指揮者バーナード・ハイティンクBernard Haitinkが昨日ロンドンで92歳で亡くなりました。世界の名立たるオペラハウスやオーケストラの音楽監督だったオランダ人で、イギリスとも縁が深かった人です(ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ(1967-1979)、グラインドボーン・オペラ(1978-1988)、ロイヤル・オペラ(1987-2002))。
ロイヤル・オペラでもいくつか彼の指揮でオペラを観ましたが、ブログを始めてカーテンコール写真を撮るようになった後のコンサートを読み返しながらリストアップしてみました。特に彼が指揮するブルックナーが大好きでした。
まず、自慢のお宝写真。2011年9月20日にWigmore Hallのグリーン・ルームでのツーショットはゲルハーハーのリサイタルで(彼も後ろに映ってるでしょ?)。
彼を最後に聴いたのは2019年3月10日のバービカンでの90歳のお祝いコンサート(実際に90歳になって6日後)。
この後サバティカルを取られるということで(引退じゃないところが凄い)、これで最後だろうと思って感慨深かったです。いつもはかぶりつきが好きですが、最後のブルックナーは全体がバランス良く聴けるように遠くから拝みました。
以下、古い順に並べます。写真は撮ったのに、忙しくて記事にはしなかったのがほとんどですが、小さい写真はクリックで拡大します。
2009年3月15日、シューマンのピアノ協奏曲とブルックナー9番。初めて彼のブルックナーを聴いて感動。
2009年9月23日はRoyal Festival Hallでシカゴ交響楽団と。忙しくてブログ記事には出来ませんでしたが、コーラス席だったので、アクションは少ないけれど哲学者のような思慮深い表情で指揮する姿がしっかり見られて幸せでした。
バービカンでのLSOとマリア・ジョアン・ピレシュとのコンサートふたつ。2012年6月14日と201年月12日。
2017年5月28日、バービカン。テノールのエリック・カトラー目当てで行ったコンサート。内容は全く覚えておらず。
すみません、張り切ってリストアップしようとしたのに、忙しくて記事に出来なかったのが多かったようです。
この他、10年くらい前にプロムスの後ろの方の席で聴いたブルックナーは素晴らしかったし、3,4年前にRoyal College of Musicでのマスタークラスの切符買って楽しみにしてたのにキャンセルになってがっかりした事もあったっけ・・・。