<16th Nov Tue>
昨日までの4日間はどんよりしたお天気だったし、この週末からのイタリア旅行の準備(コロナ関連の面倒な手続もあり)で心の余裕がなく、近所の散歩以外は家にずっといました。お陰で色々片付きましたが、ブログねたがないので、トーチャンとロビンの友情物語でもアップしときましょうかね。
我が家の庭には色んな鳥が来るのですが、普通は人間を見ると逃げるじゃないですか。
でも、一羽だけ、すごく近くにわざわざ寄ってくる子がいるんです。
最初は、8月にまだ生まれたばかりとおぼしき茶色い小鳥が、トーチャンが庭仕事をしていると寄ってきて、しばらくの間じーっと見てたんだそうです。その時はなんの鳥かわからなかったのですが、何度か同じことが起こるうちにやがてお腹がオレンジ色になってきたので、ロビンだと判明。
その後もトーチャンが庭仕事してるとどこからか飛んできて、近くでちょこんと眺めているんだそうです(注:私は一切庭仕事はせず)。
それ以外にも、私たちはフレンチ窓のすぐ近くのダイニングテーブルで庭を見ながら食事するんですが、この子は時々ガラスの向こうに長い間ちょんちょんしながら滞在してくれます。
成長して、だんだん体が丸くなって顔とお腹がオレンジ色になり、間もなくクリスマス・カードに出てくるようなロビンになってから3ケ月ほど経ちますが、今朝も庭仕事してたトーチャンはこの子を見かけたそうで、元気で頑張っているのがわかって私まで嬉しくなりました。
野生の鳥らしくない態度に、「もしかしたら、亡くなったトーチャンと親しかった人の霊が乗り移ったのかも、と私は思ったりもしますが、そういう科学的根拠のないことを言うと馬鹿にされるし怒るので、勿論言いません。
今日からは三連ちゃんでオペラ、コンサート、バレエ。今夜はまずヴェルディのマクベス。