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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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マリア・カラスのマスタークラス たまには演劇鑑賞

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<17th April Tue>


なんなのよ~、この寒さは雪の結晶ショック! 日本でもこの季節、花冷えというのもあるんでしょうが、ロンドンは真冬に逆戻り。おまけに急にザーッと雨も降ったりして最悪


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)





パフォーミング文化でイギリスが世界一と誇れるのは演劇でしょう。ロンドンでは「えっ!」と思うような有名人もちょくちょく舞台に出ています。あいにく私は特にお芝居に興味があるわけではない上に音楽鑑賞だけで精一杯なんですが、マリア・カラスの声楽マスタークラスがテーマとあらば、行ってみようじゃないですかDASH!




ということで、4月13日、前日に切符を買って、一人でレトロな雰囲気漂うヴォードヴィル・シアターというこじんまりした劇場でやってるMasterclassというお芝居を観に行きました。批評家には評価されても、オペラ好きの人数はたかが知れてるので、3ケ月程しかやらないのに客集めに苦労しているらしく、一番高い切符でも手数料込みで25ポンドで叩き売りされてます。オペラファンだけがターゲットではないにしろ、やっぱり縁のない世界にはあまり興味を持たないのかも。




London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


Maria Callas Tyne Daly


Stagehand Gerard Carey

Emmanuel Weinstock Jeremy Cohen


Sharon Graham Naomi O'Connell


Sophie De Palma Dianne Pilkington


Anthony Candolino Garret Sorenson





Author Terrence McNally


Director Stephen Wadsworth

Designer Thomas Lynch







テレンス・マクナリーの1995年の作品は、米トニー賞も取ったということでなかなか良く出来たお芝居で、オペラを歌うのをやめた後のマリア・カラスがNYジュリアード音楽院で若い歌手を指導するという内容ですが、彼女が晩年は力を注いでいたマスタークラスを再現しようという意図ではなく、カラスの人生を描くのが目的ですから、若い歌手へのテクニック伝授などは出てこず、指導するアリアに因んで時折カラスの過去にタイムスリップするのが見せ場時計




時事ニュースは一切出てこずタイムレスなテーマなので時代遅れになることもないし、船舶王オナシスとのスケールの大きい悲恋もある波乱に満ちたドラマチックな世紀の歌姫の人生はお芝居の題材としては最高でしょう。




特にオペラ作品や当時の歌手たちのことを知っていると楽しみが倍増するわけで、幸い私は結構知ってるので、例えば彼女が吐き捨てるように「スコットが・・!」と言うだけで、ハハーンとほくそ笑んでしまうし(レナータ・スコットは最大のライバル)、、他のソプラノは全てこきおろす傲慢なカラスは痛快にひひ




London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


        London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)





              London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)




London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ほぼ一人芝居なのでカラス役の女優に全てが掛かっているわけで、下手な女優が演じたら観ちゃいられないでしょうけど、タイン・デイリーの演技は凄くて、ドスの利いた声と余裕ある間の取り方がさすがの大ベテランの貫禄を4列目から充分楽しみましたクラッカー




彼女は、80年代の米人気TV番組「キャグニー&レイシー」の女性刑事コンビの一人ですが、


女優さんっていいわよね。音楽家よりはずっと長持ちして、年食っても人を感動させることができるんですもの。




マスタークラスの生徒は3人登場し、そのうちマクベス夫人を歌ったナオミ・オコネルは凄い美人で歌も上手なので、ちゃんとしたオペラ舞台で聴きたいし、トスカ(だったかしら?)を歌ったデブのテノール君ガレット・ソレンソンもなかなかグー。できれば二人にもうちょっと歌って欲しかった。これだけじゃ、ただの刺身のツマ。でも、仕方ないか。




4月28日までやってますので、ご興味あれば是非どうぞ。一番良い席でも当日25ポンドで買えるみたいですよ。




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ROH,切符予約で大失態

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<20th April Fri>

仕事も忙しいのに昨日と一昨日連チャンでコンサートに行きヘトヘトですが、これで嬉し楽しの3連休(私だけです)に入ります音譜

来週の月曜は休暇を取るからですが、誕生日に働くのは嫌だから会社休んでどっか遊びに行こうと思っていたのに、ROHのサポートフレンズの切符予約と重なってしまいました。


しかし、


え~っ! 夏の予約から2ケ月しか経ってないのに、もう次の予約だなんて!叫び


それに、平フレンズ予約が、いつもはその10日後くらいなのに、6月って、やけに間が空いてるなあ・・はてなマーク


と不思議だったんですが、どうもその間に新しい予約システムの整備をするらしいです。今のROHのネット予約は一度に入れる人のキャパがうんと小さいに違いなくて予約開始日のピーク時は2千人くらいがwaiting roomで待機するという(それ以上はwaiting roomにも入れてもらえない)、異常な状況なので、それを改善すべく、かなり前から新システムへの移行を表明してました。


それがやっと実現することになったのでしょうが、今回のスケジュールから、サポートフレンズ(私はこのレベルです)から上のフレンズは人数も知れてるし安全を期して旧システムでやって、果たして上手くいくかわかったものではない新システムは6月にどっと押し寄せる平フレンズからやってみましょう、ということだと思っていたのですが、さにあらず、プレミアム&サポートフレンズを実験台にして使用開始するつもりのようです。


で、上手くいけばいいんですが、ほら、やっぱり、心配通り、のっけから見事に転んじゃいましたねダウン


そうなんです、大劇場にはあるまじき大失態を演じてくれて、大騒ぎになってるんです。我がオペラハウスとして愛着のあるROHなんですが、今回は心底呆れてしまいましたプンプン 


身内の恥をさらすようですが、何が起こったかと言うと、19日がプレミアムフレンズ2(年間会費£1,760ポンド)の開始日だったんですが、なんとその前日になってサイトのニュース欄(→こちら )で急に、「申し訳ありませんが、いつものように席が選んで頂くことができません。ご希望のカテゴリーの中でbest availableな席をオファーしますのでご了承下さい。電話して下されば席を指定できますので」、というメッセージが投稿されたんです。


ひええ~っ! 好みの席を選ぶために高い会員費出してるってのに、それはないでしょうが。常連さんは誰でも好みの席があって、例えばオーケストラ・ストールなんて(私には縁がないですが)、床が見えなくてもかぶりつきが好きって人もいりゃ、全体が見渡せて字幕も見やすい真ん中あたりから後ろにかけてがいいわという人もいるわけだし、ストールサークルは右か左かが大切な場合も多いのに、一体どこをbest availableって決めるんじゃ? 電話しろったって、きっとずっと通じないに決まってる。 


むかっ

しかも、腹立つことに、6月の平フレンズ予約までにはちゃんと席が選べるようにするんだと・・・。たくさんお金を払ってる人ができないことを、安フレンズができるって理不尽過ぎやしませんか? 皆が怒りながら言うように、直前であっても、ちゃんとできるようになるまで延期すべきでしたね。


さらに、

 

前日になって問題が発覚したお粗末さは情けない限りですが、一番ひどいのは、少なくともすぐに個々に連絡して誠意を示すべきでしょうに、それはしなかったみたいなので、サイトのニュースなんてしょっちゅう見る人は少ないから、いざオンライン予約しようとしたらいつもと勝手が違ってビックリ仰天、慌てふためいちゃいますよね。翌日に予約するプレミアム2レベルには百人程度しかいないらしいので、その方たちには電話して差し上げろっ!パンチ!


