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サロメにこじつけた着物

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<4th June Sun>

昨日の水上パレードではあんなに元気だった90歳のフィリップ殿下じいちゃんがなんと入院叫び

bladder infectionって膀胱炎でしょうか? 大したことはないらしいですが、今日のバッキンガム宮殿のコンサートは欠席。大事を取って2、3日安静ということで、明日のダイアモンド・ジュビリー祝い最後のイベントであるセント・ポール寺院のサービスとバッキンガム宮殿までのパレードも欠席なのはあまりにも残念。

今夜のバッキンガム宮殿のコンサート、お天気に恵まれてやれやれ。今日もまた雨だったら、「ほれみー、ロンドン、雨ばっかりだがね」、と名古屋の人には言われちゃいそうもんね。

コンサートは、仕方ないでしょうが、年食った歌手が多かったですね。皆さん貫禄はあったけど、マッカートニー、エルトン・ジョン、クリフ・リチャード、シャーリー・バッシー、スティーヴィ・ワンダー等のベテランの中で全盛期の歌唱力を立派に保ってるのはトム・ジョーンズだけだったと思いませんか?

オペラ界の代表はルネ・フレミング。彼女が誰だか知ってる人はあそこにはほとんどいなかったでしょうけど、知名度は抜群でもオペラ歌手とは名ばかりのキャサリン・ジェンキンスでなくてよかった。 テノールはアルフィ・ボウってのがナンでしたが、なるべくイギリス人でと思うと仕方ないかな・・。ボストリッジ博士は嫌がるだろうし・・。

ジュビリー以外のことを書くタイミングを逸してしまい、そろそろ焦ってるので、今日は手短に着物記事を。

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5月31日、ROHにリヒャルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」を着物で観に行きました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

私とは別世界のゴージャスなブログ仲間のかおりさん(→こちら )とご一緒しましたが、お会いするのははじめてでも、お互いのブログで人となりはわかっているのですぐ打ち解れるのいいですね。


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
サロメにこじつけてbloodがテーマの今日のいでたち。預言者ヨカナーンの首をちょん切って、サロメが血だらけになるので。


でも、珍しい風通織りのこの着物、裏を見せないと真っ赤なのがわからないので、ほとんど意味ないでしょうね。なので、ここで着物の裾まくっちゃいます。


因みに、飛び絞りの帯揚げも飛び散った血のつもりですので。

そして、朱色と金の帯はメラメラと燃えさかるサロメの想いってとこかしら。

まだ5月なのに紗を着るなんて、季節感にこだわる日本ではあり得ないでしょうが、今日はそんなわけで、妙なテーマにこだわったがためですので、勘弁して下さいませ。

さて、


この日は、日本からサロメを観にいらしたもう一人のブログ仲間のstarboardさん(→こちら )と終演後にステージドアで待ち合わせたのですが、starboardさんはサロメの義父役を歌うStig Andersenの大ファンであちこち追っかけなさってるので、今日も彼女が楽屋まで入れてもらえるように彼が手配してくれてたんです。


で、なんとラッキーにも私もくっついて入れたんですね、これがアップ
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


しかも、初日だったので、出演者が集まってドリンクしてた所に潜入し、図々しくシャンペンまで頂いちゃいました。


しかし、一番奥のそんなに広くない部屋はパッパーノ大将の部屋らしいんですが、関係者ばかりのところに部外者でしかも着物の日本人二人はあまりにも妙な存在であり、おまけに狭くて暗いスペースに20、30人ひしめきあってたので、とても写真を撮れる雰囲気ではありませんでした。

     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
なので、サロメを大熱演したアンゲラ・デノケとも少し話しはできたのですが、残念ながら写真は撮れず。


かろうじて、廊下に出てた人とのツーショットはものにしました。上写真は、左が今シーズンからdirector of operaに就任したカスパー・ホルテンとstarboardさん、右がstarboardさん憧れのテノールStig Andersen。


ちゃんとジャケット着てる人がほとんどの中でえらくカジュアルなシャツ姿はほんのちょい役のテノール、ティモシー・ロビンソン。私は前から彼が好きなので、一緒に写真撮って~、と頼んだら、このオペラではほんのちょい役の彼は「えっ、僕なんかでいいの?」とびっくりした様子。彼くらいのマイナーな歌手を追いかけるのが、楽屋ご招待への近道かもね。


ラブラブというわけで、思いがけない幸運に興奮してドキドキした夜でした。


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テートモダンの草間彌生展に着物で

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
<5th June Tue>

ダイアモンドジュビリー祝い、人出が少なくて女王様が失望なさるようなら私めもはせ参じますが、ロイヤルファミリー人気を反映してたくさんの人がひしめき合うに決まってるので、私はまたテレビで、女王様の一挙一動をじっくり生で拝見しました。現場の人混みにいなくても雰囲気は充分味わえましたよ。イギリスの何が他の国から羨ましがられるかと言えば、それは間違いなく王室の存在、特に今の女王様、と誰でも思うでしょう。次の代になった時のことを考えると少々不安ですが、その日は長い間来ませんよう・・・。

今日は午後からまた雨になるということで、女王様が楽しみにしてらっしゃるfly-pastという戦闘機の連帯飛行が終わるまではなんとか持ちこたえておくれ、という一体感が高まりましたね。その願いが通じたのか、小雨状態のうちに無事飛行機が飛べてよかったです。その後ザーザー降りになりましたから。やっぱり最後はThe Red Arrowsのアクロバット飛行でぱーっとフィナーレにならなきゃね。バッキンガム宮殿から我が家まで2分くらいして戦闘機グループの一部が我が家の上空を飛んだので、トーチャが写真撮りました。

歴史的な4連休もあっという間に終わり明日から仕事ですが、二日間働いたらストックホルムの小旅行。

また着物記事ですみませんが、連チャンで着物お出掛けしたんです。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン) カメラクリックで写真は拡大



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

6月1日、お馴染みの着付けのA先生と着物でギャラリーに行きました。


久し振りに着物でどっかに行きたいね~、そうだ、日本人女性の展覧会がぴったりじゃない?と相談がまとまり、テートモダンでやってる草間彌生さん展に、遅くまでやってる金曜日に会社帰りに寄りました。


狙いは大当たりで、たくさんの人に誉めて頂き、一緒に写真撮らせてというリクエストも今までで一番多かったのではないかしら?




London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

テーマは当然前衛ポップアートに合うコーディネート、ということで、私は前日のサロメの黒い着物とは対照的な鮮やかなピンクピーチの色無地。蛍光色と言ってもいいこんな着物、一体どこで手に入れたの?と思われるでしょうが、5、6年前にロンドンで着物を処分した方からまとめ買いした中の一枚です。


まともな場所では憚られる派手さですから滅多に着る機会はなく、一度だけAnna Nicoleというポップな新作オペラで一度着ただけですが、今回は会場や作品の雰囲気にぴったりで気分良し。


一方、粋な着こなしがお似合いのA先生は大胆な色使いの太い縦縞。レトロな雰囲気が私のモダン調と不思議にマッチして、色柄も対照的でなかなか良い組み合わせになったでしょ?


