<13th Jun Thus>
日本は暑いようですが、イギリスはほとんど冬。珍しくネトフリは一切観ずに写真の整理とオペラ映像観賞で過ごしました(チューリッヒの今月のリングサイクルと去年のパリのロメジュリ)。
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6月9日は午後のコンサートと夜のコンサート形式オペラのダブルヘッダーでした。
まずはWigmore Hallで3時から歌のリサイタル。
2017年にパリの「コジ・ファン・トゥッテ」(→こちら)で初めて聴いてファンになり、2019年に又パリでの「トロイヤ人」(→こちら)ではアリア一曲だけでも光ってたシリル君、実は4年前にもWigmore Hallで午後リサイタルが予定されててかぶりつきを買って楽しみにしてたのにコロナでキャンセルされてがっかりでしたが、今回やっと聴けて幸せ。もちろん最前列ど真ん中。
期待を裏切らない素晴らしいパフォーマンスで、トーチャンも日本からの友人も褒めてくれました。今が旬の39歳。
フランス語のDuparcとプーランクは優しい声で、ブリテンとリストのイタリア語はまるでオペラ歌唱のような凄い声量で、なんという素晴らしいテクニックと美声! こんな上手なのにロンドンでは知名度がないので切符は3割しか売れてないって勿体なさ過ぎ
アンコールは3曲 。「やっぱり英語で歌わないとね」とDown by Salley Garden、「生誕100年だから」とフォーレ、「最後はやっぱりこれ」とアデューという曲を歌ってくれました。
トーチャンは帰ったけど、友人と二人で舞台裏のグリーン・ルームへ。数人しかいなかったのでゆっくり話が出来ました。ハンサムではないかもしれないけど長身だからオペラでは映えます。
10月28日に又ここで、今度は夜のリサイタルをやってくれるのですごく楽しみ(→こちら)。
この後、近くの日本食レストランCocoroで夕食してから、いざカドガン・ホールへ