ニュース投稿に対する皆さんの怒号コメントで初めて事の重大さに気付いたのか、昨日メールが私のところにも来ました。おまけに、その影響で「ちゃんと個々に連絡しないと又怒られちゃうから、マイナーなオペラ歌手の変更でも一応メール出しとこ」とビクビクしてるのか、今日になってラ・ボエームでカルメンちゃんが出ますってメールが来ましたわ。


しかし、あーあ、ガックリ


席を選べないやり方だと手間が掛かって苛々する上に、自分が一番欲しい席は期待できないから、パソコンに向かって罵りながら不快な気持ちになるに決まってるわけで、途中でエラーになって凍ってしまうという可能性も大いので(今だってそうだから)所要時間も予測できないし、誕生日だってのに、どこかに出掛ける予定も立てられない・・・むっ


仕方ない、どうせお天気も悪そうなので、切符ゲットが終わった後はカクテルグラスシャンペン飲みながらムスメが小さい時のビデオでも観てようか。或いは、誕生日プレゼントにトーチャンに注文してもらったDVDがアマゾンから届くかもしれないしね。切符ゲットに失敗してやけ酒になるないことを祈りつつ・・。


その前に日曜日はムスメが夕食に来てくれて、手描きのバースデー・カードがもらえるかもしれないので、それが一番楽しみニコニコナイフとフォーク



因みに、今回狙うオペラの目玉はアラーニャとクルチャクの愛の妙薬と、グリゴーロとフリットリのラ・ボエーム。Robert le diableに出る予定だったダムラウは出産のため降板になってしまって残念。


では、皆様、良い週末をお凄し下さい。日曜日はロンドン・マラソンなんですが、寒くて雨みたいです。


本当に、天気もこんなだし、IT技術のレベルの低いイギリスで、果たしてオリンピックがちゃんと運営できるのか凄く心配ガーン


                 

                    人気ブログランキング  雨

魔弾の射手 by Weber コンサート・オペラ

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<21st April Sat>

お散歩がてら、珍しくトーチャンのお供でスーパーマーケットに。年に1、2度しか行かないので、その度に売り場の様子が変ってるんですが、シャンペンだけは忘れないように2本買ってね。

サウスバンクから届いた来シーズンのリストを見ていたら、「おや、ヨナス・カウフマンが又来てくれるわ。嬉しい。来年の4月21日(来年の今日だ)なんですが、でも、あらまあなんと、バービカンのフローレスと同じ日だじゃないの!挑戦してる? 興味深い対決だけど、フローレスはディドナートという強い味方が共演だし、うーん、両方買えたらどっちにしよう? フローレスの切符はとっくに買ってあるけど、カウフマンも一応押さえておこうかな。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


4月19日、バービカンのコンサート・オペラに行ってきました。


ウェーバーの魔弾の射手Der Freischütz、オケや合唱では有名な曲が目白押しなんですが、オペラとして上演されることは少ないと思うんですが、なんと、最近映画にもなってたんですね。日本では先月公開されたばかりだそうです(→こちら 。ストーリーも詳しく書いてあります)。ロンドンでも上映されたのかもしれないけど、英語題名のHunter's Brideでは気付きません。


こちら に歌手のインタビューとか出てきますが(主にドイツ語だけど)、あら、映画で演奏してるのはこのコンサートと同じLSOなのね(指揮はダニエル・ハーディング)。ロンドンのアビー・ロード・スタジオで録音して、撮影はスイスのようですが、ちゃんとオペラ歌手が出演してます。タイトルロールのテノール君は知らない人だけど、恋人役のジュリアンヌ・バンセ、ライバルがミヒャエル・フォッレ、脇役にルネ・パーペまで出ててなかなか豪華じゃないですか。観てみたいですが、でも、時代も読み替えてるし、私のイメージとはちょっと違うので、コンサートの前に知らなくてよかったかも。


1821年初演のウェーバーのこのオペラ、森の射撃大会で優勝しないと恋人と結婚できないので、魔法の弾丸の力を借りてしまおうとするせこい狩人のお話ですが、ライバルは悪魔に魂を売ったという興味深い人物だし、最後の弾丸は射手ではなく悪魔が選ぶ人に当たるというところがミソで、最後のどんでん返しになるわけです。

ドイツのロマン主義オペラの確立に決定的な役割を果たした名作だそうで、これがワーグナーに至るわけですが、有名な序曲をはじめコーラスにも「あ、これ知ってるわん」、という曲がいっぱい出てきて、オペラとして聴くのははじめてでも親しみを感じること請け合い。私もはじめてですが、ロマンチックで甘美な音楽に魅せられました。


でも、コンサート形式でやるにはちょっと無理があり、アクションはオケ音楽の時に起こるらしく、歌と歌詞だけではさっぱり話の展開についていけません。なので、このコンサートはなんと英語のナレーター付きでした。話す度にムードが途切れてしまうので違和感ありですが、物語の理解にはありがたい対応。(後記:すみません、知らなかったのですが、本来のドイツ語版でもナレーション付きなんだそうです)


で、映画であれば当然役柄に合った歌手が演じるわけですが、生コンサートでは勿論そうはいきません。それは充分承知ですが、でも、なにもここまでビジュアル面で外さなくてもいいのに汗 と思う面子でしたよ、このコンサート。


セットも衣装もなく、ただでさえ逞しい想像力が必要なコンサート形式ですが、美男美女であろうという想定の主役カップルが見てるだけで暑苦しくなるような百貫デブの二人ブタぶーぶーなので、歌手の姿は一切見ないで字幕に集中するしかないでしょうむっ



Weber
Der Freischütz

Sir Colin Davis conductor
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Simon O’Neill
Max

Christine Brewer Agathe
Lars Woldt Kaspar (Falk Struckmannの代役
Sally Matthews Ännchen
Stephan Loges Ottokar/Zamiel
Martin Snell Kuno
Gidon Saks A Hermit
Marcus Farnsworth Kilian
Lucy Hall Four Bridesmaids

Malcolm Sinclair narrator
London Symphony Chorus
London Symphony Orchestra


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ビジュアル面を完璧に度外視したわけだから、肝心の歌は素晴らしくないと困るわけですが、これがなんかいまいちぱっとしないパフォーマンスで・・・。


サイモン・オニール、オテロでは凄く良かったのに、年末年始のマイスタージンガーでは声が硬くて全く魅力なしでしたが、今回はその中間ってとこかしら?声量はあるけど、好きな声じゃないのはこれでよくわかったし、しばらく期待してたけど、もう見捨てることにしました。そんなに難しい役じゃないんだから、もっと上手に歌えるテノールはいくらでもいるだろ?むかっLondon Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


恋人アガーテはイギリスが(歌だけ)誇るソプラノのクリスティン・ブルーワーで、最前列の私のすぐ前にどーんと巨体がたちはだかりました。譜面台が邪魔で顔(肉の塊)が見えないのは幸いでしたが、声がさえぎられたせいもあるかもしれないけど、いつもは潤いのある声なのに、今日は調子が悪いのか、不快というほどではないにしてもちょっとキンキン声。

おデブちゃんの隣に立つ友人役は、これもイギリスが(ルックスも)誇る金髪美人ソプラノのサリー・マシューズ。上手だし絶好調だったのですが、彼女のくぐもった声は好きではないので。


ライバルのカスパー役はフォルク・ストラックマン、の筈だったのにドタキャンでがっくり。お前はこないだのROHのさまよえるオランダ人も蹴ったよなあむかっ ロンドンがそんなに嫌か? でも幸い代役のLars Woldtは、貫禄はないけど歌は上手で文句なし。


指揮者は今年85歳になるサー・コリン・デーヴィスなんですが、急にえらく老けこんだ感じで、指揮台の上り下りはヨタヨタだし、指揮も腕をちょっと動かすだけ。時折立ち上がるけど、左腕を支え棒のついた特製の指揮台に頼らないと駄目みたい。この年になってもまだ現役って凄いけど、ちょっとそろそろアブナイかも・・・。


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いかにも手作りのコリン爺専用指揮台。椅子のボロさも際立ってました椅子 (クリックで拡大)


というわけで、代役やら実力をj出し切れなかった歌手たちだったのはちょっと残念ですが、有名だけど珍しいオペラをやっと聴くことができて満足。今までは滅多にやらなかったオペラだけど、映画にもなったわけだから急に人気復活するかもしれませんね。構成に問題ありかもしれないけど、こういう一見古めかしいロマンを堂々と押し出すオペラが却って新鮮かもしれないし、是非そうなって欲しいものです。


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ムスメからのお誕生日手描きカード

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<22nd April Sun>


晴れ走る人

にわか雨を運よく免れて、ロンドンマラソンは青空の下で大成功。今年はイギリスにとって大きなイベントがたくさんある大事な年ですから、それに先駆けて世界中に好印象を与えることはとても重要。


ケーキ

明日は私の誕生日なんですが、今日はムスメがBF君と夕食に来てくれて、一緒にシャンペンでお祝いカクテルグラス


期待通りに手描きをカードを持って来てくれましたアートニコニコ


いつもバタバタと忙しいカーチャンだけどたまにはのんびりしてね、ってリラックマ君が言ってるのかな?クマ


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明日は仕事を休むけど、まずはROHの切符争奪戦があり、今回はいつもと違うので余計に緊張しそうで、それが終わらないとお祝い気分になれないかも。


