<20th Oct Wed>
昨日は久し振りに会う友人と大英博物館とロイヤルアカデミーをハシゴしてから夕食して、8時間喋りっぱなし。アーチストと一緒にアートを観賞するのは刺激されます。
今日はバービカンのピアノ・リサイタルの予定だったのに2日前にキャンセルになって急にヒマになったので、もうすぐ観にいく映画Duneの1984年版をDVDで予習。
えーっ!、それは心配、という皆が思ったわけですが、追加で「ご病気ではなく、昨日まで公務で多忙だったので少しスローダウンして下さい」と言う医者のアドバイスだったと発表されました。やれやれ。
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ウィグモア・ホールは毎週月曜日の午後一時に一律16ポンドで1時間のランチタイム・コンサートをやってくれて(BBCラジオで生中継)、退職して心おきなく行けるようになったので時々行く予定ですが、10月18日はドイツ人メゾ・ソプラノのアンナ・ルチア・リヒターが歌うブラームスとヴォルフ。
天井から光が入るので、夜のコンサートとはまた違う雰囲気で気持ち良い空間です。
アンコールはブラームスの砂の精(サンドマン)。有名なブラームスの子守唄も歌ってくれましたが、滑らかな声で癒されました。
リヒターを聴くのは初めてですが、ソプラノからメゾ・ソプラノに転向して初めてのコンサートで、特に低音の伸びが素晴らしくて、なぜ以前はソプラノだったのかしら? 段々声が低くなった? 高音の少ない演目でしたが、きっと高音も問題なく出るでしょうし、クリアな声がトーチャンも気に入ったようです。12日のディアナ・ダムラウのリサイタル(→こちら)に比べると演目も声もうんと地味ですが、ウィグモアらしい渋くてレベルの高いコンサートだったのに、空席が目立ったのが残念。
全身銀色キラキラで、最前列ど真ん中の私には眩しかったです