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ジョセフ・カレヤが故マリオ・ランツァに捧げたコンサート

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<13th Jan Sun>

一昨日のコンサートのアンコールでカレヤがカクテルグラスシャンペングラスを私に渡してくれた出来事についてはすでに書きましたが(こちら )、今日はコンサート自体についてです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

 

 カメラ以下の写真はクリックで拡大します

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


1月11日、ロイヤル・フェスティバール・ホールでテノールのジョセフ・カレヤのコンサートがありました。


マルタ島出身のカレヤは、去年のプロムスのライスナイト出演で知名度がぐんと上がったおかげか、この大ホールが満員(カウフマンの半額であるのも理由でしょうが)。途中のお喋りでカレヤ自身が言ってたのですが、今日はクラシックのコンサートに来るのが初めてという人もたくさんいたそうです。


クリップ

Gioachino Rossini: Overture, The Thieving Magpie
男の子Amilcare Ponchielli: Cielo e mar from La Gioconda
男の子Georges Bizet: Flower Song from Carmen
  Georges Bizet: Danse bohème from Carmen
男の子Giacomo Puccini: Recondita armonia from Tosca
女の子Giacomo Puccini: Vissi d'arte from Tosca
  Giacomo Puccini: La tregenda (The witches dance) from Le Villi
男の子Giacomo Puccini: E lucevan le stella from Tosca
女の子Giacomo Puccini: Si, mi chiamano Mimi from La Bohème
男の子女の子Giacomo Puccini: O soave fanciulla from La Bohème
     Interval
  Giuseppe Verdi: Overture, I vespri siciliani
女の子Giuseppe Verdi: Pace, pace mio Dio! from La Forza del destino
男の子Giuseppe Verdi: La donna è mobile from Rigoletto
男の子Giuseppe Verdi: Ernani, involami from Ernani
  Pietro Mascagni: Intermezzo from Cavalleria rusticana
男の子Pietro Mascagni: Addio alla madre from Cavalleria Rusticana
男の子Umberto Giordano: Amor ti vieta from Fedora
女の子George Gershwin: Summertime from Porgy and Bess
男の子Nicholas Brodszky: Serenade from Serenade
男の子Nicholas Brodszky: Be my love from The Toast of New Orleans

アンコールは2曲で、同カルーソ映画からBecauseと、椿姫から乾杯の歌。


Philharmonia Orchestra
Andrew Greenwood conductor
Joseph Calleja tenor
Indra Thomas soprano


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
マリオ・ランツァ
Mario Lanza(1921-1959)に捧げるというのがテーマでしたが、カレヤが13歳の時にハリウッド映画The Great Caruso(邦題は歌劇王カルーソ)で偉大なテノールであるエンリコ・カルーソーを歌い演じたランツァの映画を観たのがオペラに興味を持ったきっかけだったと熱く語ってくれました。(2、3年前にテレビで観ました、この映画)


イタリア系アメリカ人マリオ・ランツァは、舞台でちゃんとしたオペラ歌手になりたくて実力もあったらしいのに、美貌ゆえにハリウッドに目を付けられてオペラ風味のミュージカル映画俳優にされてしまい、結局舞台で大した成果も上げないうちに心身共に壊れて38歳で死亡。

ランツァ同様、現代でもクラシック畑で勉強して実力は大したことがないけどルックスは良いという歌手たちには、オペラっぽいポップ歌手になるという道もあるわけで、本人たちも迷うところでしょう。


その点、このご面相のカレヤは選択の余地がなく、女性にキャーキャー言ってもらえる一般向け歌手にはなれませんから安心。この実力ですからそんな必要は全くないしね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

でも、本人はその方面の野望もちょっとあるらしくて、今日はテーマがテーマですから仕方ないのですが、最後2曲と最初のアンコールはハリウッド映画で歌われた英語の歌でまるで歌謡ショーになってしまい、オペラアリアほど彼の魅力を出せる曲でなかったこともありちょっと不満。ルックス云々を別にしても、本格的なアリアで勝負するほうが良いと思うんですけどね。

その証拠に、一番受けたのはカヴァレリア・ルスティカーナで、ほら、上手ならオペラになじみのない人でもちゃんと魅力はわかるのよ。


因みに、私が一番うっとりしたのは、アリアとして聴き飽きて   ないという理由で、ジョコンダとフェードラ。


ブーケ1カレヤの最大の売り物は声量とクリーミーな美声ですが、これだけのヴォリュームを楽々と出せる人はそうはいなくて、私はこのホールの同じ席でカウフマンやフローレスを聴いたこともありますが、違うレベルです。彼の口から私の耳まで3メートルくらいでしたが、彼の声を全身に浴びるような感覚で嬉しいけど、少々迫力あり過ぎと思ったくらい。


それに、こんなに近くだと、呼吸やつなぎの部分で小さい妙な音が漏れるのも聴こえてしまうこともよくあるのですが、カレヤはこれが顕著で、クシュクシュというドイツ語みたいな発音の雑音をしょっちゅう出したのがちょっと興ざめだったかも。


で、それならいっそドイツ語で歌ってくれればいいのにとつい思ってしまい、最近私はYoutubeでクラウス君のローエングリンばかり観てるんですが、カレヤのこの立派な声量とまっすぐな美声とスタミナありそうな体躯はローエングリン向きではないのかしらとも思ったし。ワーグナーを歌うにはドイツ語が問題でしょうが、是非習得して頂きたいものです。それとも、ENOで彼が英語でワーグナーをやってくれるのであれば、翻訳オペラは大嫌いな私ですが、何度でも聴きに行きますともアップ


(↓ 以下は悪口です)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

カレヤは期待通りの素晴らしさで、素人客でも「オペラ歌手ってすごーい!」と感激したに違いないですが、このコンサートには、残念乍ら大きな欠点があり、それは共演したソプラノがあまりにひどかったことですダウン


インディラ・トーマスって名前も聴いたことないし、経歴を見ても大したことないので期待はしてませんでしたが、声はかすれるし声量はまるっきりないし、たまたまこの日だけ超不調だったということでもない限り、この由緒あるホールでソロを歌えるレベルではありません。


後半は少しましになりましたが、前半のひどさが普通なのであれば、このホールどころか、どこででもプロとしてやっていける筈がありません。

もっと上手なソプラノはゴマンはいるのに、なぜ彼女がここに? と不思議でなりませんでしたが、こうなったらもうヤケクソで、「これほどレベルの違う二人のデュエットを聴くことは滅多にないから、貴重で珍しい機会と思って面白がるしかないわ」、とガーン


アイーダがお得意のようですから、役柄にぴったりの褐色の肌の美人なんだし、アイーダを歌い演じてくれればまだ救われたかもしれないのに、いやそれ以前の問題として、カレヤとの二重唱の相手としてだけで充分なのに、結構難しいのもたくさん歌いたがって(歌わせてあげる側が悪い)、聴いてる身にもなってよねパンチ!


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ワンピース

トーマス嬢の2着のドレスを比べて、体型に合う衣装選びがいかに大切ということもいやと言うほど再認識させられました。


赤いドレスの時は、顔は華やかな美人で大柄な彼女は舞台映えしてとてもチャーミングだったのに、体型がもろに出る黒いドレスに着替えたら、まるで別人ショック!