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
草間さんといえば、水玉模様。


ドット柄の着物は持ってないけど、せめてどこか水玉にしましょうよ、ということで、二人ともドット柄のスカーフを帯揚げに。
   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

キノコ水玉パネルの前ではA先生の着物の方がうんと映えますね。

着物お出掛け案でなくてもずっと観たいと思ってた草間さんの多数の展示は初期の頃の渋い色合いの作品も素晴らしくて、見応えありました。


     

 宝石白  人気ブログランキング  ← 2、3位をうろうろしてるようです

サロメ by R Strauss ちょん切られた首が血だらけ~

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<6th June Wed>

フィリップ殿下は順調に回復されてるようで、今日は女王様もお見舞いにいらしたそうです。ダイアモンド・ジュビリーのいくつかのイベントはフィリップ殿下なしで行なわれたわけですが、やっぱり女王様お一人ではいつもと様子が違って妙な感じ。 特に昨日の馬車パレードでは代役として隣にカミラが座ってしまい、これからずっとこの絵が歴史として残ってしまうなんて・・・。いっそお一人の方がよかったのに。ともあれ、いなくなってあらためてわかるエジンバラ公の価値。それにしても、86歳の女王様のタフさは驚異的で、今日もお休みになるどころか、英連邦の偉いさん方と公式ランチ。老人に励ましと望みを抱かせて下さる女王様は偉大です。

週末のジュビリー・イベントは大成功でしたが、ロンドンの弱点である交通機関はやっぱりガタガタだったようで、帰宅するのに大苦労した人がたくさんいたようです。それなんですよね、私が嫌なのも。30年以上も前にチャールズとダイアナの結婚式前夜にハイドパークの花火を観に行った後が大変だったのがトラウマになってるのかも。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
明後日からの旅行の準備もしなくちゃならないので、5月31日に観たサロメについては写真とパフォーマンスの感想だけ殴り書きしときます。


プロダクションについては2008年3月のプレミエ(→こちら )、パフォーマンスについては2010年7月のリバイバル(→こちら )をご覧下さいですが、椿姫的あらすじだけだけ又繰り返しましょう。



クリップ(登場人物はヘロデ(古代パレスチナ王)、ヘロディアス王妃(ヘロデの妻。前はヘロデの兄と結婚していた)、サロメ(ヘロディアス王妃の娘)預言者ヨカナーン(キリストに洗礼を授けた預言者で捕らわれの美男子))

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サロメ 「いやだわ、継父のヘロデ王のエッチな目つきったら。パーティから抜け出しちゃおうっと。ほれ、家来ども、井戸にとらわれてる妙な男、王が恐れているようだけど、一体どんな人?醜い爺さん?」

家来 「サロメ王女、救世主がどうとかこうとかわけのわからんことばかり言う囚人はまだ若い男でありまする」

サロメ 「声が素敵だわ。その男に会わせておくれ。すぐ連れてくるのよ」

ヨカナーン 「汚れた異教徒の女なんか見たくもないぞ、俺は。シッシ、あっち行け~」

サロメ 「まあなんて美しい男! 気に入った! ねえ、キスして頂戴」

ヨカナーン 「お前の母さんで~べそだぞ、どいつもこいつも堕落してやがる。救世主に救いを求めななさい」

サロメ 「ねえ、キスしてったら~~、して~、して~、イケメーン」

ヨカナーン「わしはイケメーンではなくてヨカナーンじゃ。やな女だな、シッシ、」


ヘロデ王 「サロメちゃーん、こんなところに隠れてたのね。どうじゃ、わしのためにストリップしてくれたら、なんでも欲しいものあげるよーん」

サロメ 「何でも欲しいものを? 本当ね。 わかったわ、パパ、踊ってあげる」

ヘロデ王 「キャヒーン、グフフ、興奮~DASH! 」


     (チャンチャラチャーンと官能的な「七つのベールの踊り」)


ヘロデ王 「サロメちゃん、最高! さあ何欲しいの? 宝石かな、ドレスかな?」

サロメ 「この銀のお盆にヨカナーンを首をのせて持ってきてちょうだい」

ヘロディアス王妃 「おお我が娘よ、よく言った!私の悪口ばかり言うあの男には死んでもらったほうがいいわ」

ヘロデ王 「ぎょっ、そ、それは勘弁してくれんかの。異教徒であっても聖人を殺したら災いが起きると困るし」

サロメ 「エロ親父、何でもあげるって言ったじゃんよ~。ヨカナーンの首が欲しいったら欲しい!頂戴!」

ヘロデ王 「仕方ない。首をちょんぎって、サロメに渡すように」

サロメ 「わーい、ヨカナーン、やっと私のものになったのね、これでキスできるわ。ブチュブチュブチューキスマーク

ヘロデ王 「こ、怖い変態女め。死刑!」ドクロ

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Director David McVicar

Revival Director Bárbara Lluch
Designer Es Devlin
Lighting design Wolfgang Göbbel
Choreography Andrew George
Revival Choreographer Emily Piercy

Conductor Andris Nelsons
Salome Angela Denoke
Jokanaan Egils Silins
Narraboth Will Hartmann
Herod Stig Andersen
Herodias Rosalind Plowright
First Soldier Scott Wilde
Second Soldier Alan Ewing
First Jew Peter Bronder
Second Jew Hubert Francis
Third Jew Timothy Robinson
Fourth Jew Pablo Bemsch
Fifth Jew Jeremy White
First Nazarene Andrew Greenan
Second Nazarene ZhengZhong Zhou
Page Sarah Castle
Cappadocian John Cunningham
Slave Madeleine Pierard

      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

サロメは題材がショッキングなだけでなく、音楽も斬新でドラマチック。それだけに、下手な歌手だったら聞いちゃいられないでしょうが、幸い今回は、これ以上望めない、という程ではないにせよ、総合点としてはなかなかの高水準だったと思います。


まず、このオペラの出来はほぼサロメ一人に掛かってるのですが、超一流のアンゲラ・デノケですから、立派なものでした。
先回も彼女だったのですが、その時は、プレミエのナジャ・ミヒャエルのワイルドさと比べると、デノケは上品過ぎて物足らなかったのですが、今回は慣れたせいかこういうサロメもありかも、と思いました。しかに顔の造作も大きくて派手な美人であるナジャがくねくね熱く演じて多少音は外しても激しく吼えてたのは印象的でしたが、なんと言っても歌唱力はデノケの方がうんと上なので、わかりやすい迫力には欠けるものの、正確で透き通った美声は魅力的。
ちょうど双眼鏡で彼女を観てた時だったのですが、スリップのストラップがずれて、ぽろっとオッパイがはみ出てしまったのも楽しいアクシデント目

サロメの母親役はいつも素晴らしいメゾソプラノが出るのですが、今回は真打登場とも言えるロザリンド・プラウライト。いつもの立派な声量と艶のある声と存在感はさすがで、彼女には誰も太刀打ちできません。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

サロメに言い寄られてもきっぱり断る預言者ヨカナーンは、この前さまよえるオランダ人に代役で出た
Egils Silinsでしたが、前回前々回のミヒャエル・フォッレとヨハン・ロイターに比べると線が細くて小粒なので、大編成のオケに掻き消されてました。出番は多くなくて、ちょん切られた首として歌わない(そりゃ歌えないでしょう)場面が多い脇役なのでいいんですが、今回折角他の人は良かったのに、少し足を引っ張った人がいるとすれば彼です。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

スケベ義父ちゃんのヘロデ王は、スティッグ・アンデルセン。聴くのははじめてですが、ブログ仲間のstarboardさんから話はよく伺ってたので、楽しみにしてました。小柄で恰幅良くて、ルックス的にはちょっとイメージと違ってましたが、張りのある高音が美しく響き、ちょっと情けない雰囲気がサロメ母娘に翻弄される役柄にぴったり。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

意外に良かったのが、サロメ王女に想いを寄せるナラボス役のウィル・ハートマン。最近よく声が出てる彼は、そう言えば割と最近もなにかで聴いて素晴らしかったな。なんだったか思い出せないけど。以前はペケ印だったけど、見直してちゃんと注目しようと思う中堅テノールです。