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誕生日

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<23rd April Mon>


今日で59歳になる私。


祝日が極端に少ないイギリスで「いくらなんでもこれではあんまりだで、ちょっと増やそみゃあ」、という話が出る度に第一候補になるのがイングランドの守護聖人St. Geroge's Dayの4月23日なので、ずっと待ってるんですが、いつまでたっても実現しないので今日は休暇を取りました。


午前中はロイヤルオペラハウスの来シーズン一回目のピリオドのサポートフレンズ予約開始なので、にゃー雄叫び上げながら早くからスタンドバイして備えました。最近サポートフレンズも人数が増え、早くからログインしておかないと長い間待合室で苛々しなくてはなりませんから。


今回は新システム導入でつまづいた無能なROHのせいでいつもと違う方法を余儀なくされ、席ではなく希望のセクションと値段を選ぶのですが、いつもの舞台横の安い席が欲しかったのに、なぜか「ここだと隣同士の席が買えません」という意味不明のメッセージが・・。一枚欲しいだけなのに・・・はてなマーク


ショック!パニくってあれこれやってるうちに要するに安い2列は売ってもらえないことがわかり、更に怒りが増したんですが、仕方ないので近くで観たかったら1列目の普段は縁のない高い席を買わざるを得ず、思わぬ散財あせるがま口財布


安い席買うための高い会員費払ってるのに、貧乏人の指定席を出し惜しみするなんてけしからんパンチ!、とメラメラなんですがメラメラ、めでたい筈の誕生日に不快な思いをするのも口惜しいので、「お給料頂いてるからこそできることをしないと会社行くの嫌になっちゃうから、働いてる間はケチらずに鷹揚に使う方がいいよね」、と、仕事を正当化するために普段から無理矢理信じようとしてるのを後押ししてもらったと思うことにしましょう。


今日の支払いはプレゼント誕生日プレゼントということで無理矢理納得できなくもないし、多少高くても途中でネットがおかしくならずに良い席が買えたことにまず感謝しなくちゃね。老い先短い人生、嫌な思いをしてるヒマはないから、なるべく良い面をみるように心がけようとあらためて自分に言い聞かせた出来事でした。


そうです、来年60歳になるなんてとぞっとする時もたまにはあるけど、この年まで大した病気もせずに生きて来れれたことには素直にありがたいといつも思ってるし、美人だと容色の衰えを嘆くだろうけど、若い時にきれいと言われたことのない私は全然気にする必要がないのもここまで来ると恵まれてるかも。幸い健康で体力の衰えもほとんど自覚してないし、今トーチャンに死なれたら再婚相手も見つかるかもしれない。なんつってにひひ


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いや、私より若くていつもカメラマンをしてくれるトーチャンを殺しちゃいけないので、午後は誕生日の記念写真を撮りに、冷たい雨の降る中、公園に行ってきました雨 ちょうど満開桜


天気が良ければ着物で桜の下で写真撮りたいと思っていたんですが、芝生がぬかるみなのでドタ靴にしよ。


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  ↓ 雨天芝刈り中
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似合わないくせに大好きなアニマル柄(シマウマでも豹でも)、この青いセーターも、今でこそアニマル柄は定番なものの昔はほとんどなかったときに見つけて以来ずっと愛用してますが、証拠写真もあり、ムスメが1歳ですから23年前です。モノが捨てられないのが問題なんですが、洋服にお金は掛かりません(中年は高くて質の良いものを着なくてはと思ってはいるんですが)。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


というわけで、50代最後の一年はモノを増やさないようにすっきりシンプルにして、充実した60代を迎えるべくゆったりと暮らしながら、来年の節目の誕生日をどう過ごすかを具体的に楽しくあれこれ迷うことに致しましょう。


今夜は外食はせず、最近トーチャンが昔のビデオをDVDにしてくれたムスメの小さい時の姿を見ながら家でトーチャンと二人でシャンペン飲みながらのんびりする予定。昨夜のシャンペンは4人だったので分け前少なかったけど、今日は少なくともボトルの半分は飲めるし、トーチャンが焼いてくれたチョコレートの大きなバースデーケーキもまだ残ってます。


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4月の着物お出掛け

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<26th April Thus>

ますます寒いなんて、本当になんておかしなお天気なんでしょ。雨もちょこちょこ何度も降るし・・・雨

昨日はオペラ、今日はコンサート、明日は飲み会と、インドアで楽しく3連チャンしてるからいいんですけどね。
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そう言えば、しばらく着物のお出掛け記録がありませんねえ。


はい、そうなんですよ、すみませんしょぼん


4月初旬は帰宅仕事が忙しくて余裕がなかったし、それが落ち着いたら今度は毎日にわか雨のミゼラブルな日が続いて、その気になれないんです。


なので、4月はおそらく1回だけでしょう。


4月11日にリゴレットを観に行った日ですから、まだ好天気だった時、桜がちょっとだけ飛び柄になってる抹茶色の小紋の着物に、蝶々が飛んでる白い帯とピンクの小物で春らしく。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
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  London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


着物って、ちょっと着ないとすぐ億劫になってしまうので、折角ブログのタイトルもkimono-girlにしたことだし、無理矢理頑張らないといけないかな・・・。でも、5月は更に忙しくなりそうで、ちょっと無理かも。


とすでに心細いことになってますが、


でも、1月は7回、2月は4回、3月は5回と早いペースで進んだおかげで、今年の合計は17回とまあまあですね。→こちら にまとめてあります。

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ガラス張りのポール・ハムリン・ホール、日がかなり長くなったので、外が明るくて気持ちいいです。

 


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誕生日プレゼントの映画DVD2本

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<28th April Sat>

一日どんよりとして雨がしとしだけど、今日はずっと家にいる予定なので全然OK。


プレゼントバースデー・プレゼントにトーチャンに注文してもらったDVD映画2本CD、月曜(23日)の誕生日には間に合わなかったけど、今日一気に2本続けて観てしまいました。


晴れ太陽がいっぱい(アラン・ドロン)と恋の矢恋愛専科(トロイ・ドナヒュー)ですが、そう、もちろん私のことだから、目的は主演の美男子よキラキラ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

恋愛専科のタイトルがスペイン語なのは、探すのに苦労したトーチャンが、結局eBayでスペインから買ったDVDだからで、英語名はRome Adventure太陽がいっぱいの英語タイトルがPurple Noonだとははじめて知りました。


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まるでイタリア観光ガイドのような
恋愛専科は1962年のハリウッド映画で当時ゴールデン・カップルだった結婚前のトロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェットの、よく出来てはいるけど所詮は他愛ない青春ドラマ、


片や太陽がいっぱいはアラン・ドロンをスターダムにのし上げた1960年の巨匠ルネ・クレマン監督の殺人サスペンスの名作で、ニーノ・ロータの哀切メロディは今聴いてもぐっと来る映画音楽のベスト。


映画の出来の良し悪しは比べようもないですが、両方とも久し振りに観て懐かしさいっぱいニコニコ


両作品とも舞台がイタリアで、どちらもあちこち回るのですが、「あ、ここ、行ったことあるよね~」と嬉しくなるシーンもたくさんあって、2本ともはじめて観るトーチャンも楽しめたようです。


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トロイ・ドナヒューはちょっと顔がふっくらし過ぎてて、こないだテレビで観た遠い喇叭(らっぱ)の騎兵隊の方がかっこ良かったし、若いアラン・ドロンもあまりにつるっとして、シワが出来て味が出て後年の方が魅力的だわ、と思ったりしましたが、二人の輝く美貌にはうっとりラブラブ!


