<17th Dec Fri>
昨日の新規感染はきっと10万人超すだろうと怖れていたところ、新記録は更新したものの、かろうじて踏みとどまり、93,045人(死者は111人)。フランスは英国からの入国を制限。今年いっぱいで期限切れになるユーロスターのバウチャーでなにか予約しておこうと思ってて、オペラを調べるのですが、うんと先の日にちにしておかないとね。
今日まで色々用事があって毎日出掛けてたけど、さすがに危機感あるので、明日からは予定がない日が続くことだし、おとなしく家にいて、ブログでも書いてようっと。動物園とロンドンのクリスマス飾りの写真がたくさんあるし、そろそろ今年を振り返る時期も来たもんね。
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12月14日は、ドイツのバリトン、クリスチャン・ゲルハーハーのリサイタル。
今回は2回同じコンサートをしてくれるし、ブラームスばかりという地味な演目のせいもあるのでしょう、いつもはすぐに売り切れるに違いない彼のコンサートなのに、なんと切符がかなり売れ残ってました。
バリトン歌手には惹かれない私ですが、彼の細めの声は結構好きだし、サポートフレンズでなんと最前列が取れたので、これは行ってみましょう。
さすが歌曲の達人、期待通り、実に立派な歌唱でした。文句のつけようはございません。
だけど、9日のCTとギターの美青年二人の変化に富んだコンサート(→こちら)と比べると、あまりに正統派で渋すぎて、Wigmore Hallではこれが普通のあるべき形ですが、ちょっと退屈に感じてしまい、少しうとうと・・。 実は今夜もここに行って、さるメゾソプラノがやはり渋い演目だったのに色んな声が出て面白かったのに比べるとゲルハーハーは一本調子だったし・・。
でも、まあ、要するに、やっぱり私はバリトンにはピンと来ないのがよくわかったので、今後は歌の実力より声が好みかどうかを重視することにしよう。