そうだ、足を引っ張ったのはもう一人いて、指揮者アンドリス・ネルソンスが未熟だったせいか、オケがふにゃふにゃしてたのはかなり残念。リヒャルト・シュトラウスはオケが一番大切で、一糸乱れない緊張感が必要なのに・・。

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ストックホルムに行ってきます

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<7th June Thus>


明日からトーチャンと二人でストックホルムに3泊行ってきます。


スカンジナビアは初めてだし、スェーデン人は金髪碧眼で美しい、ということ以外は何も知らなかったので、飛行機の切符買ってから3ケ月の間に学ぼうという意気込みだけはあったのですが、やっぱりそんな余裕はないまま(この週末はテレビばっかり観ちゃったし)、いまだに知識ゼロしょぼん


ま、初めての街は偏見なしで白紙のまんま接するのもいいかもしれないし、という又いつもの悔し紛れの言い訳をつぶやきましょう。


でも、ご心配なく。ヒマ人トーチャンがしっかりガイドブックを読んであれこれ計画してくれてるみたいですから本


でも、そうなると、当然、今回もまた一日3万歩とか、倒れるまで歩く度になるわけですが、最高気温が16、17度くらいの予想なので歩くにはちょうど良いでしょう。公園で上半身裸で日光浴する若いスェーデン男ラブラブ!なんて、どうせほぼあり得ない妄想ですもんね。    

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


土曜日にはオペラも観ます。トスカですが、切符を買ったときには気付きませんでしたが、久し振りにホセ・クーラが聴けます。特にファンではないけど。英語でのオペラハウス案内ツアーも予約済み。


iPhoneを持ってから初めての海外旅行なんですが、果たしてどれだけネットにアクセスできることやら。


ワンピース着るもののカラーコーディネートは簡単で(私だけですが)、スェーデンの国旗の青と黄色でほぼ統一。さすがにユニオンジャックには食傷気味なので気分転換にもなりそうです。


11日(月)の夜に戻ります。


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夏のストックホルムから、冬のロンドンに帰って来ました

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<11th June Mon>


飛行機ストックホルムからSASでヒースロー空港に飛んで、夜10時に帰宅しました。


ロンドンは小雨で、気温はなんと11度。家で熱いインスタントラーメンすすってやっと冷えた体があったまりましたわ雨


そう言えば、先週の金曜に出発した日はもっとひどかったですよ。寒くて雨ザーザー降りの上に凄い強風でしたもん。風のためにフライトが1時間半も遅れてくらい波


ということは、おそらく、私たちが留守中ずっと暗くて冷たい日が続いてたんでしょうね。


ざまあみろっ~!  お気の毒。 私たちはストックホルムで夏を満喫してたと言うのに、申し訳ないです。


そうなんです、ストックホルムは、少々曇った時もありましたが、毎日晴れ間がいっぱい広がってピッカピカ晴れ  


走る人トーチャン鬼軍曹の号令の元、足にマメ作りながら歩き回り、レストランで食事したのはたった一回だけという我が家の典型的な強行スケジュール旅行となりましたが、お天気が良かっただけでも気分最高だったし、オペラも意外に良くて、楽しかったです。


ベルストックホルムは本当に美しい街でしたよ。



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ストックホルムで金髪イケメン青年探し

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<12th June Tue>

ヨーロッパ旅行の後は時差ぼけもなく、すぐに普通の生活に戻れるのが良い点で、今日からもちろん会社出勤。しかし、この寒さは一体なんなのよ!ショック!もちろん家は暖房入れてるし、今朝は毛糸の帽子被って家を出ましたよ。嗚呼、ストックホルムの爽やかな夏の日差しが恋しいわ。もっとも、その一週間前だったらストックホルムは最高7度だったので、北ヨーロッパの夏はどこもあてになりません。イギリスはこの寒さがしばらく続くらしいので、もうすぐはじまるウィンブルドン・テニス観戦する人は冬支度でしょうね。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
金曜から月曜までのストックホルム3泊旅行については、千枚近くある写真の中から選びながらぼちぼち書いて行きますが、まずは、今回の私の重要な観光ポイントである金髪碧眼美貌ウォッチについて。きっと、皆様もその点についての私の感想が一番気になってらっしゃるのではと思い・・べーっだ!


スェーデン人は皆が金髪ではないことは充分承知でしたが、ブロンド人種の割合は私が想像してたのより小さかったかな?

でも、まともな観光で充分忙しいわけだし、第一、イケメンが束になって向かって来てもいっぺんに大人数は観察できないので、あれくらいで丁度良かったかも。赤信号で待ってる時とか、トーチャンが時間掛けて写真撮ってる時とかにぐるっと見渡すと、かなりの確率で「きゃーっ!私好みのハンサム金髪オトコだわ、美しい~ラブラブ!」、とときめく薄い雰囲気の青年がいましたもん。


でも、意外だったことが2つあり、まず、ヨダレが出たのは主に20代後半までの青年とせいぜい30代半ばまでの男性で、中年になると急にしょぼくなってしまうのか魅力感じなかったことと、もう一つは、美人女性とデートしてるのは何故か並オトコで、私が惚れ惚れした美貌青年たちは男性とつるんでることが多かったんですね、ほとんどの場合。ピアスもしてないしいちゃついてるわけでもないので二人連れでもおホモ達とも思えないんですが・・・はてなマーク

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
金髪濃度は少ないとは言ってもイギリスなんかよりはずっと多いし、若い男性だけじゃなくて女性も子供も、髪の色に拘わらず整った顔立ちがゴロゴロいて、やはり美しい国民なので、変態方向には走らず子作りに励んで純血をキープして頂きたいものです。


かなりの人数をすれ違いざまとかにじーっと見つめましたが、ぶしつけに写真を撮るわけにはいかないのは残念。それでも子供集団はこっそり何枚かモノにしましたので、クリックで拡大して可愛い子たちを愛でて下さいませ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


トーチャンが説明してくれてる時に、適当に相槌打ちながら、目線はイケメンを追ってたことが結構何度かあり、失礼なことをしてしまいましたが、ま、私の好みとアホさ加減は知ってる筈だから、呆れはしても驚きはしなかったでしょう。


というわけで、望み通り、ストックホルムならではのユニークな目の保養をさせて頂きましたニコニコ。でも、イタリアとかに女友達と行くと男の品定めが会話の中心になって凄く楽しいのに(私好みのオトコは少ないにも拘わらず)、「ねえ、どっちのオトコが良いと思う?」と言い合う相手がいないのはちょっと淋しい気もします。


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ストックホルムのホテル

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<13th June Wed>


今日は久し振りにお陽様が出て、皆喜んでましたが、明日からは又雨でミゼラブルに戻るらしいです。ストックホルム旅行については、何から書こうか迷うところですが、今日はとりあえず簡単に写真が選べるホテル編にします。

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                                  カメラ写真はクリックで拡大します


ホテル「わーい、どのホテルにしようかな~?ここ素敵な雰囲気だわ~、あら、こっちの方が洒落てるかしら?」、と写真見て想像しながらあれこれ迷うところから旅は始まっているわけですが、今回はそんなことを楽しむ時間の余裕もないので、トーチャンに丸投げ。

6月8日から3泊したのはScandic Grand Centralという4ツ星ホテル(→こちら
)で、料金は朝食付きで1泊で約150ポンド(2ケ月以上前のネット予約時に全額支払い、キャンセルしても返金不可)。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

宿泊客のコメントなどもじっくり読んでトーチャンが冷静に判断してくれたこのホテルは、後で考えても、値段も重視すればベストな選択だったとは思うのですが、去年のナポリやマドリッドのホテルと比べると、不満な点もありました。

スカンディック・チェーンのホテルはストックホルムでもいくつか見ましたが、私たちが選んだのは中央駅から150mくらいにある大型ホテルで、1885年建設当時は王宮に次いで2番目に大きな建物だったそうです。


きっと、かつては貴族の壮麗なお屋敷だったんでしょう、エントランス・ホールやロビーは広々として良い感じ。お部屋はや廊下のインテリアも、古過ぎずモダン過ぎず、なかなか洒落てます。


椅子だけど、私たちの2093号室は当時は物置だったのかしらと思うほどの狭さで、おまけに引き出しはおろか収納スペースが全くゼロ。上着はハンガーに掛けて壁に取り付けられてる棒に掛けておけばいいのですが、仕方ないので衣類等はずっとスーツケースに入れたまま。

トイレ疲れた体を湯船であったまりながら休ませるのが最高なのに、ここはシャワーのみ。地下のサウナに行けってことでしょうが、長~い廊下を歩いてわざわざ行くのはめんどうくさいですもんね。第一、方向音痴の私は果たして自力で部屋に帰ってこられるのだろうか?


