<9th Dec Sun>
思い出し記事は追々頑張るとして、リアルタイムの昨日のお出掛けをまずさっさと片付けましょう。
-------------------------------------------
12月8日、ちょっと寒いけれど青空の広がる気持ちの良い土曜日、
白い大きな建物がロイヤルオペラハウスですが、広場にはでっかいトーピアリーのトナカイさん。
そして、立派な角の本物のトナカイも2頭、柵の中にいたんですが、押すな押すなで近寄れず。
それなら、ROHのテラスから広場を見下ろしてみましょう。
今日ここに来たのは、くるみ割り人形のリハーサルを観るためですが、
おおぉ~っ、珍しく正面じゃないの
そうよ~、一番高いグランドティアよ。 夜の本公演だったら110ポンドもする席よ
もちろん、リハーサルだから出来ることで、運よく手に入った普段は全く縁のないこの席、今日は僅か15ポンド。
今までにくるみは何度か観たことがあるけど(トーチャンははじめて)、安い席で横や上からばかりだったので、やっと全体像が掴め、納得でした。
すぐ横が関係者席で、テクニカルなことであーだこーだと言い合ってたり、やけに子供が多くて親が説明したりしてて「うるせえなあ~」、とずっと思ってましたが、こんな素晴らしい席にこの値段で座らせて頂けるだけでこの上なくありがたいわけですから、文句を言うんじゃねえ!、なのは充分承知しておりますです。
バレエーのリハーサルは数チームあるうち誰が出るのか事前にわからないところがお楽しみなわけですが、今日はローラ・モレラとフェデリコ・ボネリのコンビ。
フェデリコは男性ダンサーの中では今一番好きなので嬉しかったけど、いつものようにモレラはやっぱり全く魅力がなく、準主役のバラの精の小林ひかるさんの方がずっと上手で優雅で素敵でしたよ。
尚、プロダクションの良さがよくわかる正面席はたしかに素晴らしいのですが、やっぱり私は(トーチャンも)近くから観るのが好きなので、大晦日にもう一度くるみを舞台横で観ます。思い切り見切れる席ですが、しばらく怪我で休んでた高田あかねちゃんが金平糖役なので楽しみ。
尚、この超金持席の欠点はまだあり、それはカーテンコールですぐ後ろに係員が立ってたことで、写真が少ないのはそれが理由です。いつもの貧乏人席の辺りにはまず誰もいませんが、ここはしっかり面倒みてくれるんですね。
12時半スタートのリハーサルは3時前に終了。
一旦すぐに帰宅し、着物に着替えて、ムスメと一緒に会社のクリスマスパーティに行きました
大英博物館のすぐ近くにあるRaddison Blu Edwardian、行ってから思い出しましたが、2年前にも来たことがありましたわ。ジェームスボンドがテーマのクリスマス・パーティ(→こちら
)でしたが、恥ずかしいくらい派手な着物を着ましたっけね。
会社のパーティには去年(→こちら )と一昨年(→こちら )はドレスで行きましたが、今年はドレス買いに行ってるヒマがなく、私にとっては一番安上がりで簡単な手抜きである着物になりました。着物を着るチャンスは他にもあるわけで、本当はドレス着たかったんですけどね。
手抜きは手抜きなんですが、なんせ着物はたくさん持ってるので迷います。今日は日本人も多いわけで、年齢相応に落ち着いた着物にすべきかしらとも思いましたが、えーい、クリスマス・パーティだから多少派手でもいいことにしよう。
それなら、日本では私の年齢では着られない鮮やかなグリーンの付け下げではどうだ!
パープルのムスメと並んでも、赤一色の絵画の前に立ってもどぎつい印象ですが、どぎつさでは、赤いトナカイの横に座るムスメも負けてませんね
11月23日のROHの愛の妙薬ですが、この日は出待ちをする予定だったので、そのまま待てるように羽織で。
出待ちの様子はすでにご紹介しましたが(→こちら )、「あ、俺のファンのロンドンにいるキモノ女が又来た」、と認識してもらえたようです。
尚、これで今年の着物お出掛けは39回目(まとめは→こちら )。
ブログはじまって以来の少ない回数ですが、これは主にトーチャンのせいであり、最近はオペラやコンサートに一緒に来ることが多くて彼が駅まで車で迎えに来られないので、つい私が面倒くさくなってしまうんです。(注:迎えに来てくれるのは着物の時だけ)
こんなことでは、たくさん溜まってしまった着物が可哀相ですから、来年はもうちょっと機会を増やさないと。まだ今年もうちょっと頑張るかもしれないけど、寒くてね。
人気ブログランキングへ