Quantcast
Channel: 着物でオペラ in ロンドン
Viewing all 3001 articles
Browse latest View live

ラ・ボエーム長期レース、最後から2つ目のチームの出来は?

$
0
0

<3rd Mar Sun>

おひなさま今日はひな祭り。実家から二人だけのお雛様も持ってきてるけど、我が家のお姫様が家を出てしまった今では飾る気にもなれず。母の日と一緒だったら良かったのに、それは来週末。

2週間も経ってしまいましたが、全チーム制覇を狙うラ・ボエームは記録に残しておきましょう。全部終わったら、成績付けてベスト&ワースト決めるつもりですから。

-------------------------------------------


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

去年の3月から今年の3月までパラパラと散りばめて24回もやるROHのラ・ボエームもいよいよ終盤に差し掛かり、私は計10回行く予定なのですが、2月18日が8回目でした。


数チームあるうち、ロンドンでの知名度からするとこのチームが一番下だけど、さすがROHの看板プロダクション、切符の出足はぱっとしなかったけど、結局めでたく売り切れたようです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

Director John Copley
Designs Julia Trevelyan Oman
Lighting design John Charlton

Conductor Alexander Joel

Rodolfo

Teodor Ilincai
Mimì Anita Hartig
Musetta Sonya Yoncheva
Marcello Gabriele Viviani
Schaunard Alessio Arduini
Colline Marco Vinco
Benoît Jeremy White
Alcindoro William Robert Allenby


直近のボエーム(→こちら )は名前も知らなかった女性二人がチャーミングだったのですが、今回も同じで、こんなことならもう一度くらい買っておけばよかったわ・・・(こうして、私はROHにずるずると通いつめることになるわけで、時間がいくらあっても足りませ~ん汗)。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ミミ役のアニタ・ハルティグは若いルーマニア人ソプラノですが、容姿や雰囲気も含めると、今まで観たたくさんのミミの中でベストではないかしらアップ


声も魅力的でしたが、若くてほっそり猫背気味で眉間に皺のはかなげな風情はまるで結核で死んでいく可哀相なミミそのもの。この役であちこちで活躍中のようですが、さもありなん。ROHもちゃんと将来有望な歌手をウォッチしてて、でかした、あっぱれクラッカー


アニタ嬢、来シーズンはパリのボエームに出ますが、世界中のオペラハウスがミミ役なら是非彼女を、と奪い合うことでしょう。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     

ムゼッタ役のソニア・ヨンケヴァは名前だけは知ってましたが、張りのある声がビンビン響いて、これまた素晴らしかったことラブラブ


とくに華やかな美人顔ではないけれど、しゃんと姿勢よく胸を張り満面の笑みで自信たっぷりの態度がこれまた最高のムゼッタで、たまには違う側から観てみようと、ムゼッタのワルツが全く見えない右側に座ったことが悔やまれます。


ちょい役ムゼッタには勿体ないソニア嬢、来シーズンは彼女もパリに出演してBチームながらルチアを歌うし、来年5月にはアムステルダムでファウストと大躍進中。私の遠征先の第一候補がアムステルダムなので、これで決まりか?!

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ロドルフォ役のテオドル・イリンカイは、3、4年前だったかベチャワが降板して彼が代役で出た時のボエームが録画されてDVDにもなってるラッキーな若いテノール君。私はその日ではなく、元々イリンカイ君だった日に観に行ったのですが、声が細くて声量に少々問題ありでしたが、チャーミングな好青年ぶりがロドルフォにぴったりで、イメージ通りでアップに堪える彼が画像になってラッキーだったじゃないの、と思ってます。


で、久し振りに登場するイリンカイ君がどれくらい向上してるか楽しみだったのが、実はちょっとがっかりでした。

まず、まだ若いのに、かなりふっくらしてしまって、これではデブの一歩半手前だブタ 


ま、それは仕方なく許すとしても、肝心の歌がねえ。声量だけは進歩したけど、高い音と低い音のつなぎがスムーズではなくゴツゴツで、しかも高音になるといきなり張り上げる声が硬くて・・・むっ。個性はないけど声は悪くないので、これは今後テクニックでカバーしないとまずいでしょう。


彼も来シーズンはパリで歌うことになっていて、マダムバタフライのピンカートンですが、まともなプロダクションの場合は白い軍服とか着るかもしれなくて、格好よく見えるためにダイエットしようね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


舞台横の席からはカーテンコールの時に裏の様子が見えたりするのが面白いんですが、左のガブリエル・ヴィヴィアーニは地味だけどなかなか良いマルチェロでした。でも、バリトンには興味のない私、たしかここで見たことがあるのですが思い出せません。(おそらく同じマルチェロ役でしょう)。

他の低音男性二人も充分合格でなかなか魅力的だったので、皆さん若さに溢れて、一応全チームに行っておこうといくらいの軽い気持ちでしたが、特に素敵な女性二人のおかげで期待以上に楽しめて満足。



残すところ2回となった私のボエーム祭、トリはいよいよ今月9日と12日のヴィットリオ・グリゴーロ。切符は一体何ケ月前に買ったのかしら、長~~い間待ったこと。




人気ブログランキングへ

ラダミスト by Handel (コンサート)

$
0
0

<5th Mar Tue>

あ、そう言えば、もうすぐベルリンに行くんですよね、私。相変わらず余裕がないので何も調べてませんが、ヒマ人トーチャンがガイドブックも買ってしっかり計画してくれてるみたいだから、いつものように全てお任せ。ってことは勿論歩き倒すってことだろうから痛い目に合うだろうけど、やろうとしてもなかなか実行できないダイエットにもなるかも一石二鳥かも。

14日からですが、その前に溜まってる鑑賞記事を少しでも片付けよう、ということで1ケ月近く経ってしまったオペラコンサートについての今更鑑賞記です。

-------------------------------------------

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ヘンデルのオペラは王様やら魔法使いやら仰々しい人たちが出てきて、ストーリーだけ聞くとスケールの大きいドラマなんだけど、単に歌を聴かせるための状況作りなだけですから深刻に取る必要はなく、どうせ感情移入もできないですから、典雅で軽快なバロック音楽と歌手たちの歌合戦を楽しむのがポイント。

このオペラも2行でまとめると、


クリップラダミストは、隣国アルメニアに攻められて囚われの身となったトラキアの王子。アルメニア国王が妻のゼノビアに横恋慕するが、すったもんだの末に夫婦の強い愛の絆が勝利。


ね、単純な勧善懲悪なのもわかりやすくて良いでしょ?


2月10日、週末なのにわざわざバービカンまで出掛けたのですが、実はコンサートが始まる前に、ハリー・ビケットのチェンバロ兼指揮による若いアーチストたちによるパフォーマンスが30分程行われ、バービカンに早く着き過ぎた私とトーチャンはそれも聴いたのですが、歌手のレベルはまちまちだったものの、オケはそこそこ上手だったし、ヘンデルはそう難しくないのかと思ったのですが、メインチームの演奏を聴いたら、同じビケットの指導と指揮でもこんなに違うのかとびっくりするくらいの差。


比較できたおかげで、一見簡単そうなバロック音楽も引き締まったリズム感とメリハリでいかに素晴らしくなれるかを再認識できたのも興味深かったし、一昨年だったかENOで英語で聴いたのをやっと本来のイタリア語で聴けたのが嬉しかったです。(その時のCTはローレンス・ザッゾ)
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

Handel Radamisto

The English Concert
Harry Bicket
conductor

David Daniels Radamisto (トラキアの王子)
Patricia Bardon Zenobia (ラダミストの妻)
Luca Pisaroni Tiridate (アルメニア国王)
Elizabeth Watts Tigrane (アルメニアの将軍)
Brenda Rae Polissena (アルメニア王妃/ラダミストの妹)
Robert Rice Farasmane (ラダミストの父親)

音譜主要な4人は同じメンバーでこの後ニューヨークのカーネギーホールでも公演があったそうですが、特出した歌手はいなかったものの、全体としてはなかなか高水準のパフォーマンスでした。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


まず、タイトルロールのディヴ゙ィッド・ダニエルズですが、カウンターテナー好きの私なれど、彼の声と歌い方を好きだと思ったことは一度もなく、男が無理やり裏声で歌う結果、女の腐ったような不快な声に聞えてしまい、カウンターテナーは気持ち悪いと思うほとんどの人は彼のような声を想像するのではないかと・・・。

なので、一年以上も前に切符を買った時からずっと代役にならないかなあと願ってました。これだけ上手なCTが輩出してる昨今、この大役だって歌える人はいるでしょ、きっと? 


