<28th July Sun>
パリ五輪、日本は大好調ですね! 今のところメダルテーブルで一位(→BBC)だなんて凄い(東京五輪も3位でしたが)。イギリスは金メダルがまだ取れてないので13位・・(東京では日本に次いて4位)。
今日は金メダルが取れるかもという水泳種目があったけど、結局0.02秒の差で銀メダル。水泳を見るのが一番好きな私は平泳ぎでオリンピック3連勝を狙ったアダム・ピーティーに勝って欲しかったけど、負けたからこその直後のインタビューがより感動的だったので良しとしよう。
26日の開会式については様々な意見があるようだけど、セーヌ川に舟を浮かべる案は凄いと思ったし、おかげで外国の街としてはどこよりも行った回数も多い街の様子が見られて嬉しかったし、色々工夫がされて次はなんだろうと楽しみでした。
でも、選手そっちのけなのは最近では普通だから仕方ないとしても、パフォーマンスが多過ぎたし、やるのであれば一流のだけにして欲しかったのに、どうってことのないダンスが長過ぎたし、橋の上で延々とやってたファッションショーの質も悪かった。ま、パフォーマンスはセリーヌ・ディオンに全部持っていかれて最後の印象は良くなったけど。
クラシック音楽に興味ない人は気付かなかったでしょうけど、私にはお馴染みの人気カウンターテナーとピアニストが出たのは嬉しかったです。
ポーランド人でブレークダンスが得意なカウンターテナーのJJオルリンスキーは、歌いだすまで彼だとは気付かずびっくりしましたが、美しいから絵にはなるけど男の裏声はあういう場にはそぐわないですよ。
フランス人の27才のピアニストのアレクサンドル・カントロフは、ピアノが雨でびしょびしょになってることで覚えてる方もいらっしゃるでしょうか? 本当に上手なのに、弾いてたラベルの曲も地味だったし、なんかぱっとしませんでしたね。
カントロフが弾いてたのは彼のピアノではないでしょうけど、オーケストラの人たちは楽器がびしょぬれになって気の毒でした。雨対策がないってひどいですよね。
12年前のロンドン・オリンピックの時のブログ記事(→こちら)を読み返して色々思い出したけど、一流映画監督がまとめただけあって一貫性があり、ジェームス・ボンドと女王様の共演という仰天ハイライトはあったし、おまけに始まる30分前に雨が止んだのもラッキーで、今回のパリも面白かったけど、ロンドンの開会式の方が良かったかなと。
尚、日本人選手が出てきたら応援しますけど(BBCではほとんど観られませんが)、それは相手がイギリス人でない場合で、今日のテニスの男子ダブルスの錦織さんとダニエル太郎さん組がアンディ・マレー組と大接戦だったのを全部生で観ましたが、トーチャン(オリンピックはほとんど観ずに韓国ドラマに耽ってる)と一緒にマレー組を応援し、逆転勝利したのは嬉しかったです。