<26th Aug Thus>
8月3日にルートン・フーというお屋敷ホテルに友人とちょっと寄ったのですが(→こちら)、トーチャンと昨日あらためてちゃんと行ってきました。ホテルに買収された部分とそうでない部分があり、入口も違う二箇所でしたが、まずは水曜日しかオープンしてないThe Walled Gardenに(要予約、5ポンド)。
ちょっとしたお庭にはよくある壁で囲まれたガーデンは花壇と野菜と果物畑で、お屋敷に属してる場合は邸内に飾る花やおハイソな人の食事のための実用的な部分ですが、ここのはCapability Brownという超有名な造園家が1760年代にデザインした壁なのが貴重。なのに、長い間放っておかれて朽ち果てていたのを20年前にボランティアによって整備が開始、復興費用は結婚式テントと映画やTV撮影で調達してるそうです。この日もTV撮影で大賑わいでした。
私が今までに訪れた中では一番広くて、大きな温室もあります。10人くらいのガイド・ツアーに参加しました。
植物と壁の間も通れます。
白い建物が結婚式場。
この日時計は人が立って時間を知ることができますが、残念ながらこの時は曇り。
いくつかあるゲートも趣あり。
花に囲まれた白いベンチもいいですね。新婚カップルはここで写真撮ったりするのかしら?
広々とした中でたくさんのボランティアの人がプラントの手入れしてました。
枠が木の大きな温室、修復の目処はたってないそうですが、今のままの姿でも美しくてユニーク。
中心の部分のかつての姿。
一部は実際に使われてて、昔と同じようにワイン用の葡萄が育ってます。
ルートン・フーは、映画等の撮影ロケーションによく使われて、先回行った時のお庭編にも書きましたが(→こちら)、この日はNetflix放映のThe Neversというヴィクトリア時代のSFのシリーズ2撮影中で、道具を運ぶトラック、トレーラー、参加者の車等、凄い数の車が停まってました。Netflixは観られないので知らない番組ですが、次のジェームス・ボンド筆頭候補(と私は思う)James Nortonが出演(→こちら)。壁の隣にヴィクトリア時代の庶民の建物群が残っているので、そこで撮影するものを思われます。
馬が5頭(向こう側にも一頭いるので)。
壁の中に設えられた臨時テントは、ちらっと覗いたところ、衣装やカツラが置いてありました。
ヴィクトリア時代のお巡りさんが「はい、チーズ」
おそらくランチ休憩。
作業中のボランティアさん、カメラ撮影の訪問客、俳優さん、撮影クルーが一枚の写真に納まりました。
静かな庭を想像してたのに、賑やかで面白いことになりました
ここで撮影された映画はたくさんあり、リストが現場に貼り出されてたのでご参照。
ちょっとした博物館、野菜やサボテンの現役の温室もあり、産物をショップで販売してました。
壁の外のカフェでランチしました。現役の厩も。ここには車で乗り付けることができます。
サンドイッチ、ポテトフライ、オニオンリングを注文したのですが、なかなか来なくて時間を無駄にし、時間があったらWhipsnage Zooにも行こうかと思ってたのですが、諦めました。
この後、車でルートン・フーのホテルに移動し、Capability Brownの本領発揮の広大なlandscape gardenを歩き回りました。
ホテルとwalled garden、ヴィクトリア時代の建物の位置関係がわかるでしょうか? 下の方はゴルフ場。私たちがこの後歩いたのはホテルの後ろに広がるお庭で、この写真からは外れてますが。