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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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グラインドボーン名物、正装でピクニック

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<4th Aug Tue>

今日、ルイスから日本の有機野菜が届きましたが(→こちら )、ルイスと言えば、グラインドボーン。

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8月1日の土曜日はピッカピカのお天気の中、グラインドボーンで素晴らしい一日を過ごしましたが、昨日の着物編(→こちら )に続き、今日はお庭とピクニックについて。


オペラハウスを併設するお屋敷はカントリーサイドのど真ん中ですから車で行く人が多いのですが、ありがたいことにロンドンから日帰りで行く場合も考慮してくれて、オペラ上演時間も早めだし、なによりも駅から無料シャトルバス送迎があるのが助かりますバス


電車シャトルバス利用者は指定された電車に乗るのですが、ヴィクトリア駅には一目でそれとわかる(他の人たちから見たら異様な)人たちがたくさんいて、タキシードとドレスなのにでっかい荷物持ってる人も多いです。私たちも弁当持参を考えたのですが、着物ではスマートにいかないだろうとギブアップしたので、ハンドバックだけで身軽に。


ワンピースサンダルこの日の指定電車はヴィクトリア駅1時47分発でしたが、オペラに行く人でぎっしりと言うまるでグラインドボーン列車で、ここからゴージャスな気分を味わえます。ワクワク。私たちの横にはロングドレスの若い女性がいて華やかだったし、ロイヤルオペラハウスとかよりも若い人が多いなのも特徴かも。この日はいつもより電車の人が多かったようで、ルイス駅で待機してたシャトルバス2台では間に合わず、もう一回往復したようです。


カメラ以下の写真はクリックで拡大)


    


お屋敷で中に入れるのはこのオルガンルームのみですが、外の芝生よりはこのお部屋の方がドレスアップには相応しいですよね。


この日は快晴だったので皆さん外にいましたが、悪天候の日はここにたむろするんでしょうね。



     


 
         

時計指定電車に乗ると2時間前に着いてしまうので、開演前にピクニックかアフタヌーンティしない場合はかなり手持ち無沙汰なのが問題かもしれません。私たちは着物姿でお庭をくまなく歩き回って着物を皆さんに見てもらって視線を感じながら、初めて池の向こう側も散策しました。


睡蓮がきれいな池にも飛び込もうとしてる女性のブロンズ像は売り物で、2万6千ポンド(50万円弱)。

     
     



アート新設のギャラリーも時間つぶしに役立ちました。

   



    


   


カクテルグラスナイフとフォーク

グラインドボーンと言えば、長い幕間のピクニックが代名詞みたいなものですが、ここのは普通の芝生に敷物スタイル(4年前にやりましたが、着物で大変だった→こちら )とはかなり様子が違います。なんせタキシードとロングドレスや洒落たワンピース姿ですから、テーブルと椅子を使うグループがほとんどですが、以下の選択があるようです。


ハンバーガー自分で椅子やテーブルを含め、全て持参


椅子椅子とテーブルだけ借りて、food & drinkは持参


ワイン椅子とテーブルを借りて、food & drinkは注文。バスケットに入ってるのを自分でサーブする。


ビール椅子とテーブルを借り、food & drinkを注文し、ウェイターにサーブしてもらう


それぞれのお値段はサイトでご覧下さい(→こちら )ですが(メニュもあり)、小テーブル7.5ポンド、大テーブル10ポンド、椅子4ポンド、食べ物3コース一人52.25ポンド、シャンペンとウェイターが付くと一人70ポンド。これだけならそう高くはないですが、オペラの切符もあるわけですから、お金持ちでないとしょっちゅうは行けませんね。


お天気さえ良ければ、折角これだけ美しい緑の中、ピクニックが醍醐味でしょう。私たちも、こんなに良いお天気になるってわかっていればピクニックにしたかもしれません。でも、7時過ぎからの長い幕間に食事するには寒過ぎる日が多いでしょう。この日も、レストランで食事してから外に行ってみたら、まだ明るいけど肌寒かったです。


     




夜8時半近く、日が落ちてからのお庭でのディナー、女性はショール必須でしょう。

丸い建物がオペラハウス、赤レンガはオルガンルーム。

          
尚、雨天の場合は半野外バルコニーにセッティングしてくれます。4年前の写真で様子をご覧下さい(→こちら )ですが、狭い所で他のグループとも接することができて楽しそうでした。


レストランとオペラについては追々書きますが、しばらく夜は出掛けないのでどんどん先を急ぐことにします。



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