だけど、さすが、私の知る限りキャンセルない頼りにできる立派なベテランのダニエルズ、遠くアメリカからちゃんと来てしまいました来てくれました。

で、どうだったかと言うと、おそらく寿命の短いCTとして最盛期はとっくに過ぎているだろうと全く期待はしてなかったのですが、久し振りに聞いたところ、特に衰えてるようにも聞えず、安定したテクニックを保っているのは尊敬に値するし、一昔前大舞台でもCTが活躍できると証明してくれたのはダニエルズだし、その結果が今のCT百花繚乱時代なのかもしれないわけで、彼の功績は大きいと思います。近くで見るとさすがに皺も増えましたが、長年頑張ってくれて感謝しなくちゃね。



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
でも、彼から一番近くて1メートルの距離だった私には充分聞えたけど、あの声量と響かない声質で果たして後ろの席の人にまで充分届いたかどうか・・・。ダニエルズさん、貴方が道を開いてくれたおかげでヨーロッパには上手なCTがたくさん輩出しましたから、御大はできれば自国アメリカで余生を過ごして下さいね。


というわけで、ダニエルズは期待が低かったのでがっかりもしませんでしたが、意外にも一番の失望は、悪役のルカ・ピサローニ。いつもは鋼鉄のような硬い芯のある声が気味よく直球で飛んでくるのに(グラインドボーンのリナルドとか凄く良かった)、今日はなんだか弱くて迫力不足。調子悪かったんでしょうか。


カーテンコールでピサローニの良い写真が撮れなかったので、代わりに一年半前のグラインドボーンのリナルドの格好良すぎる悪役の写真でもご覧下さい(→こちら )。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


「パトリシア・バードンとブレンダ・レイ(リーと発音するのかも)は体調不良ですが歌います」とアナウンスされた女性二人でしたが、私は彼女たちを前に生で聴いたことがあるのですが、特に不調とも思えず、長丁場を熱演してくれました。


愛らしい容姿に似合わないハスキーなドス声に魅力は感じませんが、それゆえにユニークな存在感のあるアイルランド出身のバードン嬢、異国調のライトブルーとピンクの衣装がとても素敵でした。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


でも、視線はやっぱり長身グラマーのブレンダ・レイ目 


この容姿なら何を着てもサマになるでしょうが、ちょっとアラビア風の白いドレスが舞台映えして、とても華やか宝石白


アメリカ人のブレンダ嬢は、ピサローニと共演したグラインドボーンのリナルドの魔女役で黒い皮(実際にはビニールだったけど)のミニドレスとハイヒールというセクシーな衣装が大柄な彼女にとても似合ってて印象的だったのに、今回は夫(アルメニア王)に冷たくされてめそめそする役なのでイメージ狂っちゃいましたが、風邪ひきながらも美女が熱演する様はいいものですね。ちょっとくぐもった特徴のない声にはあまり惹かれませんが・・。


デカ女のブレンダ嬢に密かに想いを寄せる将軍のズボン役が小柄なエリザベス・ワッツなので、二人のシーンは滑稽だったし、ワッツ嬢のオスカル様風の白いひらひらブラウスにズボンとといういでたちは趣味が悪くてビジュアル的には丸っきり外れてましたが、透明な高音が心地よく響き渡り、私は彼女の歌う場面が一番楽しみでした。イギリス人ゆえの身内びいきも多少あるにせよ、彼女に対する拍手が一番大きかったですしクラッカー


たとえ超一流の歌手が揃わなくても、やっぱりヘンデルはいいですね。歌う方も聴く方も歌に集中できるこういうコンサート形式も大好きですから、もっとたくさんやって頂きたいものです。


そう言えば、3月11日から4月16日までロンドン・ヘンデル・フェスティバルというのがあることをこの日のコンサートのプログラムで知ったのですが(→こちら )、こんな直前では良い切符は買えないでしょうねえ。CTのティム・ミードも出るみたいなのに・・しょぼん  どうせ、仕事も忙しいから無理だし・・プンプン



人気ブログランキングへ

トスカ by Puccini まずは第1チームで

$
0
0

<6th Mar Wed>

サラ・コノリー主演で評判の良いENOのMedeaを、当日にしか買えない超割引切符で観に行こうと思っていたんだが、仕事の都合で行けずしょぼん。そういう理由で行けないのは悲し過ぎるけど、だからこそ、近い将来リタイアした時に喜びが倍増するわけだから、それまで初老の体にムチ打って頑張るべ。

残業してもオペラに行くよりはうんと早く帰宅できたので、無駄にせずブログの更新でもしよまい。

-------------------------------------------


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

お手軽に客が呼べる人気オペラで稼ごうとするセコいけど賢いROH、3月と7月にトスカを飛び飛びで3チームで13回もやるので、ラ・ボエームと並行してプッチーニばっかりじゃん、なのですが、ブツブツ言いながらも、3月4日に最初のチームを観て来ました。

トスカってどんなお話なの?というは以前の記事をご覧頂くとして(→こちら )、要するに、三角関係がもつれて一日にナイフ殺人、銃死刑、飛び降り自殺という三通りの死に方をするというスケールの大きい三面記事のようなドラマで、ドラマの構成も良いし、プッチーニの音楽はオケ部分が凝っててちょっと斬新だし、人気があるのもうなずけます。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Director Jonathan Kent

Designs Paul Brown

Lighting design Mark Henderson

Revival Director Andrewe Sinclair


Conductor Maurizio Benini

Floria Tosca Amanda Echalaz

Mario Cavaradossi Massimo Giodano

Baron Scarpia Michael Volle

Spoletta Hubert Francis

Angelotti Michel de Souza




London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


トスカ役のアマンダ・エシャラズ(って読むのかしら?)は、2009年にアンジェラ・ゲオルギューの代役で急遽出演した南アフリカ出身のソプラノで、その時は最初は緊張して硬かったけど見る見る良くなってちょっとしたスター誕生劇でした(→こちら )。


それが評価されて今回の抜擢につながったに違いないのですが、歌よりも演技が大切なこの役で、舞台映えする容姿と迫真の演技で堂々の主役ぶり。2006年にホランドパークのマノン・レスコーでとても上手だった彼女(→)がここまで立派に成長したのを見るのは嬉しいことです。

声もよく出て今まででベストとも言える素晴らしいかったですが、トスカって有名なアリアが一曲あるだけで、それだって歌としては聴きごたえないので、また他のどしどし歌う役でアマンダ嬢を聴いてみたいです。


ワンピース

このプロダクションのトスカのドレスは妙な不平等が生じてて、なぜかゲオルギューだけ胸がうんと開いててスカートのトレインも長い白いドレス、他の人は似たデザインだけどグレーで地味なドレスなんです(→こちら )。


白ドレスの方がうんと華やかで美人に見えるので、きっとROHでは我が物顔のゲオルギューが「これは私だけが着るから、他の女はぱっとしないドレスでいいのよ」、と主張したんでしょうね。でも、動くのが大変で歌手泣かせなドレスですよ、これ。プレミアムの時は素材選びもまずくてガサガサうるさかったですしね。

代役の際、アマンダ嬢はもちろん今回と同じグレーでしたが、裾直しする余裕もなかったのか、やけに短くて優雅じゃなかったですが、今回はちゃんとぴったりサイズで裾さばきもちゃんと練習したのか上手くこなしてました。先回はぐるぐる巻きで身動き取れなくなって立ち往生してましたからべーっだ!


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


「俺のものになってくれたら、お前の恋人の命は助けてやるぜ」、という姑息な手段ででトスカを手篭めにしようとするセクハラ&パワハラおやじのローマ警視総監スカルピア。今回はドイツから来てくれたミヒャエル・フォッレでしたが、これもこれまでのROHのスカルピアの中では総合点では最高かもチョキ

なにをやっても憎たらしいくらい上手なフォッレにとってはわかりやすいスカルピアなんてお茶の子さいさいなので、歌も演技も余裕綽々。腹黒くて凄みがあって金も女も楽しんでる男爵をせせら笑いながら楽しく演じてるフォッレはさすが。


ただ一つ不満があるとすれば、声のコントロールが上手過ぎるせいか、トスカに対する欲情を露わにする聴かせどころのアリア「テ・デウム」がちょっと軽過ぎた。ここは思い切りストレートに吼えまくって欲しかったですが、第二チームのスカルピアもフォッレなので、もう一度聴けるのが楽しみ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
トスカの恋人カヴァラドッシ画家は、甘いアリアが2曲あって得なテノール役ですが、今回の立派なトスカとスカルピアと比べると歌唱力はどうしても格下という印象になってしまうマッシモ・ジョルダーノ


けっして下手ではないけれど、高音になると崩れ気味なのが残念。演技は上手なのに・・・先回も代役でこの役歌ったんですが、その時もこの程度だったので、これが実力なんでしょう。


イタリア人のジョルダーノは私の好みではないけれど甘いマスクと足が長くてすらっとした体格が魅力的で、貧しい容貌の人が多いテノール界では貴重な存在。

色んな男性で見たこの衣装も今までで一番素敵に見えるのに、嗚呼、この歌唱力なのが本当に「惜しい」ったらないわ・・・。


サーチ

私が行く次の公演は今月20日ですが、トスカのKristine OplaisはNYメトなどにも出て躍進中のソプラノで、マダム・バタフライで聴いたこともあるけど、カヴァラドッシの中国人Yonghoon Leeって誰かしら?

