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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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着物お出掛け50回達成

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
           カメラ写真はクリックで拡大します 


今週は2回連続で着物でお出掛けして、今年50回に達しましたクラッカー 一応の目標に達することができて、ちょっと嬉しいかな。


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

112月5日に、お馴染みのA先生とご一緒にSOASの邦楽コンサートに。


二人でいつも事前に相談するのですが、今回はA先生が「上田紬にするわ」、ときっぱり仰ったので、私が合わせることになり、やっぱり私も紬がいいよねとは思うものの、手持ちはほとんどないのでで困った結果、これしかないわと決めたのは、寒い日でしたが、亀甲柄の実家の母のお下がりの単衣。ナニ紬か不明ですけど。

フラッシュ焚いて写真撮ると色が同じように見えちゃうんですが、落ち着いた薄緑のA先生とクリーム色の私は雰囲気が似てて、相性抜群よね、と二人で満足。


帯は打ち合わせなしでしたが、幸い違う色で、しかもざっくりした感じでバランスもグー。


コンサートは日本からいらした超一流のお琴と三弦奏者の亀山香能さんとお嬢さんの中彩香能さんだったのですが、その様子はまたあらためて。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
2翌日は私だけでしたが、折角のROH椿姫ですから、なにか椿に因んだものをと思い、ポップな椿柄の帯を。


赤い花の部分だけ刺繡で葉っぱが染めなんですが、この鮮やか過ぎる黄緑に合う着物はなかなかなくて困ります。なるべく違う組み合わせの着物と帯にしようと努力してるんですが、今回は他になくて先回と同じ紺の無地で洋服っぽいコーディネートになってしまいました。


20回以上もあるトラヴィアータ祭りの第二チームの一回目でしたが、20日に行く2回目はA先生もご一緒して下さるので、また楽しくあれこれ相談して決めます。


今年のまとめは→こちら ですが、今年は少なくともあと1回、もしかしたら更にもう一回着るかも。


今週末の会社のクリスマス・パーティはドレスの予定なんですが、ドレスが上手く着られなかったら急遽着物に変更するかもしれません。って普通は逆だろっ!なんでしょうが、私にとっては着物の方が支度は楽。でも、着物を着る機会はたくさんあるけど、ドレス着る機会はほとんど無いですから、こないだ衝動買いしたドレスが着たいの。さっき、ちくちく裾上げもしたし。


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クリスマス・パーティやら、イケメン若君CTのメサイアやら

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暗くて寒いけれど、なかなか充実した週末を過ごすことができてハッピーな私ニコニコ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
カチンコ土曜日は、まず朝から映画館へ。

毎年恒例のオニーサンのコネで無料で一流映画館で新作映画を観せてもらえるありがたいイベントで、今年はPuss in Boots 3D。シュレックからのスピンオフで、並という映画評だったのであまり期待はしてませんでしたが、これが結構楽しめました。

日本では来年3月公開とのことで、子供向きだから日本語吹き替えにしちゃうかもしれませんが、主役のダンディ猫はやっぱりアントニオ・バンデラスの声でなくっちゃ魅力半減でしょうネコ


ラーメン映画にはムスメとボーイフレンド君も来たので、終わってから中華街にあるジャパニーズ・レストランでランチして、ちょっと買物してから家に帰り、着替えて一人でピカデリーのホテルで行なわれた会社のクリスマス・パーティに。トーチャンはこういうのが苦手ですから、誘っても一緒に来てくれません。

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ワンピースグレー掛かったブルーのコットンジャージーのロングドレスは先月Highgateという高級住宅地のチャリティ・ショップで買ったものですが、超リーズナブルな値段の割にはゴージャスに見えるでしょ? 新品でしたが家に帰ってからよく見たらなんとマタニティドレス叫びでしたが、だから安かったのねべーっだ!


伸びる素材でいくら太っても大丈夫なドレスを持ってると心強いですが、私には長過ぎるので10センチくらい裾上げ。ムスメも着るかもしれないので、裾は切らずに折り曲げただけですけど、地下鉄で行くには歩きにくいので、たくしあげて安全ピンで止めて・・・。ドレスだと靴も履き替えなきゃならないし、ほんと、着物の方が楽だわ。
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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

日曜日は、友人とドックランド近くにあるRotherhitheという所の穴場レストランSimplicityでランチしてから近くのノルウェー教会のコンサートに(詳細は→こちら )。


ヘンデルのメサイアでしたが、クリスマス気分を盛り上がるためにメサイアが聴きたかったというわけではなく、お目当ては超ハンサムなカウンターテナーJohn Lattimoreラブラブ!キスマーク


先月Highgateのパプの2階で上演されたヴォーン・ウィリアムスのオペラに友人がコーラスで出演してたので聴きに行ったんですが、客席の斜め後ろにものすごい美青年が座ってたんです。長身で私好みのひょろっと薄い感じの彼はオペラ終了後に下のパブにいたのでうっとりこっそり眺めていたら、なんとオペラに出演した友人の知り合いであることがわかり、しかも私の大好きなカウンターテナーっていうんだから嬉しいじゃありませんかラブラブ



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実物は写真よりうんと美しいんですけど、いかにも育ちの良さそうなと思ったら、やっぱり、イートン校、ケンブリッジ大学卒というお坊ちゃまですって。で、そんな若君に「12月にメサイア歌うから聴きに来てね」と言われたら、たとえ会場がちょっと危なさそうな地域であっても、行くでしょ、そりゃにひひ


といういきさつで今日行ったわけですが、セミステージということで、11人の歌手は、一貫したストーリーがあるわけでもないのですが、その場面場面に応じて芝居掛かった演技をしてくれて、一風変ったメサイヤになりました。おかげで退屈はしなかったし、かの麗しきラティモア君の色んな表情を見ることができたのは良かったんですが、でも普通に立ってるだけでいいから歌に集中したほうが良いのではないかしら?歌手のレベルはかなりまちまちで、女性4人は皆さん上手だったけど、とんでもなく素人のバリトンもいて足を引っ張ってました。


で、


肝心のラティモア君はどうだったかというと、なよっと優しくて私好みのカウンターテナー声なんですが、声量がイマイチなので、小さなホールで聴くのはいいけれど、大きなオペラハウスに出るにはこれからたっぷり修業を積まなくちゃね。まあ、まだ若いので、今後に期待しましょう。今日は、皆でソロのパートをシェアして歌うので、普通はCTが歌う部分の多くをアルト女性に取られてしまい彼のソロが少なかったのも残念。

