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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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ROH音楽監督パッパーノにサーの称号!

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<31st December Sat>

穏やかな大晦日、静かにトーチャンと二人でシャンペンで乾杯。実は結婚記念日なんですが、31年目というのは特別でもないので、安定したチ老夫婦のような心境で、揃って健康でよかったと軽くお祝い。花火はテレビで観ます。

我が家の今年のについて書く予定でしたが、ROHのアントニオ・パッパーノ氏がサーの称号を与えられたので、急遽お祝いの言葉を述べることにしましょう。

あーっ! 1月に2度トラヴィアータに出る予定だったネトレプコが足の手術のためにキャンセルしたようですしょぼん ガヴァネッリおじさんの降板をワラ人形で祈っていたのに、効き目がちがう人に出ちゃったよ~(涙)

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春の女王陛下のお誕生日と大晦日の年2回、the New Years Honoursという勲章授与者が発表になり、色んなレベルで計1300人ほどの人が受賞するのですが、我らがROHの音楽監督アントニオ・パッパノーノ大将が見事、最高位であるknightを射止め、Sirの称号が与えられることになりましたクラッカー


当然です。若くしてROH音楽監督という重要なポストについて8年、この世界的なオペラハウスを盛り上げた功績は大きいですから。


貧しいイタリア移民としてイギリスで生まれ、10歳の時から音楽教師だったお父さんの丁稚として声楽歌手のピアノ伴奏をし、13歳で家族揃ってアメリカに移住、音楽学校とは無縁ながら、実力で頭角を表わし、ダニエル・バレンボイム御大に見出されてバイロイトで修業を積み、バルセロナとブリュッセルのオペラハウスを得て40台半ばという若さでROHの音楽監督に大抜擢。サクセスすごろくの仕上りがサーの称号ともいえるわけですから、実にめでたいことです。


ROHではほとんどいつも指揮者を真横から観る席に座る私にとってはパッパーノ大将のツボを押さえた見事な指揮ぶりはお馴染みで、特に何度も同じオペラを観る私は得にはマエストロを長い間凝視することもあり、まさに私のオペラ鑑賞生活にとっては最も大切な人と云っても言い過ぎではないでしょう。目の当たりには接することができなくても、音楽に対する情熱は指揮ぶりやテレビ出演からひしひしと伝わるし、思いやりに溢れた腰の低い態度からは人柄の良さが滲み出ます。


彼が優れているのは指揮だけではありません。彼のルーツであるピアノ伴奏がまた素晴らしいんです。何度か聴いていつも感心するのですが、年月のROHに歌手(ホロだ)がキャンセルして急遽違う歌手3人(Tハンプソン、Jカレヤ、Jディドナート)に変更になった時、パッパーノが全部ピアノ伴奏して色んなジャンルを立派に余裕でカバーしたのが一番印象的です(→こちら )。


52歳の円熟期を迎え、サーになったからと言って横柄になるわけがない謙虚な人柄で、ROHをますます盛り立てて下さいね。


明日の元旦はパッパーノ指揮のマイスタージンガーを聴きに行きますが、きっと格別なやんやの喝采。元々大将の指揮ぶりを見るのが主な目的だったんですが、ラジオ生放映もされるようだし、特別な雰囲気になるに違いないなくて、元旦からこの縁起の良さ、ますます楽しみになりました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


去年5月、ウィグモア・ホールのイアン・ボストリッジのリサイタル(→こちら )でピアノ伴奏をした時のサイン会でのツーショットの写真ですが、パッパーノ大将、本当におめでとうございます。


尚、2004年の録音とちょっと古いのですが、孤島に漂流したらどうなるかというユニークな想定のDesert Island Discsという有名な長寿ラジオ番組(→こちら )でのインタビューで彼の生い立ちや人となりがよくわかります。


イギリスもあと3時間で新年を迎えますが、今年もたくさんの方にご訪問頂き、ありがとうございました。

良いお年をお迎え下さい。

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ハッピー・ニューイヤー!

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<1st January Sun>

あけましておめでとうございますキラキラ


2011年のUK国内の大きなニュースと言えば、4月のウィリアム王子の結婚式と8月の暴動で、「やれやれ、やっと」、という待ちくたびれたお目出度いイベントと、「えーっ! まさかこんな事が起こるなんて信じられない」というびっくり仰天の悲しい大騒ぎという対照的な出来事2件でした。


2012年は世界中の関心がロンドンに集まるイベントが二つあり、6月のエリザベス女王の即位60年と夏のオリンピックですが、昨夜テレビで観た国会議事堂とロンドンアイのニューイヤー花火がいつもよりうんと規模が大きくて華やかだったのも、「今年は大切な勝負の年だから頑張ろう!」という意志の表れでしょう。どちらも成功しますように、と心配しながら祈る私です。折角楽しみにしてたオリンピックの切符は一回分しか入手できなかったのが残念ですが。


3月の東北震災ももちろんイギリスでも大きなニュースでしたが、普段からチャリティに熱心なイギリス人ですから、たくさんの義援金イベントが行なわれ、感謝の気持ちで一杯です。私も及ばずながらお琴を弾いたりして参加できたし、イギリス在住の日本人の結束も高まり、なによりも略奪など無縁の日本人の気高さが世界中で認識されて、長く離れてはいても日本人であることを誇りに思えたのが悲しみの中での救いでした。日本政府や企業のふがいなさは海外にいるとよくわかり、失望しましたが。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
クマネコペンギン

我が家の出来事としては、ムスメの独立が一番の変化で、それまでも北アイルランドに数ケ月間出稼ぎに行ってたし、おまけに友人の結婚式のために一人でインドに行くという私でもしないだろうと思うことをあっさりやり遂げ、あのシャイで泣き虫だったムスメが立派に成長したのが眩しいです。元旦のファミリー記念写真に今年はムスメがいないのは淋しいですが。


私たち夫婦の生活は全く変わりなくて、マイペースでゆったりのトーチャンと、目の前のことに追い立てられて忙しがってる私。忙しいのは主に遊びでですから勿論文句はないし、今年も風邪ひとつひかず元気に過ごせ、特に去年はリストラになったり病気になったりした友人が何人もいたので、何事もなく恵まれた一年だったことに感謝。


この年になると現状維持で精一杯なわけですから、今年も去年同様にあれこれできれば充分幸せです。フルタイムで働きながらブログをやるのは結構大変なので止めようかどうかずっと迷っていましたが、ここまで来たら来年春の60歳のお誕生日にここでおめでとうと祝って頂けると嬉しいに違いないですから、それまでは続けようかしらんと思っています。


旅行に関しては、去年はイタリア2回、スペイン2回、北アイルランド1回と近場ばかりであっても充実してましたが、今年はまだなにも計画がありません。オペラ海外遠征も行きたいのですが、特定の歌手を追っかけしてるわけではないので焦点が定まらず、焦ります。


1月は仕事も忙しいのでいきなりバタバタ生活に突入ですが、今日は早速オペラ鑑賞で、今からトーチャンとマイスタージンガーを聴きに行ってきます。6時間近く掛かるのでお握り持参で一日仕事ですが、パッパーノがSirになっての初指揮、居眠りしないように応援しますDASH!