第三チームは7月で、こないだ素晴らしいオテロだったアントネンコが出るので数回分確保してありますラブラブ 



人気ブログランキングへ

2013年の着物お出掛け一覧

$
0
0

<8th Mar Fri>

忙しく働いて疲れた体に前衛オペラWritten on Skinはきつかった・・・ショック!

やっと待ちに待った週末、土曜はグリゴーロが聴けるし、日曜は母の日でムスメが来てくれるニコニコ しばらく春めいていたのに寒波が戻ってくるらしいのが残念だけど。もうすぐ又雪かもって予報なので、果たしてボエームには着物で行けるのかしらん? 折角今年は着物お出掛けを増やそうと思っているのに、出鼻くじかれてばかりだけど、恒例の着物お出掛け一覧を今年もスタートさせましょう。

------------------------------------------


年末恒例の着物お出掛け一覧です。この年間まとめは2005年からやってて(→こちら )、今年で9回目。

私にとっては不可欠な備忘録で、次はなにを着ようかしらと考える時の便利な参考です。


写真のタイトルをクリックするとその時の記事に飛びます。


これまでの記録は、2006年52回、2007年51回、2008年74回、2009年68回、2010年48回、2011年51回、2012年40回ですが、さて、今年はどうなりますことやら? 


このところちょいとサボり気味で、今年もすでに出遅れてますから、記録更新は無理でしょうが、まあぼちぼち、と・・・。相棒の着付けのA先生が体調崩されて暫く着物でご一緒できないので私が一人で頑張らないといけないですしね。異常な若作りと言われようが、せっかく海外にいるのですから、還暦の年でもあり、「今まで以上にカラフルに」、をモットーにしようかな?


この記事は、都度追加し、一年が終わってまとめに移す際に削除しますので、それまでコメント無しで続けます。


January (2回)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
        Jカレヤ@RFH                    オネーギン(バレエ)

 

February (5回)   
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

        Aエスポジート@Wigmore                 オネーギン(オペラ)

       

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

       オネーギン(オペラ)                      Tロッホ退団公演(バレエ)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

      CTイエスティン君@Wigmore



人気ブログランキングへ

ラ・ボエーム最終チーム グリゴーロのランニングシャツ姿

$
0
0

<9th Mar Sat>

今夜のラ・ボエーム、私の注目は、圧倒的な声量と強靭でストレートな声が魅力の、今をときめくイタリア人テノールのヴィットリオ・グリゴーロに集中目


期待&予想通り、弾けまくってくれました爆弾アップ


しかし、いつものように顔も体も少しもじっとしていられないグリゴーロ、勇み足でしょうか、なんと第一幕で台詞を忘れたのか、つまづいた瞬間もありました叫び アラーニャじゃあるまいし、年のせいで記憶力が悪化したわけではなく、やる気がほとばしったんでしょう。舞台に立つのは2ケ月ぶりだそうですから。



カメラ連写で写真をすごくたくさん撮ったのに、ブレてたのが多かったのは、彼がよく動くせいかも。クリックで拡大しますので、はじめて見るグリゴーロの無精ひげ顔を大きくしてご覧あそばせ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)   

     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)       

写真を見て驚いた方もいらっしゃるでしょうが、なんと最後の幕はランニングシャツ姿だったんです。彼だけ季節外れってのも妙ですが、ま、リアリティなんてくそ食らえ、なのがオペラですから、全然構わないですよ~。美しいモノはどんどん露出して下さいね~キラキラ


しかし、今までのロドルフォは皆ちゃんとシャツとベスト着てたのに、「おいらのカラダ見てくんな!」とグリゴーロ自身が提案したんでしょうかね? それならば、いっそのこと、ミミが死んだショックでやけくそになってランニングシャツ破り捨てて上半身裸になればよかったのにべーっだ!



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
で、程よく筋肉のついた引き締まった腕がセクシーなのでラブラブ!、それまでは彼の顔ばかり見てたんだけど(他の男性は一切無視。こないだのチームと同じだしね)、それからはむき出しの腕ばかりに目が行ってしまい・・・ドキドキ


近くの席なのに双眼鏡で凝視するのが気恥ずかしかったですが、それでもしっかり見なくちゃと思ったのは、左の上腕の小さな刺青の形が何なのかここでレポートしなくちゃなりませんもんね?



← 合格こんな感じのの形だと思いますが、この写真で見えるかな? 

グリゴーロが出るのは今日と12日の2回だけで、12日ももちろん行きますが、反対側なので刺青は見えません。



一応、他のキャストも書いておきましょう。グリゴーロだけ格が違うのは明らかでしたが。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

Director John Copley
Designs Julia Trevelyan Oman
Lighting design John Charlton

Conductor Alexander Joel

Rodolfo

Vittorio Grigolo
Mimì Hibla Gerzmava
Musetta Sonya Yoncheva
Marcello Gabriele Viviani
Schaunard Alessio Arduini
Colline Marco Vinco
Benoît Jeremy White
Alcindoro William Robert Allenby



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ミミ役のヒブラ・ゲルツマヴァは、なかなか良かったですが、43歳でこの役はビジュアル的に無理があるし、声もミミにはねっとり重い。ROHではこれまでにオネーギン、ドンジョバンニ、数年前のボエームで聴いたことがありますが、オネーギンのタチアナが抜群だったので、それで勝負した方がいいのでは?


因みに、今回ミミの予定だったけどときめく女心を優先してキャンセルしたバーバラ・フリットリは、今日の同じ時間にニューヨークでドンカルロやってましたね。ラジオ生放送で少し聴きましたが、やっぱり上手なので、グリゴーロとここで共演して欲しかったですむっ


でも、フリットリだってうんと年上ですから、年恰好の合う若いミミちゃんがいたらいいのにね、と思っていたら、来シーズンのNYメトのHDビューイングはグリゴーロがこないだここでミミをやった20代のアニタ・ハリティッヒと共演するそうで、まさに理想のカップル。いつものように羨ましいメトの豪華顔ぶれだわ。




人気ブログランキングへ

母の日にムスメの手描きカード

$
0
0

<10th Mar Sun>


ブーケ1イギリスでは今日が母の日。


今ではMother's Dayと呼ばれて、日本と同様、商業ベースでお母さんに感謝する日になってますが、本来はMothering Sundayというキリスト教の習慣で、洗礼を受けた教会にお祈りに行く日だったそうです。遠くに奉公に行ってる人たちも休みをもらって故郷に帰れるってことで、要するに日本のお盆と同じですね。


仕事がはじまって急に忙しくなったムスメですが、ランチに来てくれました。


ボーイフレンド君も一緒だったのでいつものベタベタできませんでしたが、4人でピンクシャンペンを飲みながら私が作ったお稲荷さんとちらし寿司でお祝いしてもらいました。普通はいつもお料理や家事をするお母さんが楽をさせてもらえる日でしょうが、男女逆の我が家ではカーチャンがたまにお料理を作らせてもらえる日ってとこでしょうか。


でも、一番嬉しいのはもちろんムスメの手描きカードアート

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


お馴染みのカエル君がチューリップに囲まれてて春らしい絵でしょチューリップ赤チューリップピンク (過去の手描きカードや手作り作品は「親ばかギャラリー」にまとめてあります→こちら


3ケ月のんびりしてたムスメですが、いよいよ先週から久し振りに映画の小物作りのプロジェクトがスタート、朝5時起床でシェパトン撮影所通いの忙しい生活がははじまりました走る人


寒さがぶり返し、明日は雪が降るかもしれないのですが、フリーランスですから特に体に気をつけて、楽しみながら頑張って欲しいものです。




人気ブログランキングへ

昭和レトロの着物

$
0
0

<11th Mar Mon>

私は忙しくて窓の外を見る余裕がありませんでしたが、金融街シティでも雪が舞ったそうで、空気が刺すように冷たいロンドン(木曜日から行くベルリンはもっと寒い予報なので、身支度の準備中ですが、お洒落より、ます防寒)。こう寒くては明日のラ・ボエーム2回目に着物で行くのは諦めましたが、幸いおだやかだった2日前にボエーム1回目に着物で行った時のことをアップしましょう。

------------------------------------------


3月9日の土曜日、ラ・ボエームに着物で行きました。


昭和レトロの縦縞小紋と鏡裏文の帯。形は変わらなくても、色合いに流行があるようで、不思議と同じ時代の着物と帯が相性が良いんですよね。


この着物は、実家にあったのだけれど、母によると、誂えたわけではなく、使った形跡もなし。おそらく戦争中のごたごたで誰かが食料に替えるためにに手放したものをゲットしたけど着なかったってことではないかしら? 