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最前列の真ん中に陣取ったので、歌手たちは本当に目の前にいて、彼らが腕を振り回したりすると私の頭にあたりそうなくらいの臨場感。切符代は15ポンドと、パイプオルガンだけの伴奏と皆が超一流とは言い難い歌手陣の割にはちょっと高いけど、教会の常連さんたちで大盛況。


ここはノルウェーのコミュニティの溜まり場のようで、今日の観客もほとんどがノルウェーの美しい人々。北欧系って美形が多くて、若い牧師さんも長身イケメン。木でできた天井や壁も暖かい感じがして、とても居心地の良い場所で、あちこちノルウェー語で書いてあり、ノルウェーのワッフルも頂けば、ちょっとした海外旅行気分カバン



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 クリスマスツリー



お琴のコンサート3回 

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3回のお琴のコンサートについて、まとめて記録しておきましょう。


112月5日、SOAS(ロンドン大学アジア・アフリカ学科)で、日本からいらしたプロの演奏家のコンサートがありました。亀山香能さんは東京芸大で琴を教えらしたこともある超一流の方で、お嬢さんの中彩香能さんの三弦(三味線)、SOASのマイケル先生の尺八で、六段の調べ(古曲)、新ざらし(中能島欣一)、赤壁賦(中能島欣一)、叙情(杵屋正邦)、松風(中能島松声/山木大賀)を演奏して下さいました。


私は山田流の演奏を拝見するのは初めてで、私がやってる生田流との大きな違いは爪の形と座る角度なんですが、最前列ど真ん中の至近距離からとても興味深く拝見させて頂きました目


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
こんな水準のの高い演奏や唄をロンドンで聴ける機会はほとんどないので、貴重な機会でとても刺激を受けて、比べ物にならないようなレベルではありますが、それなりに頑張ろうという意欲も沸いて来ましたDASH!(沸いただけで、まだ実際にそれから練習はしてませんけど汗)。


こんな素晴らしいコンサートが無料だなんてありがたいことで、トーチャンも来てくれました。トーチャンも結構(主に私たちの素人演奏ですが)お琴の演奏は聴いてるわけで、最高レベルの演奏に「凄いね」と言ってました。一緒に写真まで撮って頂きましたしね。


私がこれから毎日数時間練習しても足元にも及ばないのは明らかですが、まあ私なりに草の根活動をするのもなにか意味があるかもしれないし、半年後にちょっとした集まりで弾かせて頂くことになったので、一人で頑張ります。

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2

お三方は、12月9日にもほぼ同じ曲目で、Fleet Streetにある教会でランチタイム・コンサートをもやって下さったので、会社の昼休みにバスで駆けつけました。

遅刻したので後ろの方の席でお姿も見えませんでしたが、教会に響く邦楽の音はSOASでかぶりつきで聴いた時とは全く違って、それはそれで美しい調べでした。


310月にさかのぼり、私たちのお琴グループの演奏会もあったので、ここで一緒に並べるのはあまりのレベルの差で失礼千万なんですが、ちょうど良い機会だし、ついでに備忘録としてちゃっかり便乗しちゃいましょう。


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10月28日(金)、場所はサウス・ケンジントンの教会ホール、プログラムはを拡大してご覧下さいですが、ピアノとヴィオラ奏者の方も出演して下さって、比良、山里の春、螺鈿(らでん)、茶音頭、こもれび、荒城の月変奏曲、惜別の舞い、みよしのは、という曲を演奏しました。


ほとんど出ずっぱりの先生のワンマンショーみたいなもので、私たち弟子はちょっと合奏させてもらえただけですが、この手の発表会というのは、全て自分たちで運営するわけですから、当日の開始前に会場の掃除から椅子並べエトセトラエトセトラ作業で始る前にすでにへとへと状態なので、弾くのはそれだけで充分って感じです。

私は螺鈿と荒城の月の2曲を合奏しました。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
定員80人のホールの小さなホールは満員で、素人チャリティ・コンサートとしてはまあまあだったのではないでしょうか。


赤い総絞りの着物の私、この日は他の人のお手伝いも仰せつかって緊張しましたが、着物仲間の着付けのA先生がボランティアで応援に駆けつけて下さったのでスムーズに事が運んで助かりました。ビデオと写真撮影係としてトーチャンも勿論駆り出されました。



結局、今年の演奏活動は5回。少ないけど、私の今のライフスタイルではこれが精一杯でしょう。


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ムスメとショッピング

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<13th December Tue>


雪の結晶身を切るような風が冷たいロンドンですが、今日は休暇を取ってムスメとショッピングに行きましたニコニコ


西ロンドンのWestfieldという、スケートリンクもある巨大なショッピングセンターですが、本当はムスメと二人ネコにゃーでお洋服とかアクセサリーを見て歩きたかったんだけど、「役に立つかもしれないから、荷物持ちに僕も行ってあげる」、という親切なトーチャンわんわんの申し出を無碍には出来ず、一緒に連れてってあげました。



でも、買物に男がくっついてくるのって嫌よね。たとえ買わなくてもキャーキャー言いながら見るだけの楽しみってもあるのに、退屈そうな顔されちゃおちおち品定めしてられないわむっ


なので、結局、主にムスメのフラットの生活必需品とかを見て回ることになり、折角休み取ったのに思惑と違っちゃって・・・。


しかし、クリスマス直前だと言うのに、平日だとこんなに空いてるのね目。12月の週末にここに来たら押し競饅頭で大変だろうに。


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ナイフとフォークランチはタパス・バーで。この頃、ロンドンでは一応スパニッシュというふれこみのタパスがえらく流行ってるんです。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ワンピース「あら、いいじゃない」、と思うお洋服もたくさんあったけどお店をの前を素通りするだけだし、バッグとかちょっと眺めてると、「あんなにたくさん、しかも使ってないのがあるのに、又買うんじゃないだろうな」、とでも言いたげなトーチャンの呆れた視線に凹んでしまい、て大したものは買えなかったけど、


クリスマスツリーこのクリスマスっぽいブローチ帯留にどうかしら? (ブローチを帯留にする金具持ってるし)。


明日のコンサートは洋服で行くつもりだったけど、早速これ使いたいから、着物にしようっと。



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ルネ・フレミングがリヒャルト・シュトラウスの歌曲をしっとりと

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<15th December Thus)