ワンピース意外というかやっぱりと言うか、服装に関しては男性も女性も今道を歩いてても全くおかしくないような服装だったことで、これが70年代や80年代だときっと「キャー、あの頃ってあんな格好してたのね」と笑っちゃうところでしょうが、ファッションはくり返す、というのは本当だ。恋愛専科の女性の髪型はすでにちょっとふくらみはじめてて今とは少々違うけど、お化粧は今と同じで、これも戻ったってことね。


考えてみれば映画ができてから50年経ってるわけだけど、イタリアの街並みは変ってないし、自動車と電話以外は古さを感じさせず(アメリカからイタリアまで船で行くのはびっくりしたけど)、ヨーロッパの変らぬ美しさはさすが。それに、やっぱりイタリアは良いわ~チョキ

宝くじに当たったら、しばらくイタリアに住もうっと。どこが良いかしらねにひひ


しかし、宝くじには当たらなくても、来年の節目の誕生日にはもうちょっと良いものをプレゼントにしようっと指輪


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アイリーン・ペレとマリーナ・レベカ @弁護士の道楽リサイタル

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<29th April Sun>

日本ではゴールデンウィークなんですね。いいなあ。私はまた明日から忙しい日が始るってのにさ。

そう言えば、今日はウィリアム王子とケイトの結婚一周年王冠1指輪 プレッシャーを掛けちゃいけないので誰も言いませんが、「お世継ぎはまだなの?」

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


3月と4月、St. John's, Smith Squireのローゼンブラット・リサイタルに一回づつ行きましたが、このシリーズはなかなかユニークな存在なんですよ。


金融街シテに弁護士事務所を構えるIan Rosentblatt氏の趣味が高じて自ら企画を思い立ったオペラ歌手の歌のコンサートですが、肝っ玉の大きいユダヤ系の彼、夢を叶えるのであれば最初から景気よくぶちかまそうじゃないかという決意だったのでしょう、1999年の初回はいきなりロイヤル・フェスティバル・ホールのホセ・クーラで、それ以来、年に数回着実に回を重ねているのはあっぱれクラッカー


会場はSt. John's, Smith Squireという教会を改造した中ホールが主ですが、ロイヤル・フェスティバル・ホールや巨大なロイヤル・アルバート・ホールでもやっていて、今までのコンサートについて、詳しくは→こちら をご覧下さいですが、


星スター歌手の出演をかいつまんでみると(私の好みで選んでいるのでテノールが多いですが)、


2000年はサバティーニ、クーラ、2001年はこのシリーズのドル箱となるフローレス(St. John's)、2002年は再びフローレス(RFH)、2003年はアントナッチ、2004年はクーラ/グリゴーロ/カウフマン他数人のテノールをRFHに集め、それ以外に単独でグリゴーロ、ガナッシ、カレヤ、2005年にはシラグーサ、カレヤ、2006年はシラグーサ、コステロ、2007年はフローレス(カドガンホール)、メリ、2008年はコステロとペレ夫妻、カレヤ夫妻、2009年はデムーロ、メリ、シウリーナ、ペレ、2010年はシラグーサにキャンセルされて有名人はいなかったですが、2011年はフローレス(RFH)で、無名時代のグリゴーロとか、将来有望な新人歌手見出す才覚ありなので、これからは知らない歌手でも行ってみる価値ありかも。


モグラしかし、素人ゆえに企画に問題があるのかキャンセルが結構多いし、シリーズでまとめて切符を売ってくれないのが不便でついうっかり買いそびれたものも多く、切符代はとても良心的なのに売れ行きは悪いらしく、ローゼンブラット氏(個人なのか彼の弁護士事務所かは不明)が赤字を埋め合わせして、空席は顧客を無料招待して座ってもらっているみたいです。私はフローレス全4回とシウリーナ、メリとかに行きましたが、フローレスは別として、そこそこ有名歌手でも切符予約は貧しい限りでした。


そんなわけで、商売としては苦戦してるわけですが、これを続けるために本業である弁護士として頑張るんだと仰ってるローゼンブラット氏は、私のようなクラシック音楽ファンにとってはまことに有難い道楽者様。今後の商売繁盛を皆で祈りましょう。


で、手はじめに、まだ切符を持ってない方は、次は5月8日で、言わばこのシリーズを支えてきたフローレス王子ですから(→こちら )、弁護士支援のために買いましょう。さすがの人気者フローレスも巨大なロイヤル・アルバート・ホール(これまでの損失を一気に取り戻そうという魂胆か?)は簡単に埋まらなくてまだ余ってるんです。マイクロフォン使用のコンサートなのに切符代高いので躊躇しましたが、私は結局65ポンド払いましたよ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
先月のアイリーン・ペレとローゼンブラット氏のツーショット写真は、ローゼンブラットのFBから拝借。


    主な会場であるSt.John Smith Squire

   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  



13月7日は、St. John's, Smith Squireでメキシコ系アメリカ人ソプラノのアイリーン・ペレAILYN PÉREZ

数日前にキャンセルしたフィリアノーティの代役ですが、このシリーズ3回目のペレは特別な存在のようで、珍しくローゼンブラット氏が舞台に登場して彼女に感謝してました。すっかり私物化してますが、もちろん構いませんので、どんどん好き勝手に仕切って下さい。


フィリアノーティも聴きたかったのに買ってなかったのは、この日はバービカンのコンサートに行く予定だったからですが、ツテがあって無料招待して頂いたので急遽ちゃっかりと乗り換えました。12月と1月のROHで可憐な椿姫だったペレは見逃せないでしょ?


詳しいプログラムは→こちら をご覧下さいですが、前半はスペイン語の歌、後半はオペラのアリア。マノン、シモン・ボッカネグラ、オテロなどを歌ってくれて、期待通りの愛らしさだったし一生懸命歌ってくれて好感持てましたが、前から10列目というのは一般的には良い席だけど、うんと近いほうが好きの私にはちょっと遠すぎて残念。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ワンピース赤いロングドレスは後ろの赤いカーテンに溶け込み過ぎですが、前から見るとシンプルなだけですが、背中がうんと開いてて、しかも金の鎖が何重にもついてて洒落てました。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

24月18日は同じくSt. John Smith Squireでラトヴィア美人のマリーナ・レベカMARINA REBEKA嬢のリサイタル。


おねだりすればこれも無料切符をもらえたでしょうけど、一昨年7月にゲオルギューの代役で急遽歌ったROH椿姫(→こちら )でとても素敵だったレベカ嬢、このリサイタルは忘れずに真っ先に最前列ど真ん中の切符を買ってあったので、そのまま自腹切った席に座りたいです(って、僅か20ポンドだし)。

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NYメトで最近ドン・ジョヴァンニにも出て大躍進中なのに(ラジオで聴いたけど、とても素敵だった)、切符は売れ行きは目も当てられない程悪くて、直前までどっさり余ってました。最後に無料招待用にごっそりオンライン販売から引き上げたので、当日も良い席は立派に埋まってましたが、こんな上手で美しいソプラノさんなのに、オペラファンが押し寄せないなんて、実に勿体ないことですむっ 

  

コンサートの内容は→こちら をご覧下さいですが、 渋いシューベルトやラフマニノフの歌曲は若くてまだ深い味わいは出せないし、彼女の力強いまっすぐな声に向いてるとは思えないですが、派手に歌い上げたグノーやロッシーニは本領発揮で素晴らしかったです。楽々と出る凄い声量、張りのあって気持ちよく突き抜ける美しい声のレベカ嬢は、若いソプラノの中では(今まだ25、6歳のはず)私のイチオシのトップで、今回ロッシーニでコロラチューラも上手に転がせるとわかって更にグーラブラブ  去年はROHに魔笛(夜の女王)に出る予定だったのに、出産のためにキャンセルして残念だったわ~。


但し、出産太りのせいかちょっとふっくらしてしまったのは残念で(下から見上げるカメラアングルだと余計にね)、おまけにあまりお金の掛かってなさそうで趣味も良いとは言えないドレスぶーぶー

だけど、2着ご披露してくれたし、華のある長身美人は何を着てもゴージャスなわけだから、良いことにしましょう。


とてつもない大声を真正面2メートルからストレートに投げつけられて耳がおかしくなってしまいましたがショック!耳、私はこうして美声に溺れるのが最大の喜びですから大満足チョキ


リーズナブルなお値段で(来月のフローレスは例外)上手な歌手を聴けるローゼンブラット・リサイタル、是非頑張って続けて欲しいものです。               
                 


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ラ・ボエーム初日 マラソン公演開始!