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
時代遅れついで、袖丈の合うこれまたレトロな道行コートを引っ張り出してみましょう。母が女学校時代に縫った、70年以上は経ってます。


この時代のものは裏地が鮮やかな色だったようで、この着物も道行も、裏が真っ赤と真っ黄色。


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
  ワインご一緒した方に奢って頂いたワイン


この着物、柄は古めかしくても、袖丈が今の基準で普通であれば粋な一枚になれるんでしょうが、昔の娘向きに長いので、今の日本では着られないでしょう。ロンドンで着るにしても袖を短くした方がしっくりするでしょうから自分で直しちゃおうかしらんとずっと思っているのですが、自分でやる自信はさすがに無し・・・。このままでは中年ハイカラさんみたいで奇妙ですから、日本の方に写真をお見せするのも恥ずかしい・・・。


でも、時代と時を越えて私の手元にあるのも何かの縁、ということの他にも、この着物に特別の愛着を感じる理由が実はあるんです。

それは、6年前の私の誕生日に、当時は大学でアートを学んでいたムスメが作ってくれたクレイクラフトの鳥さんが着てる着物のモデルになったからです(→こちら )。



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


上の写真はその時のものですが、鳥さんは高さ7センチで中は空洞。金属ネットを丸めたものがベースになっていて、フィモfimoというオーブンクレイoven clayを使って、オーブンで焼いて固めてから色を付けてあります。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
羨ましがるトーチャンのためにもう一つ作ってくれた羽織袴の男性版とのカップル鳥は、これまでのムスメの作品の中で今でも私の一番のお気に入り。


つるっぱげではナンだからと、後でカツラも作ってくれましたよ(→こちらこちら )。

     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)   

昭和二十年代生まれですから、私だって立派な昭和レトロなわけですが、もっと古くてもまだ着られるから着物って素晴らしいでしょ?


 


人気ブログランキングへ

PR: So-net モバイル WiMAXご入会で


最後にこけたラ・ボエーム 

$
0
0

<13th Mar Wed>

明日からベルリン旅行なのですが、旅行の前後は仕事が一段と慌しくてうんざりむっ。ジムにもしばらく行けてないのでひどい肩こりだし。行く前にワクワク楽しみにする余裕を持てる境遇に早くなりたいわあ。

------------------------------------------


2回だけグリゴーロが出る最終チームの2回目が昨日(3月12日)にありました。


スター歌手も出てくれたし(フリットリには振られたけど)、最後ぱ~っと華やかに飾ってヤンヤの声援で幕を閉じる筈だったのに、


なんと、


テクニカル・プロブレムが発生し、幕間に長く待たされた挙句、3つあるセットのうち屋根裏部屋だけしか出てきませんでした叫び


パリのカフェのセットはROHのプロダクションの中でも最も豪華で素晴らしいのに、昨夜はバックが真っ黒な壁・・・。私はいやと言うほど見てるから、いつもと違ってて面白かったけど、初めて観る人は可哀相。でも、努力はしてくれて、テーブルや椅子、荷馬車といった手で運べるものは置いてあったので、どの場面も一応それらしい雰囲気は出てました。やっぱり、確実に頼れるのはハイテクよりも昔ながらの肉体作業ってことか。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
キャストは先回の記事でご覧下さいですが(→こちら )、ちょっと違う状況の中で皆さん3日前に劣らない立派なパフォーマンスで素晴らしかったのに、なぜかカーテンコールはさほど盛り上がらず、拍手も少なくて・・・。


9日はいつものようにはしゃいでたグリゴーロもこの日はあんまり嬉しそうな顔を見せてくれなかったのは、待たされてリズムが狂った上にセットがなくて調子狂ったのか、


それとも、


1回目はランニングシャツ姿で自慢の肉体美を見せびらかせたのに、この日は最初はランニングシャツで洗濯してたのにすぐにシャツを着込んでしまったのがつまらなかったのか・・・。

他の歌手たちに「やっぱり、変よ、寒い屋根裏部屋で貴方だけそんな格好してちゃ」、とでも言われたのでしょうかね?


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
というわけで、なんだか妙な夜でした。


      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      


カーテンコールの前に誰かが直してくれたのでしょう、シャツの襟はちゃんとなってますが、実は彼の着方がまずくて、それまでずっ内側に折れたままでした。


ま、襟なんかどうでもいいんですけど、今日は少なくとも当然ランニングシャツ姿、もしかしたらそれも勢い余って脱いでくれるかも、と期待したのに、すっごく残念・・しょぼん


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

因みに、今日発表されたROHの来シーズンの演目の中にはまたこのボエームもあり、グリゴーロはまた出てくれるようです。お相手はアンジェラ・ゲオルギュー。 (新シーズンについては近いうちに記事にします)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


人気ブログランキングへ

ROHの新シーズン演目発表

$
0
0

<14th Mar Thus>

昨日、ロイヤルオペラハウスの2013/14年の演目と出演者が発表になりました。今日二つ目の記事ですが、ベルリンに行く前に大急ぎでコメントしておこう。時間がないので写真ゼロですみません。

-------------------------------------------


新シーズンのpreviewイベントは4月19日なので、その直前に発表するのかと思ったら、早くも出てしまいましたね(そのイベント、なにか意味あるわけ?)


去年、まとめておいたら自分自身で結構役に立ったので(→ こちら )、今年も早速メモしておこうっと。


基準はあくまで私の偏った楽しみの度合いであり、新プロダクションはそれだけで星がひとつ多くなったりします。

以下のリストは公演順ですが、赤字は凄く楽しみにしてる歌手、青字はそこそこ楽しみにしてる歌手、緑字はできれば他の人に代わってもらえるよう呪いのワラ人形に針を打ち込みむつもりの歌手です。


男性は(テノールだけをピックアップすると)フローレス、グリゴーロ、カウフマン、カレヤ、ポレンザーニ、アラーニャ、コステロ、女性はネトレプコ、ダムラウ、ガランチャ、デシドナート、ゲオルギュー、と、ROHにしては決して悪くない顔ぶれでしょう。


「えっ、又これやるの~?」というオペラが並んでしまったのは興ざめですが、来シーズンは海外遠征に力を入れようかと計画してる私にはちょうど良いかも。


(☆白星は半分という意味)


★★★

Turandot (Puccini)
Dir: Andrei Serban/Cond: Henrik Nánási (Sept) / Nicola Luisotti (Feb, Mar)
Cast: Turandot – Lise Lindstrom (Sept) / Iréne Theorin (Feb; Mar)/ Altoum – Alasdair Elliott/
Timur – Raymond Aceto (Sept) / Matthew Rose (Feb; 4 Mar), Kurt Rydl (7, 10 Mar) Calaf – Marco Berti (Sept) / Alfred Kim (Feb; Mar)/
Liù – Eri Nakamura (Sept) / Ailyn Pérez (Feb; Mar)
9 | 12 | 17 | 19 | 24 September/14 | 21 (mat) | 28 September/17 | 20 | 25 | 28 February/4 | 7 | 10 March
プロダクションには飽きてるけど、今まで生で聴いた中でベストなトゥーランドット姫イレーネ・テオリンをもう一度聴けるのが楽しみ

★★★☆
Le nozze di Figaro (Mozart)
Dir: David McVicar/Cond: John Eliot Gardiner (Sept; Oct) / Colin Davis (May)
Cast: Figaro – Luca Pisaroni (Sept; Oct) / Alex Esposito (May)/ Susanna – Lucy Crowe (Sept; Oct) / Camilla Tilling (May)/ Cherubino – Renata Pokupic (Sept; Oct) / Anna Bonitatibus (May)/ Count Almaviva – Christopher Maltman (Sept; Oct) / Gerald Finley (May)/ Countess Almaviva – Rebecca Evans (Sept; Oct) / Sally Matthews (May)
16 | 18 | 21 | 25 | 27 September/2 | 4 | 7 October/2 | 5 | 7 | 10 (mat) | 15 May
飽きたプロダクションでも、新しいフィガロ二人で楽しみ激増

