<25th Mar Mon>
仕事の忙しさも佳境に入りましたが、今度の週末はイースター4連休のため今週は短いので余計に大変Image may be NSFW.
Clik here to view.。ベルリン記事を書くのは気分転換にはなるけど、どんどん進むために写真中心であっさりと。
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4泊したベルリンで、3夜続けてオペラを観に行きました。
毎晩ちがうオペラハウスでしたが、それぞれのロビーや客席の写真をまとめてみます。
あちこち回って写真を撮るのに忙しくてバーでドリンクを買うヒマはなく、バーのサービスの良し悪しについて評価はできませんが、トイレはほとんど休憩ごとに行ったところ、やはりどこもうんと数が少なくて不便。特にドイツのオペラハウスは平土間の席は途中に通路がなくて一列に長く並んでいるので、真ん中に座るとトイレ行列の戦いに敗れてしまい、トイレの数の多さだけは誇れるROHのありがたさを再確認しました。
オペラ自体についてはあらためて書く予定ですが、それぞれのカーテンコール写真を一枚だけ最後に貼って予告編にしておきましょう。
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Clik here to view.3月15日はシラー劇場Schiller Theaterで愛の妙薬。
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Clik here to view.格安便で手荷物しか持っていけないので着物ではなく、あり合わせの洋服。
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Clik here to view.ムスメが作ってくれた赤い還暦ネックレス(→こちら
)が主役なので、モノトーンでまとめ、ラメのカーディガンでちょっと華やかにしたつもり。
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劇場の外観は前の晩の散歩で撮ったものですが、外から見るより中のロビーは意外と広々してます。
元々オペラハウスではなく(たしか芝居小屋)、ウンター・デン・リンデンの国立歌劇場が修復中の間だけ代わりに使う劇場で、いかにもオペラハウスらしいクラシックな装飾のUDLに比べるとすっきりし過ぎてて、夢心地にはなれませんが、レースのような大きな窓ガラスは印象的。
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百年ちょっと前に建てられたそうですが、やっぱり当然今回の3つのオペラハウスの中では一番地味。
でも、客筋はもちろん悪くないので、トーチャンも外さないようにネクタイなんぞして一応それらしく。
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ご覧の通りの小劇場なので、バロックオペラやせいぜいプッチーニだったらいいけれど、大オーケストラが売りのワーグナーにはあまりに小さ過ぎて、今年は折角ワーグナー生誕二百年でたくさんやってる筈なのに残念でしたね。
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私たちの席は最前列のほぼ真ん中だったのですが、前に充分なスペースがあったので休憩時間にはすぐにトイレに走れて楽勝Image may be NSFW.
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目の前に歌舞伎の花道のようなスペースができていて、カーテンコールだけでなくオペラの途中でも時々ここまではみ出てパフォーマンスしてくれたので、まじかで観るのが大好きな私は大満足Image may be NSFW.
Clik here to view. これで68ユーロは安い。
というわけで、席の良さと値段の安さと、後で書きますがパフォーマンスの素晴らしさで、印象が決して悪くないシラー劇場でした。
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Clik here to view. 3月16日は、この旅行を思い立った理由であるクラウス君のローエングリンを観にドイチェ・オーパーDeustche Operに。
この日もムスメの手作りの赤いネックレスで、スカートは昨日と同じでトップだけ変えてみました。
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長いワーグナーなので開演は6時。早目に到着したら外はまだ明るくて、日中の写真も撮れましたが、こうして見ると更に味気ないコンクリートの建物って感じだわImage may be NSFW.
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でも、中はなかなか洒落てて悪くないです。ここには3年前に来たことがあり、その時は何人かの方と歓談してたのであまり回れなかったですが、今回は隈なく探検もでき、何枚かバルコニーに飾ってあったワーグナーのリングに因んだ新しい漫画風絵画も面白かったです。
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でも、ベニア板のような壁がチープな客席はいただけませんねImage may be NSFW.