お茶を沸かすポットもないのでホットドリンクは飲めないし、冷蔵庫すらないじゃないの。廊下にアイス・マシーンがあったので、それで冷やせってことでしょうけど、不便だ。マドリッドのホテルの半分以下のスペースのこの部屋に、しかし、なぜかフルサイズのアイロン台があったのは不思議。



一番困ったのがベッドがスポンジのように柔ら過ぎたことで、硬いベッドに慣れてる私たちには寝心地最悪。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

チョキネットでの評判は上々だったわけですから、もちろん良い点もありました。

まず、一番大事なロケーションは、空港からのバスの便も考えれば、ここが理想的だったかも。毎日の街歩きのためにはもうちょっと王宮やオペラハウスに近いところが良かったけど、そうなるとうんと高いホテルしかないから無理。部屋は大通りに面してなくて静かだったのも○。


無料Wi-Fiも重宝しました(これは今や当然かもしれないけど)。



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
コーヒーチーズ


朝食が期待通り充実してたのが一番良かったかも。パンの種類も多く、ハムやチーズも上質で、ソーセージ、ベーコン、卵もたらふく頂きました。


但し、唯一のローカル食品であるニシンの塩漬けは辛すぎてとても食べられず、吐き出してしまったくらいだったんですが、そう言えば私たちはニシンの近くの席に2日間座ったんですが、誰も食べてなかったうお座

ナイフとフォークイタリアやスペインと比べるとスェーデンにはやっぱりあまり美味しいものはないのか、純粋なスェーデン料理屋は全く街で見掛けませんでしたねえ。観光客向けに一応スェーデン料理あります、というお店でも他の種類のレストランがほんのついでにやってるって感じでしたもん。


まあ、旅先で食べることには重きを置かない、というよりも歩くのに忙しくてゆっくり座ってられない私たちですから、別にいいんですけどね。


因みに、レストランと言えば(観光客が徘徊する中心地に限りますが)、一番多かったのはお寿司屋さんではないかしら。ちゃんとしたお寿司屋さんではなくて、ほとんどはパリとかによくあるナンチャッテ店ですが、なんせ数が凄いのは、やっぱり魚を食べる習慣があるからでしょうね。どんな代物か試してみたかったんですが(イギリスのスーパーで売ってるのと同じくらいのおぞましさか?プンプン)、機会がなかったのは残念。でも、日本のものがこんなに人気があるのは嬉しいですよね。


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ストックホルムの王宮で会ったのは、なんと・・・

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<14th June Thus>

今夜はバービカンのLSOコンサートに行ってて帰宅が遅かったので、まともなストックホルム記事は書けませんが、旅先でのちょっとした出来事だけ書いておきましょう。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

到着した8日の金曜日、早速街を歩き回ったんですが、


8時20分頃、王宮の裏手の広いバルコニーから、夕陽に輝く対岸のオペラハウスとかの写真撮っていたんです。


このテラスは坂道になってて、すぐ下に道もあるのでわざわざ登ってくる人は少なくてしーんとしてたんですが、後ろに人の気配を感じて振り返ったら、


5メートルくらい離れた所で、女性が男性の写真を撮っていたんです。


観光客カップルなんでしょうが、


でも、


ん?


後姿だけど、この首無しの大男って、もしかしたら、


テノールのホセ・クーラ


近寄って顔を覗き込んだら、本当にそうでした!


トスカ出演中だからここにいても当たり前だし、オペラハウス近くを奥さん(おそらく)とお散歩してたんでしょう。


特に大ファンでもないけれど、こんな所でばったり会ったら嬉しくて、キャーキャーとツーショット!



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


嗚呼、でも、クーラ氏ったら、ブログ用の大事な写真なのに、目つむってるじゃないの! しょぼんがっくり 


でも、彼だってことはわかりますよね? 暫く見ないうちにすっかり白髪が増えてましたが。


しかし、我ながら、後姿だけでよく気付いたものだと感心。もうちょっとで知らずに通り過ぎるところでしたもんね。


この夕方の散歩のことや、翌日トスカで彼を観たときのことは又あらためて・・・。


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ストックホルム初日 夕方の青空散歩

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<15th June Fri>

サッカーテレビでユーロ2012のサッカー試合を観戦。イングランド対スェーデンでしたが、ハンサムな金髪選手がたくさんいたらスェーデンを応援しようと思ったけど全然いなかったので、ルックス的にはもっと冴えないイングランド・チームを声援しましょ。ハラハラの末に3-2で勝てて、よかった、よかった。ジュビリーで折角愛国心が盛り上がってるのに、ここでぽしゃったらあまりにも残念だから、頑張っておくれ。もうすぐはじまるウィンブルドン・テニスは思いっきり望み薄なんだから・・・

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6月8日の金曜日、ヒースロー空港からのSAS便は10時半発の予定だったのに強風のせいで1時間半くらい遅れ、ストックホルムのホテルに着いたのは5時近く。


ロンドンの気温は12、3度で雨と風でひどいものでしたが、2時間半のフライトで降り立ったストックホルムはぴっかぴかの夏晴れ

日は長いので慌てることはないけれど、早速お散歩に出掛けましょう。たくさん歩く覚悟で朝から足の指全部にしっかりバンドエイドが巻き付けておいたし、天気予報によると晴れるのは今日だけなので、主な見所の外からの写真を撮ってしまいましょう(予報は外れて、結局毎日晴れましたが)。


この後ほとんどの所は中に入るので、説明はその時にすることにして、今日は美しい街並みを一緒にざっと見渡しましょう。ゆっくり日暮れていく水の都は本当に美しくて感動的でした。


尚、5時から9時半までずっと歩き続け、トーチャンの万歩計は16,579歩

結論を先に言うと4日間で7万歩でした。ま、予想通りの展開でしょうか。


                              カメラ写真はクリックで拡大します

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コンサートハウスとその前の広場。ここで、ノーベル賞授賞式(平和賞以外)が行なわれるそうです。



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セルゲル広場のガラスの塔。右手が文化会館        王立公園。右手遠方にオペラハウス。


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ロイヤルオペラハウス。翌日、内部見学ツアーに行きます。     

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


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オペラハウスの対岸にある王宮国会議事堂

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

船

あちこちに停泊してる高級ボート、青空の下だと素敵ですね。

中世の香りのする石畳の旧市街ガムラ・スタン散策へ。 


時間が遅かったので、お店は閉まっててひっそりしてましたが、お昼に行くと観光客でごった返してます。




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向こう岸には超高級ホテルと国立美術館      

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


グスタフ3世はオペラファンにはお馴染みで、ヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」で暗殺される王様ですが、最初のロイヤルオペラハウスをあそこに建てたのは彼だそうです。


頭にカモメがちょこんとしてるので、銅像のサイズがわかるかしら?

