<4th Jan Thus>
今日は車でWhipsnade Zooへ。寒い日は動物は屋内にいるだろうと思ってたらそうでもなくて期待以上の成果でした。
来週は何日か地下鉄ストライキだそうで、キャンセルできない切符持ってるので電車とバスで意地にでも行くつもりですが、不便
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トーチャンと行った大晦日のWigmore Hallのコンサートはめちゃ良くて、今年行ったコンサートの中で断トツのベスト。結婚記念日の良い記念になりました。
ウィリアム・クリスティが指揮とハープシコードで他にはヴァイオリン2名とチェロだけという小編成。楽器だけの短い曲も少しありましたが、ほとんどはカウンターテナー2人が歌って、これが素晴らしくて、二列目で楽しみました。カウンターテナー好きな私だけでなく、いつもの爺さん婆さんがほとんどの観客も大喜びで若やいだに違いないです。ずっと売り切れだったので期待も高かったようです。
きらびやかで華やかで情熱的で歌がほとんどでしたが、ソロもデュエットも2人とも凄く上手で、休憩なしで1時間半ちょっとと短めでしたが、ほとんどが明るくてドラマチックで、ずっと胸がドキドキするほど聞惚れました。やっぱりカウンターテナーって好きだわ~。
36才のイタリア人カウンターテナーのカルロ・ヴィストリは全く知りませんでしたが、既に有名歌劇場で活躍中。それもその筈、硬めのはっきりした声の長身美男子(私の好みではないけど)で声も姿も華があり、特にオペラでは舞台映えするでしょう。リナルドが得意のようですが、すごく格好良いに決まってます。
若いイギリス人のヒュー・カッティングは去年9月にイエスティン君とここで共演して(→こちら)気に入ったカウンターテノールで、私好みのふくよかな声で、デュエットは似た声質のイエスティン君との方がしっくり来るのですが、この日のカルロとの声質が違うカルロともそれはそれで素敵でした。先にカルロがソロで「おー、凄い」とやんやの喝采浴びたのですが、後でヒュー君も負けじと頑張って「おー、この子も上手だ」と観客は大喜び。5月6日にここのランチタイムコンサートにソロで歌ってくれるので最前列狙います。
アンコールはパーセルのsound the trumpet
クリスティ氏は二台の楽器を一人で同じ椅子に座りながら弾いてました。
クリスティ氏が伴奏しながら嬉しそうでしたが、特に曲の終わりごとの幸せそうな顔ったら
ロビーのクリスマスツリーがとても綺麗でした。
オックスフォード・ストリートのクリスマス飾りは去年と同じで、今までの中で一番しょぼいかも。
日曜日で大きなお店は閉まってるのに、大晦日で凄い人出でした。