寒さは更に厳しくなり、明日はみぞれか雪になるかもですって叫び 会社休んでワーグナーのマイスタージンガーのリハーサルを観に行くんですが、交通の足だけは乱れませんように・・・ちょんちょん(拍手打ってる)

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12月14日、ロイヤル・フェステイバル・ホールのLondonn Philharmonic OrchestraのOコンサートに行きました。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Richard Wagner:
Overture, Tannhauser
Richard Strauss: Four Last Songs
Interval
Ludwig Van Beethoven: Symphony No.7

London Philharmonic Orchestra
Christoph Eschenbach conductor
Renée Fleming soprano


アメリカ人の人気ソプラノのルネ・フレミングのおかげで、大きなホールは珍しく満員。

私は少し出遅れて、いつもの真正面かぶりつきではなく、かなり横だったのが不満だったけどむっ


10日前にNYメトHDライブのロデリンダ(→こちら )では、ルネの甘ったらしく重い声がヘンデルには全く向いてなくて辟易しましたが、今日は声を転がす必要は全くないリヒャルト・シュトラウスの歌曲ですから、しっとりねっとりのルネにはぴったりで、ふくよかで艶っぽい声自体をしみじみと味わいましたラブラブ 知性派のルネは、内容の薄っぺらいバロックオペラやベルカントよりも、絶対にこういうのが向いてると思います。


いつもゴージャスなドレスで楽しませてくれるルネ、今回はシックな黒いドレスでしたが、84歳のRシュトラウスが来るべき死を静かに迎えるべく書いた渋い歌曲に、魅力的な死神のようなこの衣装ドクロはぴったりで、さすがのセンスワンピース (動画でご覧頂くともっとよくわかりますよ)


短いアンコールも一曲歌ってくれて(おそらくRシュトラウス)、20分余りの短い出演でしたが大スターの貫禄でやんやの喝采でした。大ファンらしい初老の紳士が舞台の下から花束を捧げたのはご愛嬌ですが、フラッシュ焚いて写真撮って係員に叱られてました。私もこっそり写真と動画を撮りましたが、すみません、前の人の頭が邪魔で、ろくなのはありません。やっぱり頑張ってもっと良い席を取らないとあらゆる面で楽しみが少ないものだと思い知った夜でしたしょぼん


後半のベートーベンの7番、出だしがえらくのろかったのでウヘーッと失望しながらうとうとしてしまいぐぅぐぅ、11月末に聴いた同じオケのブルックナーもイマイチだったので、LPOは指揮者が誰であっても下手なのかしらと思っていたら、徐々に調子に乗ってきてDASH!、最後はスピーディで勢いのある素晴らしい演奏になりましたアップ


つるっぱげのクリストフ・エッシェンバッハの指揮をみるのははじめてで、なんだか怖そうな印象ですが、きびきびと無駄のない身のこなしは好感度高いです。


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ニュールンベルグのマイスタージンガー by Wagner リハーサル速報

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<16th December Fri>

雪の結晶小雪が舞ったロンドンですが、休暇を取ってトーチャンと一緒にワーグナーのニュールンベルグのマイスタージンガーDie Meistersinger von Nürnbergリハーサルを観に行きました。休憩込みで5時間40分も掛かるので、一日仕事ですわ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


クリップどんなオペラなの?

ワーグナーでは唯一の明るく楽しい作品で、テーマはマイスタージンガー(英語だとmaster singer)。要するに中世のシンガーソングライターのコンテストカラオケなんですが、今回の一等賞はなんと超美人のお嫁さんクラッカー。通り掛った騎士が彼女に惚れて、コンテストのことはなんにも知らないし歌うのもはじめてだけど、特訓と素質で、ズルしようとしたライヴァルを蹴落として、見事優勝するというお話。だけどこいつは「彼女と結婚するだけで充分。マスターシンガーになんかなりたくないよ」と失礼なことを言い出すもんだから、皆で寄ってたかってマスター歌手がいかに価値あるものかを説得して、最後は「ははーっ、わかりやした。謹んでお受けします」とめでたしめでたし。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Composer Richard Wagner
Director Graham Vick
Designer Richard Hudson
Original lighting design Wolfgang Göbbel
Movement Ron Howell

Conductor Antonio Pappano
Hans Sachs Wolfgang Koch
Walter von Stolzing Simon O'Neill
Eva Emma Bell
Sixtus Beckmesser Peter Coleman-Wright
Veit Pogner John Tomlinson
David Toby Spence
Magdalene Heather Shipp
Kunz Vogelgesang Colin Judson
Konrad Nachtigall Nicholas Folwell
Fritz Kothner Donald Maxwell
Hermann Ortel Jihoon Kim
Balthazar Zorn Martyn Hill
Augustin Moser Pablo Bemsch
Eisslinger Andrew Rees
Hans Foltz Jeremy White
Hans Schwarz Richard Wiegold
Nightwatchman Robert Lloyd


淋しいかな、大した歌手は出てないんですが、それでも全体にはなかなかのレベルに達して、見応え充分。11時開始なので、朝ゆっくり起きてすぐ行ったわけで、決して疲れていた筈ないのに、私にとってワーグナーは睡眠薬なのか、また少しうとうとしちゃいましたけどねぐぅぐぅ 9年ぶりなのでしっかり字幕を読んでいたというのに・・・。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
私が特に楽しみにしてたのは勿論ごひいきテノールのトビー・スペンスラブラブ


彼がワーグナーを歌うのを聴くのははじめてで、靴屋の丁稚役だけど長いワーグナーでは脇役でも出番が多くてしっかり歌わないといけないんですが、あんなリリカルで細い声でワグナーが歌えるのかしらと心配だったけど、先月観たENOのオネーギンのレンスキーとは違う太い声が出せて声量も充分。


可愛くてフレッシュなコミカル演技も含め、トビー君はとても素晴らしかったので、また惚れ直してしまいましたラブラブ!


