<9th June Sun>
昨日はコンサート、今日はオペラと楽しんであっという間に終わった週末。着物も着ました。
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先週末に行ったフランクフルト歌劇場Oper Frankfurtは、ドイツの各地にある歌劇場の中で、世界中のオペラファンから注目を浴びてるわけではないけれど、今回は大好きなカウンターテナーのアンドレアス・ショルが珍しくオペラに出てくれるというので初めて行ってみました。
中央駅から歩いて10分の河べり近くにあるこのモダンな新歌劇場は、1951年にオープン、1987年に放火で大部分が焼失、数年後に再建。豪華さはないけど、すっきりシンプル。 クラシックな劇場も良いですが、私はこういうのも好き。
開演一時間前から中に入れます。ここは切符がなくても入れる玄関ロビー。
一人で遠征しても、たいていの場合はオペラ仲間と一緒なので淋しくないのですが、今回も幸いなことに、このブログを通じて連絡下さってから時々メール交信させて頂いてるフランクフルト在住の方が同じ日に観に来て下さって、中を案内して頂き、一番上のフロアはバルコニーもあるし、カフェも空いてるし、トイレも便利、と教えて頂きました。
ここだけでは喋り足りないので、翌日はランチもご一緒して、たくさんお喋りできたのもこの旅行の収穫。
お喋りしながら軽くワインを一杯
バルコニーからの眺め。暑い日だったので、インターバルは涼しさを求める人で一杯でした。
冷房が効いてないみたいで、鑑賞中暑かったですが、こじんまりして理想的なサイズ。客席数はわかりませんが、1,500くらいではないかしらん?
私は前から3列目のほぼ真ん中でしたが、105ユーロというリーズナブルなお値段は凄く羨ましいです。
また一つ、新しい歌劇場に入れたし、ヘンデルのロデリンダはお目当てがキャンセルもせず楽しめて(→こちら)、遠征した甲斐がありました。
一人で早い夕食を頂いたのは、歌劇場の噴水の向こう側にあるChicago Meatpackersというカジュアルなビーフレストラン(→こちら)。ここも冷房なしでしたが、空いててのんびりできたし、オニオンの揚げたのがたくさん入ってたハンバーガーは意外な美味しさでした