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パッパーノ、元旦にSirとなっての初仕事

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<2nd January Mon>

ムスメのいなくなった部屋を私が有効活用するため、モノの整理や移動をして充実した一日でした。モノを捨てられない困った性格なんですが、今日は割りと思い切って捨てました。今年のモットーは整理整頓とモノを増やさないこと。って毎年同じモットーなのは、いかに実行できてないかと言うことむっなんだけど、懲りずに今年も掲げよう。

というわけで、ブログ書きは捗らず、マイスタージンガーのまとめは書けませんでした。昨日は期待したのに結局失望させられてがっかりだったこともあるんですが、今日はせめて昨日のパッパーノの様子だけ。

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昨日の元旦はトーチャンと一緒に又ワーグナーのニュールンベルグのマイスタージンガーへ。彼は2度め、私は3度めですが、奮発して30ポンドの切符を買いましたとさ(嗚呼、貧乏人あせる)。


でも、計らずもちょっと特別な日になったので、それだけ払った価値はありました。大晦日に発表されてROH音楽監督のパッパーノが叙勲してサーの称号を与えられたことですが(女王様によるセレモニーは後日)、サー・アントニオ(と果たして回りは呼ぶのだろうか?)になっての初仕事ですから、予想通りオケピットに現れただけでヤンヤヤンヤの大歓声クラッカー 
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
いつもより丁寧に満面の笑みで愛想を振りまいて、「でかした、でかした、よかったね~」の拍手を浴びて後はほとんどの観客には小さな彼は見えないのですが、私は真横から観る位置だし、さすが3回目ともなると舞台を観るのも飽きるので、しっかり長い間眺めさせて頂きました。

短い指揮棒を右手に持ってはいるけれど体、体全体でオケを率いる姿は、いかにも楽しんでいるという喜びがこちらまで伝わってきます。指揮者によって同じオケとは思えないほど出来が違うROHオケですが、パッパーノの時は例外なく素晴らしいので、安心して聴けます。


顔の表情も豊かなんですが、それよりも口の動きが指揮をしてる間ずっと活発で、歌詞はあまり口にしないけど、パッパッパとかモグモグしたり時にはガーガーかなりうるさい人です。バービカンで彼の足元に座ったことがあるのですが、気が散って台無しでした。声を出す指揮者は結構いるんですが、それってシェフが丹精こめて作った料理に自らツバはきかけるようなものですよね?切実にやめて欲しいです。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
でも、ROHのストールサークルからは充分距離があるので大丈夫だし、今日はBBCのラジオ生放送もあるのでいつもより静かにしようと努力してたみたいにも見え、その分体を動かしたのか、序曲だけで汗かいてました。


ラジオでお聴きになった人もいらっしゃるでしょうが、正味4時間半ずっとメリハリが利いた素晴らしい演奏で、その上エネルギッシュな指揮ぶりと幸せそうな大将の表情のおかげで視覚的にも楽しむことができて得をした気分になりました。

演奏が終わってまだオケピットにいる間もまた大歓声、そして舞台に現れたら床を踏み鳴らしてさらに大受け。当然ながら、一番拍手と歓声が大きかったのはパッパーノ大将でしたクラッカー 彼が認められたということはオペラというマイナーな音楽が認められたということですから、オペラハウスにいる人は皆ハッピーラブラブ音譜



         人気ブログランキング  カクテルグラス 乾杯!




2011後半のスキン写真

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<4th January Wed>

会社を休んで、トーチャンの会社の先輩の家での食事会に行ってきました。65歳くらいの男性が4人いて、皆さんケンブリッジ大学で数学を学んだインテリで、数学や哲学についての議論に花は咲いたけど、腕時計や自動販売機の使い方がわからなくて困ってるという話も出てビックリ。数学ってのは頭の中だけの理論とロマンで、物理学専攻でモノそのものに興味を持つトーチャンとはまた違う種類の人たちなのかも。

2011年のまとめの最後は半年分のスキン写真のオンパレードでーす。

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カメラ半年毎にまとめて載せてる恒例のスキン写真一覧、7月から12月までで85枚になりましたが、全部見覚えがあると仰って下さるレギュラー訪問者様々には本当に感謝ですキスマーク


スマートフォンでご覧の方にはスキン写真が見えないのは自分でiPhoneを持ってからはじめて気付きましたが、こうして2、3日毎になるべくその日に撮った写真を貼ってるんですよ。


バレエとか記事にしてないのも多いのですが、これで私の半年間の楽しみが一目でわかるので、老後に自分自身で眺めるのが今から楽しみ。


旅行は3度。ムスメに会いに行ったベルファスト、女友達とのんびり泳いだサルディニア、トーチャンと歩き倒したマドリッド、どれも良い思い出ですカバン


あ、去年前半に続いてアラーニャとのツーショットもあったわラブラブ


                                               カメラ写真はクリックで拡大


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

 リナルド(グラインドボーン)                  サンドリオン(ROH)



オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

   シルヴィー・ギエム(サドラーズ)              サンドリオン(ROH)



オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン
   ロミオとジュリエット(バレエ)コロシアム         つばめ(ホランドパーク) 


オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン

        アラーニャ                      マダム・バタフライ(ROH)


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     トスカ(ROH)                         トスカ(ROH)

オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン

サヴィル・ロー                       リージェント・ストリート


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         白鳥の湖  マリインスキーバレエ(ROH)



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     ダイアナ妃結婚30周年                   ザラ・フィリップス結婚式



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    F1(ハンガリー)                     津軽三味線@東北震災チャリティ(SOAS)



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  ドン・キホーテ(マリインスキーバレエ)ROH        ラッセルスクエア 


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       ロンドン暴動                      暴動後のほうき隊

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 アンナ・カレーニナ(マリインスキーバレエ)ROH      バヤデーレ(マリインスキーバレエ)


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       タイタニック号                  ジャイアンツ・コーズウェイ(北アイルランド)


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     タワーブリッジ                   ジャイアンツ・コーズウェイ(北アイルランド)


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        ベルファスト                  ベルファストのオペラハウス



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     タイタニック博物館                        サルディニア



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        サルディニア                      サルディニア


オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン

      サルディニア                   ドーヴァーの白い崖      


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        ROH                      ファウスト(ROH)


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   ジャンニ・スキッキ(ROH)               バーナード・ハイティンク(Wigmore Hall)


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     修道尼アンジェリカ(ROH)              ファウスト(ROH)


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    ジュエルズ(ROH)                    オルガ・ボロディナ(バービカン)


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     戦争レクイエム(バービカン)                アンスネス(バービカン)


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       ドミンゴ・ガラ(ROH)                  ドミンゴ・ガラ(ROH)


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    夢遊病の女(ROH)                    ムスメの手(インドのtatoo)


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      トレド                           マドリッドのプラド美術館


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        マドリッド                      マドリッド王宮     



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      トレド                            マドリッド


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        トレド                         ハイゲート


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         近所の紅葉                       近所の枯葉



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   スミ・ジョー(カドガンホール)                イーリング

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    サウスバンク                      Castor & Pollux (ENO)


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聖ポール寺院                         椿姫(ROH)


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      テント・シティ(聖ポール寺院前)          メサイア(ノルウェー教会)


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     Westfield Shopping Centre マイスタージンガー(ROH)