しかし、か弱いトビー君のこと、リハーサルからこんなに全力で頑張ると疲れちゃうんじゃないかと心配。


彼が一番良かったと思ったのは私だけではなかったようで、トーチャンに「誰が一番上手だったと思うか?」とたずねたら、「靴屋の丁稚」と言ってくれました。彼が私のfavourite tenorであることなんて覚えてなかったと思うけど(あまりにたくさんご贔屓テノールがいるしねべーっだ!)。


しかし、


もしかしたらリハーサルだから全力を出さなかったのかもしれないけど、肝心な主役カップルに期待を裏切られたのは残念でむっ

サイモン・オニールは声量は立派だったけどえらく硬い声でちょっとぐらぐら。それに、デブなのでちょいとエルヴィス・プレスリー風の白いスーツが滑稽で、ぷっと吹き出してしまったわ。ブタ「ヨハン・ボータ先輩よりましだろ」などど思っちゃ駄目だぞ! と怒りながら、麗しいクラウス君の姿と声に想像の中ですり替えようとしてた私でした。
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エマ・ベル
は化粧栄えする美人だったのにオバサンっぽくなった上に今日はスッピンっぽくて、しかもでかい声の筈なのになんだかしょぼくて、乳母役のヘザー・シップに負けてた。この二人は、以前聴いた時のことを考えればもっと上手な筈なので、本番じゃないから力抜いてたのかも。


エヴァに想いを寄せて複雑で味のあるハンス・ザックス役のウォルフガング・コッホははじめて聞く名前で、端正な顔立ちとバリトンにしては細い美声が私好みだけど、声量がいまいちなのと、カリスマ不足。隣に座ったおばさんが、グラインドボーンのジェラルド・フィンリーの方がうんと良かったわと言ってたのもうなづけます。


エヴァに横恋慕して優勝したくてたまらないベックメッサー役のピーター・コールマン・ライトも、充分上手なんだけど、主役級の道化役としてはもっと大袈裟にやって笑わせてくれなきゃ。


ジョン・トムリンソンとロバート・ロイドのベテラン英人コンビは年老いても上手なんですが、嫌というほどROHに出てるので、うんざり・・・。


パッパーノ大将の指揮は期待通りの素晴らしさ。


舞台や衣装については、今日撮影してた写真が出てきてからまた書きます。


ひらめき電球ところで、

トーチャンは、「いくら良くても同じオペラを続けて2度観る気にはなれないな」、と言ってたんですが、元旦にも2枚、反対方向から見る席を買ってあるので行きたいかと聞いたら、「うん、とても楽しめたから又行きたい」ですって。段々私みたいになったらどうしよう・・・ガーン 金掛かるしな~。実際、来年秋のリングサイクルも二人で行くんですが、トーチャンがどうしても近くで観たいと言うので、二人で(のべ8回分で)5百ポンド近くも奮発したんですよぉがま口財布汗     

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ENOの2つのオペラ ラモーとチャイコフスキー

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<18th December Sun>

土曜日は友人の訪問で久し振りにウィンブルドンに行きましたが、同じロンドン郊外と云っても我が家の周辺とはえらく違う素敵な街で、大邸宅が立ち並び、道行く人はほとんど白人。でも、立派なタイ寺院もありました。

今年のオペラ鑑賞ももう少しで終わりですが、ちょっと前に観たオペラのことを今更ながら記録しておきます。

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ちょっと前になりますが、English National Operaのオペラを2つ観ました。全て英語にしてしまうENOは嫌いですが、11月15日に観たチャイコフスキーのエフゲニー・オネーギン(本来はロシア語)と12月1日のラモーのCastor and Pollux(フランス語)、色んな意味で対照的だったので、まとめて書いておきます。(オネーギンの方は、写真を撮ると係から叱られそうな席だったので、カーテンコール写真はゼロしょぼん


メモどんなオペラかというと、

オネーギンはプーシキンの韻文が題材で、ニヒルなキザ男オネーギンが田舎の乙女タチアナに憧れられてラブレターをもらった時は拒絶するのに、数年後に洗練された人妻になった彼女に再会して恋に落ち、彼の方が求愛するが、貞淑なタチアナに拒まれるというザマーミロだけど共感を覚えるお話。

C&Pはギリシャ神話に出てくるゼウスの息子である双子の兄弟の一人の女性を巡る争いと兄弟愛の物語で、例によって神様の気まぐれだけで事が運ぶアホらしさ。


がま口財布割引切符

安くて舞台から近い席のないENO、ちゃんとした値段で買うのはアホらしいので、色んな形でオファーされるダンピング切符を狙うんですが、


オネーギは、私の常套手段である、レスター・スクエアのtktsという主にミュージカルの当日の売れ残りを売る掘っ立て小屋に夕方行ったら、タッチの差でお目当てのストール席は売れてしまったらしいですが、一段上のドレス・サークルの83ポンドの席が手数料込みで25ポンドで買えて、隅っこのほうはかなり舞台に近いので充分満足。

C&Pはうんと売れ残ってたので、ENOのサイトで叩き売りとなり、ドレスサークルが全て10ポンド、ストールは20ポンド(どちらも一番高い席は92ポンド)。珍しいフレンチ・バロック、いつものように当日買いに走るつもりだったけど、ありがたいオファーに感謝。超マイナーなオペラのヘンテコリンなプロダクションでも、ここまで安くなるとあっという間に売れ切れたようで、まごついてるうちに10ポンドの席(本当は92ポンド)はなくなってしまったけど、前から4列目の83ポンドのストール席を20ポンドで買うことができてホクホク。


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       オネーギンの席から                    C&Pの席から                    

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ナゾの人Cast


Eugene Onegin (Pyotr Tchaikovsky)

director Deborah Warner

conductor Edsard Gardner

Eugene Onegin Audun Iversen

Tatyana Amanda Echalaz

Lensky Toby Spence

Tatyana's mother Diana Mongague


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Castor and Pollux ( Jean-Philippe Rameau)

director Barrie Kosky

designer Katrin lea Tag

conductor Christian Curnyn

Castor Allan Clayton

Pollux Roderick Williams
Telaira Sophie Bevan



恋の矢お目当て

嫌いなENOに行ったのは、それなりの理由があるわけで、

オネーギンはもちろん愛するトビー君を聴くためだし、

C&Pは、生で聴いたことのないラモーを聴きたかったのと、この2年くらい注目してるアラン・クレイトン君をはじめて主役で聴けること、という私らしいテノール狙い


椅子プロダクション

私には嫌われても頑張ってるENO,両方とも新プロダクションでしたが、

オネーギンは今時こんな設定に忠実なのも珍しいというくらい、あまりにもまともな代物で、たとえば舞踏会シーンでちゃんとそれらしいダンスをするプロダクションに遭遇したことがないので、ある意味新鮮でしたが、やっぱり斬新さがなくてつまらない。でも、とても素敵だったENOのBブリテンのベニスに死す(→こちら )と同じデボラ・ウォーナー演出で、決闘シーンの光る床は幻想的で美しかった。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
C&P
は、なにもここまで崩さなくてもいいのに、と眉をしかめたくエロい代物で、ウィットには富んでるけど、典雅なバロックの雰囲気は全くせず。

写真を見て頂くのが手っ取り早いですが、写真には出てこない全裸なシーン叫びもありました。それは知っていましたが、裸になるのは女性だと思っていたのに、数人のヌードのほとんどは男性で、それもちょっとだけじゃなくてかなり長い間ゆっくりぶらぶら(?!)歩くので、客席も呆然。もちろんその間は双眼鏡は使えなかったし・・・。

このプロダクションを一言で表わすとすると、パンツを脱ぐまくり。たくさん重ねて履いてるパンツを一枚一枚歌いながら脱ぐんですが、深い意味があるのかしら?