二人の後ろ姿の写真でもおわかりのように、でっかいカレヤが、彼女の隣に立つとほっそり見えるくらい(ちょっと燕尾服のズボンが短いのが残念)。


実は最近、これと似たようなドレープのワンピースを買った私、頑張ってジムで運動して醜態をさらさないようにしなくては、と決意もあらたにしました。


さて、明日はウィグモア・ホールにイタリア人テノールのファビオ・アルミリアートを聴きに行きますが、今がピークのカレヤのすぐ後に、やや盛りを過ぎたアルミリアートというのも興味深いかも。




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今夜、急遽、シラグーザが代役で登場 @Wigmore Hall

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<14th Jan Mon>


今年は還暦祝いで何かいいことが続くかも、とか冗談で書いてますが、そんにそうかもしれなくて、嬉しさから言ったら、3日前のカレヤからもらったシャンペンどころではないサプライズが今夜ありましたアップ


午前11時にウィグモア・ホールからメールが届き、幸いトーチャンが在宅だったので転送してくれたところ、なんと、今夜のローゼンブラット・シリーズでファビオ・アルミリアートがキャンセルして、その代役がアントニーノ・シラグーザビックリマーク


叫びキャ~~~~っ、ウッソ~~~~っ、と、私が狂喜したのは想像できるでしょ?


だって、シシリア人テノールのシラグーザは、日本にはしょっちゅう行くくせに、私が知る限り、イギリスではこのシリーズに以前出たことがあるだけで、私好みの声のテノールだから、ずっとロイヤルオペラハウスで待ってるのに、ず~っと待ちぼうけ・・・しょぼん


それが、こんな急に、当日になって、思い掛けなく実現するってわかるなんて・・・。


実は今日はちょっと雪模様のロンドン。

アルミリアートだったら、もし雪がちょっとでも積もったりしたら、帰りの足が心配だから行くのよそうかとも思ってたなんですが、シラグーザが出るなら話は別で、なにかあっても絶対行くぞ~!、と、ちらつく小雪をうらめしげに眺めながら、大したことにはなりませんようにと祈った私。


その甲斐あって雪は無事やみ、余裕でコンサートに小躍りしながら向かいましたうお座


まず、損しながらも道楽でこのシリーズをやってる弁護士のローゼンブラット氏が舞台に登場し、嬉しくてたまらない様子で、急な助っ人のシラグーザに感謝。

昨日までウィーンにいたシラグーザは、(詳しくは忘れたけど)電車だか車でトリエステまで行き、そこで乗り換えてヴェニスからロンドンに今日飛んできてくれたんだそうです。そして、明日は東京へ(新国で「愛の妙薬」)飛行機


このシリーズは、ローゼンブラット氏が歌手たちと兄弟の契りでも交わすのか、こんな凄い人がこういう時に無理してまで助けに来てくれるって凄いです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

彼は日本でこそ有名だけど、イギリスではほとんど知られてなくて、「誰だろう、この代役は」、と思ってた人がほとんどだったと思いますが、結局は、当然ですが、「おお、上手じゃないか、彼」、とすごく盛り上がりましたクラッカー


今日はムスメが泊りで遊びに来てて余裕がないので、コンサートの詳細は明日書きますが、最前列ど真ん中の私は誰よりも一番近い席で、頬をつねりながら、うるうるドキドキ・・ラブラブ!


ローゼンブラットさん、ありがとうキスマーク


しかし、日本びいきのシラグーザのために、こんな時こそ着物で行きたかったな。目の前に席なんだし。でも、今日は到底無理だったから、諦めもつくわ。



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シラグーサが急遽代役に立ったリサイタル @Wigmore Hall

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<15th Jan Tue>

日本では昨日が成人式だったんですよね?東京は雪だったそうですから、はじめて着物を着た若い女性はさぞ大変だったでしょう。私の成人式はかれこれ40年前ですが、「華美に走るべからず」ということで、市主催のセレモニーは着物禁止。でも、本人よりも親がずっとそれを楽しみにしてたわけですから、式に洋服で出席した後すぐに振袖に着替えて遊びに行く女子がたくさんいて、結局両方にお金が掛かり、たしかそのアイデアはすぐにお釈迦になったのでした。私はお琴の演奏会とかで着物を着る機会はあったので、その日は洋服。大学生でしたが、いやいや行かされてた夜間の洋裁学校でその日に着るワンピースを数ケ月掛かって縫ってたのですが、前の夜まで頑張ったにも拘わらず完成できず、ヤケクソでその辺にある服(たしかズボンとジャケット)を適当に着ていったという惨めな思い出があります。実力に見合わない凝り過ぎたデザインの白いワンピースはすでにはすでに手垢で汚れていたので、たとえ完成できても自分でうんざりだったでしょうけど・・・・、と、妙なことを思い出して遠い目・・・

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
                     カメラ 以下の写真はクリックで拡大します


昨日のウィグモア・ホールのリサイタルは、ドラマチックな交代劇があって(→こちら )びっくり仰天叫びでしたが、長年シラグーザを生で聴きたいと願ってた私にはまさに夢のような一夜でしたラブラブ!


3日前のジョセフ・カレヤのコンサートでは(→こちら )、カレヤは素晴らしかったけどオケ演奏で水増しされたり信じられないくらい下手くそなソプラノが延々と歌ったりで退屈&不快な場面も多かったけど、それに比べればこのリサイタルは短かったですが無駄が一切なく、私は最前列のど真ん中(22ポンド)で期待通りのシラグーザの張りのある美声を目の前でどっぷり浴びて、ずっと至福&大満足ニコニコ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Antonino Siragusa tenor

Marco Boemi piano


Tosti A vucchella/L'alba separa dalla luce l'ombra

Gastaldon Musica proibita

de Curtis Non ti scordar di me

Bixio Parlami d'amore, Mariù

d'Annibale O Paese d' 'o sole

Lara Granada

INTERVAL

Donizetti Una furtiva lagrima from 'L'Elisir d'amore'

Flotow M'appari from 'Martha'

Puccini Firenze è come un albero fiorito from 'Gianni Schicchi'

Gounod Ah! lève toi soleil from 'Roméo et Juliette'

Rossini Se il mio nome saper voi bramate from 'Il barbiere di Siviglia' /Asile hereditaire from 'Guillame Tell'


アンコールは2曲で、「リゴレット」の女心の唄と、連帯の娘のメザミ・アリア


同じイタリア人テノールのファビオ・アルミリアートはキャンセルしたけどピアニスト(ひょうきんなおじさん)は変更せずそのままで、凝ったプログラムを考える余裕もなかったでしょうから、前半はナポリ民謡やカンツォーネを中心とするポピュラーソング、後半はオペラアリア、と色分けされてて選曲もオーソドックス。

耳

前半の軽い曲は、小さなホールで声を張り上げる必要がないわけですから、優しく歌っったりもして変化に富み、とても贅沢な鑑賞ができたし、私はナポリ民謡やカンツォーネが子供の頃から大好きなので、「ああ、この曲、懐かしいわあ」、と50年近く前に思いを馳せたりもして、ジーン・・・汗。一番有名な映画「忘れな草」からのメランコリーな旋律は、オペラ歌手ががアンコールで歌うことも多いけど(バルトリですら)、やっぱりシラグーサのような明るい声のテノールに歌って欲しい。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

