記録を続けます。
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3月15日(土)その1
朝4時起床、5時に家を出て、地下鉄を乗り継いででヒースロー空港へ。
トーチャンも私も窓際に座れるよう、席は前後ろで確保して、2時間ちょっとでブダペスト到着。バスで中心部まで30分(予定所要時間は50分。帰りは40分でした)。
時間がないのでホテルには寄らず、荷物持ったままで、チムニー・ケーキを急いで歩き食いしながら、リスト音楽院(リスト・フェレンツ音楽大学、Lizst Rerenc Academy of Music→こちら)に直行。1時半から毎日英語の見学ツアーがあるのですが、あまり知られてないようで、この日の参加は僅か9名。 ここはトーチャンのガイドブックには載ってなかったけど、グーグルマップでさまよっていたら偶然見つけて喜んだ今回の掘り出し物です(後でみたら「地球の歩き方」には名前だけ載ってたけど)。
ハンガリー生まれで後に英国籍になってSirになった指揮者ゲオルグ・ショルティ。
両親はドイツ人で、ハンガリーに暫く住んでもハンガリー語が全く話せなかったフランツ・リスト先生
1875年にリスト本人も拘わって設立されたアカデミーで、アール・ヌーヴォーとオリエンタリズムのそれはそれは美しい設え。数年前に修復されたばかりなので更に綺麗。旅行から戻ってから見つけたこのサイトのヴァーチャル・ツアー(→こちら)で、私たちが見せてもらわなかった部屋を含め、全てばっちり見られるので、実際に行く必要ないかもしれませんけどね。入場料はシニアだと半額で1,750フォリント(約5ポンド)。
ここのオルガンはヨーロッパで3番目に大きいそうです。
渋い色調だけど華やかでエレガント
今回はムスメと過ごすのが目的だったのでコンサートやオペラは行けませんでしたが、次回はここでコンサート聴きたいです。 有名アーチストは私が5年前に行った(→こちら)街外れの巨大でモダンな Müpa Budapest(→こちら)に出るのでしょうが、ここは雰囲気が素敵ですもんね。
一時間のツアーの最後はミニ・コンサート。10歳からここで学んでて今は修士課程のLaszlo Varadi君がベートーベンの月光とシューベルトを小さな部屋で15分くらい弾いてくれましたが、簡単で静かな部分ばかりだったので腕前はさっぱりわからず。
この後はすぐ近くの国立歌劇場に向かいます。