★★
Elektra (Richard Strauss)
Dir: Charles Edwards/Cond: Andris Nelsons
Cast: Elektra – Christine Goerke/ Chrysothemis – Adrianne Pieczonka/ Klytämnestra – Michaela Schuster/ Orest – Iain Paterson/ Ägisth – John Daszak
23 | 26 September/ 1 | 6 | 9 | 12 October
リヒャルト・シュトラウス生誕150年。前回と同じスーザン・ブロックでなくてよかった

★★★★☆
Les Vêpres siciliennes(シチリアの夕べの祈り)(Verdi) NEW
Dir: Stefan Herheim/Cond: Antonio Pappano
Cast: Helene – Marina Poplavskaya/ Henri – Bryan Hymel/ Procida – Erwin Schrott/Guy de Montfort – Michael Volle
17 | 21 | 24 | 29 October/ 1 | 4† | 7 | 11 November †Live cinema relay
箱ふぐポポさえ出ていなければ、5ツ星なのに・・・。ナポリで観ましたが、ROHでは久し振りの上演


Greek(Mark-Anthony Turnage) /The Killing Flower (Salvatore Sciarrino)
Dir: Michael McCarthy/Cond: Michael Rafferty
Greek Cast: Eddy – Marcus Farnsworth/Eddy’s Dad/Café Manager/Chief of Police – Gwion Thomas/Eddy’s Mum/Waitress/Sphinx – Sally Silver
Eddy’s Sister/Waitress and Eddy’s Wife/Sphinx – Louise Winter
The Killing Flower Cast:Duchess – Amanda Forbes/Visitor – William Towers/Servant – Michael Bennett/Duke – George Humphreys
Greek 21 | 22 | 25 | 26 October/ The Killing Flower 24 October
きっと不快な前衛的な新作オペラだ・・・。最近のWritten on Skinは苦痛だったしなあ

★★★
Wozzeck (Berg)
Dir: Keith Warner/Cond: Mark Elder
Cast: Wozzeck – Simon Keenlyside/Marie – Karita Mattila/Captain – Gerhard Siegel/Doctor – John Tomlinson/ Drum Major – Endrik Wottrich
31 October/ 5 | 8 | 12 | 15 November
前回はオーケストラストールを奮発したのに、不快な音楽で頭痛が。サイモンは上手だろうけど、今回は安い席で一回だけにしとこ

★★★★★
Parsifal (Wagner) NEW
Dir: Stephen Langridge/Cond: Antonio Pappano
Cast:Parsifal – Simon O’Neill/Kundry – Angela Denoke/Gurnemanz – René Pape/Amfortas – Gerald Finley/Klingsor – Willard White
30 November/2 | 5 | 11 | 15 | 18† December †Live cinema relay
前回の陳腐なパルシファルがやっとゴミ箱になったのは喜ばしいこと。これでクラウス君が出てたら最高だけど、サイモン・オニールか・・・。でも、パーペとデノケだけでもありがたいと思わなくちゃね

★★★★
Carmen (Bizet)
Dir: Francesca Zambello/Cond: Daniel Oren
Cast:Carmen – Elina Garanča (16, 19, 22 mat Dec; 3, 6, 9 Jan) / Christine Rice (21, 23 Dec; 1, 4 Jan)/Don José – Roberto Alagna (16, 19, 22 mat Dec; 3, 6, 9 Jan) / Younghon Lee (21, 23 Dec; 1, 4 Jan)/Escamillo – Vito Priante (16, 19, 22 mat Dec; 3, 6, 9 Jan) / Kostas Smoriginas (21, 23 Dec; 1, 4 Jan)/Micaëla – Veronica Cangemi (16, 19, 22 mat Dec; 3, 6, 9 Jan) / Sarah Fox (21, 23 Dec; 1, 4 Jan
16 | 19 | 21 | 22 (mat) | 23 December/1 | 3 | 4 | 6 | 9 January
ガランチャとアラーニャですでに先回6回も観たのでさすがにゲップが・・。ヨン様はどうかしらね?

★★★★
Manon (Massenet)
Dir: Laurent Pelly/Cond: Emmanuel Villaume
Cast:Manon Lescaut – Ermonela Jaho (14, 17, 21, 24, 28 Jan) / Ailyn Pérez (31 Jan; 4 Feb)
Lescaut – Audun Iversen/Chevalier des Grieux – Matthew Polenzani/Le Comte des Grieux – Alastair Miles/Guillot de Morfontaine – Christophe Mortagne/De Brétigny – William Shimel
14 | 17 | 21 | 24 | 28 | 31 January/4 February
キャーッ! マシュー・ポレンザーニ! マノンがヤホってのが嫌だけど

★★★★★
Don Giovanni (Mozart) NEW
Dir: Kasper Holten/Cond: Nicola Luisotti
Cast:Don Giovanni – Mariusz Kwiecien/Leporello – Alex Esposito/Donna Anna – Malin Byström/Donna Elvira – Véronique Gens/Don Ottavio – Antonio Poli/Zerlina – Elizabeth Watts/Masetto – Dawid Kimberg/Commendatore – Alexander Tsymbalyuk
1 | 3 | 12† | 14 | 18 | 21 | 24 February †Live cinema relay
そうね、そろそろ新しいドンジョバが必要かも。キフィエチェンはドンジョバがベスト。若いポリ君も楽しみ。でも、ホルテン演出なのが不安

★★★★
La fille du régiment (連帯の娘)(Donizetti)
Dir: Laurent Pelly/Cond: Yves Abel
Cast:Marie – Patrizia Ciofi/Tonio – Juan Diego Flórez (3, 6, 9, 12, 15 Mar), Frédéric Antoun (18 Mar)/Suplice Pingot – Pietro Spagnoli/La Marquise de Berkenfield – Ewa Podles/La Duchess de Crackentorp – Kiri Te Kanaw
3 | 6 | 9 (mat) | 12 | 15 | 18 March
又チョーフィか・・ダムラウで聴きたい。又フローレスか・・さすがにちょっと飽きた・・

★★★★★
Jonas Kaufmann Main Stage recital
6 April
ROHでの久し振りのリサイタル。以前はちょこちょこやってたのにね。又どんどんやって頂戴

★★★
Die Frau ohne Schatten (影のない女)(Richard Strauss) NEW
Dir: Claus Guth/Cond: Semyon Bychkov
Cast:The Emperor – Johan Botha/The Empress – Emily Magee/The Nurse – Michaela Schuster/Barak – Johan Reuter/Barak’s Wife – Elena Pankratova
14 | 17 | 20 | 23 (mat) | 26 | 29 March/2 April
二つ目のリヒャルト・シュトラウス

★★★★☆
Faust (Gounod)
Dir: David McVicar/Cond: Maurizio Benini
Cast:Faust – Jospeh Calleja/Marguerite – Anna Netrebko/Méphistophélès – Bryn Terfel/Valentin – Simon Keenlyside
4 | 7 | 11 | 14 | 17 | 22 | 25 April
久し振りのネトコちゃんなのに、また前回と同じオペラだなんてつまんないけど、豪華な4人だから切符争奪戦だ

★★★★☆
La traviata (Verdi)
Dir: Richard Eyre/Cond: Dan Ettinger
Cast:Violetta Valéry – Diana Damrau (19, 21, 24, 26, 30 April; 3, 9 May) / Ailyn Pérez (6, 12, 17, 20 May)/Alfredo Germont – Francesco Demuro (19, 21, 24, 26, 30 April; 3, 9 May) / Stephen Costello (6, 12, 17, 20 May)/Giorgio Germont – Dimitri Hvorostovsky (19, 21, 24, 26, 30 April; 3 May) / Simon Keenlyside (6, 9, 12, 17, 20 May)
19 | 21 | 24 | 26 | 30 April/3 | 6 | 9 | 12 | 17 | 20 May
なにーっ、又椿姫?! でも、わーい、ダムラウだ、デムーロだ、コステロだ

★★★
Tosca (Puccini)
Dir: Jonathan Kent/Cond: Teodor Currentzis (10, 13, 16, 19, 22, 27, 30 May; 3 June) / Plácido Domingo (16, 19, 21, 26 June)
Cast:Floria Tosca – Oksana Dyka (10, 13, 16, 19, 22, 27,30 May; 3 June) / Sondra Radvanovsky (16, 19, 21, 26 June)/Mario Cavaradossi – Roberto Alagna (10, 13, 16, 19, 22, 27,30 May; 3 June) / Riccardo Massi (16, 19, 21, 26 June)/Baron Scarpia – Thomas Hampson (10, 13, 16, 19, 22, 27,30 May; 3 June) / Sebastian Catana (16, 19, 21, 26 June)
10 | 13 | 16 | 19 | 22 | 27 | 30 May/3 | 16 | 19 | 21 | 26 June
トスカ、やり過ぎ! アラーニャをこの役で聴くのは10年ぶりくらいだけど、歌詞忘れちゃ駄目よ

★★★★★
Les Dialogues des Carmelites (カルメル派修道女の対話)(Poulenc) NEW to The Royal Opera
Dir: Robert Carsen/Cond: Simon Rattle
Cast:Blanche – Magdalena Kožená/Constance – Anna Prohaska/Madame Lidoine – Emma Bell/Mère Marie – Sophie Koch/Madame de Croissy – Deborah Polaski/Marquis de la Force – Thomas Allen/Chevalier de la Force – Yann Beuron
29 May/2 | 4 | 7 | 9 | 11 June
ラトルとコジェナの夫婦ROH初共演。ここでは珍しいポラスキも!

