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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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フリーメイソンに着物で

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<10th Nov Sun>

急に冷え込んで一気に冬の到来。でも今日は空気は冷たいけど青空でとても気持ちが良かったので、トーチャンと散歩がてらウェンブリーまで40分掛けて歩き、先週に続き映画を観てきました。Gravity(重力)というハリウッド映画で(邦題はゼロ・グラビティ)、サンドラ・ブロック扮する女性宇宙飛行士が宇宙で散々な目にあうというSFというよりは災難映画。よく出来た映画とは思いますが、宇宙の物理なぞさっぱりの私より、宇宙大好き人間で知識もあるトーチャンの方がずっと楽しめたはず。矛盾にも気付いてしまうわけだけれどUFO

ブリュッセル旅行ばかりではナンですから、今日は着物関連にしましょう。

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10月29日は着物でさる日本イベントに行きました。


この二日前に東北チャリティパーティーでお琴を弾いたときは派手な赤いおべべでしたが(→こちら )、今回は年齢相応にすべく、ぐっと渋くしてみました。

着物仲間から頂戴した抹茶色の訪問着と、すごく気に入って自分で買ったけどこの季節にしか使えない乱菊柄の帯。あ、今になって気付きましたが、着物の絞り部分も菊ですね、きっと。


これで今年の着物お出掛けはやっと27回目ですが(まとめは→こちら )、昨日も着物着たし、なんとか30回は越えそうです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


どこに行ったのかと言うと、秘密結社として有名なフりーメイソンのイングランド本部であるUnited Grand Lodge of England。フりーメイソンについては日本語ウィキ(→こちら )、この建物については英語サイト(→こちら )をご覧下さいです。


上の建物全体の写真は私が撮ったものではなくウェブから拝借したものですが、ロイヤルオペラハウスのすぐ近くにあり、横の通りはしょっちゅう歩いているんです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
イベント参加者のためにまず内部見学ツアーがあり、博物館になってる部屋や大ホールを案内して頂きました。各国のフリーメーソンは独自に運営されてて公式な繋がりはないけれど、イギリスが発祥の地でもあり、この建物が実質的な世界本部だそうです。


ガイドさんが、「秘密結社と思われてるけど、実はオープンな組織で誰でも入会希望できるのよ(但し男性のみ)」、と言うだけあって、見学ツアーは無料で毎日行われてるし、売店でグッズも買えます。


約百年前の建造で、天井や床も凝ってて重厚で美しい建物です。様々なイベント会場として利用されてて、コンサートやファッションショーも行われてます。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ここは数年前に一度だけ中に入ったことがあるので大体の様子はわかっていたけれど、しまった、これでは着物が背景と同じ色なので埋もれてしまったわ。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


一番大きくて立派なホールは特に天井が素晴らしくて、私にはよくわかりませんがフリーメーソンの象徴やモットーが表現されてます。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

 あら、嬉しい、私の誕生日に因む聖ジョージの騎馬姿が美しく描かれてるわ(左)。





London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ジャパニーズ・ルームもあり、天井が菊のレリーフになってます。今夜のイベントはここで行われたのですが、イベント自体は「これでお金取るなんて・・・むっ」、という無意味なものだったので敢えて何も書きたくないです。この部屋に入る貴重な機会だったし、着物も着られたので、まあいいんですけどね。


しかし、何も書きませんと言っても、何やってる写真なんだろうと思われるでしょうから、やっぱり一応説明しておきますと、これは投扇興なんです。でも、京都で扇を作ってらっしゃる英語の上手な解説者は、様々な扇の使い方はパネルで熱心に説明して下さってそれなりに面白かったのですが、肝心な投扇興については「江戸時代にギャンブルに使われて禁止されたゲームで、扇の使い方としては邪悪!」、とだけ仰って、あとは皆でぺったんこで形だけ扇の厚紙を投げて床にある的に当てようとするだけ。投扇興ってちゃんとした扇を使ってもっと複雑なルールもある優雅なゲームですよね?(→こちら )。これでは間違った知識を外国人に与えてしまいそうで心配です。



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