音譜

後半は打って変わったオペラ歌唱となり、いよいよ真に本領発揮。例外はお得意のギター片手に弾き語りしたセヴィリアの理髪師のセレナーデで、本来の想定にぴったりにひそやかに囁いて、これも大劇場のフルオペラでは出せない味が出て感激。

いて座

私の大好きなロメオとジュリエットをフランス語でも歌ってくれて嬉しかったですが、一番彼の良さが発揮されて拍手も大きかったのはジャンニ・スキッキ。このアリアはROHで何度も聴いたけどこれがベストで、ストレートで力強くて最後の高音がこんなにスコーンと抜けるテノール君は滅多にいないです。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

キラキラ この光る頭で、「ほ、ほんもののシラグーザだ」、と実感


アンコールは2曲。最初はリゴレットの女心の唄で、これはヘドが出るほと聞き飽きてるので、もちろんとても上手だったけど、「お願いだから他のにして~」・・・むっ

爆弾

最後を飾るのは、大受け間違いなしの連帯の娘のハイC連発アリア。これも嫌というほど聴いてるけどスリルがあって飽きません。で、予想通りの興奮でスタンディングオベーションクラッカー

車飛行機

当日ウィーンから長時間掛けて(陸路と飛行機で)ロンドンまで辿り着いた甲斐があったという思いがよぎったか、シラグーザの目にちょっと光るものもあり、感激の様子でした。

イギリスでは知名度の低いシラグーザですが、ほら、ロンドンって良い所でしょ? ウィグモアの客って温かいでしょ? だから、又すぐ来てね。日本にばっかり行ってないでさ、やっぱりROHには出なくちゃね。


ウィグモアの客と言っても、常連の音楽通ばかりではなく、今日はどうみても空いた席を埋めるためにローゼンブラット弁護士が仕事関係の顧客を招待し、それでも足りないのでオフィススタッフも総動員したという雰囲気でしたが、クラシックコンサートになど縁のない若い女性たちも、こんな迫力ある本物の歌唱に接して感動したに違いないですラブラブ

ワイン

では、東京の皆様は、彼が今月末から新国立劇場に出演する「愛の妙薬」を楽しんで下さいね。今日、日本に着いた筈です。相手役がナンですが、シラグーザはきっと素晴らしいから。



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トーチャンの誕生日に初雪

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<18th Jan Fri>

今日はトーチャンの58歳の誕生日祝日


どっかレストランにでも連れてってあげないといけないかしら、と思いつつ、年末から仕事が忙しくて放っておいたのですが、今年は、結局、ラッキーなことに、それで正解チョキ


だって、今日は雪が降って、交通の足の乱れが心配でしたから。


ロンドンでは大して積もらなかったですが、なんせ、年間を通じてマイルドなせいで天災に弱い虚弱児ロンドン、会社も心配して、早引けしていいからというありがたいお達し。


おかげで、バースデー・ボーイにお料理と洗い物させなくて済みました。


一応二人でピンクcavaで乾杯してささやかにお祝いしましたが、お誕生日イベントは実は明日で、ムスメがフラットに招待してくれて、お料理してくれることになってるんです。お料理は主にBF君がやってくれるのでしょうが、楽しみです。


でも、お天気が心配で、明日はそんなに雪は降らないらしいですが、寒波く予報で、今日降った雪が解けなくて道が凍結しそう雪の結晶


明日はまずお昼にトーチャンと二人でROHのバレエくつ「オネーギン」のリハーサルを観にいくことになっているのですが、果たして無事にロンドン都心に出られるのでしょうか?


ムスメが4日前に遊びに来た時に置いていった手描きバースデー・カードアートもあるのですが、それは明日ご披露することにして、


雪今日雪景色の写真を何枚か貼っておきましょう。まずは、会社の近く、ジムに行く道すがらで、寝そべってる肥満女、雪化粧でいつもより美人宝石赤

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


帰宅した時にはすでに暗かったですが、トーチャンが午後、お庭の写真を撮ってくれてました。

いつものように、外来侵入者として嫌われているグレーのリスも餌漁りに来たようだ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)




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ムスメの手描きカードと、初登場のネコちゃん

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ナイフとフォーク今日は、ムスメのフラットにトーチャンの誕生日祝いに招待されて、ディナーに行ってきました。


料理がお得意のBF君が作ったインドカレーは本格的な美味しさでした。ムスメも頑張って、レモンケーキを焼いてくれました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



恒例の手描きバースデーカードにおなじみのカエル君と一緒に登場のお昼寝ネコは誰かというと、ムスメが編んだぬいぐるみで、中に少し小石が入っているので、しゃんとしてます。(クリックで写真は拡大します)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン) London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



BF君の2歳の姪っ子ちゃんにクリスマスにプレゼントして手元に残ってないので、もう一つ同じのを色違いで自分のために作成中で、手と足だけできててムスメが下の写真で持ってますが、サイズは結構大きいです。

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年末年始のラ・ボエームで明暗分けたテノール二人

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<21st Jan Mon>

雪の結晶昨日は半日雪が降り続き、都心はすぐ解けるけど、我が家の周辺はしばらくは銀世界で、道はミゾレやツルツル状態。すごく寒いし、今週は夜は出掛けないで残業続きになりそうなので、ちょうどいいかな。

今更ですみませんが、年末年始に観たラ・ボエームについてです。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


この1年でROHでは嫌と言うほどラ・ボエームをやり(一昨年のトラヴィアータみたいに、経費削減のあおりを食ってキャンセルになった新作オペラとかの穴埋めかな?)、聞き飽きたこのオペラが特に観たいわけではないのですが、安い切符が買えたし、やっぱりそれぞれの歌手が気になったので、結局10回行くことになりそうです。


去年5月のジョセフ・カレヤを3回、6月のアラーニャとゲオルギューの出会い20周年記念を2回、すでに観てますが、今回の年末年始の巻についてメモしておきましょう。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
La bohème


Director John Copley
Composer Giacomo Puccini
Designs Julia Trevelyan Oman
Lighting design John Charlton

Conductor Mark Elder
Rodolfo Roland Villason/Dmytro Popov
Mimì Maija Kovalevska
Musetta Stefania Dovhan
Marcello Audun Iversen
Schaunard David Bizic
Colline Nahuel di Pierro
Benoît Jeremy White
Alcindoro Donald Maxwell


男の子男の子まず、対照的だった二人のロドルフォから。


あくまでロランド・ヴィラソンが目玉であり、彼が都合のつかない2回だけは仕方ないからポポフでという予定だったのでしょうが、結局、ヴィラソンは気管支炎という言い訳で途中で降板してしまったので、ポポフ君にリリーフ役以上のチャンスが巡ってきて、二人のテノールの勝負は最初からわかっていたものの、予想より大差がつきました。


元々ヴィラソンの暗い声とゲジゲジ眉毛の顔は好みではないし、彼の生ロドルフォはすでに聴いたことあるんです。まだ売り出し中に代役でゲオルギューと共演したんですが、その時より今の方が良い訳がないし、このラ・ボエーム長期戦の中で彼だけパスしようかとも思ったのですが、まあ一応行ってみましょうかね、他で良い歌手を発見できるかもしれないから。


という思惑は、まさに現実のものとなり、長期絶不調中のヴィラソンの不出来は目も当てられないくらいですがダウン、素晴らしい歌手もいたので、やっぱり行って良かったと思ったことでした。



