<19th Mar Thus>
今週はフルに仕事に行ってますが、風邪からまだすっかり回復してないのか、昼休みは図書館で昼寝し、夜はえらく早く就寝してなんとかしのいでます。もしかしたら、こういう体になってしまったの?だとしたら、年のせいでライフスタイルの変更を迫られてるってことよね・・・ もうしばらくエネルギッシュでいたかったのに・・
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今、ロイヤルオペラハウスは白鳥の湖で連日盛り上がってて、おそらく21回の全公演売り切れというドル箱ぶり。
中でも一番人気はナタリア・オシポワとマシュー・ゴールディングで、私は前から切符が買ってあった2月21日に行けなくなってがっかりしてたところ、ラッキーなことに友人から3月13日の切符を譲ってもらえたので、病み上がりの上に立見席だったにも拘わらず、行ってみました。
人気のストールサークルの立見席の中でも真正面のベストな位置で(10ポンド)、舞台からは遠いけど、さえぎるものがないのでなかなか良い写真が撮れました
17日のライブシネマのカメラテストでしょうか、この日は撮影もしてて、私の目の前にカメラマンが陣取ってました。指示書には振り付け表も載ってて、時々なにやら書き込んで本番に備えてる様子が興味深かったです。
正面から観るのは久し振りで、「へーっ、こういう舞台だったのか、そう言えば最後のこのボート、いつも見えなくて悲しかったのよね」、と再発見。
オシポワは期待通りの素晴らしさだったのですが、体が柔らかい彼女のこと、もっとぐにゃぐにゃした白鳥なのかと思ったら、意外にしゃきっとしてて、やり過ぎを避けてドラマとしての重要性を尊んだってことでしょうか。もっと意外だったのが黒鳥の時もさほど変化しなかったことで、ちょっとがっかりだったのですが、きっと思うところあって悪さを過度に強調しなかったんでしょうね。
実はこの2日前にバレエ・アソシエーションでオシポワのインタビューがあり、楽しみにしてたのに風邪でダウンしてたので諦めたんですが、彼女のトークを聞いていれば彼女が目指すところがもっとよく理解できたであろうに、残念。
オシポワと共演したオネーギンで本領発揮し(→こちら )、ガラ公演では素晴らしい肉体美を披露した(→こちら )マシュー・ゴールディングは素晴らしい王子様でした。激しい踊りはたいしてないけど、立ってるだけで絵になるマシューを双眼鏡で凝視するのに忙しかったです 「オシポワとも良いコンビになったわよね」というのがバレエファンの友人たちの意見で、まさにロイヤルのゴールデン・カップル。映画館に観に行こうかしらとも思ったけど、遠くからでも生で観られてよかったです
悪者は芸達者ギャリー・エイヴィス。
一時は研ナオコ似で、キュートだけどファニーフェイスだったのに、化粧が上手になったのかしら、輝く美女に変身
ところで、白鳥の湖はあと2回分切符を持ってるんですが、他のイベントと両方重なってしまったので行けるかどうか・・。
4月2日(王子様はヴァディム・ムンタギロフ)はウィグモア・ホールでカウンターテナーのテリー・ウェイがキャンセルしない限りそちらに行くつもりですが、4月7日はどうしようかな・・? 高田茜ちゃんとフェデリコ・ボネリなんですが、これもウィグモア・ホールと重なってしまい、これ又カウンターテナーのアンドレアス・ショルなんです。かつては大好きだったショル兄の盛りが過ぎた今の歌を聴くのは悲し過ぎるかもしれないので、迷うところです。
ウィグモア・ホールのカウンターテナーと言えば、今日ウィグモアから連絡があり、「4月14日のダニエル・テイラーがキャンセルしたということで複雑な気持ちになってます。Dテイラーも一昔前は大のご贔屓だったんですが、最近は輝き失せたようだし、キャンセルしてくれてよかったと思わないでもないですから。
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