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王冠1王宮

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        目テノールのホセ・クーラに会ったのはライオン像の坂道の上(→こちら


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    王宮の近くにあるノーベル博物館         最初に見たコンサートハウスの裏側


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今日の夕食はどうしたかと言うと、屋台で買って歩きながら食べた超巨大プレッツェルでお腹が一杯になってしまい、とりあえずそれで済ませましたが、寝る前にホテル近くのコンビニで買ったパンやお菓子で腹ごしらえ。いきなり、情けないと言うか我々らしい旅行先での食事事情となりました。


日没は10時頃で、11時でもまだしっかり明るかったです。12時過ぎたら暗くなるのでしょうか? 後で散歩に行こうかと言ってたのですが、テレビで映画X-Menを全部観てしまい、出掛けるのはやめて寝ました。次の日からも深夜に歩き回る元気はなく、結局、今回は夜景写真は無し。

  

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ストックホルムのオペラハウス 昼の見学ツアーと夜のオペラ

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<16th June Sat>

Trooping the Colourという女王様の毎年恒例の公式誕生祝いの式典とパレードには、退院して先週末に91歳になったフィリップ殿下も軍服姿で参列。よかった、よかった。

明日は父の日でムスメが遊びに来るし、明晩から4連チャンで夜出掛けるので、その前に旅行記事をなるべく進めないと・・・

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                               カメラ写真はクリックで拡大します

ストックホルム2日目の6月9日(土)は、王宮見学とかもしてフルに活動しましたが、ここでは昼と夜と2回行ったロイヤル・オペラ・ハウスについてだけまとめます。


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午前中の王宮の見学後は向こう岸にある王立オペラ劇場Kungliga Operanへ。可愛いヤコブ教会や王立公園もあり、まさに街の中心。



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わーい、私、観光バスと同じカラー・スキームだよ~ん。


ブログ用ジョークですが、、「青い上着、なにかなかったしら?」、とごそごそ探したら、忘れてたこんな
ジャケットが出てきたんですが、これは、なんと、大学生の時に着てたものなので、40年前のものです。母親の手作りなので捨てられなかったのでしょうが、体重は10キロ増えたのでボタンははまらないし、たしかお揃いのミニスカートもあったけど、それは勿論とっくに着用不可能・・・。


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1時からの英語ツアーはネット予約済みで、110SEK(約10ポンド)。ストックホルムではほとんどのものが英語は書いてあったりするし、スェーデン人は英語が上手なので、とても助かりますが、世界中から参加してたこのツアーで一番多かったのがドイツ人。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

1890年に建設された今のオペラハウスはバロック様式ですが、そんなにゴテゴテしてなくて、良い感じ。


飾ってある衣装は昔のローエングリン。この頃のプロダクションではまず望めないロマンチックでまともな騎士姿。


シャンデリアの連なる大広間だけはキンキラ金で豪華。

    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

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廊下を通って、客席に入り、真正面の良い席に座ってガイドの話を聞きましょう。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
舞台セットは前日やったJシュトラウスのオペレッタ「こうもり」。


客席は約1,200で、こじんまりとして観客にとっては理想的で贅沢な空間ですが、舞台裏も小さくて大掛かりなプロダクションができないので、モダンなオペラハウスのあるコペンハーゲンやヘルシンキに今では負けてるのが口惜しくて、なんとかしようとしてるとのこと。


でも、このオペラハウスを壊すわけにはいかないし(そんなこと、しないでね)、じゃあ隣が海だからそこにもう一つ作るか、とか考えてるんですって。


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舞台裏も少し案内してくれましたが、これだけじゃあ、オペラを観に来る時と大して変らないから、ツアーの意味があるのか?

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という不満を持たせないために、王室メンバーしか入れない2、3の部屋へも入れてくれて、とても素敵だったんですが、残念ながらそこだけ写真不可。だけど、こっそり入口の階段だけは撮ってもいいから、と美人ガイドが許してくれました。

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1時間のツアー終了後はまた王宮に戻って見学したりあちこち歩き回ったんですが、それはまた別にまとめるとして、


    砂時計


ホテルに戻って、6時開演のオペラに行くために着替えました。


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ウヘーっ、また青と黄の国旗色なのぉ・・・。そうよ、今回は徹底的にそのカラースキームなんだから。

因みに、この黄色いポシェットは、こないだマドリッドで買ったものをはじめて使うのですが、何が入っているかと言うと、空っぽで、小さ過ぎて何も入らなくて、ただの飾り。


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昼間見学した大広間。そこから外に出るとバルコニーで、王宮や国会議事堂が見えます。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

(日本風に言うと)3階の私たちの席からの眺めもなかなかグーで、これで360SEKはお値打ち(約35ポンド)。


斜め下のロイヤルボックスには誰もいませんでした。


オケ・ピットが劇場サイズの割には大きい。


   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


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スェーデンが誇る往年の名歌手二人、ソプラノのビルギッタ・ニールソンとテノールのジョッスィ・ビョーリング。

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トイレの写真も撮っちゃいました。いえ、トイレは右の写真で、左の美しい小部屋は何なのか不明。


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休憩時間に一番上まで行ってみましょう。本当に程よいサイズですね。

下のキンピカ広間とは全く違う雰囲気の違う庶民向けカフェもありました。


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ホセ・クーラの出たトスカのパフォーマンスについては別に書きます。

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父の日にムスメの手描きカード

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<18th June Mon>


4夜連続お出掛け真っ只中の不良カーチャンですが、ご心配なく、トーチャンが家にいて家事を全てやってくれてます。 


17日の日曜日はイギリスでも父の日だったんですが、そんなトーチャンのために、ムスメが手描きのカードを持ってきてくれました。


ムスメの面倒も小さい時からよくみたトーチャンは、ムスメが独立した後も彼女の職場の同僚のためにせっせとクッキー焼いて点稼ぎに協力してますから当然でしょう。土曜日は半日キッチンに篭もってましたよ。



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ボーイフレンド君はオリンピック開会式のために何か作ってて週末も忙しく働いているので、この頃ムスメは一人で来てくれて親子三人の生活に戻ったような貴重な時を過ごせるのですが、この日はストックホルムの写真を観たり、DVD観たり・・。
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料理はカーチャンがするのですが、今日のランチは手抜きでカレーライス。日本風のカレーライスはムスメの好物だから、喜んでくれたけど。


手作業が好きなムスメは最近編み物に凝っているらしく、今日も可愛い鞘に入ったお豆ちゃんちゃんたちの作品を見せてくれました。テニスボールくらいの大きさです。


6時過ぎにカーチャンは着物でバービカンのウィーンフィルのコンサートに。

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今日はバレエ「パゴダの王子」に行ってたんですが、明日はアラーニャとゲオルギューのラ・ボエーム。二人がROHで共演するのは久し振りなので、聴き飽きたラ・ボエームでも楽しみ。


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アラーニャ&ゲオルギューのラ・ボエーム初日

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<19th June Tue>


ロベルトとアンジェラが20年前にこのROHのラ・ボエームでで共演したのが最初の出会いだったということを強調した今回のラ・ボーム、今夜が初日でしたが、書きたいことはたくさんあるけど、サラリーマンの身では写真のアップが精一杯。明日、文章を書き直すつもりですが、今日は殴り書きで失礼します。


映画私とほぼ同じ角度で舞台から一番近くの席にいらしたPrimroseさんのYoutube速攻投稿のカーテンコールの動画をご覧下さい。 → こちら



アラーニャはちょっと風邪気味みたいでクシュンクシュンしてて声も乾いてたのでどうなるかと思ったら、途中からかなり回復してやれやれ。かなり普通通りになったけど、少々甘さ不足で、こないだのアイーダほどの感動はできず。


