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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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アールヌーヴォーなプラハ - ミュシャ博物館と市民会館

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<17th Sept Thus>                        カメラ 写真はクリックで拡大


今日は思いがけず会社が休めたので、プラハの写真の整理が捗りました。どういう括りでブログ記事にアップするかは決めてませんが、写真数が半端じゃなく多いこの旅行、一日分全部アップしたらすごいことになるので、ちょこっとづつ細切れになりそうです。


ホテル(→こちら )と着いた日の夜景写真(→こちら )はすでにアップしてますが、今日はアールヌーヴォー編。


    


アートおとめ座まずは、チェコが誇るアルフォンス・ミュシャAlfons Maria Mucha(チェコ語だとムハ)(1860–1939)のイラストや絵を見に行きましょう。


ミュシャ博物館(詳細→こちら )はこじんまりして、作品もさほど多くないですが、彼の特徴である細かい描写をじっくり睨み、彼の生涯を紹介するフィルム(英語)も見て、1時間半ほどいたでしょうか。


パリでイラストやポスターで成功した後、故国に戻った晩年のミュシャが情熱を注いだ20枚の大型連作油絵「スラブ抒情詩」がプラハにないのは残念ですが、私は特に初めてみる素描画に惹かれ、ミュシャのテクニックの凄さがあらためてよくわかりました。 入場料480KC(約2,500円)で場内写真撮影禁止。


    

隣の黒い塔は火薬塔で、元は15世紀の旧市街の門
  

プラハ市民会館
の12時半のガイドツアーに参加。共和国広場にあるヒルトンホテルからすぐ近くなので、10時に開館するやすぐにこのツアーの切符を買っておいたんです。


入場料580KC(約3,000円)の他に写真撮りたければ55KCの撮影パスが必要ですが、美しい部屋をたくさん見せてくれるので、これは必須。1日3回あるツアーは英語だけですが、私たちのグループにはチェコ人が数人いたので、ガイドさんはチェコ語でも説明し、1時間の予定が1時間半以上掛かりました。


1911年完成のチェコ人のためのこの会館は、催しものやコンサート、レストラン等の複合ビルで、外国人に虐げられてたチェコ人の愛国心が結集したアールヌーヴォーのそれはそれは美しい内装。多くの部屋は今でも貸切でパーティなどで市民に利用されてるそうです。スメタナ・ホールの見学が目的だったのですが、どの部屋も素晴らしくて感激しましたキラキラ



     


     


音譜できればスメタナ・ホールでコンサート聴きたくて、なにかあればもう一泊したのですが適当なコンサートが無かったのでがっかりしてたところ、見学だけでもできて嬉しかったです。平土間は傾斜がないのでよく見えないでしょうが、雰囲気のある素敵なホールです(「のだめカンタービレ」映画ロケに出てきたそうですね、私は観てませんが)。



     

大小さまざまなサロンがあり、上の二つはパーティ用かな。


    

  ↑ こちらはコンサートができるし、            ↑ ここでは舞踏会も開けます。


舞踏会用サロンの壁がやけにすっきりしてるのは、途中でお金がなくなって装飾できなかったようです。


     

↑↓  飾り窓も素敵なこの部屋が一番有名だそうで、ミュシャの絵がハイライト。

   

  

    

コーヒーケーキ入り口横にカフェとレストランがあり、上の写真2枚はカフェですが、夕方食事しようと思ったら「写真は駄目」と書いてあったので諦めて、右の写真の地下の観光客用レストランに行きました。食事については又あらためて書きますね。



 星空  ここは何度も通り掛りましたが、夜の市民会館も美しいったらアップ




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