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   ウィンブルドンのタイ寺院                 椿姫(ROH)


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   マイスタージンガー(ROH)                ナショナル・ギャラリー


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   トラファルガー広場 Oxford Street


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  キティちゃんのカード入れ


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ネトレプコの代役は、がっかり、やっぱりこの人か・・

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<5th January Thus>

ここ2、3日、とくに北の方で強風吹き荒れてるイギリスですが、今日はロンドンもかなりビュービュー波

ROHで続行中の異例の椿姫マラソンでも腹立たしい展開となって、私の心にも風穴があきましたガックリ

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
10月から1月にかけての計22回の椿姫マラソンがまた再開されてますが、目玉だったアンナ・ネトレプコが年末に足の手術のために1月17日と20日のトラヴィアータをキャンセルし、代役は誰だろうと発表を待ってましたが、やっぱり予想通りエルモネラ・ヤホでしたむっ


ヤホ嬢は2回だけ出る予定だったネトコの前後に5回出るので、彼女がやるのが一番イージーな解決策には違いないものの、1週間発表しなかったのは、あまり彼女ばかりというのもナンだからと思ったROHが一応他のソプラノも検討してくれたってことかもしれませんが、結果がこれじゃあだちかん(名古屋弁で駄目という意味)。

ヴィオレッタ歌えるソプラノなんてオペラ界では一番多いんだから、この際誰でもいいから、他の人を引っ張ってきて欲しかった。12月にとても素敵だったアイリーン・ペレスだったら、コステロ君と夫婦共演できたのに。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
いえ、アルバニア人でちょいと年増の中ヤホ嬢は、こないだのプッチーニの3部作(→こちら )では真に迫る演技と歌唱で涙を誘い、たくさん歌手が出てる中で一番誉められたくらい素晴らしかったし、丁寧で真摯な態度はとても好感がもてるソプラノさんなので、悪口は言いたくないんですが、


ガックリだけど、あーあ、4年前のネトレプコ椿姫騒動をどうしても思い出してしまうのよねガーン あらためてその時の記事を読んだら、怒りと失望がよみがえってすっかり嫌な気分になってしまったわえっ

2008年1月(→こちら )は、4回分買ってキャンセルに備えたのに、ネトコは私が行けない日ばかり出て、かろうじて最終日一度だけネトコを聴けたんですが、その降板した3回の代役がヤホ嬢。相手役がカウフマンだったし結局3回とも行きました。


それだけならまだしも、2010年5月(→こちら )には最初から予定されて、それも2度観ました。パパ役があのホロ(ディミトリ・ホロストフスキー)だったのを我慢して2回観たのは、アルフレードのサミュエル・ピグル(彼もアルバニア人)が聴きたかったからなんですが、期待通り若いピルグ君は素晴らしくて、それだけでも行く価値ありでした。


というわけで、私は同じプロダクションでヤホ嬢のヴィオレッタをすでに5回も聴いてるわけよ。いくら真心がこもった演技的に素晴らしい椿姫でも、声自体に魅力があるわけでもないヤホ嬢を何度もまた聴くのかと思うとかなりうんざり。だって、ネトコの代役で2回でしょ、その後グリゴーロ君が出る時の2回もヤホ嬢だから、もし全部行くとすると、9日間で4回よ。


それだけでもうしようかな~と思うのに、その上パパ役は私がホロよりももっと嫌いなガヴァネッリおじさんだもんね。嫌だ、嫌だ、嫌だむっ


そんなに嫌なら行かなきゃいいのに、と思うでしょうが、ところがどっこい、アルフレード役のテノールは聴きたいのよ。シャモニーのリンダでとても良かったコステロ君(去年のグラインドボーンの愛の妙薬では振られたけど)と、今をときめくグリゴーロ君なんだから(マノンもファウストもすごく良かったドキドキ)。


しかし、足なんか悪くたって歌えるだろうから、車椅子に乗ってでも歌えよな、ネトコ! (ディドナードがセヴィリアの理髪師で使った車椅子がある筈だ。でも、太ネトコはお尻が入らないかも・・ブタ) 外国からわざわざ観に来るつもりだった人もたくさんいるだろうに、本当にお気の毒です


こうなったら、負担の大きいヴィオレッタをそんなに続けてやるのはしんどいからヤホ嬢が根を上げて降りてくれるように祈っちゃいましょう。まじめなヤホ嬢には申し訳ないけど。それよりも、ガヴァネッリおじさんが風邪でもひくようにワラ人形をまた活用しないと・・・。


ほんと、オペラってリスクがあって滅茶苦茶よね。いくら歌手は生モノだと納得してても失望させられることが多過ぎるから、私はオペラだけが目的の海外遠征は躊躇するのよ。


まあ、救いは切符代の安さで、全て舞台横の15ポンドの席なので何度行ってもフトコロは痛まず、テノール以外のところは耳栓してても元は充分取れることでしょう。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ひらめき電球ところで、ここから話が徐々に反れますが、


2010年7月にキャンセル女王ゲオルギューの代役椿姫でとても素敵だった若い美人のマリーナ・レベカ嬢(→こちら )が4月18日にカドガン・ホールでリサイタルを開きますよ。私はかぶりつき席を確保済みですが、まだたっぷり残ってるので是非どうぞ。


カドガン・ホールと言えば、3月24日にかのフジコ・へミングさんが出ます。なぜかオンラインではなく電話予約なので売れ行き状況は不明。怖いもの見たさで実はちょっと興味はあるんですけど、やっぱり邪道はいけませんよね。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
違う意味の怖いもの見たさがカドガン・ホールでもう一つあり、それは4月20日のピーター・ヌーン

お若い方はご存知ないでしょうが、中学生の私が胸をときめかしたハーマンズ・ハーミッツという1960年代の英ポップ・グループの悪戯小僧みたいなリードボーカル。30年くらい経って同窓会に行くのと同じで、かつてカッコ良かったオトコの子がおっさんになった姿を見るのは勇気が要るでしょ・・・。



しかし、へミング嬢といい、ピーター坊といい、カドガン・ホールはお化け屋敷か・・・ねこへび ハカセタローさんもよく出没するし・・・

          

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プチ・ダイエット宣言

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<7th January Sat>

人気ソプラノ歌手ネトレプコの気まぐれな(おそらくもう椿姫は歌いたくないわ、という)キャンセルの結果、フレンズ枠で結構買ってあった2回分の切符を買ってくれた知り合いに、「ネトコが出なくなったけど、どうする?」と尋ね、「代役がヤホなら行かないわ」という人の分を、特に歌手にはこだわらない他の人に回すという手間が生じて、にわかに忙しくなった自称「椿姫お節介エージェンシー」(非営利で儲けはゼロよ)。この仕事も忙しい時に、ったく、恨むぞ、ネトコむかっ

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今日は、昼前からバスでお出掛けバス


割り箸まずはムスメと二人でレストランでランチ

よくムスメの話に出てくるなんちゃってジャパニーズ・レストランでしたが、一皿の量がやたら多かったのでお腹がはちきれるくらい食べましたわラーメンおにぎりショック!
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
で、その後、私が入会してる美容グループのレッスンに参加宝石赤