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<1st May Tue>

今日はROHの地下の小劇場で、もうすぐはじまる新プロダクションのファルスタッフのinsight eveningという歌手や演出家のインタビューイベントにトーチャンと行きました。カナダ人演出家ロバート・カーセンは大変なお喋りだけど楽しみを損なうようなことは言わないようにしてたのに、衣装デザイナーがあっさり1950年代に読み替えてあることを暴露。ROH雑誌で、食べ物がたくさん出てくることは書いてあったけど、そうか、そういう想定なのね、とここでもばらしちゃおにひひ  初日は15日だけど、私は12日のリハーサルでまず観るのが楽しみ。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


昨日、一年に渡るROHのラ・ボエーム・ロングランが開始。


来年の3月までになんと24回叫びもやるんですが、テノールで出演順にリストアップすると、カレヤ7回、アラーニャ2回、ヴィラゾン6回、ドミトロ・ポポフ2回、テオドル・イリンカイ5回、グリゴーロ2回。


こうなったら全チームに行ってやるわいと決心し、カレヤ3回、アラーニャ2回(ゲオルギューと)、ヴィラゾン1回、ポポフ1回、イリンカイ1回、グリゴーロ2回(フリットリと)の計10回をすでに切符ゲット済み。こんなに行けるのは安いからですから、無能jさを罵りながらもROHには感謝感謝。

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Director John Copley
Designs Julia Oman
Lighting design John Charlton after William Bundy
Conductor Semyon Bychkov
Mimì Carmen Giannattasio
Rodolfo Joseph Calleja
Musetta Nuccia Focile
Marcello Fabio Capitanucci
Colline

Matthew Rose (Yuri Vorobievの代役)

Schaunard Thomas Oliemans
Benoît Jeremy White
Alcindoro Donald Maxwell

昨日の初日はジョセフ・カレヤが期待通りぶっちぎりに素晴らしくて、彼だけ格が違うという当然のことを証明。

ウフーン、なんて滑らかで柔らかい声なんでしょうキスマーク ソフトだけどなよなよじゃなくて芯も通ってて声量も立派な彼は本当に素晴らしくてメロメロラブラブ!  リゴレットでグリゴーロの硬い声を何度か聴いたばかりなので、ことさらカレヤの良さがわかります。グリゴーロとカレヤ、二人とも大好きですが、対照的な一流テノールを続けて聴くことができて幸せラブラブ


今日は時間がないので、他の人のこととかはまた後日あらためて書きますが、昨日の初日はこのプロダクションのオリジナルの演出家のJohn CopleyのROHデビュー50周年ということで、王冠1チャールズ皇太子が見守る中、カーテンコールの時にケーキでお祝いとスピーチがありました祝日 

今回のこの異常な公演回数はこれがきっかけなのかしら?


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エリザベス朝時代のホールでコンサート

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<2nd May Wed>


いつまでたっても冬が終わってくれないロンドン。まさかオリンピックまでこのままじゃあ・・・(ちょっと可能性ありガーン) 今月は仕事も忙しいし、緊張するイベントもあって、私には勝負の月なので、お天気なんかどうでもいいんですけどね。オペラやコンサートもどっさりで、明日は又ラ・ボエーム。


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4月26日、はじめての所にコンサートに行ったのですが、とても素敵な建物だったので、ロンドンの奥深さを更に認識キラキラ



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
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かつては新聞社が軒を連ねたフリート・ストリートにある最高裁判所とテンプル駅の間にあるMiddle Temple Hallはエリザベス1世時代に法律家によって1562年に建てられたホールで、当時は女王様も頻繁に食事に訪れたという由緒正しく美しい歴史的スポットです王冠1




今では晩餐会等のイベント会場としてでなく、法律関係の人たちによって日常的に集会所として使われているそうですが、建物の周辺の石畳の通りや広場もとても素敵で、フリート・ストリートはバスでよく通るけれど、一歩奥に入るとこんな静かな中世風の街並みがあるなんて知りませんでした。法律関係の人が多いので知的な雰囲気も漂ってるし、良いわあ~ニコニコ (クリックで写真拡大)



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   ↑ 私の席からの眺め


                   2階のギャラリーからの眺め 






ここは、値段によってセクションが決まっているだけで席は早い者勝ち。はじめてなので一番高いセクションを奮発し(45ポンド)、かぶりつきに座ろうと早くから並んだのに、正面の良い席はごっそり招待客のためにレザーブされてて、結局近くに座れなかったのでがっかりガックリ これなら安い席でにすればよかった・・・




でも、良いコンサートで、場所の雰囲気は抜群だったし、休憩時にはワインも飲み放題。今日は特別なのか、いつもワイン付きなのかはわかりませんが、私はここに来る前にすでにワインとビールを飲んでたけど、折角だからワイン2杯頂きましたワイン 




で、




私がそんなに張り切って出掛けたコンサートはなにかと言うと、大好きなカウンターテナーのイエスティン・デイヴィスと、これまた注目のアラン・クレイトンという私好みのイギリス人の若い男性二人の共演でした。でも、どちらも楽しみにしてたのに、なんと2日前になってクレイトン君が病気でダウンというお知らせが・・・しょぼん  こないだのENOのラモーのオペラ(→)も体調悪くて肝心なアリアを省略したし、健康管理がなってませんね。




代役は聞いたこともないアイルランド人のロビン・トリッチュラーといういテノールで一気にがっがりですが、まあイエスティン君さえ出ればいいや・・・むっ






Iestyn Davies counter-tenor

Robin Tritschler tenor (Allan Claytonの代役) 


Julius Drake piano


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Purcell (arr Britten) from Harmonia Sacra

Lord, What is Man?/In the bleak dismal dungeon of despair/Evening Hymn


Purcell (arr Britten) from Orpheus Brittanicus

Lost is my Quiet/Sound the Trumpet


Britten Winter Words

At Day-close in November/Midnight on the Great Western (or The Journeying Boy)

Wagtail and Baby (A Satire)/The little old Table/The Choirmaster’s Burial (or The Tenor Man’s Story)/

Proud Songsters (Thrushes, Finches and Nightingales)/At the Railway Station, Upway (or The Convict and Boy with the Violin)/Before Life and after


Schubert: Five songs

Der Jüngling am Bache [Erste Fassung] (Schiller) D30/Liebhaber in allen Gestalten (Goethe) D558/

Frühlingsglaube (Uhland) D686/Wehmuth (Collin) D 772/Der Einsame (Lappe) D800


Britten Caticle 2: Abraham and Isaac




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!!そしたら、この長身で赤毛のロビン君、容姿も歌唱も端正で、なかなか良いじゃないの!キスマーク




特にシューベルトが素晴らしくて、彼の方がイエスティン君よりうんと出番も多く、後半はまるでロビン君の歌曲リサイタル。最後に又イエスティン君が出て来た時に「ああ、そうだった、今日は彼を聴くために来たんだったわ」、と思ったのは私だけではないでしょう。


   

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もちろん好調のイエスティン君は期待通りでうっとりでしたが、一番良かったのは二人のデュエットで、テノールとカウンターテナーの二重唱がこれほど美しいとは! 特に最後のブリテンとアンコールで繰り返してくれたパーセルのSound the Trumpetがハイライトでした。





Temple Musicシリーズの存在は知りませんでしたが、今日の伴奏者ジュリアス・ドレイクが音楽監督で、有名歌手は滅多に出ませんが、今年はあとジェラルド・フィンリー、ダニエル・デニース、ミア・ペルソンが予定されてます(詳しくは→こちら
)。フィンリーが歌うシューベルトの冬の旅は残念ながらカウフマンのトロヤ人の初日と重なってしまうので行けなくて残念。ここにはもう一度是非行きたいので、好きじゃないデニースはパスして、スェーデン美人のペルソンかな。




この日はイエスティン君は脇役気味だったけど、彼のおかげでこんな素晴らしいホールを発見できたわけで、感謝。5月7日にはウィグモア・ホールで単独リサイタルもあり、メチャ楽しみ~チョキ




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ラ・ボエーム by Puccini カレヤの一人舞台

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<6th May Sun>

日中でも10度以下という寒さの中、3連休の初日の昨日はトーチャンと映画を観に行きました。私は特に観たくないんだけど、独立したムスメの代わりに私が付き合わなくては申し訳ない気がして。

Marvel Avengers Assemble、数人のコミック本のヒーローが協力して悪者を退治するという話なんですが、異なる得意技を持つ特殊な人たちがワイワイがやがや盛りだくさんなのは賑やかで良いんですが、3Dで迫力あるアクション場面は素晴らしいけど多過ぎる。山場は絞らないと。今日はムスメがランチに来てくれるので、牛丼作りましょう割り箸

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24回のマラソン公演のラ・ボエーム、第一チームにはもう一回行くつもりですが、4月30日の初日と5月3日に2回観た感想を書いておきます。