アンジェラは素晴らしかった。いつものキンキンとした感じが全くなくて滑らかな美声。顔のシワが気になったけど。


芝居は二人ともさすが大スターの貫禄と余裕で、他の人たちを大きく引き離してました。


嗚呼、二人が恋に落ちた20年前の映像が残っていればいいのに・・・


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


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叫びハプニングもありました。


なんと、カーテンを開けるシステムが故障して、開始が30分も遅れたんです。

まずオケが普通に演奏しはじめたら、カーテンの隙間から女性が出てきて「ストップ!ストップ!カーテン開けられないから、ちょっと待ってね」と。もう一度それを繰り返して又オケがストップし、その後何度か「すみません、もう5分待って下さい」とアナウンスがあり、一度は少し開いてマルチェロのズボンが見えたりしたけど、結局はじまったのが8時で、終わったら11時近く。


でも、そのお陰で、1幕と2幕のセット変えがカーテンを下ろさずに行なわれたので、珍しいシーンを見ることができました。

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アラーニャ&ゲオルギューの写真追加

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<21st June Thus>

日曜から昨日までの4連チャン(日曜ウィーンフィル、月曜バレエ「パゴダの王子」、火曜ラ・ボエーム、水曜Rosenblattリサイタル「Silvia Schwartz」)が終わりほっと一息。どうしても睡眠不足になってしまうわけで、お昼にジムで泳いだりすると鑑賞中に寝てしまう怖れがあるので、月曜から3日間はジムでお昼寝。そういう使い方もあるわけですもんね。今日は遅くまでブログ書きするために疲れることは避けようと思い、久し振りにヨガのクラスに行ったんですが、軽い運動のつもりが慣れてないので結構きつくてヘロヘロ。

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6月19日のラ・ボエームについては、帰宅してからすぐに少し書き殴り(→こちら )、それをちゃんと書き直そうかとも思ったんですが、それはそのままにしておいて、それよりも、たくさん撮った中からアラーニャとゲオルギューのカーテンコール写真を追加することにしましょう。クリックで写真は拡大しますので。


おまけとして、インターバルにパパラッチしたさる親子の写真もどうぞべーっだ!


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ところで、

当初予定されていたバーバラ・フリットリを蹴落としてまでアンジェラと共演することにした言い訳なのか、「20年前のこのプロダクションで二人がはじめて出会って恋に墜ちた恋の矢のを記念してお祝い」という謳い文句にしたのですが、実はその時は二人とも他の人と結婚してたわけで叫び、なれそめから問題含み。

そのあたりのことは、アラーニャ自身が1996年にBBCの人気長寿ラジオ番組Desert Island Discsに出演した時に語ってますので、ご興味あれば聴いてみて下さい(→こちら )。彼のチャーミングな訛り英語、私好きです。


障害があったからこそドラマチック且つロマンチックなんでしょうけど、ロベルトの奥さんが病死した後、アンジェラが亭主を捨て、1996年にめでたく結婚しのに、その後は仲違いしたりしてハラハラさせられるお騒がせなカップル。これからずっと仲良くいられるかどうか妖しいものですが、二人とも50歳近くでも若々しい上に第一線で活躍してるのは努力の賜物でしょうから、一緒でも別々ででも、もうしばらく頑張って頂きたいものです。
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ま、二人だと相乗効果もあることはよくわかってる筈なので、できれば一緒にいましょうね。ネトレプコがいくら格好良いオペラ歌手と結婚したと云っても、バスやバリトンじゃ華やかさに欠けるわけで、やっぱりテノールでなくっちゃね。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
この素敵な花柄ワンピの女性はドイツ人ヴァイオリニストのアン・ソフィー・ムターですよ~! 舞台ではいつも洒落たロングドレスの彼女、脚を見たのははじめてですが、意外にちょっと太目?

最初はトイレで突然目の前に現れたんでびっくりしたんですが、その後、バーに男性二人といるところを目撃。左側にいるハンサムな十代の少年は息子さんに違いないですね。面差しそっくりですもん。


私は着物姿だったので、トイレで会って話し掛けたのを覚えていたのか、微笑みかけてくれましたよ。


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ストックホルム王宮見学

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<22nd June Fri>

ウィリアム王子が昨日ひっそりと30歳の誕生日を迎えました。彼が産まれた時のことはよく覚えてますが、すでに髪も薄くなりつつあるウィル王子、跡継ぎを作るのが最重要なんだから、うんと焦りましょうね。

ベルリオーズの大作オペラ「トロイヤ人」の新プロダクションのリハーサルを観に行きましたが、会社を半日しか休めなかったので途中からだけで、肝心のトロイの木馬(メタルだそうです)は観られず。アントナッチも聴けず。カウフマンの抜けた穴は大きくて、代役のハイメルのひどかったこと。こないだのルサルカはなかなか良かったのに、これじゃちょっと前のドンホセと同じくらいの声の硬さ。ウエストブルックは素晴らしかった。詳しくてはちゃんと観てから書きますが、最初の暗くてメタリックなセットからの変化が見事だったのでしょう、カラフルで民族調のセットが現れた時には拍手が起こりました。

「僕が一番歌いたいのは、カルメンやボエームじゃなくて、トロイヤ人なんだ」と言ってたアラーニャがもしかしたら来てるかもと思ったけれど、奥様を放っておくわけにもいかないでしょうから。代わりに、癌手術から回復中のトビー・スペンスをバーと客席で目撃。ENO音楽監督のガードナー氏等とずっと歓談してたので声掛けられませんでしたが、二人ともよれよれの格好。私の席からよく見えた目立つバルコニー席でオペラの最中にお昼寝してたしトビー君。素顔を垣間見られて面白いけど、ここではもう少し気を使ってもいいのでは?にひひ

「オペラには興味ないけど、旅行記事は読みたいわ」という方のために、ストックホルム旅行記を前に進めましょう。

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   カメラ写真はクリックで拡大


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
6月9日の土曜日の朝はほんのちょっと雨。

朝食をしこたま食べて、さあ歩き始めましょう。


中央駅や高い塔のある市庁舎は外から写真だけ撮って、ホテルから歩いて15分の王宮に向かいます。


あら、嬉しい、黄色の郵便箱と私のカラーコーディネートが同じだわ。



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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
王宮へ入場料は150SEK(約15ポンド)。メインの建物だけでなく周辺の3つの博物館も含むのですが、一気に見学しなくてもいいのは便利で、王宮自体だけ観た後は午後1時のオペラハウスのツアーに参加(その時のことは→こちら )。


王宮の中で写真を撮れたのはエントランスホールだけなのですが、ナポリやマドリッドの王宮と比べると規模が小さくてインテリアも落ち着いた感じ。


華美過ぎず趣味よくまとまっている上にたくさんの部屋を公開してるので、今まで訪問した王宮の中でも総合的にはベストかもと思うくらい気に入りましたニコニコ




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中庭で兵士たちの発砲するセレモニーやってました。後日見た衛兵交代とはまた別のようです。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
この番兵、その時はうんと若い紅顔の少年と思ったんですが、そうじゃなくて、女性ですよ女の子。衛兵交代式でもたくさんの女性兵士が混じってたし、さすが男女平等のハシリのスェーデン。


すぐ近くのオペラハウス見物を終えてまた王宮に戻り、入場券に含まれる他の3つの小さな博物館もしっかり見たら、スェーデン観光の目玉である市庁舎を対岸から眺めに行きましょう。


途中で美しいピンク色の貴族の館があったり、中世のガムラ・スタンを見返れば、あら可愛い赤い建物が。本当にどっちを向いても絵になる街です。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