★★★★★
Manon Lescaut (Puccini) NEW
Dir: Jonathan Kent/Cond: Antonio Pappano
Cast:Manon Lescaut – Kristine Opolais/Lescaut – Christopher Maltman/Chevalier des Grieux – Jonas Kaufmann/Geronte de Ravoir – Maurizio Muraro/Edmondo – Benjamin Hulett
17 | 20 | 24† | 28 June/1 | 4 | 7 July †Live cinema relay
マノン・レスコーをROHで観るのはこれが初めて。しかもカウフマン

★★
Ariadne auf Naxos (ナクソス島のアリアドネ)(Richard Strauss)
Dir: Christof Loy/Cond: Antonio Pappano
Cast:Ariadne/The Prima Donna – Karita Mattila/Bacchus/The Tenor – Roberto Saccà/Zerbinetta – Jane Archibald/The Composer – Ruxandra Donose/Harlequin – Markus Werba/A Music Master – Thomas Allen
25 | 30 June/3 | 10 | 13 July
特に好きでもないRシュトラウス3弾目。この顔ぶれなら一回だけでいいかな・・

★★★★★
Maria Stuarda (Donizetti ) NEW
Dir: Moshe Leiser and Patrice Caurier/Cond: Maurizio Benini
Cast:Maria – Joyce DiDonato/Elisabetta – Carmen Giannattasio/Roberto – Charles Castronovo/Lord Cecil – Jeremy Carpenter/Giorgio – Matthew Rose
5 | 8 | 11 | 14 | 16 | 18 July
待ってました、ディドナートのマリア・スチュアーダ。カステルノーヴォが出るにも拘わらず5ツ星

★★★☆
La bohème (Puccini)
Dir: John Copley/Cond: Cornelius Meister
Cast:Mimì – Ermonela Jaho (9, 13 mat, 17, 19 mat July) / Angela Gheorghiu (12, 15, 19 eve July)/Rodolfo – Giuseppe Filianoti (9, 13 mat, 17, 19 mat July) / Vittorio Grigolo (12, 15, 19 eve July)
/Marcello – Markus Werba (9, 13 mat, 19 mat July) / Massimo Cavalletti (12, 15, 17, 19 eve July)
/Musetta – Simona Mihai (9, 13 mat, 19 mat July) / Irina Lungu (12, 15, 17, 19 eve July)
9 | 12 | 13 (mat) | 15 | 17 | 19 (mat) | 19 July (eve)
やっと終わったと思ったのに、やっぱり又やるのね。グリゴーロは違う役で来て欲しかったけど

★★
Jette Parker Young Artists Summer Performance
Programme TBC
20 July (mat)

★★
Moses und Aron (Arnold Schoenberg) (Welsh National Opera)
Dir: Jossi Wieler and Sergio Morabito/Cond: Lotha Koenigs
Cast:Moses – Richard Angas/Aron – Rainer Trost/A Young Maiden/First Naked Virgin – Elizabeth Atherton/A Young Man – Alexander Sprague/Another Man/Ephraimite – Daniel Grice/A Priest – David Soar
25 | 26 July
あら、珍しい、ウェールズオペラ団がROH夏休み中に来てくれるのね。切符が安いといいけど


人気ブログランキングへ

ベルリンに行ってきます

$
0
0

<14th Mar Thus>


飛行機今からトーチャンと、14日から18日までの4泊でベルリンに行ってきます。


雪の結晶でも、今すごーく寒いんだそうで、最低気温はマイナス7度ですって。想像もつきません。


ベルリンは初めてのトーチャンのためにも、オペラだけでなく観光も目的だったんですが、これでは博物館に入り浸るしかないかも。


切符が買ってあるオペラは2つで、シラー劇場の愛の妙薬(→こちら )とDeutsche Operのローエングリン(→こちら ) 。


インターネット環境がわからないのですが、iPhoneではブログ投稿まではできないでしょう。


スキン写真は前回のベルリン写真でも載せようと思っていたのですが、昨日思い掛けなくROHの来シーズン発表とかあって、その記事書いてたらそんな余裕はなくなったので、ボエームのままで失礼。


では、行って来ま~すカバン


留守中、こちらをクリックしてて下さると嬉しいです。よろしくお願いします。




人気ブログランキングへ

PR: ドキュメントスキャナならScanSnap

$
0
0
Wi-Fi機能搭載で、スマートフォン・タブレットとの直接連携を実現!詳しくは>>

寒いベルリンから戻りました

$
0
0

<18th Mar Mon>


カバン今夜8時に、飛行機が遅れたために予定より1時間遅かったですが、4泊5日のベルリン旅行から無事に帰宅しました。


車で30分ちょっとのルートン空港だったのでとても便利で、空港建物のすぐ隣の駐車場にずっと車を置いててもヒースローよりずっと安いし、EU以外の人はほとんど利用しない地方の小空港なのでしょう、イミグレーションも私の方がトーチャンよりもうんと早く済みました。


到着した時、気温は3度でしたが、風が吹いても「ああ、おだやかなそよ風で快適、快適」、と感じたくらい。


雪の結晶ベルリンは寒かったですからね。雪が解けずに残ってて、時折小雪も舞ったので、ずっと氷点下だったのかもしれなくて、街中は除雪されてましたが、公園は真っ白で池も凍ってました。


それでも、風さえ吹かなければそんな寒いとは感じず、幸い長い間風が吹き続いた日はなかったので、なんとか戸外を歩き回ることができました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ダウンのコートを2枚重ね着し、その下にも何枚も着てるので、腕がフルには曲がらないくらい着膨れてる私。毛糸の帽子も2つ被ってるの。


走る人トーチャンの万歩計で5日間の合計が62,300歩。

いつもよりうんと少ないのは、3夜連続でオペラに行って座ってる時間が長かったためですが、元々オペラを観るためにこんな観光には不向きな時期に行ったわけですから、これで正解です。


もちろん明日から仕事で、きっとドッと溜まってるので残業きになるに決まってますが、ぼちぼち旅行記事はアップしていきますね。例のごとく、食事に掛ける時間を惜しんで観光したので、充実感は大いにありです。


人気ブログランキングへのクリック、ありがとうございました。留守中で更新してないのに1位になってましたよクラッカー  




人気ブログランキングへ

ベルリンのホテル

$
0
0

<19th Mar Tue>

やっぱり仕事がすごく溜まってて、どっと疲れましたが、働いてるからこそ旅行にも行けるのだといつものように自ら励まして頑張りましょう。明日は楽しみにしてた例のオペラ界のヨン様のトスカだ。ベルリン旅行記は写真中心にさくさく進めましょう。どういう切り口でまとめるか決めてませんが、まずはホテル。

------------------------------------------


今回の行動予定に合う交通の便を重視して、クーダム地域にあるシャルロッテンブルグ駅から通りを渡ってすぐのアート・ホテル・シャルロッテンブルグ駅Art Hotel Charlottenburger Hof Berlinに4泊しました(日本語予約サイトは→こちら )。


ベルリンの交通網はややこしいのですが、色んなラインの電車や地下鉄にすぐ乗れるし、オペラハウス(ドイチェ・オーパーとシラー劇場)から徒歩圏内なのも便利。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


部屋数46とこじんまりした庶民ホテルで、私たちの部屋は狭かったですが、スペースを無駄なく上手に利用してるし、明るいモダン・アートのポスターがあちこち貼ってあったり、一生懸命アートしてる姿もけなげ。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  


無料Wi-fi付きの上、部屋にパソコンが置いてあったのは嬉しい驚きで、ドイツ語仕様なのでタイプするのは英語ですら少々面倒でしたが、情報収集にはとても役立ちました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
夏は、テラスは緑のツタで覆われて良い雰囲気なんでしょうね。今は枯れて茶色ですけど。


   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


値段が安いのも魅力。特にケチろうとしたわけではないのですが、4泊ダブル素泊まりで263ユーロで済んで、大いに得した気分がま口財布


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
安い理由は、周囲の環境のせいでしょうか?