会員とは名ばかりで普段は何もしてないけれど、日本からそのグループでは有名な講師の方がいらしてて、ロンドン特別レッスンをして下さるということで行ったのですが、レッスンの後長々とお喋りしたり美容器具を試したりして、話題は美容に終始したわけですから、そりゃ刺激になりましたよロボット


若く美しい中村礼子先生は、なんと52歳で、お孫さんが3人もいらっしゃるですよ叫び (先生のブログは→こちら


           London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



来年春に大台に乗る私、美人じゃないから美しい60歳にはなれませんが、若々しい60歳には努力次第でなれると信じて、私なりにベストを尽くそうじゃありませんかDASH! (やけに張り切るのは今日だけかも)


ぶーぶーまずは、クリスマスと年末で食べ過ぎて贅肉つき放題の丸い体を引き締めるのが先決なんですが、体重を減らすためのベストな方法は、なんと言っても、ここでダイエット宣言をすることでしょう。実績がありますからねキラキラ


7週間で6キロ減量すると宣言して、ほぼ成功したのは2006年春のこと。その時の壮絶な奮戦記は→こちら ドリルですが、今回はそんなに減らす必要はないので、かわいく2キロ減が目標。要するにクリスマス前に戻るだけなんですが、これくらいならそう無理せずとも1ケ月でできる筈。


・・・できる、かな?


ちゃんと食事はして、とりあえず夜食はやめておやつも最小限にすれことでスタートさせましょう。


と書いた端からお腹が空いてしまい、深夜だけどお茶漬け食べたいなあ、と切実に思っているんですが、我慢しなくちゃ。


・・・できる、かな?


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マイスタージンガーの代役騒ぎx2

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<8th January Sun>

かなり日も長くなり午後4時でもかなり明るい北国で、ダイエットに励む私(昨日開始)。昨夜はお茶漬けの誘惑にも負けずに空腹のまま眠りました。満腹で眠りにつくのを至福の喜びとする私にとっては何よりつらいことですが、折角ここで宣言したので、意地にでも頑張るわ。と言った途端に、今夜は夜遅くにどうしても我慢できなくてポテトチップスを食べてしまった・・。

遅くなりましたが、元旦のマイスタージンガーのことを、パクってきた舞台写真も含め書いておきます。

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そう言えば、去年も年末年始はワーグナー(タンホイザー)だったけど、今年もワーグナーで暮れ、ワーグナーで始った私のオペラ生活。


ワーグナー唯一の楽しいオペラで中世のシンガーソングライターが主役のマイスタージンガーですが、1993年のグレアム・ヴィックスのプロダクションは人もたくさん出てきて賑やかだし、明るくて可愛いセットとまともな衣装でストレートに理解しやすいので、ROHのワーグナーのプロダクションの中では一番好きクラッカー


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

高い席に座るチャンスだお金

私は3回目、トーチャンは2回目なんですが、ストールサークルに座る私たちに案内係が寄ってきて言いました。「ヴァオルター役のサイモン・オニールが風邪ひいてすごく不調カゼなので、声だけの代役になる可能性もあります。その場合でもオニールは芝居はするので、代役は席舞台のこちら側の隅っこに立つわけですが、この席からだと歌手と譜面台が邪魔になってしまいます。ご希望であれば、正面からの席にお座り頂くこともできますが・・・」と。


正面席なんて高いところには縁のない私、席の番号を言われてもどのへんかよくわかりませんが、今日のストールサークル2列目は30ポンドと少々私にしてはお高いけど理想的だし、なんといってもパッパーノ大将の受勲が決まったばかりで今日の主役は指揮者だから、彼を真横からみられる特等席から離れるもんですか。


数人がそのオファーで遠くの席に移っていきましたが、3列目で14ポンドの席をを持ってた友人も移動したところ、なんと後でストールサークル正面の192ポンドの席をあてがってもらえたそうです。ホリディシーズンのため、今日は高い切符が結構残っていたからこんな優遇をしてもらえたわけですが、同じことは時々起こりますが、すみませんと言われたことすらありません。


幻の代役オバケ

で、案内係に聞いたところ、代役はErin Cavesというテノールだということで、早速その場でiPhoneで検索したところ、ワーグナー専門の若いアメリカ人のようです。代役が若い歌手の場合は、それまで大劇場で歌ったことがなくてもこれからの人として期待が持てるわけですから、一気に楽しみになり、隣に座った同じくこれが3回目のブログ仲間と、「もう誰でもいいから他のテノールで聴きたいから代役になってくれたらどんなに嬉しいか」と言い合い、「どうかどうか、オニールが倒れてErin君が出てくれますよう」にと祈りました。

だって、颯爽とした騎士という役には全く似つかわしくないデブであることは我慢しても、。スター歌手は出てない今回の歌手陣の中でも一番の失望はオニールで、あんな硬くて不快な声のオニールを3度も聴くのはかなり辛いんですもんガーン


しかし、目の前に鎮座して邪魔してる譜面台を眺めながら待てども待てどもオニールは頑張り続け、私たちはがっかりしたのでした。ワーグナーでは一番大事な声量が代役君はたとえ乏しくても近い席だから問題ないのに・・。

ひらめき電球速報: 最終日の今日(8日)は私は行きませんでしたが、Eva役が舞台袖での声の代役だったそうです。エマ・ベルの代役が誰なのかわからないのですが、観た人たちの話によると今朝ウィーンから到着した小柄な黒髪の女性で上手だったそうです。残念、元旦に起こればよかったのに。しかし、舞台袖でもし二人並んで歌ったら邪魔だろうなあ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Die Meistersinger von Nürnberg


Composer Richard Wagner
Director Graham Vick
Designer Richard Hudson
Original lighting design Wolfgang Göbbel
Movement Ron Howell

Conductor Antonio Pappano
Hans Sachs Wolfgang Koch
Walter von Stolzing Simon O'Neill
Eva Emma Bell
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン) Sixtus Beckmesser Peter Coleman-Wright
Veit Pogner John Tomlinson
David Toby Spence
Magdalene Heather Shipp
Kunz Vogelgesang Colin Judson
Konrad Nachtigall Nicholas Folwell
Fritz Kothner Donald Maxwell
Hermann Ortel Jihoon Kim
Balthazar Zorn Martyn Hill
Augustin Moser Pablo Bemsch
Eisslinger Andrew Rees
Hans Foltz Jeremy White
Hans Schwarz Richard Wiegold
Nightwatchman Robert Lloyd

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

元旦の風邪ひき男はカゼ

はじまる前に、「オニールは本調子ではないのでご理解を」と、いうアナウンスがあったので、ラジオの生中継でお聴きになった方は、「風邪だからこんなにひどいんだ。元気だったらどんなに上手だったんだろう。残念」と思われたでしょうでしょう。


でも、残念がる必要はありません。常態のオニールは2回とも実はもっとひどかったですから。今日は硬さは同じだけど、まだ輪郭がはっきりして、3回の中では一番良いということで私とそのオペラに詳しい人の意見は一致しました。舞台の袖で待機しているだろう若いテノール君を見ることすらできなくて、フラストレーション溜まりましたが、そんな事情でオニールが怖れたよりうんとましだったのがせめてもの救いでした。


他の歌手たちはかに座

ラジオ生中継だったせいか、他の人たちは皆いっそう張り切り、エヴァ役のエマ・ベルみたいにこの日がベストだったし、主役とも言えるハンス・ザックス役のウォルフガング・コッホは迫力は最後まで出なかったけど複雑な心境の中年男をきめ細やかに演じてなかなか立派だったし、「エヴァはこの人と結婚すべきだ」と思った人も多かったのでは?