リッダーホルメン島はただ通り抜けるだけの目的だったんですが、青空の下で広々としたスペースが気分良いし、立派な教会やお屋敷ばかり建ってる美しい小さな島でした。


白いお屋敷は、王宮改築中にロイヤルファミリーが住んでいらしたそうです。





 
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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
リッダーホルメン島の先端の広場から眺める市庁舎には翌日行きますが、塔の上から見下ろすこの島がスゥーデンで最も美しいと思いましたキラキラ


うっとりしてたら、あら大変、6時開演のオペラを観に行く時間が迫ってる。


朝食以来なにも食べてないのでお腹が空いて、オペラの前になにか食べなきゃなんだけど、時間がないので、仕方なく、ホテル近くのバーガー・キングで大急ぎでかっこみご飯。ハンバーガーこんな所まで来てバーガー・キングってのもあまりにも悲しいけど、まあロンドンでも滅多に行かないお店だし、無難な選択だったことはたしか。

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トスカについてはあらためて書きますが、終わってももちろん随分明るいので、それからしばらくあちこち散歩。この遊歩道はオペラハウスや王宮とホテルの間を行き来するのに何度も通ったショッピング通り。


最後はかまぼこ型の中央駅に入ってみましたが、どうってことなかったです。


この日は、オペラハウス見学やオペラ鑑賞でそんなに歩かなかったので、トーチャンの万歩計はわずか15,791歩。前日の夕方散歩より少なくて楽な日でした。翌日は一日中歩いたり立ってたりしてしんどい日になるのですが・・・


 人気ブログランキング  ← わーい、週末だ! 明日は又ラ・ボエームだ!


コンサートとオペラに着物で

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<23 June Sat>

2回目のラ・ボエームはトーチャンも連れてってあげたけど、なんと彼はこの有名なROHボエームははじめて。私は嫌というほど行ってるのに、そうか、いつも枚数制限で自分の分しか買えないもんね。大スター共演の今回ももちろん自分のしか買えなかったけど、運よく行けなくなった友人に譲ってもらえたので。

今日は4日前のように大急ぎで記事を書くのはやめてスキン写真だけにして(思い掛けなくカーテンが下りてきたのでビックリ顔のアンジェラ)、前から用意してあった着物お出掛け2回について軽く。

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16月17日はバービカンに友人と二人でウィーンフィルを聴きに行きました。


開演30分前に噴水のそばで不良少年みたいにこっそりと煙草吸ってたウィーンフィルの団員と一緒に写真撮りましょう。ヴァイオリン奏者だそうです。

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どんな着物にするか相談しなかったので、偶然ふたりとも縦縞になってしまいましたが、長身美人のN子さんと並んだら私は部が悪いったら・・・。

でも、二人だと心強いし楽しいので、引き立て役でも気にしませ~んニコニコ


お天気が怪しかったので私は木綿の着物にしましたが、カジュアルな帯の手持ちが少ないのが問題で、特に染め帯がないのでこればっかりね。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
26月19日のラ・ボエームには一人で。

このカンバス地のような生成色の単衣の紬、母親が縫ってくれたんですが、白とピンクだけでシンプルだし、なんの柄なのかわからないけど、なぜか誉めてもらえる一枚です。


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


鮮やかな緑色の博多献上帯は、普通のを柄がタテヨコ逆なのが珍しいでしょ?


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今月はもう1、2回着るかもしれないけど、これで今年26回。まあまあのペースでしょうか。


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アラーニャ回復 @ラ・ボエーム2回目

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<24th June Sun>

F1もEuro2012サッカーもイングランドは惨めに負けて・・・しょぼん  

そして明日からはウィンブルドン・テニスだ・・・ガーン

ストックホルムのトスカやバービカンのウィーンフィルもまだだけど、どうせ遅れてるんだから、まず昨日のラ・ボエームから片付けてしまいましょう。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

6月19日と23日の2回だけ、アラ-ニャとゲオルギュー夫妻がラ・ボエームで共演してくれたわけですが、19日のことは→こちら をご覧頂くとして、23日は更に盛り上がりましたよクラッカー


19日は風邪気味で声に潤いがなかったアラーニャ、昨日はまだちょっと鼻をクリアにしようとしてフンフンという音を何度も発してはいましたが(ティッシュペーパーを床に落としたところも目撃)、それ以外は絶好調と言ってもいいくらいに回復してて、いつものアラーニャ節を堪能しました。


(以下の写真はクリックで拡大します)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

    わぉーっ! カーテンが突然下りて来た~!

実は、2回とも時々ペースが崩れたりしてオケと合わないこともありちょっと妙だった上に、昨日は、あろうことか、歌詞を忘れたのか、カフェでミミを仲間に紹介する場面で一瞬アラーニャの歌もオケも止まってしまうという珍しいことが起こりました。

アラーニャが「すまん」というゼスチャーをしたのですが、ドキっとしましたよ叫び。今回は二人の出会いから20年のお祝いで、同じプロダクションで又一緒に歌うということに意義があるのだから、そんなことはどうでもいいとは言うものの、一体どうしたの? 練習不足? それとも歌いながら思い出に浸ってて感傷的になり、夢見心地で違う世界に舞い上がってしまったんでしょうか?ファンとしては良いほうに考えて、後者にしておきますが・・・。


実際、私は舞台から近い席だった上に双眼鏡でじっくり彼らの表情を追ってたんですが、うっとり見つめ合い、「あの日のこと覚えてる? あれから色々あったけど、又戻ってきたね、ここに」、という表情で、ロベルトは何度もアンジェラの腕をぎゅーと掴んだりして、二人の世界に浸ってました恋の矢


まさにそれが見たかったわけですから、遠慮せずにどっぷり酔いしれて下さいませ。アンジェラに振り回されてたように見えたこの数年間だったけど、良かったね。先のことはケセラセラですが、50代を目前にしてまだ第一線で活躍する美しいカップルの貴重な場面に接することができただけでなく、やっぱり凄い二人の超一流の歌唱を聴くことができて本当に良かったです。個人的おまけですが、トーチャンも運よくゲットできた隣の席で感激してたし。


特に私が一番ぐっと来る三幕のロドルフォがマルチェロに「ミミは病気なんだ」と悲しみを訴える場面では、アラーニャがすごく近くでこっち向いて歌ってくれるので心臓バクバクドキドキ 昨日は最後にミミ~っ!と叫ぶ場面でなぜか力を抜いたのは(オケも煩かったし)、はじめてこのオペラを観る人のためには残念だったけど(ここでぐーっと盛り上がる筈なのに・・・)、昨日のクライマックスはカーテンコールだったから、まあいいことにしましょう。


そうなんです、いつもはえらく短いラ・ボエームのカーテンコール、昨日は延々と続き、舞台を何度も横に移動して声援に応えてくれました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

映画最近アメブロ独自の動画投稿が廃止になってしまったので私は写真に専念しましたが、またPrimroseさんが興奮のカーテンコールをYoutubeにアップして下さったので、そちらをご覧下さい(→こちら )。上から投げられた花をアンジェラが拾う場面とかはやっぱり動画でないと様子がわかりませんから。


ゲオルギューも先回同様、彼女としてはキンキンせず滑らかな声で素晴らしく、彼女はROHによく出てくれてちょっと聞き飽きている私も始終聞惚れました。死ぬ場面でも嬉しそうに見えてしまったけど、まあ今回は特別なお祝いだし、どうせ私は今更ミミが死ぬから可哀相とも感じないんだから。


他の歌手たちは先回のカレヤ組と同じなので(→)特に書くことはないですが、マルチェロのGeorge Peteanは地味な存在ながら上手だし(老けたイメージなので、年長役やったら素晴らしいでしょう)、ムゼッタのヌッチア・フォッシーレもさすがベテラン。先回一度病欠した時の若い代役ソプラノの緊張ぶりと比べるとヌッチアの余裕の演技と歌ぶりがよくわかります。


若い指揮者はオケから美しい音を引き出したのは良かったけど、時々アラーニャとゲオルギューと合わなかったので減点。歌手がここぞという所で多少引き伸ばしたりしてテンポ崩れても、指揮者はそれに合わせなきゃ。



はてなマーク

ところで、椿姫さん、今回はアラーニャとのツーショットはないの?