         London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

    
しかし、どちらも両極端で、どちらもその間くらいがちょうど良いのにと思わないではないけれど、ENO側はこうして対照的なのを続けてやりたかったのだろうし、それは功を奏して面白い対比でした。


男の子男の子二人のテノール

オネーギンのトビー君は主役ではないので聞かせどころは一箇所しかないですが、 オネーギンとの決闘を前にして切なく歌う有名なクーダクーダというアリアを絶好調のトビー君は清々しい美声で思い入れたっぷりに歌ってくれて、そのためだけに行った甲斐がありましたキスマーク
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C&P
のクレイトン君は病気だったようで、途中で「今日は最初から具合悪かったところ、更に悪化したけど最後まで歌います。だけど長いアリアは無理ですのでご了承を」、というアナウンスが入り、一番良いところをカットされてがっかりしょぼん

それでも歌う場面は多かったし、充分その実力は発揮できたのではないかしら。無理して出てくれありがとう。トビー君に似たタイプのリリカルな声の上手なテノール君がまた一人イギリスに登場してとてもハッピーですが、見る度に丸くなってるクレイトン君ブタ、ついに小デブと言ってもいいくらいになってしまったのは悲しいわ。はじめて見たときはほっそりとしてハンサムな童顔だったのに、今回は豚になった上にむさくるしいヒゲを生やして、一気に老けたじゃんむっ。立派に若々しさを保ってるトビー君、貴方の後継者とも言えるこの坊やに忠告してあげて下さいよお。


かに座他の人たち

オネーギンAudun Iversen はルックスも歌もまあまあだけど、前半と後半では変身しなくちゃいけないのにずっと同じなのはペケ。タチアナのAmanda Echalazは力強い声なので乙女らしいか弱さが必要なこの役には不向き。エレクトラとかでもできそうなのに、ENOで都合よく使われるのは不幸かも。指揮者のエドワード・ガードナーはさすがENOの音楽監督で文句なし。


C&Pは、指揮者のせいではないだろうけど、いつものENOオケの音しかせず、バロック音楽らしさが感じられなかったのがは残念。なんでも器用にこなす中堅バリトンのRウィリアムスは、迫力には欠けるけど手堅く歌い演じて期待通り。ソフィー・ビーヴァンも上出来で、ENOに縛られては勿体無い力をつけたみたい。


将棋英語にされてどうだったかと言うと、

ロシア語で耳に馴染んでるオネーギンを英語で聞くのは、覚悟はしてたけど、やっぱり我慢できないくらい不快で、クーダ♪クーダ♪という出だしがno more no moreにされてしまったのはヘドが出ましたプンプン

C&Pは、全編フランス語だったら本来の良さがわかっていいのになあと思ってはいましたが、なんせ一度も聴いたことのないオペラなのでそう気にならず。


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ENOはこれからも何か特別な理由がある、或いは元が英語のオペラの時だけ、良い席をダンピングで買えた場合にだけ行くことになるでしょう。


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今は仕事をしてなくてヒマなムスメが今日は昼前から遊びに来て、私が会社に行ってた間、トーチャンとTVゲームをしまくったようです。ムスメが家にいた時はよく二人で長い間プレーしてたものですが、私はゲ-ムはしないので、今は相手がいなくて淋しいトーチャン、今日はさぞや嬉しかったことでしょうゲーム


クリスマスツリートーチャンがクリスマス・ツリーも飾ってくれました。長年使ってるニセモノツリーですが、これでちょっとクリスマス気分になったかな。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ワインナイフとフォーク今年は、クリスマスデーはオニーサン夫婦が、ボクシングデーはムスメとBF君がディナーに来てくれるんですが、すでに外食続きで太り気味の私。まだまだ続くし、もうこうなりゃ食べて食べて食べまくるわ。それが正しいクリスマスの過ごし方ですもんねぶーぶー


皆様も楽しいクリスマスをお過ごしください。去年はこの時期まだ雪が解けなくて厳しい寒さでしたが、今年はマイルドなクリスマスになるらしいです。


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品川・大阪・広島・東北・新潟・金沢・名古屋・福岡、ぜひお近くの展示場へ!

トビー君、快進撃!

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毎晩帰宅が遅いと、ブログの更新ができないのが気掛かりなんですがむっ、大急ぎで写真一枚だけ貼っておきましょう。


今夜はマイスタージンガーに行ってたのですが、トビー君(Toby Spence)はまた素晴らしかったですラブラブ!

19日の初日の批評でも彼はべた褒めされてます。実力の割に人気のないトビー君もこれでブレークするかしら?


カメラも腕前もボロいので、私が今日撮った写真はろくなのなくてがっかりなんですが、友人が19日のきれに撮れてるトビー君の写真を送ってくれました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


可愛い~~っドキドキ


42歳にはとても見えないでしょ? 


(恋人役のヘザー・シップもチャーミングで素敵なカップルだけど、後ろの仏頂面は私が嫌いなロバート・ロイド爺ってのが残念むっ



さあ、明日一日働けば、クリスマス4連休だ!ニコニコ


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今年最後の着物お出掛けはダブル椿で

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<24th December Sat>

毎晩遊びまわるだけではなく仕事も頑張った忙しい週が終わり、やっと待ちわびた4連休ベル

クリスマスデーはオニーサン夫婦、ボクシングデーはムスメ・カップルがディナーに来るので、支度に忙しいトーチャン走る人ナイフとフォーク、いつものように食べるだけを決め込む私べーっだ!。ヒマさせて頂く分ブログ書きにいそしむむことにしましょうかね。今年のオペラやコンサート、着物お出掛けは全て終わり、まとめムードに入ってるんですが、まずは最後の着物お出掛けについて。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
12月20日、ロイヤルオペラハウスの椿姫に着付けのA先生と一緒に行きました。