その中で一人ちょっとこけたのが、私が冗長なワーグナーに3回も行った理由である愛しいトビー君で、肝心なところで高音が上手く出ず、またもや大事な日に実力が発揮できないという弱点をさらけ出してしまいました。こけたと言ってもその程度で、大したことはないのですが、だからこそファンとしては口惜しくて。折角誉められたのに情けないやっちゃ・・


で、3度聴いて歌手の中では誰が一番良かったかというと、清らかな声自体が大好きなトビー君がもちろん私にはベストなんですが、それ以外では、意外や悪役ベックメッサーのピータ・コールマン・ライトが聞き飽きずに済みました。名前はお馴染みのバリトンなので今まで何度か聴いたことがある筈だけど全然印象に残ってなかい彼は、今回もカリスマ性はないけど変化に富んだ歌唱と嫌味にならない程度の道化ぶりで飽きませんでした。


パッパーノ大将がやんやの喝采を受けた元旦のことは別に記事にしてます→こちら


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

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着物でバレエ

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<11th January Wed>

昨日も今日も出掛けててほとんど家にいないので、ブログの更新まで手が回らず、忙しい時は着物の写真だけでなんとか誤魔化しましょう。今年はじめての着物記事です。

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今日、着物でROHにバレエくるみ割り人形を観に行きましたくつ


新春らしい梅柄の小紋と濃いオリーヴグリーンの松梅の帯というお正月らしい雰囲気でしょ?


いつもと違う場所で撮ってみましたが、たまご色はROHの古い部分の赤い内装にも映えますね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
赤い梅が派手なのは仕方ないでしょ、娘時代の着物なんですから。


・・・・と、開き直って、相変わらず日本のルールや年齢には縛られない図々しい若作り路線ね。


そうですよお。だって、折角海外にいるんですもの、いいじゃないですかああ。


実はこれは今年2回目の着物お出掛けでなんですう。


えっ、一回目はなんだったの?


昨日の夜、これまたバレエのロミオとジュリエットを着物で観に行ったんですが、お仲間もいたし、今日よりゴージャスな着物でしたのよお。それは又あらためて。


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絞りの二人着物でバレエに

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<12th January Thus>

2キロ体重を減らすと宣言したクリスマス年末肥満解消ダイエットは、ほぼ毎日ジムには行ってるにも拘わらず全く進んでませんが、まだ時間があるのでボチボチとね。

着物記事が続いてナンですが、今年初めての着物お出掛けの写真です。

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1月10日、ロイヤルオペラハウスにバレエロミオとジュリエットを観に行きました。初日だし、人気コンビのカルロス・アコスタとタマラ・ロッホなので超満員。まだ冬休みの学校もあるのか小さい子供も結構いてクリスマス気分がちょっと残ってる楽しげな雰囲気でした。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


時々ご一緒して下さる会社の同僚Y子さん、背が高くてほっそりしてらっしゃるので総絞りの着物がよくお似合い(総絞りはチビデブが着ると悲惨よ)。お正月に里帰りなさった時にご実家から運んだ白地のカトレアの帯もとても素敵。私もこういうの欲しいです。

人に着付けるのは苦手な私、自分が着るときの倍くらい時間を掛けて苦戦しましたがあせる、その甲斐あって、仲間がいるのは凄く嬉しくて、あちこちで写真撮りました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


Y子さんの着物と雰囲気が一致するような着物にしようと私は選んだのは、部分的ですが絞りがポイントのうぐいす色の訪問着
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
落ち着いた色合いは上品でとても好きですが、一人だけだとオペラハウスではちょっと地味かもしれません。でも、今日は親子ほと年の違うY子さんとの母親役ですから、これでパーフェクトではないかと自己満足ニコニコ 


帯は翌日と同じお正月らしい柄のオリーブグリーン。


来週再来週は4回も椿姫に行くのですが、ネトレプコがキャンセルして気がそがれたものの、いや、だからこそ付加価値を付けないと口惜しいので、なるべく着物で行けるよう努力するつもり。

                

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ロミオとジュリエット(バレエ)

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<14th January Sat>

寒いけど穏やかな日差しの気持ちの良い冬の土曜日、クスンあせる、私は会社に週末出勤。捗ったからいいけど。

夕方、新年パーティに私の着物をお召しになって下さる友人の家に寄って着付けをしていたら、突然、なんと停電叫び ちょうど着付けが終わったところで、ぎりぎりセーフチョキ

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1月10日、ロイヤルオペラハウスにバレエを観に行きました。


この頃バレエにも時々行ってて、去年はなんと13回も観ました。記事にしようと写真や動画を撮ったものの、大したことは書けないし、と思っているうちに書きそびれてしまうことが多かったんですが、この日はなんせ53ポンドという私にしては大枚はたきましたからね、写真もご披露して記録に残しておきますとも。


プロコフィエフの音楽にケネス・マクミランが振付けたロミオとジュリエット、ロイヤルバレエのレパートリーの中でも人気演目でちょくちょくやってるのですが、私はおそらく7、8年ぶり。その時はたしか吉田都さんだったと記憶してますが、今回はカルロス・ファンの会社の同僚と二人で着物で行きました。


38歳のカルロス・アコスタと37歳のタマラ・ロッホは、今のロイヤルバレエのゴールデン・コンビで、タマラは結構何度か観てますが、もしかしたらカルロスをミックスでちょこっとじゃなくてフルのバレエで観るのは初めてかも。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
恋の矢Romeo and Juliet


music Seifey Prokofief

choreography Kenneth Macmillan


conductor Pavel Sorokin


romeo Carlos Acosta

juliet Tamara Rojo

mercutio Jose Martin

tybalt Gary Avis

benvolio Kenta Kura

paris Johannes Stepanek



オペラでもバレエでも私の定席となってる安いストールサークル席を結局売ってくれなかったので、仕方なくそんな高い席になったわけですが、その部分を両側空席にしたのは、以前は一部のシーンを生オケではなくテープで流してやっていたのを、今回はちゃんと全て生で演奏することにした結果オーケストラが拡張したのではないかという説もあるらしいです。


そうであれば、そりゃあ一流のオペラハウスでテープではあまりにも恥ずかしいですから生でやって頂きたいので今回の決断は立派。


が、しかし、あまりの演奏のひどさに、これならいっそ全部テープでやった方がましではないかと思いましたよ。私の席の1メートル横はオケで、そこには一際聞くに堪えない金管楽器グループがいたので不快でたまりませんでした。バレエの時はオペラとは同じオケとは思えないほど下手なんですが、ここまでひどいのも珍しいでしょう。折角プロコフィエフの音楽は素晴らしいのに、これでは台無しむっ


これで踊りもイマイチだったら怒るけど、さすが一流のカルロスとタマラ、二人が出てる場面はオケのひどさも忘れるほどでした。最近タマラがラジオのインタビュー番組で、「カルロスと踊るときは、彼も私もアニマルだし、どちらが勝つかの競争よ」、と言ってた通り、長年のパートナーだから息はぴったりだけど、迫力のバトルでしたニコニコ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