グーグルで通りを前以て眺めたので全然おハイソな雰囲気はないのは承知でした。でも、なんと銃を売るお店が2軒あったり、洋服屋さんのウィンドウのチープで下品なミニスカートドレスは街角で客引きするオネエチャンが着たらぴったりだわ、って感じ。 乞食もいたし、今回はトーチャンが一緒だったからいいけど、女性だけで泊る時はこの周辺は避けよう。


でも、アブナイのはほんの一角だけで、あとは普通の雰囲気で、すぐ近くには大きなショッピング・アーケーもあったし、3年前に来た時は観光客が泊る高級エリアしか接しなかったけど、今回はベルリンの庶民的な面を見ることができて面白かったです。


尚、ドイツ人は皆英語ができると思ってたけど、こんな地域ではそうでもなさそうで、遭遇したレストランのウエイターや店員さんたちはほとんど英語ができませんでした。でも、そのおかげでトーチャンが結構ドイツ語を理解するのがわかり、「ドイツ語勉強したのは大昔だから、なんにも覚えてないよ」、と謙遜してたけど、なかなかのものでしたよ。もっとも、誰だって英語圏の人が7、8年ドイツ語やればかなりのレベルになるでしょうけど・・。


カバン因みに、私はこのブログ開始以来これが4度のドイツ旅行ですが、トーチャンは30年以上前にハネムーンの途中でほんのちょっとハイデルベルグに寄っただけですから、実質的に今回が初めてのドイツ。

トーチャンだけでなく、イギリス人がドイツ観光などしないのは、ドイツとイギリスって雰囲気似てるだけじゃなくて、やっぱりまだ戦争の記憶があるかもしれないかな、とも思います。亡くなったジーチャンはオペラ好きでしたが、ヒットラーのお気に入りだったというだけでワーグナーを毛嫌いしてましたよ。


そんな父親を持ったトーチャンですが、今ではワーグナーも好きだし、ベルリンも気に入ったようなので、他のドイツの街にも連れてってあげましょう。って、方向音痴の私は今回もトーチャンに頼りっぱなしでしたけどべーっだ!



人気ブログランキングへ

PR: 面倒な工事・配線でお悩みなら…WiMAX

$
0
0
速度制限がない唯一のモバイルインターネットだから、テザリングより断然便利!

ヨン様のトスカ

$
0
0

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

<20th Mar Wed>

オペラ界のヨン様こと韓国人ヨンフン・リーYonghoon LeeがROH初登場した今夜のトスカについて、書き殴っておきましょう。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ヨン様とクリスティン・オポライスのチームの初日だったのですが、最初ヨン様はすごく緊張してたようで、力が入り過ぎてゴツゴツの上、高音になると喉が閉じてしまってオケにかき消されたので、「うわ~っ、これが一昨年地震直後にカウフマンの代役で出てきたドンカルロだったなんて、あんまりだわ」、と日本の皆様が気の毒でたまりませんでしたしょぼん

でも、徐々に調子が出てきて、ヴィットリア~~、ヴィットリア~~と歌い上げる部分では実に立派な声量で、彼の名前すら聞いたことのなかったROHの観客も「おおぉ~っ!」、と感心したことでしょうクラッカー


      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


しかし、ルックスによる違和感のせいかもしれませんが、イタリア語で歌っているようには聞えなかったし、歌い方もなんか変で、演歌テノールと称した方もいたのがすごく納得にひひ


この日は客席にかのローゼンブラット歌リサイタルの主催者であるローゼンブラット氏もいて、「よし、俺が気に入ったらうちのWigmore Hallのリサイタルシリーズに招こう」、ともしかしたら思ってたのかもしれないけど、ヨン様、これではちょっと無理かな・・・。


東洋人にしては長身で顔もまあまあなんですが、上背のあるトスカとスカルピアにはさまれてはあまりぱっとしませんでした。でも、そう貧弱に見えなかっただけでも良しとしましょう。
  
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

トスカは、最近メトなどで売り出し中のラトヴィア人ソプラノのクリスティン・オポライスKristine Opolais映画女優のクリスティン・スチュワートに似た大変な美人キラキラ ラトヴィア人って美しい女性が多いんですね。


2年前にROHのマダム・バタフライで聴いたことがあり、その時は力強い声の立派で美しい蝶々さんだった印象ですが、今日はその時よりも声が乾いてる感じで、特に魅力的な声とは思えず、先回のアマンダ・エチャラズには容姿以外では負けました。


スカルピアは先回チームと同じミヒャエル・フォッレでしたが、いつもは素晴らしい声量なのに、今夜はなんだか精彩なくて迫力不足。


というわけで、パフォーマンスとしては先回ほどのドラマとしての緊張感もなくイマイチでしたが、日本では話題のヨン様をハラハラしながら聴けたのはグー。始終クールな表情でしたが、それでも充分嬉しそうでした。



人気ブログランキングへ

PR: フレッツ光におトクな割引サービス新登場!6月提供開始

$
0
0
ご家族が離れて暮らす方に!2回線まとめておトクに!適用条件など詳しくはこちら!

ベルリン初日 ホテル界隈を散策

$
0
0

<21st Mar Thus>

仕事がクソ忙しい時に無理矢理旅行に行ったツケが回ってきて大変ですが(クラウス君のせいだ)、忙しい中少しづつでもベルリン旅行記を進めないとね。どういう構成にするか考えてる余裕もないので、単純にオペラ鑑賞とオペラハウス以外は時系列で記録することに致しましょう。

------------------------------------------
                    カメラ写真はクリックで拡大します


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
<3月14日(木)>


ルートン空港に車を置いて(前払いだと5日間で44ポンド)、英国時間2時(ドイツ時間3時)にイージージェット便で離陸(航空券は二人往復で175ポンド)。


ドイツ上空はほぼ雪景色。ドイツ時間4時半にシェーネフェルト空港に到着。この空港はまもなく閉鎖して、すぐ隣に建設中のブランブルグ空港に移転します。


乗り換え無しでホテルまで行けるRE線は本数が少ないので諦めて、S線を乗り継いでホテルに着いたらもう7時(ホテルについては→こちら )。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
おにぎり夜のお散歩の前にまずは腹ごしらえ。


ホテルの隣のこぎれいなお寿司屋さんに入ってみましょう。


庶民的な地域ですから勿論ヨーロッパのどこにでも溢れてるナンチャッテ・ジャパニーズ。

ベトナム人がやってるお店ですが、お味噌汁と日本茶付きの寿司セットが10.5ユーロは激安だし、味噌汁とは似て非なるミソ・スープが美味しかった。お寿司もまあまあ。


  


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


雪は残ってても風がないので、外歩いててもそんなに寒くは感じなかったけど、温かいたショッピング・アーケードに入るとやはり楽。ベルリンにはたくさん屋内ショッピング通りがありますが、イギリスと同じお店も多くて、ロンドンにいるような錯覚に陥ったこともしばしば。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
寄り道しなければ歩いて10分、地下鉄でも1駅のオペラハウスドイチェ・オーパー


旧西側ですが、外からだと殺風景なオペラハウスよね(中の様子は別途ご紹介)。


明後日、クラウス君のローエングリンを観に来ます。ワクワク恋の矢 

この日もワーグナーで、トリスタンとイゾルデやってました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      
   

地下鉄ドイチェ・オーパー駅にはクラシック音楽の作曲家の名前の可愛いタイルがずらっと並んでるのは3年前に見て知ってたので、今回も写真撮りに行きましょかね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ちょっと歩いた所にあるのがシラー劇場で、国立歌劇場修復中はここで代わりにオペラをやってます。

レースのような窓ガラスがシャンデリアみたいで綺麗。この日はベンジャミン・ブリテンの道楽者のなりゆきをやってました。


翌晩ここで愛の妙薬を最前列で観ましたが、ドタバタ調の楽しいプロダクションで、とても楽しめました(なるべく早くレポートしますね)。


帰り道はメインストリートから外れた所を歩いたら、なかなか雰囲気の良いフラットがたくさんありましたが、暗過ぎて写真は撮れず。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

小腹が空いたので、ベルリン名物のカリーヴルスト食べましょう。マクドナルドってとこがナンですが、すでにケチャップ風ソースがついてるソーセージに更にカレー粉をかけるユニークな発想。ソーセージがもっとプリっとしてたらよかったのに・・・。


結局3時間近く歩いてホテルに戻ったのが10時半。

軽く散歩しただけなので、トーチャン万歩計は僅か9,630歩走る人 


翌日はしっかり歩いて、旅行中最高の歩数になりましたけどね。



人気ブログランキングへ

ベルリンの街歩き(その1) テレビ塔からスタート

$
0
0

<23rd Mar Sat>

東京ではもう桜が満開ですって? まだお彼岸なのに、ほんと、どんどん開花が早くなりますね。ってことは今の会社で働く限り、私は東京で桜が見られないってことで、すごく淋しいです。この季節になるとイギリスにいても、「ああ、生きてるうちにあと何回、日本の桜が見られるんだろうか」、とおセンチになるのですが、これでは絶望的じゃないの・・・