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ヴィラソンは全く声が出ず、舞台横の近い席に私ですら、オーケストラに簡単にかき消されて聴こえないことも何度がありました。テレビ番組で彼のことを知った普段はオペラに縁のない人たちも来てたに違いないですが、「なーんだ、彼が一番、並外れて下手じゃん」、と誰しもが思ったことでしょう。


私は、好みではないと言いながらも、ホフマン物語やドン・カルロで最盛期の素晴らしい彼を聴いているわけですから、この凋落振りは気の毒で、歌の不出来をカバーしようとしてか、いつもより更にはしゃぎまくるヴィラソンを見ていると、歌えなくなったオペラ歌手の悲しい運命に思いを馳せざるを得ませんしょぼん このままではヴィラソンはもう大劇場には出演できなくて、引退するしかないですね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
対するウクライナ人のディミトロ・ポポフ、皇帝の花嫁(→こちら )でとても良かったので期待は高かったですが、一回り成長したようで、声量は立派だし、ヴィラソンとは対照的な控えめで真摯な詩人ロドルフォを演じて高感度よし。最後に「ミミ~っ」、と叫ぶ場面で久し振りに泣けました。一回しか聴けなかったのが残念。


ブーケ1他の人たちの中で今回のめっけものは、ラブリーな二人の女性たちふたご座


ミミ役はラトヴィア人のMaija Kovalevskaマイヤ・コヴァレフスカ。品のある美しい容姿と素晴らしい声量の落ち着いた歌唱で、とても気に入りました。この美人は以前見たある筈、と思ったら、2006年のROHのカルメンの素敵なミカエラでした(→こちら )。


でも、歌も容貌も、ミカエラやミミなんていう労働者階級の若いネーチャンより貴婦人の方が向いてるのに、と思ったら、すでにウィーンとメトでフィガロの結婚の伯爵夫人をやってるし、来月はウィーンでドミンゴ先生とシモン・ボッカネグラをやるのだそうです。ドン・ジョヴァンニのドンナ・エルヴィラもレパートリーのようで、どれかいつかロンドンでも彼女に歌ってものです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ムゼッタ役、ウクライナ人のStefania Dovhanステファニア・ドヴハンは、歌唱力ではミミのマイヤに全く及ばないけど、キュートな容姿がチャーミングで、誰からも視線を浴びる華やかなムゼッタそのもの。レパートリーの椿姫、魔笛、リゴレット、トゥーランドットなど王道のソプラノ役ではどれも舞台映えするでしょう。もちろんルックスだけでは良いオペラ歌手にはなれませんが、歌唱力も充分。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ロドルフォの友人マルチェロは35歳のノルウェー人バリトンAudun Iversenオウダン・アイヴァーセンですが、去年ENOのオネーギンでなかなかのニヒルぶりを見せて結構好きでした。容貌も声もトーマス・ハンプソンを若くして薄めたような雰囲気ですが、実際の年齢より落ち着いてみえるのもバリトンには得点で、幅広く悪役なんかも
できそうな有望株。


他の男性二人は可もなく不可もなくですが、マーク・エル指揮のもと、これまでのボエームがカレヤが独り舞台、台詞を覚えてないらしくてハラハラしたアラーニャだったのに比べると、みっちりリハーサルしたに違いないチームワークで決して悪くない水準でした。


古くても素晴らしい人気プロダクションで、肺病で死んでしまう悲しいお話だけど、クリスマスイヴにパリのレストランで食事という設定が賑やかで幸せな気分にしてくれるので、クリスマス時期によくやるのも納得。


ひらめき電球

これで、ラ・ボエーム耐久戦も残すところ3回

ロドルフォ役でいうと、2月中旬のテオドル・イリンカイと、最後を飾る真打は3月のヴィットリオ・グリゴーロで、グリゴーロとの共演でフリットリが降板したのは痛いですが、なんだかんだ言ってもとてもよく出来たオペラですから、観客の新規開拓をしたいROHにとっては貴重な作品でしょう。


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JDフローレス(人気テノール)の切符あります(豪華ゲストも)4月21日

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<22nd Jan Tue>


4月21日、ロンドンではホァン・ディエゴ・フローレスとヨナス・カウフマンという今をときめく人気テノールのコンサートが重なってしまうことは既に何度も書いてますよね。


私は両方ともかぶりつきの抜群の席をゲット済みで、「どっちもキャンセルしなかったら、一体どっちに行こうかしらん?」、という贅沢な悩みを引きずっているわけですが、


直前に決めた場合、不要な切符の始末に困るのは目に見えているので、この際、バービカンのフローレスを手放すことに決めました。


フローレスよりカウフマンの方が好きだからというわけではなく、単に余った切符を始末できる好機会があるからといのが理由で、もうすぐメンバー予約が始まる来シーズンのバービカンの切符に交換してしまおうという魂胆です。(バービカンの場合は、半年間有効のバウチャーにいつでも交換してくれるのですが、一年分を一気に売り出すので、年一回しかチャンスがないのが現実)


でも、折角、気合を入れて買った特等席だ、赤の他人の手に渡るよりは、どなたか縁のある方にお譲りしたいと思い、ここで緊急募集させて頂きます。


詳しくは、バービカンのサイト(→こちら )をご覧下さいですが、ざっと曲目などもご紹介すると、


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Rossini
Sinfonia from Cenerentola
'Tutto è deserto' from Cenerentola
'Nacqui all’Affanno' from Cenerentola
Sinfonia from Guillaume Tell
Meyerbeer 'Popoli dell’Egitto' from Il crociato in Egitto
Donizetti
'Come Paride vezzoso' from Elisir d’amore
'Una furtiva lagrima' from Elisir d’amore
'Venti scudi' from Elisir d’amore
Delibes 'Prendre le dessin' from Lakme
Gounod 'Je veux vivre' from Romeo e Giulietta
Bellini 'Se Romeo' from Romeo & Juliette
Verdi
Sinfonia from Vespri Siciliani
'E’ il sol dell’anima' from Rigoletto
'Parmi veder' from Rigoletto
'Un di…. Bella figlia' from Rigoletto

Juan Diego Flórez tenor
Joyce DiDonato mezzo-soprano
Julia Novikova soprano
Marco Caria baritone
London Symphony Orchestra
Karel Mark Chichon
conductor


えーっ! 人気メゾ・ソプラノのジョイス・ディドナートも出るの! 