        London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


カルロスは、期待通り力強く且つしなやかで素晴らしかったけど、容貌的にロミオにぴったりとは言えない上にエネルギッシュなジャンプもないので、彼の持ち味が充分発揮されたとは言えないと私は思いましたが(カルロス・ファンの意見はまた違うでしょうけど)、


タマラは文句なしにジュリエットそのもので、特に表情豊かで演技上手だから、こういうドラマチックなバレエには向いてて、夏に観たバレエ版椿姫も凄く良かったです。技術的にも安定して超一流のタマラは、去年の秋に観た眠れる森の美女でも抜群でした。激しく踊っても汗もかかないし、美しくて上手なタマラ、なぜか人気ではコジョカルに劣るけど、素晴らしいダンサーです。


蔵健太さんもベンヴォリオ役(ロミオの友人)でたくさん踊って大活躍でした。リフトやチャンバラ場面も多い派手な振り付けで、去年観たワシリエフ/オシポワ組のアシュトン版ロメジュリより、こっちの方がうんと華やかで見栄えがします。


バレエにも手を広げる余裕がないので控えようと思ってはいるのですが、回りにバレエ・ファンも多いし、3月のロメジュリ、もし脇の安い席が放出されたら行ってしまうかもガーン。やっぱりテープに戻そうってことになるかもしれないですもんね。そしたら、コジョカルかな、やっぱり。



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モーツァルト/ダ・ポンテ三部作の安売りオファー

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<15th January Sun>

晴れてるけどめちゃんこ寒い日曜日。今夜はムスメのフラットに夕食に招待されているので、これからバスで行ってきます。トーチャンのバースデーの3日早いお祝いですが、ムスメが料理したものを食べるのははじめてなので楽しみです。料理好きのボーイフレンド君がほとんどやるんでしょうけど。

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ひらめき電球たまにはお役に立ちそうな情報を。


10月から1月下旬までに22回もやるヴェルディのLa Traviata漬もあと4回を残すところとなり、これから佳境に入るところ。・・・だった筈なのに、ネトコの腑に落ちないキャンセルで一気に盛り下がってしまいましたが、


この椿姫マラソンが終わると、次はモーツァルト祭りがはじまります。


モーツァルトのオペラの中でも台本作家ダ・ポンテとの共作で名高い「ドン・ジョバンニ」、「コジ・ファン・トゥッテ」、「フィガロの結婚」の3作品を一気に上演しようと言う試みですが、トラヴィアータが経費カットのために新作オペラを2作ギブアップしたのが理由だったのに対し、このモーツァルト三昧の本意はわかりませんが、どうせやるなら、有名歌手を揃えてオペラ界世界的な話題になるようなイベントにすればいいのに、なんだかなあという顔ぶれだし、3作とも何度もやってる手垢のついたプロダクションなので、案の定、切符が売れ残り、やむやく恥を忍んでダンピングに踏み切ったようです。


有名歌手を出せば手垢のついた古プロダクションでも切符が売れるわけで、出演料をうんとはずんでも、結局それが一番儲かるという当たり前のことにこれで気付いて欲しいものですが、値引きは、私の知る限り、下記の日のオーケストラストール席が舞台近くの一部を除き75ポンドになっていて、これは本来は172ポンドから195ポンドの席ですから、驚きの割引率です。


このオファーがTravelzooという割引オファーサイトにぱらぱら出始めたのはちょっと前ですが、まだ切符は残ってるどころか、さっき見たら、あらたにベストな席がどっと追加されてる日もあり、一体実際にはどれだけ余ってるんだろう、といういつもの訳のわからないROH切符販売。


普通の値段ですでにお求めになった方はお怒りでしょうが、ROHのサイト(→こちら )でsign inする時にcodeというところにpzooと入れて頂くとこのオファーが受けられます。


私にはこれでもまだ高嶺の花だし、もちろん安い席を充分手配済みなので今回のオファーはパスですが、オーケストラストールにそこそこの値段で座れる良い機会ですから活用して下さい。


3作のうち、オファーが出ているのは先に始まる2つのオペラで、キャストと割引日はこちらです。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
カクテルグラスDon Giovanni
(
1月24日、31日)

Conductor Constantinos Carydis
Don Giovanni Gerald Finley
Leporello Lorenzo Regazzo
Donna Anna Hibla Gerzmava
Donna Elvira Katarina Karnéus
Don Ottavio Matthew Polenzani
Zerlina Irini Kyriakidou
Masetto Adam Plachetka
Commendatore Marco Spotti


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ワインDon Giovanni (2月18日、21日、23日、26日)

Conductor Constantinos Carydis
Don Giovanni Erwin Schrott
Leporello Alex Esposito
Donna Anna Carmela Remigio
Donna Elvira Ruxandra Donose
Don Ottavio Pavol Breslik
Zerlina Kate Lindsey
Masetto Matthew Rose


2チームあるドン・ジョヴァンニ、「えーっ、界中でドンジョヴァを歌う魅力的なバリトンはたくさんいるのに(マッテイとかダルカンジェロを出せ!)、又フィンリーとシュロットだなんて・・」、と甚だ不満ですが、フレンズ予約で4枚買える枠はフィンリー組1回、シュロット組3回という配分で買ってあります。歌よりもキャラクター要素が大切なドンジョバですから、上手でも誠実すぎて女たらしには見えないフィンリーよりも鼻歌シュロットの方がセクシーだし(写真はシュロット)だし、他の歌手たちもシュロット組の方が私好み。


そんなに悪い顔ぶれではないのですが、ROHのレギュラー客はプロダクション自体を見飽きてるのが問題なのでしょう。いっそ、他のオペラハウスから今回は例外ねと言い訳して借りてくれば皆さん押し寄せるのに。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ふたご座Cosi Fan Tutte
(1月27日、30日、2月4日

Conductor Colin Davis
Ferrando Charles Castronovo
Guglielmo Nikolay Borchev
Don Alfonso Thomas Allen
Fiordiligi Malin Byström
Dorabella Michèle Losier
Despina Rosemary Joshua


ジョナサン・ミラー演出のの超モダンなこのプロダクション、真っ白ですごく退屈なので、オペラ初心者の方にはお勧めできませんが、今回は女性3人は皆さん美人だし上手な上にこの役で聴くのははじめてなので期待してます。でも、男性陣がボロイし(グリエルモ役のバリトンは知らないけど)、2010年2月と9月(→こちら )に観たばかりなので、さすがの私も2回で充分。


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因みに、3つの中では一番キャストが豪華で最後にはじまるなフィガロの結婚は、先回(2008年→こちら )の豪華陣と比べると劣る上にフィガロとスザンナは同じという興奮材料不足なのにも拘わらず、今回はサイモンとパッパーノが出ることもあり、安売りオファーが出てませんが、そんなに売れ残ってないので(隠し持ってるのでもない限り)、同様のダンピングはなさそうです。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

指輪Le nozze di Figaro

Conductor Antonio Pappano/Richard Hetherington
Figaro Ildebrando D'Arcangelo
Susanna Aleksandra Kurzak
Count Almaviva Simon Keenlyside
Countess Almaviva Rachel Willis-Sørensen
Cherubino Anna Bonitatibus
Don Basilio Bonaventura Bottone
Marcellina Ann Murray
Bartolo Carlo Lepore

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新年パーティの着物美人をお手伝い

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こないだの土曜日、友人のT子さんがご主人の会社の大きな新年パーティで着物を着て下さるということで、私のを使って頂くことにして、いわば着物趣味の一環であるシンデレラの魔法使いのお婆さんになるべく、お宅にお邪魔して着付けをさせて頂きました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

T子さんの着物姿は2度目の登場で、去年夏にバレエにご一緒して以来ですが(→こちら )、


あら、この一式は、たしか自分で着たことありましたよね?