プッチーニの人気オペラがどんな内容かとか、このプロダクションについては以前の記事をご覧下さいですが(→こちら 。あの頃はヒマだったのね、こんなに書いて)、要するに、パリの屋根裏に住む貧乏な若者たちのお話で、人気テレビ番組フレンズの19世紀貧乏悲劇版ってところでしょうか。


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ストーリーは単純で、詩人ロドルフォと恋仲のお針子ミミが結核で死ぬだけなんですが、男性は詩人、画家、音楽家、哲学者の卵という自称芸術家のプータロー4人組、女性二人はお金や看護が必要なときは金持ちの愛人になったりもする不良娘なんですが、甘美な音楽のおかげで、青春の息吹を感じさせるロマンチックなお涙頂戴物語に仕上がってます。


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40年も使ってるこのプロダクションはおそろしくまともでわかりやすくて且つ豪華なので初心者にも安心してお勧めできるし、ヘンテコなのが多い今ではこの古めかしさが新鮮なROHのドル箱で、今回も確実に稼ごうと24回もやるわけです。

Director

John Copley
Designs Julia Oman
Lighting design John Charlton after William Bundy
Conductor Semyon Bychkov
Mimì Carmen Giannattasio
Rodolfo Joseph Calleja
Musetta Nuccia Focile
Marcello Fabio Capitanucci
Colline

Matthew Rose (Yuri Vorobievの代役)

Schaunard Thomas Oliemans
Benoît Jeremy White
Alcindoro Donald Maxwell


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歌唱面ではテノールが最重要なこのオペラ、今回もカレヤ、ヴィリャソン、アラーニャ、グリゴーロと揃えてくれたのはありがたいことで、聴き飽きたオペラも期待が持てるわけですが、まず一番手のジョセフ・カレヤは大当たり。


何度も聴いているのでカレヤの伸びやかでスケールの大きな美声は当然なんですが、今回感心したのはお芝居が上手だったこと。アラーニャやグリゴーロのように大袈裟な演技ではなく自然な感じで好感度大。更に嬉しいおまけとして、デブというイメージだったのに飢えてる貧乏詩人という役のために努力して体重落としてくれたのか、かなりほっそりして、更にカツラで薄いオツムを隠したら、あら、なかなか良い男じゃないのラブラブ!


歌は上手なのに容姿で損してると思っていたのですが、できればもう少し痩せて、いつもカツラ被ってれば、背は高いんだし、総合点でグリゴーロにも負けない花形テノールになれるかも。今回のボエームで更に私の評価が上がったカレヤは今のままでも大好きなテノールの一人だけど、ビジュアル的にも二枚目役になれるよう頑張ってね。

来年1月のロイヤル・フェスティバル・ホールでのリサイタルもかぶりつき席を確保できてるし、楽しみにしてます。カツラか帽子被ってもいいからさ、マジで。
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ミミ役にカレヤと同レベルの一流ソプラノが出てくれたらよかったのですが、アーニャ・ハルテロスがキャンセルしてしまい(ROHからの連絡では、リハーサルに出られないからという、わけわかんない理由で)、二転三転して結局若いイタリア人のカルメン・ジャンナタシオがROHデュー。小柄でほっそりしてるカルメン嬢、でかいクマゴローのようなカレヤに抱きすくめられると更に華奢に見えて、肺病で死に掛けてるミミにはぴったり。


でも、芝居ははかなげでも、歌は元気に声出して欲しいのに、残念ながら、高音は少々くぐもり気味、低音は全く魅力なしで、期待はずれ。もっとも、ミミはソプラノの魅力を引き出す役ではないのか、今までで素敵なミミを聴いたことはほとんどなく、他のオペラでは素敵でもこの役になると皆さん冴えないので、カルメン嬢も今回だけで駄目だと決め付けるのはフェアじゃない気がします。


カルメン嬢本人はとても満足だったのか、初日のカーテンコールは深々とお辞儀をした後、足ががくがくして立っていられなかったのか、床に手をついて感激にむせんでました。残念ながらピンポケですが動画でどうぞ。



というわけで、カレヤとカルメン嬢は、声量をはじめ歌唱力はちぐはくだけど、ビジュアル的にはお似合いで、17日の大スクリーンでは素敵なカップルに見えるでしょう。


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マルチェロのファビオ・カピタヌッチは凄く上手なんだけど、ぱっとしない容貌のせいか全く魅力なくて、華のある人が沢山いるバリトン界ではあまり話題にならないかもしれないけど、脇役で光る人。

ムゼッタのヌッチア・フォッシーは前にもこの役で出たし、何度か聴いてるベテランで、歌も芝居も上手だけどなぜか好きになれないので、彼女のような余裕と貫禄は不要だから、若くてフレッシュなソプラノにチャンスを与えて欲しかったです。

コリーネは代役で、「又、お前かよ!」と死ぬ程飽きてるマシュー・ローズ。いや、歌は下手じゃないので文句は言いませんが、ヌーボーとでかい彼は、元々笑っちゃう衣装が余計格好悪く見えてしまい・・・。

ショナール役は元々影が薄いのに、トーマス・オリーマンスはよく見るとハンサムだけど声が弱いので印象に残らず。


と、カレヤだけが突出してバランスの取れない歌手陣でしたが、今回は指揮者は豪華で、何をやっても手堅く上手なセミオン・ビチコフ。へえ、プッチーニまでやるんだ、と意外だったけど、ありがちなチャンチャンチャンと浅くて安っぽいプッチーニじゃなくて、わあ、ちょっとワーグナーみたいだ~、という重厚な部分もあって、プッチーニを見直してしまいました。


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初日は、ROHで演出家として50周年を迎えたJohn Copleyのお祝いスピーチが舞台であったので、写真を少し追加しておきます。


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(追記)今夜テレビでメトHDのルチアが放映され、はじめて観たけど、カレヤが素晴らしかった。ボエームなんかよりも生ルチアで聴きたいぞ。でも、そう言えば、ROHでルチアは10年近くやってない。現代に設定されてるのはまだいいとしても、ルチアがなぜかスーツケースを運びながら歌うという最悪のプロダクションだったから、一回でお釈迦になったに違いなくて、ROHのレパートリーにはないもんなあ。




ブログ7年

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<7th May Mon>


このブログをはじめてから今日で7年。


くだらないこと書いてるだけでも結構時間が掛かるのに、よく7年も続けてこられたものです。


嫌ならいつでも止められるわけで、外からのプレッシャーは何もないのに、他にやりたいことを我慢してまで何故こんなに頑張るんだろうと自分でもずっと不思議だったけど、


それを考えるプロセスの中で、私って一体他の人たちのとの関係との中でどんな存在なんだろうと冷静に見つめたら、なるほどそういうことかと認めざるを得ない事実が。


なるべく物事(自分の性格も含め)の良い面を強調しているつもりの私にとっては否定的な発見で落ち込みましたが、もしかしたらブログにはそれを緩和してくれてる要素があるのではないかということにも気付き、それなら止めないで、時間に余裕のない時は大変だけどもう少し続けた方がよかろうというのが今の気持ちです。


来年は60歳、これからの人生をいかに生きるか模索中ですが、今の私にとってブログの存在は大きいわけですから、訪問して下さる皆様にここであらためて御礼を申し上げます。


そう、要するに、なんのかんの迷ったり悩んだりしても、健康でさえあれば幸せだと思える年齢に達したわけですから、もてる能力の中で最大限に自分を活かし、その範囲の中でなるべく良い方向で考える(オペラの感想はそうはいきませんがべーっだ!)ことにしようとつくづく思う今日この頃。


叫びそんな中、私が長い間応援しているイギリス人テノールのトビー・スペンスが甲状腺癌だったというニュースはちょっとショックでした。

道理で最近彼はあちこちキャンセルしてるわけですが、なんとそれがわかったのは年末年始のマイスタージンガーの時だったそうで、2月に手術。経過は良好と本人もラジオのインタビューで言ってますが(→こちら 。最初から数人の音楽トークに参加してますが、癌のことを話してるのは18分あたりから)、普段とは全く違う声のトビー君は痛ましいです。

私も楽しみにしてた6月のENOのビリー・バッドで歌うのは断念したようですが、元気に回復して元通りの美声が聴けるのを気長に待ちます。


しょぼん珍しくおセンチな記事になりましたが、イギリスの3連休も今日で終わり明日からは又忙しいスケジュールをこなせばならず(仕事も遊びも)、健康であることに感謝しつつ頑張りますDASH!


