<4th Dec Wed>
今日は会社休んでROHの春シーズンのフレンズ予約。大した歌手が出るわけではなく地味なラインナップなので、すんなり希望の席が取れました。しかし、2月予約の夏シーズンは争奪戦だろうなあ。ネトレプコのトスカ、4回しかやらないし(→こちら)。でも、ルチア(→こちら)からいつの間にかグリゴーロの名前が消えてる・・。東京であんな騒ぎ(→こちら)があったら驚きませんが、悲しいです。
午後は5ツ星ホテルでのアフタヌーンティーに着物で行きましたが、それは明日アップすることにして、今日は先週末の着物お出掛けのことを。
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グリニッジに裏千家のお茶室があるのは知ってましたが、思いがけず、日本舞踊の先生にお茶会にご招待して頂いて、日曜日に行ってきました。
11月16日の日本舞踊の会でお世話になった方への御礼ということで、琴伴奏させて頂いた私もお招き頂いたのですが、なんせお茶会なんて45年ぶりくらいでしょうか、楽しみにしつつもびびりましたよ、そりゃ。
(日本舞踊のイベントの写真を→こちらに追加しました)。
作法も全く覚えてない私、せめて格好だけでもちゃんとしないといけないと思って、お茶に詳しい方にこれなら間違いないだろうとご教えて通りにしたつもり。 品の良い訪問着と帯で。
まるでクリスマス・ツリーね、と皆さんに言われる我が家の前庭のNordmann firという木。そうね、いつか飾り付けてみようかしらね。今年は娘んちでクリスマスディナーなので、家に中にもクリスマスツリーは飾らないでしょうけど。
ご一緒した方の素晴らしい平安絵巻の帯。
踊りのお師匠さんである加代子さんがこんなちゃんとした会記も用意して下さった本格的なお茶会でした。まだお稽古始めて2年だけなのに素晴らしいお手前で、優雅な仕草で着物姿が更に美しくみえるし、大いに刺激受けました。
客は4人。作法の知識の度合いはそれぞれで、私なんぞ何も知らないわけですが、お手前拝見してたら、大昔に習ってた仕草を思い出しました。
そう、一応習ったんですよ、数年間。高校生の時から近所の親戚のお婆さんに習いに行かされたので(松尾流)。 年老いた先生はほとんどなにも教えて下さらなかったし、若い私は興味がなかったので全く身につかなかった稽古事でしたけどね。今ならお茶が素晴らしい総合芸術であることは理解できると思いますが、いかに何も知らないかがわかって悲しいでしょうね・・・。
写真は撮れませんでしたが、風情ある苔の日本庭園もあり、二部屋あるお茶室も立派で、ロンドンでこんな本格的なお茶会が出来るとは驚きです
というわけで、一体ここはどこ?という不思議で素晴らしい体験をさせて頂けました。