そうです、そうです、去年6月、ヒルトンホテルの東北震災義援パーティでお琴を弾いたときに使ったセットです(→こちら )。


山吹色地に青海波柄で少しぼかしに入った綸子の無地は色鮮やかで光沢もあるので夜に映える便利な着物で、どんな帯でも合うのですが、パーティの華になって頂くんですから、一番華やかな黒地に金と赤の花柄にしました。


ほっそり美人のT子さんはどんなシンプルなドレスでもパーティの華なんですが、こんな艶やかな着物姿だと着物の価値もぐーんと上がるばかりでなく、着物の素晴らしさがより引き立って嬉しい限りです。


写真で拝見するパーティ会場はモダンなオブジェもあって、想像とは違いましたが、着物はどんな場所でも不思議としっくりしますよね。


着付けをしてる途中で突然停電になり焦りましたが、人に着付けるのが苦手なため余裕をもって凄く早めに支度しようとしたのが幸いして、真っ暗になった時には(あれこれやり直した後)、ちょうどほぼ出来上がってので助かりました。


裾が広がり気味になってしまったのと、後ろも衿がはみ出てしまったのは反省してますが、自分で着るのは慣れてても人に着せるのは全て逆なのでとても難しいです。


パーティではたくさんの方に誉めて頂けたと喜ぶT子さん、それは当たり前ですが、こちらこそ着物をお召しになって下さってありがとうございました。又一緒に着物でどこかに行きましょうね。


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トーチャンの誕生日、バービカンの新シーズン発表会に

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<18th January Wed>


今日はトーチャンの57歳の誕生日ケーキ祝日 (そう、私は年上女房)


ムスメの手描きのカードはいつものカエル君シリーズですが、今回の頭でっかちのカエル君はぬいぐるみのようです(今までのカードは→こちら )。


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なにか手作りしてるヒマも技術もないカーチャン、お金を稼ぐ以外のことは全て面倒みてもらってるわけだから、今日は私だけ出掛けるわけにはいかないわよね。バービカンで会員向けの新シーズン説明会があるから行きたいんだけど・・・。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ひらめき電球そうだ、じゃあ、トーチャンにも来てもらえばいいんだわ。無料ドリンク付きだから、そこで乾杯すれば安上がりだしワイン


      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


というわけで、今夜行ってきました。こんなイベントははじめてで、大したことは起こらないでしょうけど、バービカンの中で唯一入ったことがないパブリック・スペースに入れるのも行きたかった大きな理由で、広いファンクション・ルームから入れる温室は外から見て想像するよりも大きくて、鳥小屋までありましたわ。


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Britten Sinfoniaのメンバー4人によるシューマンの演奏もあったし、CDセットを3つもくれたのでなんだか得した気分。


でも、わざわざあんな所まで呼びつけたからにはトーチャンもいつくかのコンサートに連れてってやらないといけないだろうから、却ってお金が掛かりそう・・がま口財布あせる


で、


今日発表になったバービカンの秋からの諸シーズンの一年分の会員予約が来週あるのですが、今までと体系が変ったようで、Great Performersシリーズではなく違う分類になってます。LSOやBBCオケまで一緒に買えって言われても凄い数だから大変なんですけど・・・ガーン


超一流演奏家のコンサートのが少ないのがGreat Performersシリーズとして成り立たたなかった理由かもしれないけど、バルトリ姐、フローレス王子、ガランチャ、フレミング、ヨーヨーマ、キーシン、ベンゲロフとか出てくれるので、文句言っちゃいけないんでしょうね。特にフローレスはマスタークラスも入れると3回も出てくれるんですって。しまった、こんなことなら5月のバカ高いアルバート・ホールのは買わなきゃよかったかも。


全プログラムは→こちら でご覧下さい。


さあ、勝負は来週だ! ウォ~~DASH! (雄叫び)にゃー


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椿姫、ネトレプコの代役のヤホが倒れて、その代役にペレス

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<19th January Thus>

明日は又ROHのトラヴィアータに行くんですが、


17日、エルモネラ・ヤホは期待通り(というか、何度も観てるので当然と言うべきか)、目付き一つにも気を配る(というか、すっかりヴィオレッタになりきってる)細やかな演技が素晴らしく、やせこけた容貌もあって肺病で死ぬ場面なんてあまりにも真に迫って怖いくらいでしたが (カーテンコールも鬼気迫ってるでしょ?)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


でも、年増のヤホと若いコステロ君ではお芝居的には相性が良いとは言えず、ああ、コステロ君の奥様で若くて可憐なアイリーン・ペレスだったら良いのになあ、と思っていたんです。


で、ヤホは一昨日何度も小さく喉ばらいをして、実際にちょっと声もかすれたので、

あ、風邪ひいてんのかな! それなら20日はキャンセルする希望も充分ありそうだ。頑張ってるヤホ嬢には申し訳ないけど、そうなって欲しいわあ。


そして代役は、聴いたことのないソプラノでもいいけど、折角コステロ君が出てるんだから、夫婦共演してくれたらいいなあ、と願っていたところ、


実現することになりました。ワーイワーイクラッカー


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
変更に気付いたのは今夜ですが、ペレスのスケジュールが空いてるんなら、最初からそうすればよかったのに。

ということで、明日が俄然楽しみになりましたがニコニコ


でも、スター歌手が椿姫をキャンセルして(その時はゲオルギュー)、ヤホが代役になり、そのヤホが倒れてペレスが代役に・・・って、一昨年秋のまさにこのプロダクションのROH日本公演のパターンじゃないですか。不思議な因縁か、それとも同じ歌手にしかコネがないのか・・・


その時は、最後の一回だけ、同じROH引越公演のマノンに出てたネトレプコがなんと代役やってくれるというどんでん返しがありましたが、今回、もしヤホ嬢が回復しなかったら、来週グリゴーロ君のお相手にもしかして「まあ~」というソプラノが出てくれるかもしれないし。


とかなんとか、これもオペラの楽しみの一つだと無理矢理思わないとやってられません。


と、ここまで書いて、そうだ、忘れてたけど、今回の椿姫マラソンの一番手はヴィオレッタはあのおぞましいポプラフスカヤだったんだ・・・。クワバラクワバラ。彼女だけは、たとえ本人が出たいと言っても再登場させないでねガーン


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椿姫、コステロとペレスが急遽夫婦共演

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<21st January Sat>

トーチャンと映画に行きました。The Artistという新作の白黒サイレント映画ですが、評判上々とあって、ウィットに富んでcleverな作品。

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1月20日、ロイヤルオペラハウスの椿姫マラソンにまた行きましたが、ネトレプコの代役のエルモネラ・ヤホが風邪ひいてくれたおかげで、観たかったコステロとペレスの棚ボタ夫婦共演が急遽実現して、ヤッホーキスマーク


開演前のアナウンスで、「急な代役の場合は共演者とのケミストリーがしっくりいかないこともあるけれど、今日はその心配はありません。夫婦ですから。それに、彼らがこのオペラを舞台で一緒に演じるのは初めてですから、スペシャル・ナイトですよた」と言われて、「おお、そうなのか」、と和んだので、ネトレプコにキャンセルされて不貞腐れてる人の怒りも少しは収まったのではないかしら?