そうなんです、おマケというのは凄すぎる共演者でしょ? だから余計惜しい気はするんですが、ここはすっぱり潔く諦めて・・・しょぼん (←って、泣いてるじゃん)


あ、あの可愛くて上手なユリア・ノヴィコワも出るじゃないの。皆さんで、きっと華やかに盛り上がるでしょうねえ。


しかし、お値段が問題ですよね、きっとがま口財布


昨シーズンからバービカンは補助が減ったらしく、シリーズによっては一気に2.5倍くらいになってしまったものもあり、特にそれまでは即売り切れてた人気アーチストが急上昇。このコンサートも85ポンドもするので、天下のフローレス王子なのに切符は結構余ってます(ロイヤル・フェスティバル・ホールのカウフマンも、値段はもうちょっと低いですが、同様)。


でも、私が持ってるストールD列のど真ん中であれば、例えばフローレスの白髪(もしあれば)の一本一本までしっかり見えるし、当然声もばっちり聴こえて凄い迫力、感動的なコンサートになるのは保証します。(D列がこの場合、最前列なのか3列目なのかは不明。舞台のせり出し具合によって調整するし、買ったのは一年前なので覚えてないわ)。


先着順で、2枚ありますが、1枚だけでもOKですので、ご興味ある方は、1月29日までに連絡下さい。私を直接ご存知ない方は、こちらにメール願います。


  ラブレター tsubakihimelondon あっとまーく yahoo.co.jp    (椿姫ロンドン@ヤフー)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
(写真は、2010年5月のバービカンでのリサイタルですが、切符代が21ポンドと、良い時代だった・・)


「え、椿姫さん、今回は来てくれないの? それは淋しいなあ、いつも僕の足元の席で着物姿で写真撮りまくって声援してくれたのに。

しかも、理由が、ライバルのカウフマンに行くからって・・・むかっ


「ごめん、ごめん。

でも、同じ日にやろうってのがそもそも間違いでしょうが。で、ほら、それみたことか、両方とも切符が余ってるじゃん。

クラシック音楽ファンの数はロンドンと言えども知れてんだから、協力しなきゃあ。でも、4月24日の貴方のピアノ伴奏のリサイタルには絶対行くから、キャンセルしないでよね」


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


宝石ブルーありがとう、椿姫さん、フローレスを蹴って、僕の方に来てくれるんだね。

また、前回みたいにツバかけちゃうだろうけど(→こちら )、ヨダレしながら頑張るから期待してくれよな。椿姫さんの好きなローエングリンもまた歌っちゃおうかな」。




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オネーギン(バレエ)のリハーサルに行きました & 割引オファーご紹介

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


1月19日の土曜日の昼に、ROHのバレエのリハーサルをトーチャンと観にいきました。


偶然なのか故意なのか、ROHはバレエのオネーギンとオペラのオネーギンを両方やるので混乱気味。


この日も隣に座った中年カップルは、「えーっ、なんだ、オペラじゃなくて、バレエなの~!ガーン」、と席についてから驚いてたけど、さりありなん。切符買う時も「間違えそうだわ~」、とドキドキしちゃいましたよ。ったく、紛らわしいったら。


で、一足早く始まったバレエに行ったわけですが、こないだのくるみ割り人形に続きグランドティアーというベストな席をまた知り合いからありがたくも譲って頂き、トーチャンの誕生日祝いもできました(15ポンドで)。


椅子

本公演だと百ポンド以上はする席でしょうが(オペラはもっと高くて、例えば5月のドンカルロだったら225ポンドよ、この席)、正面から完璧に見えるだけではなく、リハーサルには関係者が座って独特の雰囲気が漂ってて、この日も、先シーズンまで牛耳ってたモニカ・メイソン女史や、踊るだけじゃなくて責任ある役割もしてるらしい長身ハンサムなGary Avisも座ってました。


隣の人になにやらずっとたれてる関係者とおぼしき男性もいて、内容まで聞えれば興味深いでしょうに、ゴニョゴニョ言ってるのが邪魔なだけだったのは残念ですが、まあリハーサルって、カメラのシャッター音がカシャカシャしてるし、落ち着かないのも楽しみのうちですもんね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

                普段は縁のないお金持ち席とボックス席の廊下


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Eugene Onegin Thiago Soares

Tatiana Marianela Nunez

Lensky Valentino Zucchetti

Olga Meaghan Grace Hinkis

Prince Gremin Ryoichi Hirano

Conductor Dominic Grier



このバレエ、たしかアダム・クーパーのオネーギン役で観た筈なのですが、おそらく10年以上も前なので何も覚えてなくて、他のダンサーと比べることはできませんが、ティアゴ・ソアレスとマリアネラ・ニュネス夫婦コンビは素晴らしかったです。

バレエに詳しい友人によると、ティアゴのお得意役だそうで、なるほど、今まで彼を他のバレエで上手だともかっこ良いとも思ったことはなかったけど、今日は色男オネーギンらしい色気もあり、スピンもシャープで見直してしまいました。


一方、奥様のマリアネラは、最近とみに評価が上がり、ロッホが抜けた後の看板娘になりつつあるようですが、これがタチアナのロールデビュー。

夫婦の息もぴったり合い、ドラマチックに盛り上がりました。カーテンコールで、特にマリアネラがとても嬉しそうだったのもうなづけます。


この席の欠点は、係員がすぐ近くに立っているので写真が撮り難いことで、いつも座る貧乏人席だと誰もお世話してくれなくて自分で勝手でしろって感じなのとは大違い。でも、係員がこっち見てない隙を狙って、ちょっとだけ撮れました。遠いのでぼけてますが、貴重な正面写真です。



がま口財布割引オファーキラキラ


出演ダンサーによって切符の売れ行きが極端に違うらしく、あちこちで不人気チームの日がダンピングされてますが、メトロ新聞のオファーをご紹介しますと、


1月31日と2月5日はオーケストラストールが60ポンド、アンフィは38ポンド。ROHのサイトで、codeにmetrooneginと入れると割引オファーが受けられます。


フェデリコ・ボネリとローラ・モレラのコンビですが、技術はたしかでもずんぐりむっくりで魅力のないモレラが足引っ張ってるんでしょう。フェデリコはハンサムで上手なので実は男性プリンシパルの中では一番お気に入りなんですが、残念&可哀相。早く、奥様の小林ひかるさんがタチアナを踊れるようになって共演できればいいのにね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


30日にもう一度、今度はいつもの舞台横の席から観ます。人気のアリーナ・コジョカルですが、オネーギン役は誰になるのかしら? 怪我のコボルグが復活するか、長身で美貌の代役が続投するか?



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これで私も追っかけ派?

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しばらく続いた寒波もこれで一旦終わるようで、やれやれ。


今週は珍しく夜のお出掛けが一度もなかったのですが、残業と病院のお見舞いやらで忙しく過ぎてしまい、できれば映画レ・ミゼを観に行こうと思っていたのに叶いませんでした(映画は明日行く予定)。


ショック!疲労困憊のこんな日は、楽しい予定のことを考えたら、ちょっとは疲れが取れるかしら?


そう、もうすぐ又、あの憧れの君の歌を生で聴けるんですよ~アップ


11月にミュンヘン以来、私がクラウス君(Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・フォークト)にお熱なのはご存知でしょうが(→こちら )、彼の追っかけ海外オペラ遠征が決定したんです。


         写真も最初から拡大して、うっとりしちゃおうっとラブラブ 


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


それも、一度だけではなく、二度も行っちゃいま~すチョキ


1まず、3月中旬のベルリンローエングリン


なんだ、又ローエングリンなの、と仰るむきもあるでしょうが、なんたってクラウス君にはこれが一番向いてるし、このベルリンのドイツオペラのプロダクションは、写真で見る限り、ミュンヘンのよりうんとまともで(と思ったけど、どうもそうではないらしいです)、天使のような羽をつけたクラウス君が拝めるんです。

お姿もお声も清らかで端正なクラウス君は、ミュンヘンのTシャツ姿でも後光が差してましたがキラキラ、今度はもっと素敵に違いないですから、すっごく楽しみ恋の矢


ベルリンもローエングリンも初めてのトーチャンを連れてってあげるのですが、折角ですからちょっとゆっくり4泊して、観光もしっかりする予定。私は3年前に3泊したことがありますが、オペラ2つと博物館だけで終わってしまったので、今度は、お天気良ければ、ポツダムのサンスーシ宮殿とかにも行ってみたいです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


2お次は、4月下旬にハンブルグマイスタージンガー


こちらはクラウス君ファンの友人と二人で2泊します。少し街を観光する時間もあるのですが、一体どこに行けばいいのかさっぱり。ドイツ北部のハンブルグは橋の多い港町らしいのですが、どこかお勧めの場所とかあれば、教えて下さい。ゆっくりレストランでお食事できるのも楽しみ。



がま口財布

それしにしても、ドイツはオペラの切符が安いの助かります(ミュンヘンは例外らしいです)、どちらのオペラも一番高い席なのですが百ユーロ以下と、ROHの三分の一よ。


簡単に行けて英語もよく通じるし、飛行機代も安いし、ドイツにはこれからも気軽にどんどん行くかも。


尚、ベルリンでは他の日にシラー劇場で「愛の妙薬」も観ます。3月のROHのオテロのカッシオ役で気に入った若いアントニオ・ポリ君がネモリーノですもの、最前列をゲットしました。

もちろん、クラウス君にもうんと近くの席から黄色い視線を送りますよ~ラブラブ!