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平土間の前から11列目で長い列のど真ん中だったので出るのに手間取り、トイレにも出遅れたし、最後のコート受け取りにもえらく時間が掛かりました。コートの混乱を避けるために、いつもROHでするように、休憩時間にコートを取りに行ったのに、「途中で帰るのでもない限り返しません」、と言い張られ、しかもコートを席に置いておくのも駄目だと・・・。私たちはホテルまで歩いてすぐだからいいけど、家が遠い人は不便よねImage may be NSFW.
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ドイツのオペラハウスは私の知る限りカーテンコールが凄くしつこいので、早く去りたい人はそれに最後まで付き合わずにさっさと出て行けってことでしょう。
そう、カーテンコールはあまりに延々と続くので、クラウス君追っかけでベルリンに来たという私ですら、途中でうんざりしたくらい。(左の写真は最後のカーテンコールではなく、途中の幕)
今日の席はオーケストラストールで71ユーロ。ドイツって(ミュンヘン以外は)切符代が安くて羨ましいです。
旧西側の中心にあるのですが回りは殺風景だし、行くこと自体にワクワクできるオペラハウスではありません。
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Clik here to view.3月17日の日曜日はコーミッシュ・オーパーKormische Operでチャイコフスキーのマゼッパ。
前の二つのオペラは航空券より先に切符をゲットして楽しみにしていたのですが、この日のは買ってませんでした。どうせたくさん売れ残るのはわかってたし、ここに来ること自体がいわばプランBで、結局切符を買ったのは開演20分前。
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外観はぱっとしませんが、中はこじんまりとしてるけどオペラハウスらしい華やかもあってそこそこゴージャスImage may be NSFW.
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バーもいくつかあって、大袈裟過ぎずあっさりし過ぎず、なかなか良い雰囲気。
大急ぎで駆けつけた私たちは着替える余裕もなくカジュアルな格好だったのでここにいるのが申し訳ないような場違いな気持ち。
やはり、オペラハウスに行く時はこざっぱりして行かないと居心地悪いのはわかっているんですが、この日は開演が6時と早いことに気付いたのがギリギリだったので、駅から走ったんです。
日曜日には他のエンターテイメントはほとんど無いみたいなのに、ここだけはやってたのもありがたかったし、この3つのオペラハウスの中ではロケーションはベスト。ブランデンブルグ門からも近い旧東側の一番素敵なエリアで、帰りすがりに見たブランデンブルグ門の夜景も素敵でした。
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客席も素敵でしょ? 写真で見たらもっと安っぽいキラキラさかと思ってたんですが、なかなかどうして、クラシックで本格的な堂々としたオペラハウスです。天井のシャンデリアもゴージャスで、私はやっぱりこういう雰囲気が好き。
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どうせ大した歌手は出ないので、中に入れるだけでいいわと一番安い席を買ったんですが、立たない限り舞台は半分しか見えないけど、11ユーロでもちゃんとしたシートで、前に椅子に言語が選べる字幕も付いてました。他の二つのオペラハウスは舞台の上にドイツ語字幕があっただけだから、この点でもここは優れてます。
因みに、その字幕はかなり小さくて位置も低いので読みにくかったですが(舞台の上には設置されておらず)、ドイツ語、英語、フランス語の他になんとトルコ語がありました。
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というわけで、ロケーションと言い、クラシックな内装と言い、字幕装置と言い、トータルではここがベストなのに、有名歌手は出ないし、勿体ないことです。
切符代は、たしか一番高い席が66ユーロと、やはり良心的なので、ベルリンのオペラファンは恵まれてますよね~。
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尚、コミックオペラという名前でも喜歌劇ばかりやるわけではないようで、現代に読み替えられているこのマゼッパは暗くて血生臭いプロダクションでした。できれば、ここでは明るく軽やかなバロックオペラが観たいです。
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