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Director Richard Eyre

Revival Director (January) Paul Higgins
Designs Bob Crowley
Lighting design Jean Kalman
Director of Movement Jane Gibson


Conductor Maurizio Benini
Violetta Valéry Ailyn Perez
Alfredo Germont Stephen Costello
Giorgio Germont Paolo Gavanelli

Baron Douphol David Stout
Doctor Grenvil Robert Lloyd
Flora Bervoix Justina Gringyte
Marquis D'Obigny Jeremy White
Gastone de Letorières Ji Hyun Kim

Annina Hanna Hipp


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


彼らはあちこちで共演してるから慣れてるんでしょうけど、共演を観るのが初めての私はなんだかドキドキしてしまい、もうこれはヴィオレッタとアルフレードの悲恋物語ではなく、スティーヴンとアイリーンの幸せなラブストーリーよ。舞台横のすごく近い席なのに更に双眼鏡で凝視して、どんな表情するんだろうと興味津々。やりにくいのかしら、それともコベントガーデンで思いがけず共演できてそりゃ嬉しいのかな?最初のパーティ場面でヴィオレッタが恋におちる時とか、きっと何年か前にこの二人はこうしてうっとり見つめあったんだろうな、とか、なんだか舞台もピンク色恋の矢 珍しい楽しみ方でトラヴィアータを楽しむことができました。


コステロ君は1982年生まれだからまだおそらく20代、ペレスはちょっと年上らしくて、結婚したのは2008年9月だけど出会いはフィラデルフィアの音楽学校だったので、10年くらいは一緒にいるわけですが、若いフレッシュなカップルの微笑ましいこと。(アラーニャとゲオルギューではそうは思えませんよね。エゴの塊りみたいな二人だからさぞ大変だろうなとか思ってしまってドキドキ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


女の子12月に2回観たペレスは相変わらずいつもハアハアと息が苦しそうでDASH!、この役を歌うには肺活量不足なのかな、と思うけど、なんせ小柄で可憐でとてもチャーミング。ヤホ嬢の迫真の演技は素晴らしいけれどオペラには少々too muchなリアリズムなのに比べてペレスの適度なアバウトさの方がほっとするし、歌唱力は甲乙付け難いものの、トータル点数ではヴィオレッタとしてはペレスの方が私は好き。


男の子コステロ君は、17日はヤホ嬢の細やかな演技に比べるとバランス取れないくらい無表情でぼーっと突っ立てるだけだったので、こんな大根役者だったのかしらとがっかりしたけど、この日は打って変わって体も顔も動いて、妻を見つめる優しい眼差しがとても素敵でした。やっぱり息が合ってたし。

特に美声ではないし個性も不足してるけど、シャモニーのリンダで初めて聴いた時から私はなぜか彼が好き。長身で、真っ白な肌が眩しいくらい若々しくて、正統派美男子ではないけど垂れ目も可愛いし、ほっそりした鼻がすごく私好みラブラブ! ちょっと太ったのが気になるけど。


こんな二人を見ているだけでなんだかこちらも幸せになるけど、ベニーニ指揮者も同じとみえて、カーテンコールではずっと二人を見守ってましたラブラブ

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ブタでも、足を引っ張った人いて、それはお父さん役のパウロ・ガヴェネッリむっ

12月のサイモン・キーンリーサイドの渾身の演技と比べられたら勝ち目はないと思ってやる気喪失したのか、ただ突っ立ってるだけ。リゴレットの時にはまだそれなりに一生懸命演じてたのに、なんなのよ。ぼやけた声のガヴァ爺は何を歌っても私は嫌いだけど、特にこの日はひどくて、今までのパパの中では断トツの最低プンプン 彼だけの場面は舞台から目をそらして、耳もふさいでましたもんね、私は。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
写真も勿論撮らなかったけど、あっ!、ベニーニ指揮者の後ろにいるデブはガヴァ爺だ。ずっと暗い所にいろ!


来週は、もう本当に誰でもいいから(ホロでもいいから)、他のパパにして~メラメラ


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22回のうち、残るところ2回となったトラヴィアータ。誰がヴィオレッタなのかはどうでもいいけど、これで最後にグリゴーロ君が出なかったら笑いものね。

ヤホ嬢については、おそらく来週は彼女が復帰するだろうから、その後で書きます。


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ラブレターおまけですが、


コステロ君とペレス若奥様の共演で一番観たいのはグノーのロミオとジュリエットですが、その役での二人の素敵な写真を見つけました。コステロ君、ほっそりしてハンサムじゃないの!


ところで、このアメリカ人夫婦は果たしてアラーニャ/ゲオルギュー並のゴールデン・カップルになれるでしょうか?


うーん・・・シラー


好感度抜群の二人だし是非そうなってもらいたいところですが、個性と歌唱力の両方でこれからうんと精進しないと・・・。

                                 
           

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椿こじつけは続きます

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<22nd January Sun>

今年は暖冬なので、年初から着物お出掛けに精を出してます。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ネトレプコが出なくなって一気に行く目的がぐっと減ってしまった1月17日と20日のトラヴィアータ、それなら他の付加価値を付けてやろうじゃないのDASH!、と意地になって、仕事も忙しいのに無理矢理着物で行くことにしました。


17日は、それ以外にも、初めてお会いする3人と方たちとの待ち合わせの目印としても着物が便利だったし、妙な格好だからそりゃ目立つだろうとは思うのですが(私自身は見られてるという自覚はあまりないんですが)、それを皆さん嫌がらずポジティブに捉えて下さったばかりでなく、「着物っていいですね! 私も着たいです」、と仰って頂き、着物仲間も増やせそうな嬉しい展開となりました。


オペラ椿姫を観るロンドンの椿姫さんは着物も帯も椿柄!


という、こじつけですが、幸い今は季節的にも椿はぴったりなので、椿尽くしにしてみました。


この赤い小紋は、先月着付けのA先生にトラヴィアータの時にお召し頂いたのですが(→こちら )、今日は私が着て、その時に私が使った着物と柄が全く同じ帯も再登場。更に、写真では見えませんが、共布の草履と、トートバッグとスカーフもしつこく椿柄。ここまで来ると単なるジョークですけどねべーっだ!


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
20日の椿こじつけはあっさりと帯だけにして、藤色の着物で全体にすっきりさせてみました。


ROHはまるで色調が異なる2つの部分からなっていて、昔からある重厚な深紅の場所と、新たに増設された白くてモダンな所があり、前日の赤い着物は古い部分では溶け込みすぎて映えませんが、この藤色ならどちらでもOKではないかと。ほとんど無地なのでつまんないですけどね。          


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明日(23日)と又しつこく行くんですが、トーチャンも一緒なので洋服です。


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