さっきまで凄く疲れてて、もう寝ちゃおうかと思ったけど、クラウス君の写真を見ながら春の追っかけに思いを馳せたら案の定元気が出て幸せに夜更かしできた金曜日の夜でしたアップ


そうだ、トーチャンの予習用にクラウス君のローエングリンのDVD買わなくっちゃね。るんるんるん音譜




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バービカンの2013/2014年シーズン

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<27th Jan Sun>

昨日はトーチャンと映画レ・ミゼラブルを観に行きました。生ミュージカルは大昔に一度観ただけなので、比較できないのですが、この場合はそれが幸いしたかも。映画としてはよく出来てると思いますが、予想通り、不満だったのは俳優さんたちの歌唱。映画のマンマミアほどひどい人はいなかったけど、私はやっぱり歌はちゃんとした人に朗々と歌い上げて欲しいです。芝居との一体感がこの映画の狙いのようで、もっと本格的に歌える筈のジャンバルジャン(ヒュー・ジャックマン)ですら台詞の続きのようにしてましたが、それでは充分に音楽としての歌の良さが伝わりません。因みに、壮麗な白い建物が出てくる広場の素晴らしい群集シーンは、パリという設定ですが、「ロンドンのグリニッジでロケしたんだね」、とトーチャンが気付きました。

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年が明けるとあちこちのオペラハウスやコンサートホールで新シーズンの演目が発表になり、心はすでに秋から来年に飛ぶのですが、ロンドンでは例年通りバービカンで幕開けとなり、私が属する会員レベルの予約開始が来週なので、この週末に戦略を練りました。(一般発売は2月4日です)


ちょっと前までは切符代が申し訳ないくらい安くて、「目ぼしいものは一応買っとこ。有名演奏家が出てれば売り切れるし、自分で行けなくても誰かが行ってくれるでしょうから」、という恵まれた状況だったのに、一昨年から様変わり。今年はLSOやBBCオケも結構値上がってしまったので、以前は良い席があったらたくさん仕入れておいた椿姫お節介エージェンシーも閉店せざるを得ないばかりか、自分の分も本当に行きたいものだけ買うようにしないと後でバウチャーの始末で苦労するので我慢しないとね。最近はトーチャンと一緒に行くことも多いので倍掛かるし・・・


メモ詳細は、

バービカンのHPで、カテゴリー別(例えばLSOとか)であれば→こちら がわかり易いし、全てをご覧になる場合は→ こちら のPDF版が便利でしょう。


ここ数年で一番ぱっとしないラインアップで、特に歌モノが貧しいかも。今シーズンのようにフローレスやバルトリというスーパースターは来てくれず、下の候補以外で有名歌手と言えば、3月10日のホロ(ホロストフスキー)やキーンリーサイド(12月18日)、キルヒー(3月26日)くらいかしら。


それでも、よく見ると行きたいのは結構あったので、メモ代わりに、私が選んだ自分のための候補を日にち順にリストアップしてみました。 来シーズンは旅行がてらのオペラ海外遠征を増えしたい意向で、あまりロンドンで縛られないようにしようと、コンサートオペラや歌手のリサイタルを中心に厳選したつもり。偏った選択なので、趣味が異なる方には参考にはならないでしょうけど。



(値段は一番高い席だけ示してあります)
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Sun 15 Sep 7pm (£37)