その前に今夜はカウンターテナーのイエスティン君のリサイタル。お天気のせいにして最近さぼってたけど、着物で行くつもり。お天気は相変わらず悪いけど、明日のフローレスもできれば着物で。ブログやってるうちにせっせと着物も着ないとね。

                    

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Iestyn Davies @Wigmore Hall

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<7th May Mon>


Dear Iestyn,

Thank you so much for a wonderful recital tonight. We all enjoyed every minute of it.

I was so happy and honoured when you mentioned about my blog, as today is the seventh anniversary of this blog.

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なぜ今日は英語が出てくるのかと言うと、今夜私の一押しカウンターテナーのイエスティン君のリサイタル終了後に楽屋に行ったら、嬉しいことにイエスティン君は私のことを覚えていてくれたばかりではなく、先月Middle Temple Hall(→こちら )で私がカーテンコールの写真を撮ってたことに気付いて、ブログを観にきてくれたんだそうです。だから、今回もきっと覗きに来てくれるかな、と思ってさ~ニコニコ


以前私のブログに載ってた彼と着物姿の私とのツーショットが彼のfacebookにアップされてたこともあるので、着物で現れるファンとブログについて知っているんだろうとは思ったけど、Middle Temple Hallでは洋服だったのに「あ、いつもの日本人だ」、と見つけてもらえてとても嬉しい私。ブログ7年目の最高のプレゼントプレゼント


クリップ

Iestyn Davies countertenor

Malcolm Martineau piano


Purcell/Britten

Lord, what is Man?/In the black dismal dungeon of despair/Sweeter than Roses

Muhly

Four Traditional Songs*

Tippett

Songs for Ariel

Bach/Britten

Five Spiritual Songs

Schubert

Der Tod und das Mädchen D531

Brahms

Alte Liebe Op. 72. No. 1/Unüberwindlich Op. 72 No. 5

Howells

O my deir hert

Britten

That yongë child/The Ash Grove from 'Folk Song Arrangements' Vol. 1, British Isles/Oliver Cromwell

(encore ) Purcell Music for a while

クリップ


コンサートも期待通り素晴らしくて、前から3列目の真ん中という理想的な席でイエスティン君のカウンタテナーとしては芯の通ったふくよかな美声にどっぷり浸かって、嗚呼、なんて幸せドキドキ

はじめて聴くドイツ語も新鮮だったけど(特にバッハが良かった)、やっぱり英語の歌がしんみり身に染みて感動します。


アンコールのMusic for a whileは、そう言えばちょっと前、ここでのリサイタルにトビー君(Toby Spence)も歌ってくれて凄く良かったわ、と思い出し、癌の治療から回復中のトビー君に思いを馳せてじーんとしてしまいました。


以上、とり急ぎアップしました。明晩はJDフローレス王子のコンサートで帰りが遅くなるのでできないからですが、ぶつぶつ言いながらも私のブログ病は相当重いかも・・・にひひ


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トビー君が授賞式で元気な姿

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<9th May Wed>

昨夜のフローレス王子のコンサートのことを書く予定だったけど、2月に癌の手術をしたトビー君が昨夜さるセレモニーに出席した時の写真を見つけたので、今日はそのことについて書きます。話題のフローレス王子のことはたくさんの方が書くでしょうけど、トビー君は私が書かなきゃ誰が書く?、ですもんね。トップの写真も、もう一日イエスティン君で。

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今日のthe Evening Standard紙にトビー君(Toby Spence)のことがが写真入りで記事になってました目


甲状腺癌で苦しむオペラ歌手に賞!クラッカーというタイトルで、超高級なドルチェスター・ホテルで行なわれたRoyal Philharmonic Societyから歌手賞を授けられたというニュースなんですが、ロンドンで唯一の夕刊新聞で無料のため発行部数も多い人気新聞で取り上げらてもらえたのは癌が理由であっても、今後のトビー君にとっては良いことに違いなくて、近い将来に充分回復してオペラに復帰する時も話題にしてもらえそうだから、歌唱力があってしかもルックスも良いのになぜ人気がないんだよ~えっ、と歯がゆい思いをしてる大ファンの私は嬉しいですアップ


新聞に載ってた写真はいつものプロフィール写真でしたが、昨日の授賞式の写真をネットで発見(他の写真は→こちら 。着たきり雀のトビー君らしく、「それしかないのね・・」、といういつものジャケットで元気そうな姿で登場してくれて安心しました。


今回の受賞は、ROHのマイスタージンガー、ENOのファウストやオネーギンでの功績によるものでしょうが(全部素晴らしかったのよ~ラブラブ!)、来月のENOのビリー・バッドはさすがに断念したものの、なるべく早く舞台で又あの美声を聴かせて欲しいですキスマーク そして、できれば、復帰後はなるべくロンドンで歌ってね。この際、全部英語にしちゃうENOでもいいから(トビー君にとっては古巣だしね)。

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         おめでとう~クラッカー      乾杯カクテルグラス   こんな時だから、嬉しいよね~ベル


ところで、


クラシック音楽に興味持ってる人の少なさを反映して、このイヴニング・スタンダード紙にはトビー君のことしか書いてなくて、私ですらこの協会については漠然と知ってはいても賞については特に注目してないのですが、今年の受賞者のリストは→こちら をご覧頂くとして、指揮者賞がクラウディオ・アバドというのは良いとしても、楽器演奏者賞はなんとピアニストのポリーニですって叫び  

私にはかつての名声にすがりつく過去の人としか思えないので無視したけど、そう言えば去年はロイヤル・フェスティバル・ホールで沢山コンサートしてたもんな。それとも、私や音楽仲間が見捨てた後に急にまた腕が戻ったとか・・? 幸いポリーニ爺は昨夜の授賞式には来なかったようなので、ここで写真をアップできませんけど。



いえ、ポリーニのせいでこの賞にケチをつける気はありません。
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だって、昨日一番話題になったのは我らが内田光子さんですもの。


内田さんは現役バリバリでロンドンで大活躍中ですが、今回彼女が受賞したゴールドメダルというのは、1870年創設以来、受賞者の中にはブラームス、エルガー、リヒャルト・シュトラウス、ストラヴィンスキー、ブリテン、バーンスタイン、バレンボイム、という超大物たちが名前を連ねる名誉ある賞ですから、日本人として誇らしい限りです。


でも、誇らしいと言ってる割には、内田光子さんのコンサートにはほとんど行ってないよね、椿姫さん?


はい、すみません、ブログをはじめる前に何度も聴いて、もういいかなと思ったのか、そう言えば、最後に聴いたのは2008年で、リサイタル(→こちら )とボストリッジ博士の伴奏(→こちら )。


でも、たしか来シーズンに切符が買ってあるので、久し振りに聴かせて頂くのが楽しみです。

しばらく拝見しない間に洋服のセンスが磨かれてるといいのですが・・・ガーン。   期待はしてませんけど。


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トビー君、手術前の(おそらく)最後の舞台写真

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<10th May Thus>


連隊の娘を観に行ってて帰宅が遅くなったのですが、急に思い出した2月のトビー君(Toby Spence)の写真をアップします。


すっかり忘れていたのですが、今年2月から3月にかけて、ROHのバレエのミックスビルでテノールのトビー君はマーラーの大地の歌を歌ったんです。甲状腺癌の手術が2月ということですから、直前まで歌ってたということで、立派なプロ根性キラキラ


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私は行きませんでしたが、2月1日の初日のカーテンコールではトビー君が誰よりも大きな花束をもらったそうです。

普通男性アーチストに花束贈呈なんてないし、この日はバレエダンサーのBGMだっただけなのにそんな特別待遇だったのは、きっと病気のことを知った誰かがトビー君を励ますために贈ったんでしょうねブーケ1


私が当日券で急遽行ったのは3回目の2月6日でしたが、その後予定されてた3回はキャンセルしたトビー君(代役はTom Randall)の、これがきっと手術前の最後の舞台出演に違いないです。


その後すぐに手術したのでしょうか? それとも、最後まで歌いたかったけど力尽きたのでしょうか?いずれにしても痛ましいことしょぼん

そんな日に行けてラッキーでしたが、どうかこれがトビー君のROHでの最後の舞台なんてことにだけはなりませんように・・・。

 ベル  人気ブログランキング  ←クリックありがとうございます。お陰様で一気に急上昇。今日はトビー君の回復を祈ってポチっとして下さると嬉しいです。って、毎日おねだりする?     