はい、残念ながらありません。だって、初日と千秋楽の2回しかないので出待ちしてもなかなか出てこないに違いない上に、19日は終演後に出演者たちとドリンクしたければ100ポンド近く払って下さいね、という貧乏な私には手が出ないイベントになってしまったんですよむっ


なので、私は行けませんでしたが、アンジェラのFacebookからパクった写真を一枚。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Director John Copley

Designs Julia Trevelyan Oman
Lighting design John Charlton

Conductor Jacques Lacombe
Mimì Angela Gheorghiu
Rodolfo Roberto Alagna
Musetta Nuccia Focile
Marcello George Petean
Colline Yuri Vorobiev
Schaunard Thomas Oliemans
Benoît Jeremy White
Alcindoro Donald Maxwell


それに、

アラーニャにはこれまでに何度か抱きついたり、楽屋にも2度入れてもらって、あれ以上のことは起こらないだろうし、なんかもう充分って感じなんですよね。今回は邪魔な女もいるしね。いえ、決してヤキモチ焼いてるわけではありません。でもアンジェラの歌は好きだけど、サイン会とかだと感じ悪いから。


キラキラ私とロベルトの過去のお宝写真はこちらでご覧下さい→アイーダアンジェラのトスカトロバトーレ


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ストックホルムのトスカ

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

<25th June Mon>

写真は今日初日のトロイヤ人ですが、仕事の都合で行けなかった私の代わりに行ったトーチャンが撮ったものです(カメラはいつもの私のボロいやつ)。カーテンコールで一番拍手が多かったのはマクヴィッカー率いる演出チームだったそうです。歌手の中ではウエストブルックとアントナッチ。ってことは、カウフマンの代役のハイメルはリハーサル同様下手だったってことか。ほんと、カウフマンが抜けて一気にテンション下がったこのプロダクション、平日は5時開演なんですが、休暇を費やして何度も行く価値はなさそうなので、4回分切符を持ってましたが、結局全部観るのは週末1回だけにしとこ。

トーチャンがオペラを観てる間に、私はストックホルムのトスカがやっと書けました。

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6月9日、ストックホルム王立歌劇場Kungliga Operanでプッチーニのトスカを観ました。


トスカってどんな話?と首かしげる方は以前の記事→こちら をご覧下さいさいですが、一日のうちに主役3人がナイフ殺人、銃殺、飛び降り自殺するというサスペンスで、ドラマも音楽も無駄なくわかりやすくて良く出来ているので初心者にもお勧めです。


オペラハウスについては、同じ日の午後に見学ツアーにも参加したので、その時の記事→こちら をご覧下さい。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
conductor Pier Girgio Morandi

Tosca Emma Vetter

Cavaradossi Jose Cura

Scarpia Fredrik Zetterstrom

Angelotti Anton Eriksson


ストックホルムは観光が目的だったので、オペラはその一貫として何か観られればいいわ、としか思ってなくて、失礼ながら、どうせヨーロッパの北の果てのこんなオペラハウスは大した歌手など出ないだろうと思っていたので、切符買った時もホセ・クーラが出ることすら気付きませんでした。

そのクーラだって最近はあまり名前も聞かないから、きっともう落ち目なんだわと期待してませんでした。


だけど、意外にも全体として水準の高いパフォーマンスだったんですね、これがクラッカー


この前夜にばったり会ったクーラは白髪がどっと増えて老けてたのには驚いたのですが(→こちら )、舞台に上がればさすがの風格で華があるし、声も以前と変らずちゃんと出てました。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
あまり好みの声ではない上に、カヴァラドッシはもっと甘い声のテノールに歌って欲しいと思っているので(カウフマンを聴いた時もそう思った)、うっとり聞惚れるという程ではなかったけど、もし誰だか知らないで聴いたら「あら、このテノール、かなり上手じゃないの!」と思ったでしょう。


     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


トスカ役はスェーデン人ソプラノのエマ・ヴェッター

全然聴いたことない名前ですが、ワーグナーやエレクトラを歌う人のようで、しっかり身の詰まった力強い美声と声量。最近トスカはROHでか細いゲオルギューばかり聴いていたので、久々に本来のドラマチック・ソプラノの太い迫力に圧倒されました。素手でもスカルピアを殺せそうな立派な体格もクーラとはお似合いのカップル。やせれば美人なのに勿体ないけど、もっと大きな舞台でも声もルックスも映える人です。


これで悪役スカルピアも上手なら言うことないんですが、そこまでマイナーなオペラハウスに期待するのは無理ってことでしょうか、こんなバリトンしかいないの?という全く迫力不足でがっかり。おそらくスェーデン人なんでしょうが、主役カップルとあまりの差。


でも、感心したことがもう一つあり、それはオーケストラ。流れるような弦が真下から美しく響いて感激。トーチャンが「ROHのオケより上手だね」と言ってましたが、同感です。イタリア人とおぼしき若い指揮者の名前(モランディ)、覚えておこうっと。


セットと衣装はまとも過ぎて面白くないですが、まあそこまで贅沢は言うまい。この優雅なオペラハウスにはすっ飛んだプロダクションは似合わないし。


というわけで、ストックホルム・オペラは侮れませんよ宝石ブルー


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着物でヴェネズエラのオーケストラのコンサートに

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<27th June Wed>

ザ・ピーナッツの双子のお姉さんが亡くなったそうですね。まだ71歳なのに。息の合ったハーモニーと歌唱力、愛らしい容姿と抜群のファッションセンスが大好きだっただけでなく、出身地も同じで、しかもザッピーナツ(うちの辺では皆こう呼んでた)のお祖母様とうちのバーチャンが友達だったんです。Youtubeができてからはよく観てました。

今夜はテレビを2台並べてサッカーとテニスを観るのに忙しかったけど(ジョコヴィッチの対戦相手の若いアメリカ人のハリソン選手って好みだわあ。きっとスェーデン系よ)、同時に昨日のコンサートの記事も書こうとしたんですが結局完成できなかったのでそれは明日アップすることにして、今日は急遽、すぐに出来る着物記事に変更。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
6月26日、着物でロイヤル・フェスティバル・ホールに行きました。

Simon Bolivar Synphony Orchestra of Venezuelaのコンサートでしたが、午後から急に蒸し暑くなったので、薄い単衣なのですが、地下鉄の中とか苦しかった~ショック!


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     


このレトロな縦縞ブルーの御召は実家に昔からあったのを持ってきたのですが、着た形跡はなかったので、母が若い時に誂えたのではなく、おそらく戦時中に食糧調達のためにどなたかが手放した着物ではないかしら? 


着るのは3年ぶりなんですが、柄は粋なのに袖が長くて今のセンスだとちぐはぐな感じなので少し切ってしまおうかしらとずっと思っているのに、勇気と技術がなくて、まだトライしてません。

袂短くしても、粋な縞柄は似合わないでしょうけど・・・


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


着物って不思議なもので、形はずっと変らないのに色が時代を反映するようで、同じ時代の帯との相性が一番しっくり来るんですが、これまた古めかしい色柄の濃いピンクの名古屋帯はどうかしら?


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