A先生とご一緒する時はテーマを決めて打ち合わせるのですが、今回はもちろん椿に決まり。


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

先生がお召しの赤い椿小紋、私が知り合いから「私の椿の着物を椿姫さんに」という云わばブログ縁でプレゼントして頂いてもので(→こちら )、10月に赤い着物がテーマのチャリティ・パーティには美人主役のT子さんにも着て頂きました(→こちら )。


お気に入りの着物を他の方が着て下さるのは嬉しいもので、私自身が着姿をまのあたりに見ることができるのが又別の楽しみですし、この着物を下さった方は亡くなったので、こうして皆さんに着て頂くのがご供養にもなれば、と。


先生がこの着物を纏って下さるのであれば、私の帯はこれしかないでしょう。娘時代から持っていたでっかい椿柄の帯は、着物とまるっきり同じ柄行きで、ロンドンで運命の出会いをしたセットですから、何度か一緒に組み合わせて着てますが、こうして二人でそれぞれ使うのも面白い趣向でしょ。


私は帯が主役ですから、引き立て役の着物はあっさり、これも実家から持ってきた雲柄の水色の無地。水色と赤という洋服では考えられない組み合わせも着物であればいけるでしょ?


私が事前にコーディネートを先生に連絡しておいたので、先生は私のメリハリ色とは逆に同系色のコンビネーションでご登場。クリスマス・デコレーションが華やかなROHのロビーにぴったりなゴージャスな袋帯で着物も格上げして頂きました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


オペラも素晴らしかったし、今年最後の着物お出掛けを楽しむことができました。

今年は結局51回でしたが、今年のまとめは近いうちに再アップします。


ひらめき電球あ、そうだ、例のクリスマス・ブローチも付けていきましたのでクリックで拡大してご覧下さい。バックが白いほうが映えるので、着物にはルール違反かもしれないけど、ちょっと位置を真ん中からずらしてみました。


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椿姫マラソン再開で第二チームに

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<25th December Sun>

心臓に問題があって2日前から入院中の女王様のご主人である90歳のプリンス・フィリップの様子が気掛かりなイギリスのクリスマス。来年は女王様にとって大切な年ですから、フルに回復して下さらなくては困ります王冠1

我が家はトーチャンの手料理でオニーサン夫婦とクリスマス・ディナーを頂きます。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

10月から来年1月までやってる4チーム計22回のトラヴィアータ・マラソン、予算不足のために取りやめになった新作オペラの穴埋めのためとは言え、さすがROHのドル箱、切符の売れ行きも上々。


第二チームを12月6日と20日に舞台近くの席から左右一度づつ観ましたが、レオ・ヌッチだけが良かった第一チーム(ポプラフスカヤとヴァレンティだもんむっこちら と→こちら )と比べると、主役3人のケミストリーもマッチ・ベターで楽しめましたアップ

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Director Richard Eyre

Revival Director Rodula Gaitanou

Designs Bob Crowley
Lighting design Jean Kalman
Director of Movement Jane Gibson

Conductor Patrick Lange
Violetta Valéry Ailyn Pérez
Alfredo Germont Piotr Beczala
Giorgio Germont Simon Keenlyside
Baron Douphol Eddie Wade
Doctor Grenvil Christophoros Stamboglis
Flora Bervoix Hanna Hipp
Marquis D'Obigny Daniel Grice
Gastone de Letorières Ji Hyun Kim
Annina Gaynor Keeble

         London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ゲオルギューの降板でご迷惑をお掛けした昨年秋のROH日本公演に代役の代役で登場して好評だったと聞くアイリーン・ペレスが一番楽しみでしたが、いつもハアハアと苦しそうで息継ぎも下手だった以外は、コントロールの利いたナチュラルな声がむらなく出て心地良い歌声でした。

そして、数年前に好演したインヴァ・ムーラを思い起こさせる小柄で可憐な容姿と真摯な熱演で、上手にヴィオレッタを演じているというよりも若くて心優しい薄幸の娼婦そのものだったのがペレスの一番の魅力でしょう。彼女が他の役を歌うのも聴いてみたいけど(こないだドミンゴと一緒にちょこっとだけリゴレットのジルダをやってくれたけど)、この涙を誘ったヴィオレッタの印象が強過ぎるかも。

ご主人であるテノールのコステロ君と共演して欲しかったけど、なぜか彼は1月に別のソプラノ(ヤホとネトレプコ)とチームになってるのが残念。でも、この後出演予定のヤホとネトレプコがもしキャンセルしたら代役でまたペレスに出て欲しいです。


       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)         London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
アルフレード役のピョートル・ベチャラをこの役で聴くのは初めてだけど、今までに嫌というほど聴いてるので想像がつき、まさにその通りの立派な歌唱だったけど、段々太るなってる声を力まかせに出してるだけみたいな場面が多くて、去年のロメオとジュリエットではじめて彼の良さがわかったのに(こちら )、またその前の「上手だから文句のつけようはないけどなぜか魅力の少ないテノール」に戻ってしまい、田舎の能天気な坊ちゃんにしてはちょっと老けてるし、来月出る予定のグリゴーロに全ての面で負けるのは明らか。

 
ジェルモン・パパは我らがサイモン・キーンリーサイド。初日は白髪の老人だったそうだけど、50も過ぎたことだし、そこまでしなくてもいいかと思い直してか、私が行った2回は毛染めはほとんどしてなかったようです。

でもそれだと44歳のベチャラと親子には見えないので、身のこなしをヨタヨタにして、一生懸命老け役を演じてました。レオ・ヌッチみたいに、しゃんとしててもナチュラルに年食ってる人はそのままでいいけど、と努力でなんとかしようとするサイモンは偉い。こないだヌッチの代役でも出たホロ(ディミトリ・ホロストフスキー)なんて、そんなことやろうともしなくて若いままのダンディなパパでしたよ(リゴレットの時はハゲかつらまで被ったのに)。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
あら嫌だわ、話がついホロのことになってしまったけど(本当は愛してるんでしょうか?って冗談きつい?にひひ)、サイモンに話を戻すと、演技にこだわる彼が提案したのでしょうか、いつもとちょっと演出が異なり、パパが息子をひっぱたくところを今回は息子がパパをどつき、パーティでアルフレードに罵倒されて悲しむヴィオレッタにパパが手を差し伸べるんです。いつもより老いぼれてるけど優しいパパ像を作ろうとしたのかしら?