London Symphony Orchestra/London Symphony Chorus
Noseda
Verdi Rigoletto
Concert performance
London Symphony Orchestra
Gianandrea Noseda conductor
Dimitri Platanias Rigoletto
Desirée Rancatore Gilda
Giuseppe Filianoti Duke of Mantua
Gábor Bretz Sparafucile
Julien Dran Matteo Borsa
Jean-Luc Ballestra Marullo
Josè Maria Lo Monaco Maddalena
Madeleine Shaw Giovanna
ランカトーレとフィリアノーティのコンビは見逃せないわ。何度もROHで観たリゴレット役も上手
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Sun 3 & Thu 7 Nov 7pm (£37)
London Symphony Orchestra/Gergiev
Berlioz The Damnation of Faust
London Symphony Orchestra
Valery Gergiev conductor
Olga Borodina Marguerite
Ildar Abdrazakov Mephistopheles
London Symphony Chorus
オルガ・ボロディナ夫婦共演は魅力。ファウストの懲罰とロメジュリ、どっちにしようかしら?
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Wed 6 & 13 Nov 7.30pm(£37)
London Symphony Orchestra/Gergiev
Berlioz Romeo and Juliet
London Symphony Orchestra
Valery Gergiev conductor
Olga Borodina mezzo-soprano
Ildar Abdrazakov bass
London Symphony Chorus
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Tue 17 Dec 7pm (£45)
Academy of Ancient Music
Handel Messiah
Academy of Ancient Music
Bernard Labadie conductor
Lydia Teuscher soprano
Iestyn Davies countertenor
Jeremy Ovenden tenor
Andrew Foster-Williams bass
Choir of the AAM
ご贔屓CTイエスティン君は聴きたいけど、限られた出番だし、ビミョウ・・
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Thu 19 Dec 7.30pm (£37)
London Symphony Orchestra/Tilson Thomas
Rimsky-Korsakov Dubinushka
Tchaikovsky Piano Concerto No 1
Prokofiev Symphony No 5
London Symphony Orchestra
Michael Tilson Thomas conductor
Evgeny Kissin piano
キーシンと言えども、コンチェルトだけでこの値段はちと痛い?
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Sat 11 Jan 7.30pm (£45)
Magdalena Kožená/Les Violons du Roy
Mozart Symphony No 33
Haydn Arianna a Naxos
Mozart ‘Non più di fiori’
from La clemenza di Tito
Haydn Symphony No 85, La Reine
Mozart ‘Parto, parto’ from La clemenza di Tito
Mozart ‘Deh per questo istante solo’ from La
clemenza di Tito
Mozart ‘Mi tradi’ from Don Giovanni
Les Violons du Roy
Magdalena Kožená mezzo-soprano
Bernard Labadie conductor
コジェナがいつもの渋い東欧歌曲じゃなくてティトーを歌ってくれるのが魅力
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Fri 10 Jan 7.30pm (£65)
Artist Spotlight: Vengerov Recital
Programme to include
Elgar Violin Sonata
Prokofiev Violin Sonata No 2
and works by Shostakovich, Kreisler and
Brahms
Maxim Vengerov violin
Itamar Golan piano
ヴェンゲロフはなんと4回も登場するので迷うけど、これが彼だけに集中できそう。でも高い・・
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Tue 14 Jan 7pm (£45)
Handel Jephtha
The Sixteen
Harry Christophers conductor
James Gilchrist tenor
Sophie Bevan soprano
Robin Blaze counter-tenor
Matthew Brook bass
ヘンデルのオペラは大好きなので、何でも行きます。CTがイエスティン君だと良いのに・・
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Fri 31 Jan 7.30pm (£45)
Academy of Ancient Music/Andreas Scholl
Vivaldi Stabat Mater
Wassenaer Concerto Armonico No 2
Vivaldi Salve Regina
Wassenaer Concerto Armonico No 3
Pergolesi Stabat Mater
Academy of Ancient Music
Andreas Scholl countertenor
Camilla Tilling soprano
最近若いカウンターテナーに押され気味のショル兄、本当は他に聴きたいCTがたくさんいるけど、この曲目ならGOでしょうか
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Sat 8 Feb 6.30pm (£45)
Handel Theodora
The English Concert
Harry Bicket conductor
Rosemary Joshua soprano
Sarah Connolly mezzo-soprano
Tim Mead counter-tenor
Andrew Kennedy tenor
Neal Davies bass
Choir of Trinity Church Wall Street
二つ目のヘンデルのオペラは出演者が更に豪華
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Tue 4 Mar 7.30pm (£35)
Leif Ove Andsnes/Beethoven
Beethoven
Sonata No 11 in B flat major
Sonata No 30 in E major
Variations in F major
Sonata No 23 in F minor, Appassionata
Leif Ove Andsnes piano
ベートーベンばかりというのがナンだけど、アンスネスの「熱情」を聴き逃うわけにはいかない?
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Wed 9 Apr 7.30pm (£45)
Elina Garanca
Programme to include songs by Schumann and Strauss
Elina Garanca mezzo-soprano
先回とは違って地味な歌曲ばかりでしょうけど、ガランチャならそれも聴きたい
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Sun 13 Apr 7.30pm (£37)
London Symphony Orchestra/Gergiev
Messiaen Les offrandes oubliées
Chopin Piano Concerto No 2
Scriabin Symphony No 3, The Divine Poem
London Symphony Orchestra
Valery Gergiev conductor
Daniil Trifonov piano
こないだ感激した若いトリフォノフ君がショパンを弾いてくれるけど、他の曲があまりにも・・・
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Wed 7 May 7.30pm (£45)
Julia Lezhneva/Il Giardino Armonico
The sensational young Russian soprano sings
music from Handel’s Italian journey including
Handel ‘Disserratevi, o porte d’Averno’
from La Resurrezione, ‘Lascia la spina’ and ‘Un
pensiero nemico di pace’ from Il Trionfo del
Tempo
Il Giardino Armonico
Giovanni Antonini director
Julia Lezhneva soprano
実はこれが一番楽しみで、バービカンで2年半前にはじめて聴いてびっくりした若いレジネヴァ嬢の歌唱力は凄いです。誰なの、このソプラノは?と思われる方は→こちら のYoutubeをご覧下さい。
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Tue 10 Jun 7.30pm(£85)
Evgeny Kissin
Schubert Sonata in D major
Scriabin Sonata No 2 in G sharp minor
Scriabin Selection of Etudes from Op 8
Evgeny Kissin piano
惹かれない演目の上にあまりにも高いので、余程良い席が買えない限りパスでしょうねえ
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ヨーヨーマの切符あります (6月11日@バービカン)

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<29th Jan Tue>

今月はオペラをほとんど観に行かないのは、仕事が忙しいこともありますが、今やってる「ミノタウロス」を無視してるからです。前衛的な現代オペラで歌手陣も先回(→こちら )と同じ顔ぶれですから行く気がしなくて・・。で、その結果、仕事だけしてるとトップに新しい写真をアップできないのが申し訳ないのですが、幸い、ちょうど今出してるのは私が今首ったけのクラウス君キスマーク。ずっとこのままでもいいと思うくらい。・・・というのは冗談で、明日はバレエに行きますから、華やかなカーテンコール写真をモノにできるよう頑張ります。久し振りに着物もね。

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6月11日バービカンでチェロのヨーヨーマが出るコンサートの切符が2枚あるのですが、どなたか代わりに行って下さる方はいらっしゃいますでしょうか?


一年前にまとめて手配したバービカンですが、そんな前からに買えば他の用事が入ることもあるわけで、この辺りにトーチャンとスコットランド旅行を計画してるんです車


ヨーヨーは、世界一のチェロ奏者であることをたとえ考慮に入れなくても、実は東洋人の中でもっとも魅力的な男性だと私が密かに思ってて恋の矢、長身でハンサムな上に、手がとても美しくて、おまけにその長い指が細やかに複雑に動いて素晴らしい音楽を奏でてくれるんですもの、セクシーったらないわラブラブ!


ドクロ百面相も近くで見ると面白いですよ~。薄ら笑いを浮かべながら恍惚状態だったり、激しい曲の時は必死の形相になったりして、とにかく表情が豊かべーっだ!


(リンクは→こちら
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Copland Quiet City
Shostakovich Cello Concerto No 2
Britten arr Cooke & Mitchell Prince of the Pagodas - Suite

Michael Tilson Thomas conductor
Yo-Yo Ma cello
London Symphony Orchestra



LSOとの共演なので、コンチェルト一曲しか弾いてくれないのが物足りないかもしれませんが、枚数割引で21.6ポンドというお値打ち値段になっております。


D列のど真ん中で、値段からするときっと最前列の筈ですから、誰よりもヨーヨーに近くて、花束やプレゼントを簡単に手渡せちゃう席です(そういうことする人はまずいないので、印象に残りますよ)プレゼントブーケ1



合格

あら、でも、椿姫さん、そんな憧れの君にかぶりつくチャンスを棒に振って旅行になんか行っても気にしないわけ?


それは、ご心配には及びません。


違う演目で二日間出てくれるので、この翌日のコンサートには行きますから。それまでに旅行から帰ってこられるようにトーチャンに指令を与えてます。


ヨーヨーのコンサート、先回は上の写真の2008年12月でしたから(→こちら )、私はなんと4年半ぶり。その間にもしかしたら私は他に用があって行けなかったコンサートもあったのかもしれませんが、行ければ行ってますから、おそらくロンドンは久し振りのヨーヨー様。


切符は二枚ありますが、一枚だけご所望という方はそれでも結構ですので、私を直接ご存知ない方は、以下にメール下さい。


  ラブレター tsubakihimelondon あっとまーく yahoo.co.jp  (椿姫ロンドン@ヤフー)


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着物でバレエ「オネーギン」に 

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<31st Jan thus>

風は強いけど気温は高いし、日もどんどん長くなって、もうすぐ春が来そうな気分。


昨日、ロイヤルオペラハウスにバレエ「オネーギン」を着物で観に行きました。


今年2度目と出足はゆっくりですが、仕方ないないですね。今月は雪まで降ったほど寒かったし、仕事も忙しくてあまりオペラやコンサートに行けなくて機会がありませんでしたから。