一方、イギリスはまた寒波に見舞われてて、昨夜から今日に掛けて郊外の我が家では雪が降りました。明日はムスメが遊びに来てくれますが、こんな週末はどこにも行かず、ブログ書きに専念しましょう。

-------------------------------------------


3月15日(金) 前半                     カメラ写真はクリックで拡大します


ベルリン観光の中心であるゆったり優雅なリンデン地区を歩き回った結果、写真がとても多いので、2回に分けることにします。

無料のガイドツアーもとても素晴らしいらしくて人気があるのですが、私たちは「あ、あそこからの方が角度が良いから移動しよう」、とか「もうすぐお日様が顔出すから待ってよう」、ということが多いのでツアー参加はできません。代わりにマイペースで歩き、分厚いガイドブック持参のトーチャンに要所要所で説明してもらいました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


まず、高い所に上るのが大好きなトーチャンがまっさきに行くところは、迷わずここでしょうアップ


アレクサンダー広場近くにある高さ368mのテレビ塔Fernsehturmの203mにある展望台。朝一番に行ったのでガラガラ。レストランもあるので、次回は夜景見ながら食事してみたいかも。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ベルリンでよく見掛けたカラスのような鳥。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

「菩提樹の下」という意味の優雅な大通りウンター・デン・リンデンUnter den Linden。大聖堂を越した所には国立歌劇場、行き止まりはベルリンのシンボルであるブランデンブルグ門

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

 世界遺産にもなってる博物館島


 爆撃を逃れた古い地域や再開発された建物郡がきっちり分かれて存在する旧東側のこちら側はあまり見る機会がないですから、より貴重かも。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

------------------------------------------

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


赤い屋根のマリエン教会の前で、森鴎外の舞姫の二人が出会ったということになってるそうです(異議もあるようですが)。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

-------------------------------------------


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

青空に映えるテレビ塔を眺めながら、ドームが立派なベルリン大聖堂Berliner Domに入ってみましょう。

有料ですから隅から隅まで見学。ドームにも上ったし、模型もあり、地下にはロイヤルファミリーの棺おけがずらっと並んでました。


コーヒーケーキここのカフェでケーキとお茶。


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

                                  いかにも社会主義的な銅像がさすが東側

------------------------------------------

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
博物館島Museumsinsel、私は3年前にしっかり一日掛けてほとんど制覇したので今回は入場はパスして、建物の写真だけ。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
時間のない方はのペルガモン博物館に行って下さいね(先回訪問の様子は→こちら )。


------------------------------------------



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


現在修復中の国立歌劇場Staatsoper unter den Lindenの様子を前から後ろから。


3年前にはじめて行きましたが(こちら )、とても素敵だったので、再オープンが待ち遠しいですキラキラ もうそろそろの筈なんですけど、次に来る時は絶対にここでオペラ観るでしょうから、多少高くてもこの辺のホテルに泊りたいです。今回のホテルのあるエリアとは比べ物にならないくらい雰囲気良いですもんね。なぜか、旧東側のほうが旧西側よりもうんと美しくて繁栄してる街です、ベルリンって。


-------------------------------------------


雪の結晶時折風が吹くと身を切るように冷たいのですが、まだしばらく外ばかり歩きます。ここまで来ればブランデンブルグ門はすぐそこだし、雪で真っ白な公園ティーアガルテンもしっかり散策したし、ポツダム広場でまた別の展望台にも上りました。


人気ブログランキングへ

ベルリンの街歩き(その2)ブランデンブルグ門、雪の公園、ポツダム広場 

$
0
0

<24th Mar Sun>

寒い中をムスメが一人で遊びに来てくれたので、3人であれこれのんびり。彼女が職場に明日持って行くクッキーは、昨日トーチャンが張り切ってどっさり焼いてました。同僚も楽しみにしてるようなので、ムスメが家に取りに来る目的にもなっているわけです。頑張れ、トーチャン! 私はベルリン記事で頑張るから。

-------------------------------------------

<3月15日(金)> その2                   カメラ写真はクリックで拡大します


到着翌日の街歩きは、寒さにもめげずに続きます。


-------------------------------------------

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

街を360度見下ろしたテレビ塔から西に向かって歩いている途中ですが、修復中の国立歌劇場を過ぎたらリンデン大通りを外れ、ジャンダルメンマルクトGendarmenmarktトいう広場を目指します。


ベルリンで一番美しいこの界隈は、フランスドームとドイツドームという二つのよく似た教会の間に挟まれる壮麗なコンチェルトハウスがあり、内部見学は時間に遅れて叶いませんでしたが、クラシックな雰囲気の空間で、こんな寒い日は無理ですが、ちょっとお洒落して、ゆったりとカフェでお茶できたら良いでしょうね。トーチャンと一緒ではまず無理だけど・・・。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


この辺はお店もうんと洒落てて、クヴァルティーア206という高級ブランドのショッピングアーケードや、パリのギャラリー・ラファイエットもあります。ラファイアットのエッフェル塔の模型の下にある手早くランチしようかとも思ったけど、高級ムードなので気後れしてしまい・・・。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


-------------------------------------------

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)   

優雅な筈のリンデン通りは、地下鉄建設中のせいでしょうか、ほとんど工事現場のようでひっそりしてましたが、

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ベルリンで一番の観光名所であるブランデンブルグ門Brandenberger Torまで来ると観光客が結構いてベタな観光地です。


でも、観光用馬車は雰囲気にマッチしてていいけど、


「お金払ったら、一緒にお土産写真撮れるよ~」、という商魂そのものの兵隊さんユニフォーム姿とかがベストなスポットに陣取ってて、邪魔くさいったらないわ。


クマ着ぐるみクマさんもねえ、厳粛な雰囲気ぶち壊してるんじゃないかしらねえ。いくら熊がベルリンの象徴と言ってもさ。


ここには、最後の夜にイルミネーション写真を撮りにもう一度来たのですが、その時はうんと静かで良かったです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


-------------------------------------------

ブランデンブルグ門の東側は除雪されてますが、裏の旧西側はの公園には雪がしっかり残ってて、ティーアガルテンTiergartenの中をサクサクキュッキュッと雪を踏みながら、ほんの一角ですが歩いて雪景色を楽しみました。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

凍った池のそばにあるのは、19世紀終わりに皇帝ヴィルヘルム2世によって建立された3人の作曲家の像のモニュメント。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ベートーベンとモーツァルトは、うんと美化されたイケメンなのにキラキラ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
こ、このハイドン先生の顔は・・・・・ガーン


この辺りも第二次世界大戦で被害を受けたそうなので、それで顔が崩れちゃったんでしょうかね?

   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


------------------------------------------


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


公園を出て、ソニーセンターに行ってみましょう。テント屋根の空間には映画博物館やレゴランド。

戦争で焼け野原になった上に壁際だったために開発が遅れたこの地域、統一後に一気に建築ラッシュとなっった再開発地域の中心です。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

今朝テレビ塔に上ったばかりなんですが、ソニーセンターのすぐ近くにあるコルコフビルの展望台にも上ってみました。入場料5.5ユーロと安いのは、吹きさらしだからかしら?


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ソニービルの向こうにある黄色い妙な建物は、ベルリンフィルの拠点であるフィルハーモニアというコンサートホール。隣は小ホール。翌日、両方ともガイドツアーに参加しました。

ビックリマークあ、ソニーセンターの屋根の上で雪かきしてる人がいますよ雪

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ポツダム広場はもっとお天気の良い日に写真撮ったので、それを待って頂くことにして、今日は観光用に一部残っているの写真だけ載せておきますね。


時計あ、そろそろ、ホテルに一旦戻ってシラー劇場にオペラ観に行く支度もしなくちゃいけないし、ランチもまだだわ。


ナイフとフォークゆっくり食べてる時間はないので、この近くのショッピングアーケードのセルフサービスでソーセージとポテト、ザワークラフトのドイツ飯を大急ぎでかっ込み、スーパーで夜食を買うという、嗚呼、いつもの食事軽視のパターンに・・・


走る人この日は旅行中一番歩いて、トーチャンの万歩計は19,063歩

歩いてなくても展望台から見下ろしたりして朝からほとんどずっと立ってて疲れたのと寒かったのとで、夜のシラー劇場のオペラ(愛の妙薬)には歩かずに地下鉄で行きました。 まだ翌日も翌々日もあちこち回るわけですから。


人気ブログランキングへ

Viewing all 3001 articles
Browse latest View live