<27th May Thus>
今日の午後はユジャワンとLSOのコンサートに行ってきました。残念ながらユジャはミニスカートではなくロングドレスでした。写真は後ほど。
プロムス(7月31日~9月11日)の演目発表。そりゃ今年は有名アーチストは出ないし、観光客がいないので切符が買い易いかも。ハイライトはグラインドボーン・オペラのトリスタン&イゾルデでしょうか(8月31日)?
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5月25日にトーチャンと行ったグラインドボーン・オペラの続きです。
寒かったお庭散策はこちら↓
テーブルが用意してあるけど、外で食べる人なんているわけ? 普通の天気だって夜は冷えるのに。
見事に誰もいないお庭。いつもなら、正装のお客さんたちが散歩してるんですけどね。
タキシード持ってなくて普通のジャケットで行ったトーチャンは疎外感少なくてよかったと思うけど。
円形の建物がオペラハウス。
↑ 二階と三階のバルコニーは雨天ピクニック用ですが、閉鎖。
↓ バーもショップも閉鎖。
↑↓ オルガン・ルームも勿論閉まってる・・
現ご当主のガス・クリスティーズ氏が案内係と掃除係の女性と長話してました。実は私たちは彼らのすぐ近くのベンチに先に座ってて、後妻であるソプラノ歌手のダニエル・デ・ニースが6ケ月前に2人目を産んで(彼にとっては6人目で初めて女の子)、元気にやってることとかを彼が喋ってるのが聞こえてきたのですが、そこでパパラッチできないので、少し離れた所から盗み撮り
↑ ガス氏の祖父がオペラ歌手だった奥さんのために建てたのがこのオペラハウスです。現存のは30年近く前に建て治した新しい劇場ですが。
↓ 建ててもらった祖母のオードリー・マイルドメイ。
1時間45分もある長い幕間に外でピクニックするのがここの名物ですが、私はいつもレストランで。
今回はMiddle & Over Wallop。今年はNether Wallopは室内ピクニック用になってるし、Mildmayは外にあった臨時テントかもしれないので、おそらくここが唯一のちゃんとしたレストラン。
3コースで75ポンド。この値段でこの内容ではロンドンでは誰も行かないでしょうけど、ここでは目的は食事そのものではなく雰囲気でしょうから、その点では満足。
庭を歩き回って疲れたので、ワインは止めておきましょう。切符代高かったオペラで寝ちゃったら元も子もないでしょ。
前菜は冷たいアスパラガスとトリュフ。メインはチキンとポテトと焼きレタス、マッシュルーム。
では中に入りましょう。温かい雰囲気の木の劇場です。1200席のうち今年はどれだけ売ったのか知りませんが、私たちの周りでは半分だけ座ってました。
フェスティバルは5月から8月までだけど秋にツアー公演もやるので暖房がある筈なのに入ってなくて凄く寒かったので、上の写真の通り、毛皮着たまま観てたマダムもいました。私も前半はショール、後半は全部着込んで。暑い日ならイブニングドレスの女性も結構いるのに、今年はお洒落が出来なくて女性はがっかりでしょう。男性はタキシードがほとんどでしたが、入ってくる時は上着着てた人が多く、いつもの優雅な正装の雰囲気は無し。勿論マスク着用。
私たちの席はFoyer Circleの最前列の真ん中近くで眺めは抜群でしたが、やっぱりもっと近くで観たかったかな。
今年は当然切符の争奪戦が激しくて即売切れだったのを、リターンで取れただけでもラッキーなのですが。
今年のフェスティバルは、去年亡くなったガス氏のお母さんに捧げられてますとカーテンの上に書いてます。
ロッシーニの喜劇イタリアのトルコ人のパフォーマンスについては別記事で。