カメラ写真はクリックで拡大しますが、今日はいつもとちょっと違う所でインターバルに写真を撮ってみました。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
今日の着物は濃い色ですから、背景が白いほうが映えるでしょうし。


     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ROHは古い部分と新しく付け加えた部分があり、境目で雰囲気ががらっと変るので統一性に欠けますが、新旧の良い点が両方味わえて私は好きです。


左は新築部分の入り口とクローク。階段を上ると、ガラス張りの大きなホールとバーがあり、そこでよく写真を撮るのでご存知でしょう。


右の写真で、私が立っているのは上の入り口に近い新しい部分ですが、奥の赤いカーペットのスペースは古い建物で、そこにも入り口があります。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


大昔に自分で縫ったものですが、和裁を習っていたのは短い期間ですから(すぐに嫌になってむっ)、もちろん単衣しか縫ったことがないし、絹に挑戦する腕前もなかったので、これは薄いウール地


総柄が華やかで、遠くから見ると結構見栄えもするので気に入ってます。自分サイズだと着易いし、薄いので運ぶのも楽。観客席が白っぽいオペラハウスであれば、海外遠征にも向いてるかも。


博多献上帯は、普通のと縞柄が縦横逆なのが珍しいし、鮮やかなグリーンが意外に色んな着物とぴったりで重宝してます。頂き物ですが、下さった方と昨日はご一緒したので是非この帯をというのがテーマでした。


来月は、スケジュールを見て真っ青になるくらオペラやコンサートが詰まっててガーン(オペラのオネーギンも始まるしね)、着物を着る機会は多いのですが、あまりに連続で、支度をする余裕がないかも・・・。なかなか丁度良くいかないものです得意げ


でも、折角ですから、なるべく頑張りたいと張り切ってますのでDASH!、また雪なんか降ったりしませんよう・・・



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ムスメが作ったネックレス

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BF君が旅行中なので、ムスメが今週末は泊りがけで遊びに来てくれました。


親子3人でゆっくり食事して、テレビで観たい番組もなかったので、久し振りに昔の旅行写真アルバムを何冊か開いてみましたカバン


カリフォルニア、フロリダ3回、ニューヨーク2回の北米を中心に、香港、ギリシャ等、ムスメが小さい時の写真を何百枚も見ながらあれこれ3人で思い出を語るのは嬉しくて貴重な家族団欒ラブラブ



そんなわけでブログ書いてる時間がないので、ムスメが作ったネックレスの写真だけご披露しますね。


映画のモノ作りに携わるフリーランスのムスメは言わば季節労働者で、今はオフシーズンなのでのんびり過ごしているのですが、スワロフスキーのクリスタルでネックレスをいくつか作って持って来ました。


カメラクリックで拡大してご覧下さいまし。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
宝石緑宝石赤宝石ブルー


彼女自身のデザインで、少々ケバいのもありますが、当面ムスメよりカーチャンの方が身に付ける機会は多そうなので、とりあえず全部預かることにしました。


来週オペラハウスに行く時に早速使ってみましょう宝石白


他のスワロフスキーやビーズの材料もたくさん持参してくれたので、二人であれこれデザイン考えて、来週にでも作ってくれるそうです。


明日は3人でロンドンにショッピングに行くのですが、材料屋さんにも寄って、4月の誕生日用に好きなのを選んだり相談したりできるかもしれません。




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再びバレエのオネーギン

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<3rd Feb Sun>

昨日から泊りがけで来てたムスメも一緒に家族3人でロンドンにショッピング。2つのデパートで主に家具売り場と台所用品売り場を回り、参考になりました。以前は目的なくてもよく3人でデパート巡りしてましたが、ブログをやり始めてからは時間がなくて私はすっかりご無沙汰。久し振りで、見るだけでも楽しかったです。

2月はオペラ、バレエ、コンサートですごく忙しいのですが、明日からの3連ちゃんはオペラのオネーギンで始まり始まり~。

ROHでは偶然か故意か、バレエのオネーギンもほぼ同時にやってて混乱しましたが、バレエには疎くても、先週行ったオネーギン・バレエを片付けておきましょう。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


くつ1月30日、トーチャンと一緒にバレエ「オネーギン」を再び観に行きました。

1月19日のリハーサルはベスト席であるグランドティアの正面から観る機会に恵まれましたが(→こちら )、本公演だとそこは百ポンド以上もするので、2度目は分相応にいつもの貧乏人席で9ポンド。


この値段ですから文句は言えませんが、舞台が奥深いことの多いバレエはかなり見切れる席で、セットはほんの一部だけ、踊る場面も半分以下しか見えなくて、「むむ~、又舞台に誰もいないな~」、というイライラ状態になることが多いのですが、なんと言ってもこの近さは素晴らしくて、時にこういうドラマチックな内容だと良さが発揮されます。今回は、遠くても正面からと、見切れても横の近くからと違う楽しみ方ができて理想的でした。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
指揮者 Dominic Grier

オネーギン Jason Reilly

タチアナ Alina Cojocaru

レンスキー Steven McRae

オルガ  高田茜

プリンス・グレミン Bennet Gartside



    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


オネーギンは、当日まで怪我で初日から欠場のJohan Kobborgがこの日は出られるのかどうかわからなかったのですが、結局、代役が続投(結局コボルグは全部キャンセル)。


コジョカルとコボルグの婚約者カップルで観るもよし、観る機会のないよそ者で観るのも興味深いので、私はどちらでもと思ってましたが、

シュトゥットガルト・バレエ団から助っ人に駆け付けたカナダ人のジェイソン・ライリーは長身で見栄えがするので、立ってるだけなら彼の方が文句なくベターなだけでなく、踊りも演技もなかなかのもので、複雑に絡むシーンも多いのに息も合って、コボルグがメラメラとヤキモチ焼いてるのではないかと心配になるくらいラブラブ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

カメラクリックで写真は拡大します。


同じような写真が多くて申し訳ないですが、看板娘アリーナ・コジョカルの感極まる表情がどれもとても素敵で捨て難いので(ジェイソンは同じ顔でつまらないけど)


  London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      


リハーサルの時のマリアネラ・ニュネスもロールデビューの緊張感が素晴らしかったですが、コジョカルの演技も含めた完成度には今はまだとても敵わないでしょう。踊りもさることながら、細やかで余裕ある演技はさすがです。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

レンスキーのマックレーは、最初ちょっと硬かったので、オルガと無邪気に踊る場面はリハーサルのヴァレンティノ君の方が若々しくフレッシュで良かったかしらと思ったのですが、ぐんぐん良くなって、オネーギンとの決闘を控えた見せ場では苦悩を見事に表現して、さすがプリンシパルの貫禄。これもヴァレンティノ君の敵う相手ではありません。

可憐な役がぴったりの高田茜ちゃんは、期待通り、マックレーとも初々しい素敵なカップルでした。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ひらひらチュチュで現離れした内容ではなく、ドラマとしてもぐっと来る大人のバレエを観られたのは良かったのですが、同じストーリーで同じチャイコフスキーなのに、音楽がまるっきり違ってるのは妙な気分で、特にオペラでは一番盛り上がるタチアナの手紙シーンとレンスキーの決闘前シーンとか「ぐあーっ!、違う、違うプンプン」、と違和感ありすぎ。せめて舞踏会場面くらい同じにすればいいのに・・・。




明日は私にはお馴染みのオペラのオネーギンなので、とても楽しみ。



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