いずれにしても、わざとらしくても演技上手のサイモンとヴィオレッタそのもののペレスのおかげでことさら感動的な第二幕になりました。


若い指揮者ははじめて見る人ですが、出だしは死ぬ程のろかったのに、途中でやたらスピード上げて歌手とずれてしったり、テンポに問題ありでした。2回目は慣れたのかかなりましだったけど。


このチームはきっと回を重ねる毎に良くなったんでしょう、私が観た2回のうちでも2回目の方がドラマとして盛り上がりました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
  London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


さあ、これで来月はいよいよ真打登場で、ネトレプコとグリゴーロです。一緒に出てくれなくて、別々に2回づつだけってのがおおいに不満だけど、コステロ君も聴きたいので、まあいいか。



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2011年の着物

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<26th December Mon>

食っちゃテレビ食っちゃテレビのクリスマス。このままで行くと4日間篭城だ。

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年末恒例の着物お出掛け一覧ですが、写真をざっと眺めると、どの着物や帯がご無沙汰なのかわかるし、なるべく変化とつけたいけど次はなににしようかしら・・・とあれこれ思い出したり迷ったりするのに役立つ、私にとってはなくてはならない記事です。

この早見まとめは2005年からやってて(→こちら )、今年で7回目。写真のタイトルをクリックするとその時の記事に飛びますので、私だけでなくご一緒して下さった方々の着物姿もご覧頂けます。


今年は51回で、一応目標の50回にはかろうじてクリアしました。10月には11回という月間新記録も達成したし、まあ頑張ったと言えるでしょう。


内訳はオペラ22回、コンサート17回、バレエ7回、琴演奏5回、そしてこれまでの回数は、2006年52回、2007年51回、2008年74回、2009年68回、2010年48回。


毎年同じ3つの目標(半襟を楽しむ/お太鼓以外の結び方を習得する/古着やポリでなく娘時代の着物をなるべく着る)を立てるってことは実行できてないからなんだけど、今年は去年よりもちょっとはましで、色柄半襟を5回使ったし、ポリ使用も必要なだけにとどめました。


ムスメが独立して少しスペースに余裕ができたのでもう少し枚数を増やしてもいいんだけど(

トーチャンが聞いたらビックリ!?でしょうが、トーチャンはブログが読めないから大丈夫にひひ)、これ以上増えるとズボラな私には管理できないので、来年も主に組み合わせを変えることを重視して、無理はせずに、でも一応目標は又50回にしときましょう。 


鏡餅January (4回)


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

      新年会で琴演奏                    Iestyn Davies  



オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

      フローレス                         セヴィリアの理髪師

       

雪 February (6回) バルセロナで2回


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

           魔笛                              キーシン

オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン

       V&Aで琴演奏                       バルセロナ 1

オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン
       バルセロナ 2                      午後のお茶とコンサート              

コスモス March (8回) アラーニャおかげで回数増えました

オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

        Anna Nicole                       Kings Place

オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン
      アラーニャ楽屋訪問                     アラーニャ待ち伏せ       


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

       アラーニャ出待ち                      吉田都 震災チャリティ


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン
      Lawrence Zazzo                       ペレイヤ


桜 April (1回)  あら、一回だけだなんて、なぜでしょう?


オペラ三昧イン・ロンドン 教会コンサート


桜餅 May (4回)


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

       ウェルテル初日                      ウェルテル2回目     


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

         マクベス                          RFHコンサート


雨 June (4回) グラインドボーンに着物で、という夢が叶いました

オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

       グラインドボーン                     ヒルトンでお琴


オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

        マダム・バタフライ                  グラインドボーン



晴れ July (2回) まだ涼しかったとみえて、袷着てます


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

          Sギエム                         Mバタフライ


台風 August (3回) 日本でご覧の方が暑苦しく感じないないように夏ものにしましょう


オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン
      東北民謡コンサート                  ドン・キホーテ(バレエ)


オペラ三昧イン・ロンドン   バヤデーレ(バレエ)


やや欠け月 September (3回) 頂き物の着物と帯が増えたので、早速使いましょ


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン
    ジャパン祭とファウスト初日                   ゲルハーヘル@Wigmore             


オペラ三昧イン・ロンドン ザッゾ(CT)@Wigmore Hall


クローバー October (11回) 月間回数新記録クラッカー


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

        椿姫 初日                         バレエ版椿姫


オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン
       アンスネス&BBCオケ                     LPO&中村恵理


オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン

     チャリティ・パーティでお琴                バレエ「眠れる森の美女」


オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

       ヨナス・カウフマン                  ドミンゴ・ガラ



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)(旧オペラ三昧イン・ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)(旧オペラ三昧イン・ロンドン)

         琴演奏会                             ドミンゴ・ガラ

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)(旧オペラ三昧イン・ロンドン) 眠れる森の美女


もみじ November (2回) ちょっと一休み


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

        夢遊病の女                     LPOコンサート


クリスマスツリー December (3回) 椿姫には椿柄で
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          邦楽コンサート                        椿姫第二チーム


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン) 椿姫第二チーム



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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
<27th December Tue>


王冠1心臓手術の後病院に4泊して、90歳のプリンス・フィリップは本日無事ご退院。帰宅するのを心待ちにしてらしたようです。


一方、4日間家から一歩も出ずに過ごした私は明日から嫌々会社にむっ。2日間はゲストも来てくれたし、家に閉じこもるのは楽し実に楽しかったのに・・・。


ナイフとフォーク4キロの七面鳥、お願いだから少し持ってって、とオニーサン夫婦とムスメに無理矢理お裾分けしたんですが、あれこれ工夫してそればかり食べても3日間掛かりました。ウンザリ・・ガーン


ケーキターキー以外にもどっさりトーチャンが買い込んだクリスマス用の食べ物を必死で片付けてお酒も一杯飲んだし、久し振りにしこたまトーチャンが焼いたクッキーもあるので、当然食べ過ぎと運動不足で体重は大変なことになってますブタ


日本ではこれからが年末年始のホリディ・シーズンでしょうが、イギリスはとりあえず明日から普通に戻り、うちの会社は金融関係なので閉めるわけにはいかず、暦通りに大晦日まで仕事ですロボット


それでもシティは閑散としてる筈ですが、例年の如くきっとジムは大賑わいだろうなあ走る人


今年のオペラ/コンサート鑑賞も終わったので、何度オペラやコンサートに行ったのかも数えたので、明日アップしますね。


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2011年のオペラ、コンサート回数

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<28th December Wed>

4日間のぐうたら生活が終わり、今日は久し振りにフルにアクション。仕事もしゃきっとしたし、ジムで走り、帰りにショッピング。今年行ったオペラやコンサートのまとめです。

