<21st Mar Sat>
今日は、二十代からの知り合いだけどほとんどクリスマスカード交換だけになってた懐かしい友人たちと再会し、4人で昼過ぎから夜遅くまで鍋を囲んでたっぷりお喋り。独身でも未亡人でも退職が視野に入った同世代の抱負や迷いは驚くほど共通点があり、興味深かったです。
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昨日の金曜日、そんなに仕事が忙しくなかったので、急遽午後お休み頂いて帰宅。
それならば、今夜のコンサートには着物で行ってみましょう。
日本の季節感だと椿はもう過ぎてるでしょうけど、今、うちの庭に咲いてるし、ぎりぎりオッケーということにして、鮮やかな黄緑の椿の帯はどうかしら? 赤い花だけ刺繍になってます。
随分前に神戸のリサイクル着物屋さんで着物仲間数人に「椿姫さんを待ってたような椿の柄ね!」、と言われて飛び付いたのですが、あまりに色がビビッド過ぎて合わせる着物が難しいのが難点。今まで黒か紺の着物で無難にコーディネートしてましたが、今日は他の色とマッチさせてみたくて。
写真よりはもっと臙脂色なんですが、赤と緑がしっくりするのは着物ならではのコンビネーションでしょう。
椿の花はその散り方から武士の家庭ではご法度であり、その後も椿の着物を身に纏うと早死にするとか言って忌み嫌われる傾向があったらしいですが、こんな超モダンで明るいイメージの帯ならいいでしょ?
バービカンでエフゲニー・キーシンのピアノ・リサイタルだったのですが、まだ寒いので、やっと治った風邪がまたぶり返さないように、長羽織を着たまま座ってました。 今日の主役である帯が見えないんじゃ意味なかったですけどね。
コンサートの様子は明日アップする予定ですが、久し振りに絶好調のキーシンでしたよ。