二日連続で歌のリサイタルに着物で

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<11th May Fri>

4日しかなかったのに仕事で疲れた週が終わり、週末に入る喜びはサラリーマンの特権でしょうね。金曜日の夜はいつまでも起きていたい気分ですもん。明日は寝坊はできませんけどね。ROHで新プロダクションのファルスタッフのリハーサルがありますから。1950年代の読み替えた演出ですってよ。

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今週は頑張って着物でコンサートに2回行きました。   (カメラクリックで写真は拡大)


まずは7日のメイデーのバンクホリデー。


イギリスでは日本のように季節感を着るもので表わすというコンセプトはないのですが、やっぱり着物には季節は大切ですから、着物を選ぶときは日本の季節を基準にすることが多い私。今日は日本に想いを寄せながら藤色の小紋にしてみました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


庭伝いのお宅の庭に咲いてるパープル掛かったブルーのお花が私の着物と色合い似てるから、バックに入るように撮ってね、トーチャン。


この染め帯との組み合わせは何度もしてるので、なるべく違うコーディネートを心掛けてる私としてはペケなんですが、やっぱりこの同色のグラデーションが一番ぴったりなので、散々迷った末にこれに落ち着きました。


行った所はウィグモア・ホールで、大のご贔屓のカウンターテナーのIestyn Daviesのリサイタルですが、渋い雰囲気のウィグモア・ホールににはこういう地味な着物が無難でしょうし。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
先日すでに控室で撮ったイエスティン君とのツーショット(→人気ブログランキング )をアップしましたが、着物でコンサートに来る僕のファンの存在に彼は充分気付いてくれてるみたいなので、さらにその印象を深めるために着物で行ったわけです。覚えてもらえるためには着物の威力は大!

    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
こじんまりしたウィグモア・ホールの翌日は巨大なロイヤル・アルバート・ホールへ。


わいわいがやがや賑やかだろうし、謙虚なイギリス人のイエスティン君と違い、今日は華やかな大スターのフローレス王子のコンサートだから、昨日よりうんと派手にしないと。

   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ロイヤル・アルバート・ホールの向かいのハイドパークにはヴィクトリア女王の夫君で早死にしたアルバート公の金ぴか像。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


廊下やバーは落ち着いたムードなのに、客席はクラシック・コンサートにはちょっとどうよと思う極彩色。これに合う様にもっと派手でけばけばしい着物にすればよかったかしらん?


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

今月は少なくともあと2、3回着物でお出掛けできるように頑張りま~すDASH!

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フローレスのRosenblattリサイタル @ロイヤル・アルバート・ホール

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<12th May Sat>

ロバート・カーセン演出の新プロダクションのファルスタッフのリハーサルはビジュアル的にはとても楽しめました。詳しくは、今日プロのカメラマンが撮ってた舞台写真を待って、15日の初日を観てから書きますが、ウィットに富んだとセットと洒落た衣装はグーで大受けでした。これで歌手がよければ文句ないんですけどが、誰も下手じゃないものの、何度も聴きたくなるような一流の人がいなくて、残念な意味で粒が揃ってます。でも、コメディは難しいだろうに芝居は上手で、なによりも、こんな役柄と歌手の容貌が一致するオペラは滅多にないので新鮮。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

5月8日、ロイヤル・アルバート・ホールのフローレス王子のリサイタルに行きました。


弁護士の趣味が高じてはじまったRosenblattシリーズなんですが、今回は数日前にパリのシャンゼリゼ劇場での公演もあったんだそうで、道楽もここまで行けば立派なもの。


しかし、今回は、他の歌手のリサイタルで切符の売れ行きが悪くて損ばかりしてる分をシリーズのドル箱であるフローレスで一気に稼ごうとしたに違いなのですが(よく気持ちはよく理解できる)、大き過ぎてクラシック音楽には向かない上に行くのも不便なので嫌いなRoyal Albert Hall。フローレスのリサイタルともなれば張り切ってかぶりつきを全力でゲットする私も今回ばかりは躊躇して、結局、やるのであれば行かないわけにはいかないでしょうから、65ポンドの切符を奮発しましたが、もしこの日ドタキャンしても大してがっかりしないだろうとすら思ってました。


話が少し反れますが、私はフローレスのリサイタルは2001年以来皆勤賞と思っていたのですが、それは間違いで、2006年のプロムスに彼が出た時はロイヤル・アルバート・ホールだからという理由で行かなったのを思い出しました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン) London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


そんなわけで、実はあまり楽しみにしてなかったんですが、行って良かったと思えるくらい素晴らしいコンサートでした。


クリップ
JUAN DIEGO FLÓREZ Tenor
Alessandro Vitiello Conductor
Württembergisches Kammerorchester Heilbronn Orchestra

BELLINI Il Pirata (Overture/Nel furor delle tempeste)

ROSSINI La scala di seta (Overture/Vedrò qual sommo incanto)
VERDI Luisa Miller (Sinfonia), La traviata (Lunge da lei... De' miei bollenti spiriti)
- INTERVAL -
VIVES Doña Francisquita (Por el humo se sabe)
SERRANO La alegría del batallón (El mismo rey del moro)
GIMENEZ La boda de Luis Alonso (Intermezzo)
LEHÁR Das Land des Lächelns (Dein ist mein ganzes Herz)
BRODZSKY The Toast of New Orleans (Be my love)
DONIZETTI Rita (Allegro io son)
アンコールは連隊の娘、リゴレット(女心の歌)、グラナダ
クリップ

ここにはほとんど来ないので状況がよくわからず、彼がマイクロフォンを使っていたのかどうか定かではないのですが、前から3列目で3、4メートルの席でストレートに声が届く私には関係なくて、鋼(はがね)のようなと形容してもいいような力強い声にびっくり。

これまでもそう思ったことはあるけれど、今回の迫力は凄まじくて、いつもは甘いフローレスの別の面を再認識。彼の特技である声転がし名人芸がほとんど聴けなかったのは残念だけど、ストレートに高音を張り上げられる曲を選んだということは、やっぱり生だったんでしょうか?


しかし、コロコロしなくてもフローレスの凄さを嫌と言うほど見せ付けられたのはある意味私にとっては新たな発見で、一時やってみたもののまだ時期ではないと言ってやめたリゴレットの公爵も再開のようだし(2008年の幻のリゴレット、私はドレスデンで聴きましたが→こちら 、そんなに良いとも思えませんでした)、今回とても良かったトラヴィアータのアルフレードもやるんでしょうか?

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン) London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


満席からはほど遠かったとは云え、クラシック・コンサートでは珍しい派手な声援が飛び交い、やってる最中にフラッシュ焚いて写真撮る人もいて、いつもと違う熱気のあるコンサートでした。オーケストラだけの演奏も「なんだよ~、どえらい水増しのじゃねえかむかっ」、と怒る程多くはなかったのも好印象(但し、オケは下手だった)。


フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、英語で歌ってくれて大サービスでしたが、私にはオペラのアリアを並べた前半の方が楽しめました。後半は場所に合わせて大衆受けを狙ってか、ちょっと歌謡ショーみたいになっちゃいましたから。


アンコール曲については、直前のパリのコンサートにもいらした知り合いにあらかじめ伺ってたのですが、連隊の娘、リゴレット、グラナダという恒例の曲ばかり。女心の歌とグラナダは聴き飽きたのでいい加減止めて欲しいと思ったりもしましたが、折りしも今ROHでやってる連隊の娘のメザミのハイCは何度聴いても興奮爆弾


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ショック! うーん、


こうして、特に大ファンではないけれどフローレスのまだ進化してる超一流の歌を聴いてしまうと、来年4月にヨナス・カウフマンと重なってるコンサートにも行きたくなってしまい、あらためて同じ日(4月21日)にやる残酷さと愚かさに腹が立つわパンチ!。 フローレスもカウフマンも大スターとは言ってもオペラファン数は知れてるんだから、ぶっつけたらお互い損でしょうに・・・。実際、バービカンのフローレスもロイヤル・フェスティバル・ホールのカウフマンもたくさん余ってるじゃんガーン


カクテルグラス 人気ブログランキング  ← おお、遂に1位になりましたよ。久し振りの返り咲き! 皆様のご協力のおかげです。ありがとうございます。プロの音楽家のブログが多い中で私なんかが首位になっていいものやら少々とまどいますが、嬉しいですチョキ



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