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               (カメラ写真は今年ロンドンに来てくれた大スターの新旧テノールを抜粋)


2011年にオペラやコンサートに行った回数ですが、一昨年は最高記録の113回(→こちら) 、去年は101回(→こちら )、今年は106回でしたから、まあまあってとこでしょうか。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
尚、数えたのは有料の生音楽パフォーマンスのみの回数で、無料コンサートやリハーサル、有料であってもインタビュー、オペラ説明会、NYメト等の映画館での同時生中継などは回数に入ってません。それだけでも10回は軽く越すでしょうけど。 

 

       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


「今年はコンサートだけでオペラには出られなくてご免ね」、とカウフマンとフローレスが言ってるから、許してあげよう。


106回の内訳ですが、学校まず、会場別に括ってみると、


ロイヤル・オペラ・ハウス 58回  (オペラ47回、バレエ11回)

バービカン 11回 (コンサート6回、コンサート・オペラ5回)

サウスバンク 7回 (歌のコンサート3回、他4回)

ウィグモア・ホール 9回 (歌のコンサート8回、他1回)

その他ロンドン(サドラーズ、カドガン、SOAS,King’s Place他) 8

  (オペラ3回、コンサート4回、バレエ1回)

English National Opera 5回 (オペラ4回、バレエ1回)

グラインドボーン 2回 (無料リハーサルも入れると3回)

ホランドパーク 2回 (記事にしてないけど、つばめとドン・パスクワーレ) 

海外(バルセロナ、ナポリ、マドリッド) 4回 (全てオペラ)


と、例年通り、ROHがぶっちぎりのトップ。


種類別だと、オペラ62回、コンサート26回、バレエ13回、コンサート・オペラ5回で、バレエがちょっと多かったけど、ミュージカルやお芝居はゼロと相変わらず偏ってて、もう少し広く浅くすべきかなと毎年反省するけど、オペラを減らすのは嫌だし・・。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

「ワシはもうテノールじゃなくてバリトンだけど、ここに写真出してもらえて嬉しいわい」、「驚いたぜ、椿姫さんはおいらのようなピチピチボーイが好きなのに」 

  

手裏剣

フルオペラだけで62回と言っても、演目数にしたらおそらく半分以下で、もまた性懲りもなく、同じオペラに何度も行っちゃいました。去年の連隊の娘のような6回も行ったオペラはなかったし、3回以上のをリストアップしても、今までよりはうんと少ないのは、ROHの歌手陣の顔ぶれがしょぼかったからでしょう。


    アイーダ 4回 (アラーニャだったので、毎回出待ちもしました)

    ファウスト 4回 (グリゴーロ君が去年に続いて又来てくれました)

    椿姫 4回 (二通りのキャストを2回づつ)

    セヴィリアの理髪師 3回 (Aクルザックのソプラノ版ロジーナが予想通り良かった)

    魔笛 3回 (JカイザーとKロイヤルの美男美女コンビが予想外に良かった)


4回観たアイーダとファウスト、ROHには珍しく主役が3人共素晴らしかったので全く飽きませんでした。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
がま口財布物価は高いけど芸術鑑賞が安く済むロンドンで、熱意と努力で値段の割には良い席をゲットした結果、高い海外遠征分を入れても平均は23ポンド。

特に今年はROHをサポートフレンズに格上げしたので、さらに安くて良い席が手に入るようになりました。その分メンバーシップ代は痛いし、トーチャンも結構連れてったあげたので嵩んだけど、ムスメも独立して食い扶持が減ったし他に贅沢はなにもしてないからいいことにしましょう。

2012年ですが、すでにあちこちの前半分と秋のROHのリングサイクルが買ってあり、バレエを少し減らすつもり以外は同じようなことになると思いますが、こうして元気に一流の演奏を安く楽しめるロンドンにいられるのはありがたいことと感謝グッド!


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ムスメからのプレゼントはキティちゃん

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<30th December Fri>


イギリスでも商社さんやメーカーさん等の日系企業は日本と足並みを揃えて早目に仕事納めをした上に正月3が日はお休みのところが多いのですが、悲しいかな私が働く金融機関はそうはいかず、やっと今日最後の出勤日となりましたFAX


仕事収めが済んだと思うと、祭日は元旦だけなのですぐ普通に会社がまた始ってしまうのですが、今年は曜日の関係で嬉しい3連休口紅


元旦はトーチャンと一緒にオペラを観に行きますが(マイスタージンガー3回目)、それ以外はのんびりできるので、今年を振り返るシリーズの続きをしますが(着物→こちら と観劇→こちら についてはすでに済み)、今日は、スキン写真でびっくりさせてしまったかもしれないキティちゃんについて。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

     

これはカード入れなんですが、ムスメからのクリスマス・プレゼントでした。私はキティちゃんの長年のファンで、誕生以来いつも身の回りにキティちゃんがいて、実はムスメが最初に発した言葉は、家中にあるキティちゃんグッズを指差しながら言った「Kittyビックリマーク 赤ちゃんの時からキティちゃんの服とか着せられてたしねにひひ


このカード入れは結構大きくて実用的ではないし、ちょいと気恥ずかしいですが、折角ムスメが私のために買ってくれたんですから、なんとかして実際に使ってみるつもり。

幸い、今や世界的なハロー・キティちゃんですから、日本に行かなくてもグッズが買えるのは嬉しくて、ついに最近はハロッズもキティちゃんと提携したようです。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
日本のキャラクター商品がこんなに有名になるなんて本当に素晴らしいですね。こちらではキティちゃんが日本製ということを知らない人も多いと思うのですが、それでこそグローバルってもんです。

        London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      

ひらめき電球

ところで、キティちゃんのフルネームはKitty Whiteで、ロンドン郊外で生まれ育ったってご存知でしたか?

私にとっては最高のコンビネーションニコニコ


ブタネコぬいぐるみもいくつか持ってるんですが(ムスメのためじゃなくて、私用)、もうすぐ終わるウサギ年に因んで、一時人気だった着ぐるみ干支シリーズのウサギキティちゃんの写真でも貼っておきましょう。私はヘビ年ですが、ヘビキティちゃんは可愛くなかったので、こっちを選びましたラブラブ   


次の記事をアップする時には日本では新年になっている筈ですが、皆様良いお年をお迎え下さい。          


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